JPH0111802Y2 - - Google Patents

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JPH0111802Y2
JPH0111802Y2 JP10994380U JP10994380U JPH0111802Y2 JP H0111802 Y2 JPH0111802 Y2 JP H0111802Y2 JP 10994380 U JP10994380 U JP 10994380U JP 10994380 U JP10994380 U JP 10994380U JP H0111802 Y2 JPH0111802 Y2 JP H0111802Y2
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arm
frame
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tractor
hydraulic
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は農用トラクタに昇降シリンダを介して
リフトアームを上下自在に取付け、バケツト及び
ホークなどのフロントアタツチメントを前記リフ
トアーム先端に装着し、堆肥・土砂などの積込み
並びに田畑の整地などを行う農用ローダの改良に
関する。
「従来の技術」 従来、実公昭55−20851号公報に示す如く、油
圧接続部材により油圧ホースを変位自在に配設し
た技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、専用の走行機体に油圧シリン
ダを取付けていたので、昇降及びダンプレバーな
ども容易に最適位置に配設できたが、農用トラク
タに対してリフトアームを着脱自在に取付ける構
造において、昇降及びダンプレバーなどをトラク
タに取付けることにより、リフトアーム着脱時の
油圧ホース接続作業が複雑となり、また油圧ホー
スの誤接続が生じる等の不具合があつた。また実
開昭47−35001号、実開昭51−122006号、実公昭
51−5202号の各公報に示す如く、前記リフトアー
ムに前記レバー類を設けることにより、そのリフ
トアームの着脱は容易に行えるも、トラクタに対
するリフトアームの支持位置が優先されるから、
そのレバーなどの配置が限定され、特にリフトア
ーム基端部にレバー及び油圧切換弁を取付けるこ
とにより、該部構造の簡略化が難しく、リフトア
ーム脱着時に油圧切換弁及び油圧ホースなどを損
傷させ易い等の問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、トラクタの前部外側に着脱
自在に回動支点フレームを設けると共に、フロン
トアタツチメントを先端に取付けるリフトアーム
基端を前記フレームに支持させる農用ローダにお
いて、前記回動支点フレームに一端を固設する操
作アーム他端をそのフレーム後方側に延設させ、
前記操作アーム延設後端部に油圧切換弁並びに作
業レバーを取付け、前記操作アーム基端部のジヨ
イントケースを介してリフトアームの油圧シリン
ダと前記油圧切換弁を油圧接続させると共に、前
記作業レバーを前記操作アーム後端からトラクタ
の運転操作位置に向けて延出させたことを特徴と
するものである。
「作用」 従つて、前記リフトアーム基端の回動支点フレ
ームをトラクタの最適位置に支持させた場合、そ
のフレームがトラクタの運転操作位置から離れて
いても、前記操作アームの延設により、最も操作
し易い位置に前記作業レバーを簡単に配設し得、
従来に比べて作業レバーを短尺に形成できて操作
性の向上などを容易に図り得ると共に、前記リフ
トアーム基端部から離れた位置に油圧切換弁を設
けるから、リフトアーム基端部を従来よりも簡潔
に構成し得、従来に比べてリフトアーム着脱作業
を簡便な操作で安全に行い得、しかも操作アーム
後端部の油圧切換弁にリフトアームの油圧シリン
ダを回動支点フレーム近くのジヨイントケースを
介して油圧接続するから、油圧ホースの弛み並び
にこの損傷などを防止して耐久性並びに安全性の
向上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はトラクタに農用ローダを装備した側
面図、第2図は農用ローダの斜視図であり、図中
1は走行車であるトラクタ、2,3はトラクタ1
の前後輪、4は前輪2を装設するシヤーシ、5は
前記シヤーシ4に搭載するエンジン、6は前記エ
ンジン5に連設して後輪3を装設する動力伝達ケ
ース、7は前記ケース6の後部上面に取付ける運
転席、8は操向ハンドルであり、フロントアタツ
チメントであるバケツト9をトラクタ1の前方で
左右一対のリフトアーム10先端に装設してい
る。
又、図中11は前記トラクタ1の前部外側に着
脱自在に設けてリフトアーム10を支持する回動
支点フレーム、12は前記フレーム11を取付け
る支持台、13は上記シヤーシ4及び動力伝達ケ
ース6の両側に設けて前記支持台12を立設固定
する支持フレームであり、前記支点フレーム11
の下縁を摺接案内する前傾テーパ面14を支持台
12下縁に形成すると共に、前記支点フレーム1
1の後面に開設するドツキング溝15に嵌入させ
る支持台12の前側縁に前傾テーパ面16を形成
し、支持台12の下縁と前側縁の角度が鋭角にな
るように該台12を形成し、支点フレーム11を
一定位置に支持した状態で、トラクタ1を前進さ
せて支持台12を前方に移動させるだけで、支点
フレーム11に支持台12を嵌着できるように形
成する。結合状態の支点フレーム11及び支持台
12にドツキングピン17を貫通させ、該ピン1
7に抜止めピン18を嵌着させ、回動支点フレー
ム11を支持台12に着脱自在に連結固定するよ
うに形成する。
前記回動支点フレーム11の上端側に回動支点
ピン19を介してリフトアーム10の基端を連結
させると共に、前記リフトアーム10中間にピン
20を介して油圧シリンダである昇降シリンダ2
1を支承させ、該シリンダ21のピストンロツド
22を前記フレーム11の下端側にピン23を介
して連結させ、ピストンロツド22を進退させて
リフトアーム10を昇降するように形成する。前
記リフトアーム10の中間及び前端側の上面に前
後ダンプリンク24,25を前後に揺動自在に取
付け、前記回動支点フレーム11上端と前ダンプ
リンク24との間にピン26,27を介して前ダ
ンプアーム28を連結すると共に、前ダンプリン
ク24にピン29を介して油圧シリンダであるダ
ンプシリンダ30を支承させ、該シリンダ30の
ピストンロツド31を後ダンプリンク25にピン
32を介して連結させる。
第6図及び第7図に示す如く、前記リフトアー
ム10前端にピン33を介して支持アーム34の
下端を支承させ、後ダンプリンク25と支持アー
ム34上端との間にピン35,36を介して後ダ
ンプアーム37を連結すると共に、ピン33を中
心とする支持アーム34の後傾を規制するストツ
パ38をリフトアーム10の前端上面に設け、ま
た左右のリフトアーム10,10の中間及び前端
の間に補強パイプ39,40を連結固着する。そ
してフロントアタツチメントであるバケツト9の
後側背面に左右一対の受部フレーム41,41を
固着させ、該フレーム41の上端側に下向き受孔
42を形成すると共に、下向き受孔42にこの後
側下方から突入させる係合突起43を前記支持ア
ーム34の上端に形成し、接地させている状態の
バケツト9の下向き受孔42に、前方上方に移動
させる支持アーム34の係合突起43を受孔42
の下方から係入させた後、リフトアーム10を上
昇させてバケツト9を若干持上げ、受部フレレー
ム41を支持アーム34にバケツト9の自重によ
つて嵌着させるように形成する。係合状態の前記
アーム34及びフレーム41に離脱防止ピン44
を貫通させ、前記アーム34及びフレーム41を
介して左右一対のリフトアーム10,10前端に
バケツト9を着脱自在に装設すると共に、前記バ
ケツト9を接地させ、前記ピン44を抜出した状
態で、リフトアーム10を下部後方に移動させる
ことにより、受部フレーム41から支持アーム3
4を離脱させ、バケツト9を各種フロントアタツ
チメントと互換するように形成する。
第5図に示す如く、右側の回動支点フレーム1
1の後側上端部に操作アーム45の一端を固設
し、該アーム45他端をそのフレーム11後方に
延設させ、一体的に結合した昇降及びダンプ用油
圧切換弁46,47を前記アーム45延設後端部
に取付け、各切換弁46,47に連動連結する作
業レバーである昇降及びダンプレバー48,49
を各切換弁46,47に支持させ、操作アーム4
5後端からトラクタ1の運転操作位置であるハン
ドル8の一側方に向けて各レバー48,49を延
出させると共に、前記アーム45の基端で回動支
点ピン19の近傍にジヨイントケース50を取付
け、方向転換自在な油圧接続部材であるスイーペ
ルジヨイント51…を前記ケース50に設け、上
記した昇降シリンダ21及びダンプシリンダ30
と各切換弁46,47を油圧接続する油圧ホース
であるフレキシブルホース52…及び53…を各
スイーペルジヨイント51…に結合させ、前記ホ
ース52,53を回動支点ピン19近傍でスイー
ペルジヨイント51…を介して分割し、リフトア
ーム10の昇降変位に伴うホース52,53の必
要長さを短縮し、また切換弁46,47を一体化
して運転席7側方に延設する前記レバー48,4
9を短く形成し、運転席7への作業者の乗降を容
易に行えるように形成する。
第2図、第8図、第9図に示す如く、トラクタ
1から離脱したリフトアーム10,10を支える
左右一対の支脚54,54を備えると共に、支脚
54の上端に嵌挿させるステー55の中間をリフ
トアーム10中間の内側にピン56を介して前後
に回動自在に取付け、支脚54に内挿するステー
55の下端にくさび形テーパ面57を形成し、ま
た長さ調節ボルト58を支脚54上端に螺着さ
せ、該ボルト58を螺出入させてこの先端を前記
テーパ面57に当接し、支脚54に挿入するステ
ー55の量を変化させ、支脚54によるリフトア
ーム10の支持高さを調節するように形成する。
前記ステー55の上端側に当接させるストツパ5
9をリフトアーム10に固着し、後方に斜傾させ
た状態で立設してリフトアーム10を支える支脚
54及びステー55が更に後方に傾倒するのをス
トツパ59によつて阻止すると共に、トラクタ1
にリフトアーム10を支持させて支脚54を取外
しているとき、ステー55の下端側を前方に変位
させるべく、ピン56を中心にステー55を回転
させ、リフトアーム10の内側にステー55を収
納するように形成するものである。
本考案は上記の如く構成しており、昇降シリン
ダ21を駆動してリフトアーム10を昇降揺動さ
せ、バケツト9を持上げると共に、ダンプシリン
ダ30を駆動してバケツト9を前後に揺動回転さ
せ、またトラクタ1を前後に往復移動させ、堆肥
及び土砂などのすくい込み及び積込み作業を行う
一方、バケツト9を接地させてトラクタ1を後進
させ、バケツト9による田畑の整地作業をを行う
ものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、トラ
クタ1の前部外側に着脱自在に回動支点フレーム
11を設けると共に、バケツト9などのフロント
アタツチメントを先端に取付けるリフトアーム1
基端を前記フレーム11に支持させる農用ローダ
において、前記回動支点フレーム11に一端を固
設する操作アーム45他端をそのフレーム11後
方側に延設させ、前記操作アーム45延設後端部
に油圧切換弁46,47並びに昇降及びダンプレ
バー48,49などの作業レバーを取付け、前記
操作アーム45基端部のジヨイントケース50を
介してリフトアーム10の昇降及びダンプシリン
ダ21,30などの油圧シリンダと前記油圧切換
弁46,47を油圧接続させると共に、前記作業
レバー48,49を前記操作アーム45後端から
トラクタ1の運転操作位置に向けて延出させたも
ので、前記リフトアーム10基端の回動支点フレ
ーム11をトラクタ1の最適位置に支持させた場
合、そのフレーム11がトラクタ1の運転操作位
置から離れていても、前記操作アーム45の延設
により、最も操作し易い位置に前記作業レバー4
8,49を簡単に配設することができ、従来に比
べて作業レバー48,49を短尺に形成できて操
作性の向上などを容易に図ることができると共
に、前記リフトアーム10基端部から離れた位置
に油圧切換弁46,47を設けるから、リフトア
ーム10基端部を従来よりも簡潔に構成でき、従
来に比べてリフトアーム10着脱作業を簡便な操
作で安全に行うことができ、しかも操作アーム4
5後端部の油圧切換弁46,47にリフトアーム
10の油圧シリンダ21,30を回動支点フレー
ム11近くのジヨイントケース50を介して油圧
接続するから、油圧ホース52,53の弛み並び
にこの損傷などを防止して耐久性並びに安全性の
向上などを容易に図ることができる等の実用的な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す使用状態の側
面図、第2図は全体の斜視図、第3図は分解部分
図、第4図は部分斜視図、第5図は部分内側面
図、第6図は分解部分図、第7図は組立部分図、
第8図は部分側面図、第9図はその部分内側面図
である。 1……トラクタ、9……バケツト(フロントア
タツチメント)、10……リフトアーム、11…
…回動支点フレーム、21……昇降シリンダ(油
圧シリンダ)、30……ダンプシリンダ(油圧シ
リンダ)、45……操作アーム、46,47……
油圧切換弁、48……昇降レバー(作業レバー)、
49……ダンプレバー(作業レバー)、50……
ジヨイントケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ1の前部外側に着脱自在に回動支点フ
    レーム11を設けると共に、フロントアタツチメ
    ント9を先端に取付けるリフトアーム10基端を
    前記フレーム11に支持させる農用ローダにおい
    て、前記回動支点フレーム11に一端を固設する
    操作アーム45他端をそのフレーム11後方側に
    延設させ、前記操作アーム45延設後端部に油圧
    切換弁46,47並びに作業レバー48,49を
    取付け、前記操作アーム45基端部のジヨイント
    ケース50を介してリフトアーム10の油圧シリ
    ンダ21,30と前記油圧切換弁46,47を油
    圧接続させると共に、前記作業レバー48,49
    を前記操作アーム45後端からトラクタ1の運転
    操作位置に向けて延出させたことを特徴とする農
    用ローダ。
JP10994380U 1980-08-01 1980-08-01 Expired JPH0111802Y2 (ja)

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JP10994380U JPH0111802Y2 (ja) 1980-08-01 1980-08-01

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JPS5733766U JPS5733766U (ja) 1982-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58190027U (ja) * 1982-06-11 1983-12-17 宮本産業株式会社 宝石箱
JPS6137825U (ja) * 1984-08-08 1986-03-08 二新商事有限会社 表示物付文房具

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JPS5733766U (ja) 1982-02-22

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