JPH061640Y2 - フロントロ−ダ装置 - Google Patents

フロントロ−ダ装置

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JPH061640Y2
JPH061640Y2 JP3802687U JP3802687U JPH061640Y2 JP H061640 Y2 JPH061640 Y2 JP H061640Y2 JP 3802687 U JP3802687 U JP 3802687U JP 3802687 U JP3802687 U JP 3802687U JP H061640 Y2 JPH061640 Y2 JP H061640Y2
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JP
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loader
stand
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lift arm
front loader
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JP3802687U
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JPS63145947U (ja
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高史 丸山
明美 大倉
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はトラクタなどの走行機体前部に着脱自在に連結
固定し、堆肥或いは土砂などの積込み並びに田畑の整地
などを行うフロントローダ装置に関する。
「従来の技術」 例えば実願昭60-25289号のものに、ローダ立設保持用の
スタンドを収納するとき、前方位置のフロントローダ側
に収納保持するようにしたものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 このようにスタンドをフロントローダ側に収納する手段
にあっては、ダンピングリーチが短かくなるなどローダ
での作業性を低下させるばかりでなく、スタンド収納状
態中でのローダの掃除や保守点検を困難なものとさせる
欠点があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、バケットを先端側に取付けるフロン
トローダのリーフトアーム基端側に回動支点ピンを介し
てローダ取付フレームを連結させると共に、リフトアー
ムとローダ取付フレームの間にリフトシリンダを連結さ
せ、またローダ取付フレームを走行機体に係合要素を介
して係脱自在に連結させるフロントローダ装置におい
て、フロントローダを立設支持するスタンドを前記ロー
ダ取付フレームに摺動自在に軸支させると共に、リフト
アームまたはローダ取付フレームに係脱自在に連結させ
る係止部材をスタンドに設け、走行機体側収納位置のス
タンドをローダ取付フレームに係止部材を介して固定さ
せ、また立設位置のスタンドをリフトアームに係止部材
を介して連結させるように構成している。
「作用」 而して本考案によれば、ローダ立設保持用のスタンドの
収納時においては走行機体側にスタンドが保持されて、
ローダ作業時でのダンピングリーチの拡大が図れてその
作業性を向上させることができるもので、なたスタンド
収納状態中でのローダの掃除や保守点検時にもスタンド
がこれらの障害となることなく至便で、しかもローダの
着脱作業もリフトアームの昇降動作だけで容易にスタン
ドを立設使用状態とさせて安全且つ容易に行うことがで
きて著しく作業能率を向上させることができるものであ
る。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は要部の拡大側面図、第2図は全体の側面図であ
り、図中(1)は走行機体であるトラクタ、(2)は該トラク
タ(1)の機台、(3)(4)は走行用前後輪、(5)はエンジン
部、(6)は動力伝達部、(7)は操向ハンドル、(8)は運転
席、(9)は前記ハンドル(7)及び運転席(8)を内設するキ
ャビンである。また図中(10)は前記トラクタ(1)の前部
に着脱自在に装設するフロントローダであり、(11)はバ
ケット、(12)はリフトアーム、(13)はローダ取付フレー
ム、(14)はローダ立設保持用スタンド、(15)はリフトシ
リンダ、(16)はダンプシリンダである。
第3図にも示す如く、前記機台(2)前端に一体固定する
ローダ取付板(17)に係合要素であるピン孔(18)を有する
係合板(19)と左右フック(20)(20)とを設け、前記取付フ
レーム(13)の左右外側に突出させる係合ピン(13a)(13a)
を前記左右のフック(20)(20)に係合支持させると共に、
該フレーム(13)に開設するピン孔(21)前記係合板(19)の
ピン孔(18)に係止ピン(22)を介し連結固定する。そして
前記取付フレーム(13)の上端に回動支点ピン(23)を介し
て左右一対の前記リフトアーム(12)基端を揺動自在に連
結支持させると共に、前記リフトアーム(12)基端近傍に
一体固設するブラケット(24)と前記取付フレーム(13)下
端間にピン(25)(26)を介してリフトアーム昇降用の前記
リフトシリンダ(15)を介設させ、前記シリンダ(15)の伸
縮動作でもってピン(23)を中心に前記リフトアーム(12)
を適宜昇降させるように構成する。
また、前記リフトアーム(12)の先端を、前記バケット(1
1)裏側に突設する左右の係止片(11a)間に内設させ、回
動支点ピン(27)を介して回動自在に連結支持すると共
に、前記ダンプシリンダ(16)の基端を前記支点フレーム
(13)の上部にピン(28)を介して連結支持し、該シリンダ
(16)の先端をバケット(11)の前記係止片(11a)に一側を
ピン(29)で枢支するダンプ角調節シリンダ(30)の他端に
支点ピン(31)を介して連結し、さらに前記シリンダ(16)
とリンク(30)とを連結する前記支点ピン(31)に、一端を
前記リフトアーム(12)中間に一体固定するブラケット(3
2)にピン(33)を介して枢支する中間リンク(34)の他端を
連結させ、前記ダンプシリンダ(16)の伸縮動作でもって
ピン(27)を中心に前記バケット(11)の傾き(ダンプ角)
つまりバケット(11)と地面との相対角度を適宜可変する
ように構成している。
さらに、前記スタンド(14)の左右一側を傾斜状に延設し
て揺動アーム部(14a)を一体形成し、前記取付フレーム
(13)下端に取付ける前記ピン(26)に該スタンド(14)の基
端を回動自在に支持すると共に、前記アーム部(14a)先
端に連結するロッド(35)を前記取付フレーム(13)に開設
するロッド係止孔(36)或いは前記リフトアーム(12)に固
設する係合板(37)ロッド係止孔(38)に適宜係合連結させ
るように構成している。つまり前記ロッド(35)を取付フ
レーム(13)の係止孔(36)に係合連結させるとき該スタン
ド(14)の先端側をトラクタ(1)側に地面と略平行となる
状態に収納保持する一方、前記ロッド(35)をリフトアー
ム(12)側の係止孔(38)に係合連結させるとき該スタンド
(14)の先端側を地面に着地させるように構成したもので
ある。
上記から明らかなように、バケット(11)を先端側に取付
けるフロントローダ(10)のリフトアーム(12)基端側に回
動支点ピン(23)を介してローダ取付フレーム(13)を連結
させると共に、リフトアーム(12)とローダ取付フレーム
(13)の間にリフトシリンダ(15)を連結させ、またローダ
取付フレーム(13)を走行機体であるトラクタ(1)に係合
要素である係合板(19)及びフック(20)を介して係脱自在
に連結させるフロントローダ装置において、フロントロ
ーダ(10)を立設支持するスタンド(14)を前記ローダ取付
フレーム(13)に揺動自在に軸支させると共に、リフトア
ーム(12)またはローダ取付フレーム(13)に係脱自在に連
結させる係止部材であるロッド(35)をスタンド(14)に設
け、トラクタ(1)側収納位置のスタンド(14)をローダ取
付フレーム(13)にロッド(35)を介して固定させ、また立
設位置のスタンド(14)をリフトアーム(12)にロッド(35)
を介して連結させるように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、リフトシリンダ(1
5)を駆動してピン(23)を中心にリフトアーム(12)を昇降
揺動させ、バケット(11)を昇降すると共に、ダンプシリ
ンダ(16)を駆動してバケット(11)をピン(27)を中心に揺
動させ、トラクタ(1)を前後に往復移動させるとき、堆
肥及び土砂などの掬込み及び運搬車への積込み作業を行
う一方、バケット(11)を接地させてトラクタ(1)を後進
させるとき、バケット(11)による田畑の整地作業を行う
ものである。
而してこのようなローダ作業中においては第1図に示す
如く前記ロッド(35)を取付フレーム(13)の係止孔(36)に
係合連結させて前記スタンド(14)の先端側がトラクタ
(1)側に地面と略平行に収納保持される状態とさせて作
業を行うもので、このため前記スタンド(14)が作業上で
の支障とならずダンピングリーチを拡大させての効率良
い作業が行える。
一方、トラクタ(1)からフロントローダ(10)を離脱させ
る場合、リフトシリンダ(15)及びダンプシリンダ(16)を
適宜駆動して第1図の実線に示す如く、バケット(11)の
底面を地面に接地させる。その状態から第4図に示す如
く前記ロッド(35)をリフトアーム(12)側の前記係止孔(3
8)に付け替えて前記スタンド(14)の先端側も着地させる
状態とさせ、その後前記ピン(22)を抜き取って係合板(1
9)と取付フレーム(13)との連結を解除させる。而る後、
前記リフトシリンダ(15)をさらに縮小させると、第5図
に示す如く前記取付フレーム(13)とリフトアーム(12)の
相対角も順次縮小し、このような縮小過程時にあって前
記ロッド(35)はスタンド(14)の揺動アーム部(14a)を走
行機体(1)側に押圧してスタンド(14)を略直立状に起立
させる。そしてこのようなスタンド(14)が起立状態とな
るとき、該スタンド(14)でもって取付フレーム(13)が押
し上げられる状態となって前記係合ピン(13a)をフック
(20)上方に離脱させトラクタ(1)側に対するフロントロ
ーダ(10)の装着解除を行うものでる。
また、これとは反対にトラクタ(1)にフロントローダ(1
0)を装着させる場合には前述とは逆操作を行えば良いも
ので、第5図に示す如き前記スタンド(14)により立設保
持状態にあるフロントローダ(10)にトラクタ(1)を前進
させた後、前記リフトシリンダ(15)を伸張させると、取
付フレーム(13)とリフトアーム(12)間が拡大し前記ロッ
ド(35)がスタンド(14)の揺動アーム部(14a)を引張って
取付フレーム(13)を下降させ前記係合ピン(13a)をフッ
ク(20)に係合させ、この後前記ピン(22)により係合板(1
9)に取付フレーム(13)を連結固定させてその装着を完了
するもので、フロントローダ(10)の脱着作業がトラクタ
(1)側の影響を受けることなく極めて容易且つ安全に行
えるものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、バケット(11)
を先端側に取付けるフロントローダ(10)のリフトアーム
(12)基端側に回動支点ピン(23)を介してローダ取付フレ
ーム(13)を連結させると共に、リフトアーム(12)とロー
ダ取付フレーム(13)の間にリフトシリンダ(15)を連結さ
せ、またローダ取付フレーム(13)を走行機体(1)に係合
要素(19)(20)を介して係脱自在に連結させるフロントロ
ーダ装置において、フロントローダ(10)を立設支持する
スタンド(14)を前記ローダ取付フレーム(13)に摺動自在
に軸支させると共に、リフトアーム(12)またはローダ取
付フレーム(13)に係脱自在に連結させる係止部材(35)を
スタンド(14)に設け、走行機体(1)側収納位置のスタン
ド(14)をローダ取付フレーム(13)に係止部材(35)を介し
て固定させ、また立設位置のスタンド(14)をリフトアー
ム(12)に係止部材(35)を介して連結させるように構成し
たもので、前記スタンド(14)を収納して行うローダ作業
中のダンピングリーチ拡大が図れてその作業性を向上さ
せることができると共に、スタンド(14)収納状態でのフ
ロントローダ(10)の掃除や保守点検も至便で、しかも走
行機体(1)に対するフロントローダ(10)の着脱作業の際
にも走行機体(1)側に関係なくリフトアーム(12)の昇降
動作のみでスタンド(14)を立設使用状態とし、極めて容
易且つ安全にフロントローダ(10)着脱作業を行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントローダ部の側面説明図、第2図は全体
の側面図、第3図はフロントローダ部の斜視説明図、第
4図乃至第5図は作用説明図である (1)…、走行機体 (10)…、フロントローダ (11)…、バケット (12)…、リフトアーム (13)…、取付フレーム (14)…、スタンド (19)(20)…係合要素 (35)…、ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケット(11)を先端側に取付けるフロント
    ローダ(10)のリフトアーム(12)基端側に回動支点ピン(2
    3)を介してローダ取付フレーム(13)を連結させると共
    に、リフトアーム(12)とローダ取付フレーム(13)の間に
    リフトシリンダ(15)を連結させ、またローダ取付フレー
    ム(13)を走行機体(1)に係合要素(19)(20)を介して係脱
    自在に連結させるフロントローダ装置において、フロン
    トローダ(10)を立設支持するスタンド(14)を前記ローダ
    取付フレーム(13)に揺動自在に軸支させると共に、リフ
    トアーム(12)またはローダ取付フレーム(13)に係脱自在
    に連結させる係止部材(35)をスタンド(14)に設け、走行
    機体(1)側収納位置のスタンド(14)をローダ取付フレー
    ム(13)に係止部材(35)を介して固定させ、また立設位置
    のスタンド(14)をリフトアーム(12)に係止部材(35)を介
    して連結させるように構成したことを特徴とするフロン
    トローダ装置。
JP3802687U 1987-03-16 1987-03-16 フロントロ−ダ装置 Expired - Lifetime JPH061640Y2 (ja)

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JPS63145947U JPS63145947U (ja) 1988-09-27
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