JPH0320361Y2 - - Google Patents

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JPH0320361Y2
JPH0320361Y2 JP1984037036U JP3703684U JPH0320361Y2 JP H0320361 Y2 JPH0320361 Y2 JP H0320361Y2 JP 1984037036 U JP1984037036 U JP 1984037036U JP 3703684 U JP3703684 U JP 3703684U JP H0320361 Y2 JPH0320361 Y2 JP H0320361Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタなどの走行機体の前部及び略
中間部にフロントローダを着脱可能に装設し、堆
肥或いは土砂などの積込み並びに田畑の整地など
を行うようにしたフロントローダの装着装置に関
するものである。
従来、実開昭58−6857号公報に示す如く、リフ
トアームを支持させる回動支点フレームを走行機
体の前後中間部に立設固定させる技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、走行機体の前部
に上向き凹部を形成し、回動支点フレームに一体
連結させる保持棒を上向き凹部に上方側から係入
させていたから、離脱状態で保持棒が高い位置に
支持され、リフトアームが高く持上げられると共
に、リフトアーム前部のバケツトを支える手段
と、回動支点フレームを持上げ支持する手段とを
必要とし、フロントローダ脱着に際してその都度
各手段を着脱させる操作が必要である等の取扱い
上及び安全上の問題があつた。
然るに、本考案は、リフトアームを支持させる
回動支点フレームを走行機体の前後中間部に立設
固定させると共に、回動支点フレームに一体連結
させる支脚フレームを走行機体の前部に連結固定
させるフロントローダの装着装置において、前記
支脚フレームに一体連結させる保持棒を走行機体
に係止固定させるカム体を備え、軸を介してカム
体を走行機体前部に可揺動に取付け、保持棒離脱
状態で下向き開口させる係合凹部を前記カム体に
形成し、下方側からカム体に係合させる保持棒の
係入動作と連動させてカム体を固定動作させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
従つて、走行機体に回動支点フレームを連結さ
せた後、支脚フレームを持上げるだけでカム体に
保持棒を係合連結させ得、保持棒の下方側からの
連結によつて離脱状態のリフトアームを従来より
も低く位置させ得ると共に、離脱状態のリフトア
ーム支持を従来よりも容易に簡略化し得、従来に
比べて着脱操作性及び安全性などの向上を容易に
図り得るものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。第1図は全体の側面図、第2図は同平面図
であり、図中1は走行機体であるトラクタ、2,
3はトラクタ1の前後輪、4は前輪2を装設する
機台であるシヤーシ、5は前記シヤーシ4に搭載
するエンジン、6は前記エンジン5に連設して後
輪3を装設する動力伝達ケース、7は前記ケース
6の後部上面に取付ける運転席、8は操行ハンド
ルであり、フロントローダ9のバケツト10をト
ラクタ1の前方に左右一対のリフトアーム11を
介して装設している。また、図中12は前記リフ
トアーム11を支持するローダ取付フレームであ
る回動支点フレーム、13は前記フレーム12を
取付ける後部支持部材であるフレーム取付台、1
4は前記動力伝達ケース6の両側に突出状を設け
て前記取付台13を立設固定するローダ後部支持
ベース台、15は前記動力伝達ケース6の後部に
立設する後部脚フレーム16と前記支持フレーム
14の外端側に立設固定する前部脚フレーム17
とに基端を固定させる安全フレームであり、単一
の前記ベース台14にローダ9と安全フレーム1
5の両基端部を支持させるように構成している。
第3図乃至第4図に示す如く、前記回動支点フ
レーム12はフレーム取付台13の上端部に係止
ピン18を介して該フレーム12の下部基端を揺
動自在に取付けると共に、該フレーム12の上端
に回動支点ピン19を介して前記リフトアーム1
1の基端を連結支持させ、且つ該フレーム12の
下端と前記リフトアーム11中間の固定係止板2
0との間にピン21,22を介し昇降シリンダ2
3を介設させ、前記シリンダ23の伸縮動作によ
つてリフトアーム11を適宜昇降させるように構
成する。
また、前記リフトアーム11の中間と前端との
固定ブラケツト24,25に各揺動ピン26,2
7を介してダンプシリンダ28及びダンプアーム
29の各基端を支持させ、これらシリンダ28と
アーム29の先端をピン30を介し相互に連結さ
せると共に、前記バケツト10の後部上端に前記
アーム29先端をピン31,32及びダンプリン
ク33を介し連動連結させている。そして前記バ
ケツト10の後部下端を前記リフトアーム11前
端の固定取付板34にピン35を介し支持させ、
前記ダンプシリンダ28の伸縮動作によつて前記
バケツト10の傾きを適宜可変させるように構成
している。
さらに、前記回動支点フレーム12の中間に左
右のサイドフレーム36の後端を一体固設すると
共に、該フレーム36の先端に左右の支脚フレー
ム37の中間を一体固設させている。左右の支脚
フレーム37は上端間を保護棒38で下端間を保
持棒39で相互に連結させると共に、フレーム3
7の下方に調節ボルト40を介し支脚41を突設
させている。
第5図乃至第6図に示す如く、前記シヤーシ4
の前端にフロントバンパー42を一体固設すると
共に、該バンパー42に前記支脚フレーム37を
上部位置で位置保持させるこのローダ9の前部支
持部材であるローダ前部保持装置43を設けてい
る。前記保持装置43は、下部に前記保持棒39
の挿入する切欠44を形成するローダ保持ボツク
ス45と、該ボツクス45内に軸46を介して可
揺動に取付けて保持棒39との係合凹部47aを
前記切欠44に臨ませさせる略U字形のカム体4
7と、前記ボツクス45内にピンガイド48を介
して移動可能に設けて前記カム体47が保持棒3
9を係合保持したとき圧縮バネ49のバネ力によ
つてガイド48の前進位置48aに位置させてカ
ム体47の位置決めを行うカム体位置決め用部材
である位置決めピン50と、前記ピン50に一端
を固定し他端を遊嵌孔51を介しボツクス45の
外側に突出させて前記バネ49に抗しピン50を
後退させガイド48の後進位置48bに位置させ
たときカム体47に対するピン50の位置決め解
除を行う解除レバー52とから形成し、左右の保
持ボツクス45,45の後部及び中間を相互に連
結板53,54で一体連結させると共に、これら
連結板53,54の中央間を補強板55で一体連
結させ、前記フロントバンパー42にボルト56
を介し後部連結板53を着脱自在に固定支持させ
ている。そして前記連結板54には適宜バランス
用ウエイト57を嵌合支持させて、フロントロー
ダ9を装設した場合の重量バランスを図ると共
に、前記ボツクス45及び連結板53の背面に固
設する補強用ブラケツト58を前記シヤーシ4の
外側面にボルト59を介し着脱自在に一体取付け
して前記保持装置43の支持強度を向上させるよ
うに構成している。
上記から明らかなように、リフトアーム11を
支持させる回動支点フレーム12を走行機体1の
前後中間部に立設固定させると共に、回動支点フ
レーム12に一体連結させる支脚フレーム37を
走行機体1の前部に連結固定させるフロントロー
ダの装着装置において、前記支脚フレーム37に
一体連結させる保持棒39を走行機体1に係止固
定させるカム体47を備え、軸46を介してカム
体47を走行機体1前部に可揺動に取付け、保持
棒39離脱状態で下向き開口させる係合凹部47
aを前記カム体47に形成し、下方側からカム体
47に係合させる保持棒39の係入動作と連動さ
せてカム体47を固定動作させるように構成して
いる。
第7図乃至第8図に示す如く、前記フレーム取
付台13は前記伝達ケース6及びベース台14に
固定する保持ブラケツト60にパイプ61及び通
しボルト62を介し中間を固定支持させると共
に、前記ベース台14にフレーム取付台13の下
端をボルト63を介し支持させている。また前記
ベース台14の外端側にボルト64を介し着脱自
在に前部脚フレーム17の基端を立設固定させて
いる。
一方、前記取付台13の上端部に回動支点フレ
ーム12を取付けるための受枠65を一体固設さ
せ、該受枠65に前記係止ピン18を挿通させる
ピン孔66を開設すると共に、該係止ピン18に
取付ける抜け止めピン67を係入固定させる抜け
止め用金具68を前記受枠65に固設している。
また前記回動支点フレーム12には係止ピン18
を係合させる軸パイプ69を一体固設していて、
前記受枠65に係止ピン18及び軸パイプ69を
介して回動支点フレーム12の下部基端を揺動自
在に支持させている。さらに前記受枠65の内側
面には前記軸パイプ69のフレーム12外側突出
端を案内支持するパイプガイド板70を一体付設
していて、前記受枠65に係止ピン18を介し回
動支点フレーム12を取付け時、前記軸パイプ6
9の両端を前記ガイド板70のパイプ嵌合部70
aに支持させてその取付強度の向上を図るように
構成している。
本考案は上記の如く構成しており、昇降シリン
ダ23を駆動してリフトアーム11を昇降揺動さ
せ、バケツト10を持上げると共に、ダンプシリ
ンダ28を駆動してバケツト10を前後に揺動回
転させ、トラクタ1を前後に往復移動させると
き、堆肥及び土砂などのすくい込み及び積込み作
業を行う一方、バケツト10を接地させてトラク
タ1を後進させるとき、バケツト10による田畑
の整地作業を行うものである。
而してトラクタ1にフロントローダ9を装着さ
せる場合、第9図を示す如く、バケツト10と支
脚41とによつて支持させたローダ9の後方にト
ラクタ1を移動させ、前記昇降シリンダ23を縮
小させるとリフトアーム11の後端が下降すると
共に、前記回動支点フレーム12が下降する。そ
してこの下降時に前記取付台13の受枠65に前
記フレーム12の下端部を嵌入させ、前記係止ピ
ン18によつてフレーム12を受枠65に固定す
る。この後さらに前記シリンダ23を縮小させる
と第4図に示す如く前記ピン18を中心として回
動支点フレーム12が略直立状態に起き上りサイ
ドフレーム36を介して支脚フレーム37が持ち
上つて、支脚フレーム37の前記保持棒39が保
持ボツクス45に係合保持される。つまり、今第
10図に示す如く前記保持棒39がボツクス45
の切欠44内を上動するとき、カム体47の一方
の爪部47bに保持棒39が当接し該カム体47
を軸46を中心に時計方向に回転させる。そして
他方の爪部47cが前記位置決めピン50に当接
するとき、圧縮バネ49に抗してピン50を後退
させ、前記爪部47cがこのピン50位置を通過
した後には第6図に示す如く前記バネ49でもつ
てピン50を復帰させてカム体47の反時計方向
の回動を阻止させ、前記切欠44とカム体47の
係合凹部47aとの間に前記保持棒39を係合保
持する。この結果支脚フレーム37及び支脚41
は収納されると同時に、前記回動支点フレーム1
2も位置固定される状態となつて、これ以後前記
シリンダ23が伸縮することによつてリフトアー
ム11のみが昇降する。
一方、トラクタ1よりフロントローダ9を取り
外す場合には、第6図仮想線に示す如く解除レバ
ー52操作によつて前記ピン50をピンガイド4
8の後進位置48bに移動させて、カム体47に
よる保持棒39の規制を解除させ、この後前述と
は逆に前記シリンダ23を伸張動作させることに
よつて支脚41を再び接地させ、前記係止ピン1
8を抜き取つてシリンダ23を再び伸張させるこ
とによつて前記回動支点フレーム12を取付台1
3より上方に遊離させ、これらトラクタ1とフロ
ントローダ9との相互解離が図られるものであ
る。
このように該実施例のものは、バケツト10と
支脚41とによつてフロントローダ9を堅固且つ
安全に支持できると共に、トラクタ1本体に対し
ての脱着時には昇降シリンダ23を有効に活用し
て手間を煩らわせることなく容易且つ迅速に脱着
を行わしめることができるものである。
以上実施例から明らかなように本考案は、リフ
トアーム11を支持させる回動支点フレーム12
を走行機体1の前後中間部に立設固定させると共
に、回動支点フレーム12に一体連結させる支脚
フレーム37を走行機体1の前部に連結固定させ
るフロントローダの装着装置において、前記支脚
フレーム37に一体連結させる保持棒39を走行
機体1に係止固定させるカム体47を備え、軸4
6を介してカム体47を走行機体1前部に可揺動
に取付け、保持棒39離脱状態で下向き開口させ
る係合凹部47aを前記カム体47に形成し、下
方側からカム体47に係合させる保持棒39の係
入動作と連動させてカム体47を固定動作させる
もので、走行機体1に回動支点フレーム12を連
結させた後、支脚フレーム37を持上げるだけで
カム体47に保持棒39を係合連結させることが
でき、保持棒39の下方側からの連結によつて離
脱状態のリフトアーム11を従来よりも低く位置
させることができると共に、離脱状態のリフトア
ーム11支持を従来よりも容易に簡略化すること
ができ、従来に比べて着脱操作性及び安全性など
の向上を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の側面
図、第2図は同平面図、第3図はフロントローダ
の部分外観斜視図、第4図はフロントローダの側
面図、第5図は同部分平面図、第6図は同部分拡
大側面図、第7図は同部分拡大正面図、第8図は
同部分拡大側面図、第9図は第4図の作動状態説
明図、第10図は第6図の作動状態説明図であ
る。 1……走行機体(トラクタ)、9……フロント
ローダ、39……保持棒、47……カム体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リフトアーム11を支持させる回動支点フレー
    ム12を走行機体1の前後中間部に立設固定させ
    ると共に、回動支点フレーム12に一体連結させ
    る支脚フレーム37を走行機体1の前部に連結固
    定させるフロントローダの装着装置において、前
    記支脚フレーム37に一体連結させる保持棒39
    を走行機体1に係止固定させるカム体47を備
    え、軸46を介してカム体47を走行機体1前部
    に可揺動に取付け、保持棒39離脱状態で下向き
    開口させる係合凹部47aを前記カム体47に形
    成し、下方側からカム体47に係合させる保持棒
    39の係入動作と連動させてカム体47を固定動
    作させるように構成したことを特徴とするフロン
    トローダの装着装置。
JP3703684U 1984-03-14 1984-03-14 フロントロ−ダの装着装置 Granted JPS60148365U (ja)

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JPS60148365U JPS60148365U (ja) 1985-10-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586857B2 (ja) * 1977-12-21 1983-02-07 松下電器産業株式会社 冷暖房装置

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JPS60148365U (ja) 1985-10-02

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