JPH0320363Y2 - - Google Patents
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- JPH0320363Y2 JPH0320363Y2 JP3819984U JP3819984U JPH0320363Y2 JP H0320363 Y2 JPH0320363 Y2 JP H0320363Y2 JP 3819984 U JP3819984 U JP 3819984U JP 3819984 U JP3819984 U JP 3819984U JP H0320363 Y2 JPH0320363 Y2 JP H0320363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rotation fulcrum
- loader
- support shaft
- machine body
- Prior art date
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- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000002361 compost Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Shovels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトラクタなどの走行機体にフロントロ
ーダを着脱可能に装設し、堆肥或いは土砂などの
積込み並びに田畑の整地などを行うようにしたフ
ロントローダの自動装着装置に関するものであ
る。
ーダを着脱可能に装設し、堆肥或いは土砂などの
積込み並びに田畑の整地などを行うようにしたフ
ロントローダの自動装着装置に関するものであ
る。
従来このようなフロントローダを機体に装着さ
せる場合にあつては、少くとも一箇所以上は手動
によるボルト或いはピンなどの締結手段によつて
フロントローダと機体とを取付け固定する必要が
あつた。このため、フロントローダの装着時にお
いては非常な手間の煩らわしさがあり作業者一人
で装着を行うのを困難とさせる許りでなく装着作
業での能率を非常に悪いものとさせていた。
せる場合にあつては、少くとも一箇所以上は手動
によるボルト或いはピンなどの締結手段によつて
フロントローダと機体とを取付け固定する必要が
あつた。このため、フロントローダの装着時にお
いては非常な手間の煩らわしさがあり作業者一人
で装着を行うのを困難とさせる許りでなく装着作
業での能率を非常に悪いものとさせていた。
本考案は上記の点に鑑み対処させたもので、回
動支点フレームを介してリフトアームを走行機体
中間部に取付けると共に、走行機体前部に連結さ
せる支持案内体を回動支点フレームに一体連設さ
せるフロントローダの自動装着装置において、前
記支持案内体を係入させるテーパ溝を走行機体前
部に設けると共に、走行機体中間部側面及び回動
支点フレームのいずれか一方に支軸を、またもう
一方に係合溝を設け、前記支持案内体をテーパ溝
に係合させるときに回動支点フレームが変位して
係合溝の抜止め部に支軸を係合させるように構成
したもので、各溝と案内体及び支軸の位置合せを
行うだけの簡単な手間によつて機体に対するフロ
ントローダの確実な装着を可能とし得、もつて装
着作業での省力化を図つてこの作業能率を著しく
向上し得るフロントローダの自動装着装置を提供
しようとするものである。
動支点フレームを介してリフトアームを走行機体
中間部に取付けると共に、走行機体前部に連結さ
せる支持案内体を回動支点フレームに一体連設さ
せるフロントローダの自動装着装置において、前
記支持案内体を係入させるテーパ溝を走行機体前
部に設けると共に、走行機体中間部側面及び回動
支点フレームのいずれか一方に支軸を、またもう
一方に係合溝を設け、前記支持案内体をテーパ溝
に係合させるときに回動支点フレームが変位して
係合溝の抜止め部に支軸を係合させるように構成
したもので、各溝と案内体及び支軸の位置合せを
行うだけの簡単な手間によつて機体に対するフロ
ントローダの確実な装着を可能とし得、もつて装
着作業での省力化を図つてこの作業能率を著しく
向上し得るフロントローダの自動装着装置を提供
しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図は全体の側面図、第2図は同平面図であ
り、図中1は走行機体であるトラクタ、2,3は
トラクタ1の前後輪、4は前輪2を装設する機台
であるシヤーシ、5は前記シヤーシ4に搭載する
エンジン、6は前記エンジン5に連設して後輪3
を装設する動力伝達ケース、7は前記ケース6の
後部上面に取付ける運転席、8は操向ハンドルで
あり、フロントローダ9のバケツト10をトラク
タ1の前方に左右一対のリフトアーム11を介し
て装設している。
り、図中1は走行機体であるトラクタ、2,3は
トラクタ1の前後輪、4は前輪2を装設する機台
であるシヤーシ、5は前記シヤーシ4に搭載する
エンジン、6は前記エンジン5に連設して後輪3
を装設する動力伝達ケース、7は前記ケース6の
後部上面に取付ける運転席、8は操向ハンドルで
あり、フロントローダ9のバケツト10をトラク
タ1の前方に左右一対のリフトアーム11を介し
て装設している。
また、図中12は前記リフトアーム11を支持
するローダ取付フレームである回動支点フレー
ム、13は前記フレーム12を取付ける後部支持
部材であるフレーム取付台、14は前記動力伝達
ケース6の両側に突出状に設けて前記取付台13
を立設固定するローダ後部支持ベース台、5は前
記動力伝達ケース6の後部に立設する後部脚フレ
ーム16と前記支持フレーム14の外端側に立設
固定する前部脚フレーム17とに基端を固定させ
る安全フレ−ムであり、単一の前記ベ−ス台14
にロ−ダ9と安全フレ−ム15の両基端部を支持
させるように構成している。
するローダ取付フレームである回動支点フレー
ム、13は前記フレーム12を取付ける後部支持
部材であるフレーム取付台、14は前記動力伝達
ケース6の両側に突出状に設けて前記取付台13
を立設固定するローダ後部支持ベース台、5は前
記動力伝達ケース6の後部に立設する後部脚フレ
ーム16と前記支持フレーム14の外端側に立設
固定する前部脚フレーム17とに基端を固定させ
る安全フレ−ムであり、単一の前記ベ−ス台14
にロ−ダ9と安全フレ−ム15の両基端部を支持
させるように構成している。
第3図乃至第4図に示す如く、前記回動支点フ
レ−ム12はフレ−ム取付台13の上端部に支軸
18を介し該フレーム12の下部基端を揺動自在
に取付けると共に、該フレーム12の上端に回動
支点ピン19を介して前記リフトアーム11の基
端を連結支持させ、且つ該フレーム12の下端と
前記リフトアーム11中間の固定係止板20との
間にピン21,22を介し昇降シリンダ23を介
設させ、前記シリンダ23の伸縮動作によつてリ
フトアーム11を適宜昇降させるように構成す
る。
レ−ム12はフレ−ム取付台13の上端部に支軸
18を介し該フレーム12の下部基端を揺動自在
に取付けると共に、該フレーム12の上端に回動
支点ピン19を介して前記リフトアーム11の基
端を連結支持させ、且つ該フレーム12の下端と
前記リフトアーム11中間の固定係止板20との
間にピン21,22を介し昇降シリンダ23を介
設させ、前記シリンダ23の伸縮動作によつてリ
フトアーム11を適宜昇降させるように構成す
る。
また、前記リフトアーム11の中間と前端との
固定ブラケツト24,25に各揺動ピン26,2
7を介しダンプシリンダ28及びダンプアーム2
9の各基端を支持させ、これらシリンダ28とア
ーム29の先端をピン30を介し相互に連結させ
ると共に、前記バケツト10の後部上端に前記ア
ーム29先端をピン31,32及びダンプリンク
33を介し連動連結させている。そして前記バケ
ツト10の後部下端を前記リフトアーム11前端
の固定取付板34にピン35を介し支持させ、前
記ダンプシリンダ28の伸縮動作によつて前記バ
ケツト10の傾きを適宜可変させるように構成し
ている。
固定ブラケツト24,25に各揺動ピン26,2
7を介しダンプシリンダ28及びダンプアーム2
9の各基端を支持させ、これらシリンダ28とア
ーム29の先端をピン30を介し相互に連結させ
ると共に、前記バケツト10の後部上端に前記ア
ーム29先端をピン31,32及びダンプリンク
33を介し連動連結させている。そして前記バケ
ツト10の後部下端を前記リフトアーム11前端
の固定取付板34にピン35を介し支持させ、前
記ダンプシリンダ28の伸縮動作によつて前記バ
ケツト10の傾きを適宜可変させるように構成し
ている。
さらに、前記回動支点フレーム12の中間に左
右のサイドフレーム36の後端を一体固設すると
共に、該フレーム36の先端に左右の支脚フレー
ム37の中間を一体固設させている。左右の支脚
フレーム37は上端間を保護棒38で下端間を支
持案内体である保持棒39で相互に連結させこれ
らフレーム37と棒38,39とで枠構造に形成
すると共に、フレーム37の下方に調節ボルト4
0を介し支脚41を突設させている。
右のサイドフレーム36の後端を一体固設すると
共に、該フレーム36の先端に左右の支脚フレー
ム37の中間を一体固設させている。左右の支脚
フレーム37は上端間を保護棒38で下端間を支
持案内体である保持棒39で相互に連結させこれ
らフレーム37と棒38,39とで枠構造に形成
すると共に、フレーム37の下方に調節ボルト4
0を介し支脚41を突設させている。
第5図乃至第6図に示す如く、前記シヤーシ4
の前端にフロントバンパー42を一体固設すると
共に、該バンパー42に前記支脚フレーム37を
上部位置で位置保持させるこのローダ9の前部支
持部材であるローダ前部保持装置43を設けてい
る。前記保持装置43は、下部に前記保持棒39
の挿入するテーパ溝44を形成するローダ保持ボ
ツクス45と、該ボツクス45内に軸46を介し
て可揺動に取付けて保持棒39との係合凹部47
aを前記テーパ溝44に臨まさせる略U字形のカ
ム体47と、前記ボツクス45内にピンガイド4
8を介して移動可能に設けて前記カム体47が保
持棒39を係合保持したとき圧縮バネ49のバネ
力によつてガイド48の前進位置48aに位置さ
せてカム体47の位置決めを行うカム体位置決め
用部材である位置決めピン50と、前記ピン50
に一端を固定し他端を遊嵌孔51を介しボツクス
45の外側に突出させて前記バネ49に抗しピン
50を後退させガイド48の後進位置48bに位
置させたときカム体47に対するピン50の位置
決め解除を行う解除レバー52とから形成し、左
右の保持ボツクス45,45の後部及び中間を相
互に連結板53,54で一体連結させると共に、
これら連結板53,54の中央間を補強板55で
一体連結させ、前記フロントバンパー42にボル
ト56を介し後部連結板53を着脱自在に固定支
持させている。そして前記連結板54には適宜バ
ランス用ウエイト57を嵌合支持させて、フロン
トローダ9を装設した場合の重量バランスを図る
ように構成している。
の前端にフロントバンパー42を一体固設すると
共に、該バンパー42に前記支脚フレーム37を
上部位置で位置保持させるこのローダ9の前部支
持部材であるローダ前部保持装置43を設けてい
る。前記保持装置43は、下部に前記保持棒39
の挿入するテーパ溝44を形成するローダ保持ボ
ツクス45と、該ボツクス45内に軸46を介し
て可揺動に取付けて保持棒39との係合凹部47
aを前記テーパ溝44に臨まさせる略U字形のカ
ム体47と、前記ボツクス45内にピンガイド4
8を介して移動可能に設けて前記カム体47が保
持棒39を係合保持したとき圧縮バネ49のバネ
力によつてガイド48の前進位置48aに位置さ
せてカム体47の位置決めを行うカム体位置決め
用部材である位置決めピン50と、前記ピン50
に一端を固定し他端を遊嵌孔51を介しボツクス
45の外側に突出させて前記バネ49に抗しピン
50を後退させガイド48の後進位置48bに位
置させたときカム体47に対するピン50の位置
決め解除を行う解除レバー52とから形成し、左
右の保持ボツクス45,45の後部及び中間を相
互に連結板53,54で一体連結させると共に、
これら連結板53,54の中央間を補強板55で
一体連結させ、前記フロントバンパー42にボル
ト56を介し後部連結板53を着脱自在に固定支
持させている。そして前記連結板54には適宜バ
ランス用ウエイト57を嵌合支持させて、フロン
トローダ9を装設した場合の重量バランスを図る
ように構成している。
ところで、前記取付台13の上端部に回動支点
フレーム12を取付けるための受枠58を一体固
設させ、該受枠58に前記支軸18を取り付けて
いる。そして前記支軸18に係合させる鉤形の係
合溝59を前記回動支点フレーム12の下端部に
形成させ、取付台13の受枠58に支軸18及び
係合溝59を介し回動支点フレーム12を揺動自
在に支持させている。
フレーム12を取付けるための受枠58を一体固
設させ、該受枠58に前記支軸18を取り付けて
いる。そして前記支軸18に係合させる鉤形の係
合溝59を前記回動支点フレーム12の下端部に
形成させ、取付台13の受枠58に支軸18及び
係合溝59を介し回動支点フレーム12を揺動自
在に支持させている。
本考案は上記の如く構成しており、昇降シリン
ダ23を駆動してリフトアーム11を昇降揺動さ
せ、バケツト10を持上げると共に、ダンプシリ
ンダ28を駆動してバケツト10を前後に揺動回
転させ、トラクタ1を前後に往復移動させると
き、堆肥及び土砂などのすくい込み及び積込み作
業を行う一方、バケツト10を接地させてトラク
タ1を後進させるとき、バケツト10による田畑
の整地作業を行うものである。
ダ23を駆動してリフトアーム11を昇降揺動さ
せ、バケツト10を持上げると共に、ダンプシリ
ンダ28を駆動してバケツト10を前後に揺動回
転させ、トラクタ1を前後に往復移動させると
き、堆肥及び土砂などのすくい込み及び積込み作
業を行う一方、バケツト10を接地させてトラク
タ1を後進させるとき、バケツト10による田畑
の整地作業を行うものである。
而して、トラクタ1にフロントローダ9を装着
させる場合、第7図仮想線を示す如くバケツト1
0と支脚41とによつて支持させたローダ9の後
方にトラクタ1を移動させ、前記昇降シリンダ2
3を縮小させるとリフトアーム11の後端が下降
すると共に、前記回動支点フレーム12が下降す
る。そしてこの下降時に前記取付台13の受枠5
8に前記フレーム12の下端部を嵌入させ、前記
受枠58の支軸18に係合溝59を介しフレーム
12を支持させる。この後さらに前記シリンダ2
3を縮小させると第7図実線状態の如く前記支軸
18を中心として回動支点フレーム12が略直立
状態に起き上りサイドフレーム36を介して支脚
フレーム37が持ち上つて、支脚フレーム37の
前記保持棒39が保持ボツクス45に係合保持さ
れるもので、今第8図に示す如く保持棒39がボ
ツクス45の前記テーパ44を破線矢印方向に上
動するとき、該溝44のテーパ面溝44aの案内
によつて保持棒39が実線矢印方向に押される状
態となつてフロントローダ9全体が後方に移動す
る。この移動の結果、前記回動支点フレーム12
も後方に移動して前記係合溝59の鉤形先端部で
ある抜止め部59aに前記支軸18が係合する状
態となつてこのフレーム12にと前記取付台13
との離脱が防止され一体連結する。そしてカム体
47の一方の爪部47bに保持棒39が当接し、
該カム体47を軸46を中心として時計方向に回
転させ他方の爪部47cが前記位置決めピン50
に当接するとき、圧縮バネ49に抗してピン50
を後退させ、前記爪部47cがこのピン50位置
を通過した後には第6図に示す如く前記バネ49
でもつて再びピン50復帰させてカム体47の反
時計方向の回動を阻止させて、前記テーパ溝44
とカム体47の係合凹部47aとの間に保持棒3
9を係合保持する。この状態のとき前記支軸18
も係合溝59の最先端抜止め部59aに係合され
る状態となつて、回動支点フレーム12と取付台
13との解体が完全に阻止されると共にフレーム
12の取付姿勢が固定し、これ以後前記シリンダ
23の伸縮動作によつてリフトアーム11の昇降
動作のみが行われる。
させる場合、第7図仮想線を示す如くバケツト1
0と支脚41とによつて支持させたローダ9の後
方にトラクタ1を移動させ、前記昇降シリンダ2
3を縮小させるとリフトアーム11の後端が下降
すると共に、前記回動支点フレーム12が下降す
る。そしてこの下降時に前記取付台13の受枠5
8に前記フレーム12の下端部を嵌入させ、前記
受枠58の支軸18に係合溝59を介しフレーム
12を支持させる。この後さらに前記シリンダ2
3を縮小させると第7図実線状態の如く前記支軸
18を中心として回動支点フレーム12が略直立
状態に起き上りサイドフレーム36を介して支脚
フレーム37が持ち上つて、支脚フレーム37の
前記保持棒39が保持ボツクス45に係合保持さ
れるもので、今第8図に示す如く保持棒39がボ
ツクス45の前記テーパ44を破線矢印方向に上
動するとき、該溝44のテーパ面溝44aの案内
によつて保持棒39が実線矢印方向に押される状
態となつてフロントローダ9全体が後方に移動す
る。この移動の結果、前記回動支点フレーム12
も後方に移動して前記係合溝59の鉤形先端部で
ある抜止め部59aに前記支軸18が係合する状
態となつてこのフレーム12にと前記取付台13
との離脱が防止され一体連結する。そしてカム体
47の一方の爪部47bに保持棒39が当接し、
該カム体47を軸46を中心として時計方向に回
転させ他方の爪部47cが前記位置決めピン50
に当接するとき、圧縮バネ49に抗してピン50
を後退させ、前記爪部47cがこのピン50位置
を通過した後には第6図に示す如く前記バネ49
でもつて再びピン50復帰させてカム体47の反
時計方向の回動を阻止させて、前記テーパ溝44
とカム体47の係合凹部47aとの間に保持棒3
9を係合保持する。この状態のとき前記支軸18
も係合溝59の最先端抜止め部59aに係合され
る状態となつて、回動支点フレーム12と取付台
13との解体が完全に阻止されると共にフレーム
12の取付姿勢が固定し、これ以後前記シリンダ
23の伸縮動作によつてリフトアーム11の昇降
動作のみが行われる。
一方、トラクタ1よりフロントローダ9を取り
外す場合には、第6図仮想線に示す如く解除レバ
ー52操作によつて前記ピン50をピンガイド4
8の後進位置48bに移動させて、カム体47に
よる保持棒39の規制を解除させ、この後前述と
は逆に前記シリンダ23を伸張動作させることに
よつて支脚41を再び接地させ、フロントローダ
9をバケツト10と支脚41とによつて支持させ
る状態とさせてトラクタ1より取外しするもので
ある。
外す場合には、第6図仮想線に示す如く解除レバ
ー52操作によつて前記ピン50をピンガイド4
8の後進位置48bに移動させて、カム体47に
よる保持棒39の規制を解除させ、この後前述と
は逆に前記シリンダ23を伸張動作させることに
よつて支脚41を再び接地させ、フロントローダ
9をバケツト10と支脚41とによつて支持させ
る状態とさせてトラクタ1より取外しするもので
ある。
このように該実施例のものはフロントローダ9
側の保持棒39と係合溝59とトラクタ1側のテ
ーパ溝44と支軸18とを係合させるだけの極め
て簡単な手段によつて確実にフロントローダ9を
トラクタ1に一体連結させることができるもので
ある。
側の保持棒39と係合溝59とトラクタ1側のテ
ーパ溝44と支軸18とを係合させるだけの極め
て簡単な手段によつて確実にフロントローダ9を
トラクタ1に一体連結させることができるもので
ある。
以上実施例から明らかなように本考案は、回動支
点フレーム12を介してリフトアーム11を走行
機体1中間部に取付けると共に、走行機体1前部
に連結させる支持案内体39を回動支点フレーム
12に一体連設させるフロントローダの自動装着
装置において、前記支持案内体39を係入させる
テーパ溝44を走行機体1前部に設けると共に、
走行機体1中間部側面及び回動支点フレーム12
のいずれか一方に支軸18を、またもう一方に係
合溝59を設け、前記支持案内体39をテーパ溝
44に係合させるときに回動支点フレーム12が
変位して係合溝59の抜止め部59aに支軸18
を係合させるように構成したもので、各溝44,
59と案内体38及び支軸18の位置合せを行う
だけの簡単な手間によつて機体1に対するフロン
トローダ9の確実な装着を可能にでき、この結果
フロントローダ9の装着作業での省力化を図るこ
とができてこの作業能率を著しく向上させること
ができるなど顕著な効果を奏する。
点フレーム12を介してリフトアーム11を走行
機体1中間部に取付けると共に、走行機体1前部
に連結させる支持案内体39を回動支点フレーム
12に一体連設させるフロントローダの自動装着
装置において、前記支持案内体39を係入させる
テーパ溝44を走行機体1前部に設けると共に、
走行機体1中間部側面及び回動支点フレーム12
のいずれか一方に支軸18を、またもう一方に係
合溝59を設け、前記支持案内体39をテーパ溝
44に係合させるときに回動支点フレーム12が
変位して係合溝59の抜止め部59aに支軸18
を係合させるように構成したもので、各溝44,
59と案内体38及び支軸18の位置合せを行う
だけの簡単な手間によつて機体1に対するフロン
トローダ9の確実な装着を可能にでき、この結果
フロントローダ9の装着作業での省力化を図るこ
とができてこの作業能率を著しく向上させること
ができるなど顕著な効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す全体の側面
図、第2図は同平面図、第3図はフロントローダ
の部分外観斜視図、第4図は同側面図、第5図は
同部分平面図、第6図は同部分拡大側面図、第7
図は第4図の作動状態説明図、第8図は第6図の
作業状態説明図である。 1……トラクタ(走行機体)、9……フロント
ローダ、18……支軸、39……保持棒(支持案
内体)、44……テーパ溝、59……係合溝、5
9a……抜止め部。
図、第2図は同平面図、第3図はフロントローダ
の部分外観斜視図、第4図は同側面図、第5図は
同部分平面図、第6図は同部分拡大側面図、第7
図は第4図の作動状態説明図、第8図は第6図の
作業状態説明図である。 1……トラクタ(走行機体)、9……フロント
ローダ、18……支軸、39……保持棒(支持案
内体)、44……テーパ溝、59……係合溝、5
9a……抜止め部。
Claims (1)
- 回動支点フレーム12を介してリフトアーム1
1を走行機体1中間部に取付けると共に、走行機
体1前部に連結させる支持案内体39を回動支点
フレーム12に一体連設させるフロントローダの
自動装着装置において、前記支持案内体39を係
入させるテーパ溝44を走行機体1前部に設ける
と共に、走行機体1中間部側面及び回動支点フレ
ーム12のいずれか一方に支軸18を、またもう
一方に係合溝59を設け、前記支持案内体39を
テーパ溝44に係合させるときに回動支点フレー
ム12が変位して係合溝59の抜止め部59aに
支軸18を係合させるように構成したことを特徴
とするフロントローダの自動装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3819984U JPS60151953U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | フロントロ−ダの自動装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3819984U JPS60151953U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | フロントロ−ダの自動装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60151953U JPS60151953U (ja) | 1985-10-09 |
JPH0320363Y2 true JPH0320363Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30544976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3819984U Granted JPS60151953U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | フロントロ−ダの自動装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60151953U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5216451B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-06-19 | 株式会社クボタ | 作業用走行車両のウエイト装着装置 |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP3819984U patent/JPS60151953U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60151953U (ja) | 1985-10-09 |
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