JPS6012603A - 導電性樹脂フイラ− - Google Patents

導電性樹脂フイラ−

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JPS6012603A
JPS6012603A JP12046383A JP12046383A JPS6012603A JP S6012603 A JPS6012603 A JP S6012603A JP 12046383 A JP12046383 A JP 12046383A JP 12046383 A JP12046383 A JP 12046383A JP S6012603 A JPS6012603 A JP S6012603A
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JP
Japan
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conductive
silver
metal
crosslinked
spherical polymer
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JP12046383A
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JPH0519241B2 (ja
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堀川 二朗
「いそ」部 通久
手島 等
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は導電性樹脂フィラーに囲する。
従来よす顔料、接着剤その他各種の樹脂もしくはゴムに
導電性フィラーを配合してなる導電性塗わ)、mm性接
着剤、導電性プラスチック、導電性ゴムなどの分散系導
電性組成物はよく知られており、その導電性フィラーと
しては銀、銅、ニッケルなどの金属粉がよく知られてい
る。
しかしながら、これら金属粉は導電性能はすぐれるが比
重が大きく、マトリックスとなる高分子性物質との比重
差が大きいために、導電性組成物として均一な分散状態
とすることが困難となる問題があり、特に塗料や接着剤
の場合には金属粉が短時間で沈降、分離し易く、その使
るなどの不都合が生じる。
また、他の導電性フィラーとしてカーボンブラック、グ
ラファイトなとも知られているが、これらは金属粉に比
べて導電性が低く、耐湿性に劣るという欠点がある。
更に銀コートされたガラスピーズ(特開昭56−929
59号公報)も知られているが、これも比重が比較的大
きいため(比重約2.5)に均一分散性に問題がある。
また十分なる導電性を得るためには掻爪添加しなければ
ならないが、ガラスピーズを多量に添加することはマト
リックスである高分子性物質が本来有する軽量性という
利点を損うという問題がある。
このようなことから、本発明者らはかかる従来の導電性
フィラーのもつ問題を解決すべく鋭意検討の結果、特定
の粒径の特定の架橋球状重合体粒子の表面に導ffi性
金属を被覆せしめてなる樹脂ビーズが導電性フィラーと
して非常にすぐれた効宋を示すことを見出し、本発明に
至った。
すなわち本発明は、平均粒子径が1〜50μのスチレン
を主体とする架橋球状重合体粒子の表面に、平均層厚が
20OA以上の導電性金属被覆、P9を有してなること
を特徴とする導電性樹脂フィラーを提供するものである
本発明の導電性樹脂フィラーは、スチレンを主体とする
架橋球状重合体を基体とするものであるが、かかる架4
3球状重合体は比重が約1であ−〕で、金病粉やカラス
ビーズに比べてはるかに小さく、分散系導電性組成物の
マトリックスである高分子性物質の比重に近似している
ため、かかる架橋球状重合体を基体とする本発明の導電
性樹脂フィラーを塗料、接着剤等に配合しでもの11(
性が良好であり、均一な組成の導電性組成物s物をIワ
ることができる。また、かかる架橋球状重合体は不融性
であって、耐溶剤性、耐熱性に優れており、これを基体
とする本発明の導電性樹脂フィラーは巾、広い温度条件
下にて使用することができる。
かかる架橋球状重合体において、その平均粒子径は重要
な要素であって、平均粒子径が1μより小さいと粒子が
凝集し易くなったり、金属を被覆するに際して表面積が
大きくなり、導電性とするための金属の使用量が増大し
て経済的に不利になる他、粒子の比重が小さいという利
点を損うことから好ましくない。
また、平均粒子径が50μを越えると、得られる導電性
組成物の表面平滑性が損われたり、機械的強度が低下す
るといった問題を生じ易くなり、特に塗料や接着剤1の
場合には塗布時の作業性の低下や密着性が4Jt下して
a面の剥離、脱落を生じ易くなるなどの点で好ましくな
い。
このようなことから、本発明においては平均粒子径が1
〜50μ、好ましくは8〜30μ、より好ましくは5〜
20μの架橋球状重合体が使用される。
ここで、スチレンを主体とする架橋球状重合体とは、主
要成分としてのスチレンと少量の多官能性中11体との
共重合による架橋重合体であって、スチレンの多くとも
30重量%はこれと共重合し71)る他のエチレン性不
飽和単量体たとえはアクリル酸エステル(メチルアクリ
レート、クーチルアクリレ−・1・など)、メタクリル
酸エステル(メチルメタクリレ−1・、エチルメククリ
レ−1・など)、不飽和カルボン酸(アクリル酸、メタ
クリル酸など)、ニトリル(アクリロニトリル、メタク
リロニトリルなど)、ジエン(ブタジェン、イソプ1/
ンなと)などで置き換えることができる。
多官rjl−; 、rp 7を体はスチし・ンと共重合
して架橋重合体を形成するものであって、たとえばジビ
ニルベンセン、多価アルコールのジオたけトす(メタ)
アクリル酸エステル(エチレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールジアクリレート筒容器 ものとし°Cジビニルベンゼンが挙げられる。多官能性
単量体の使用量は単量体混合物中の含量として0.5重
量%以上、好ましくは2〜lOM量%である。0.5重
量%未満では十分な架橋が得られず、耐溶剤性、耐熱性
が乏しいことから好ましくない。
かかる架橋球状重合体は上記雫石体混合物を水分散して
懸濁心合することにより得られ、より具体的には、たと
えば上記単量体混合物およびラジカル爪自開始剤の11
、へ舒溶1[%?を、懸濁安定剤を加えた水に添加し、
テ′イスパーザ−あるいはホモジナイザー等の名称で叶
ばれる剪断力の大きい撹拌機にて油滴が所望の大きさに
なるまで攪拌混合17、次に通常の攪拌条件下に加熱重
合することに、t: ))製ノ1マすることができる。
尚、本発明において1、子、このような架橋球状重合体
を分解、劣化せIノめない範囲でクロル化、スルポン化
、ニトロ化したものであってもよい。
このようにして得られる架橋球状重合体は真球に近い球
状であり、比表血清が最小であることから、金属を被覆
するに際して、その使用f¥1をより少ないものとする
ことができる。
係る架橋球状重合体に金属を被覆せしめる方法について
は特に限定されず、たとえば化学的湿式法すなわち無電
解メッキまたは物理的乾式法としての真空蒸着法などに
より有効に行うことができる。
金属としては導電性のあるものであればよく、無電解メ
ッキ法においては金、m 、釦、ニッケル等が、また真
空蒸着法においては金、銀、錆、アルミニウム等が挙げ
られる。
被管方法として、たとえば無電解メッキによる方法では
、金属塩水溶液たとえば硝酸銀、シアン化銀等の銀含有
水溶液にナトリウム塩やアンモニア水を加えた水溶液に
、必要に応じて酸処理、活性化などの前処理を施した架
橋球状重合体粒子を充分に分散させ、次に還元剤たとえ
ば酒石酸塩、ホルマリン、ブドウ糖などを添加、混合し
て重合体粒子の表面に銀を析出付着させればよい。
本発明における金属を被覆した架橋球状重合体粒子にお
いて、金属被覆層は平均層厚が200X以上であること
が好ましく、200Xより小さいと充分な導電性が得ら
れない。
かくして、本発明の導電性樹脂フィラーは導電性の塗料
、接着剤、プラスチック、ゴムなどの分散系導電性組成
物における導電性フィラーとして用いられ、マトリック
スとなる高分子性1部乙 物質との比重差が小さいために0合時の分散性に優れ、
沈降、分離といった問題を生じることなく均一に分散さ
れた導電性組成物を与え、優れた導電性を付与すること
ができる。
次に、実施例をもって本発明を説明する。
但し、例中部とあるのは重量部を表わす。
実施例1 平均粒子径5μの架橋ポリスチレン[ジビニルベンゼン
:スチレン=4 : 9 e (31Efi比)]粒子
を濃硫酸中、80°Cにて10分浸漬し、水洗後、0.
05M量%の塩化パラジウム酸性水溶液に分散する。室
温にて0.2重量%の塩化スズ酸性水溶液を添加し、架
橋ポリスチレンった。
活性化+71処理された架橋ポリスチレン10fをJi
ll Iff?銀15.7F、28%アンモニア水溶d
り15mεを含む水溶液800gに分散させた。
θ(いて7μ八%ホルマリン水m ’81100 tr
t 全添加して銀メッキを施した。口過、水洗をくり返
し、乾かh後、平均して銀の厚みが約90OA、比重1
.8の尋tH尤性口脂フィラーを得た。
得られた導電性フィラーをアクリルラッカー(クリヤー
、固形分3()重量%)の固形分100部に対(7,1
0()部配合混合して導電f/1:倹イ゛ゞ1・5?得
た。
一ノイラーの分散安定性は良く、24時同放ト9スt1
旨)ずかに沈阿−物が認められるのみであった。またこ
の塗料を塗布乾ヅ^11後得られた塗肌C1,)体積固
有抵抗はlXl0 0mであった。更にff/iII′
(の外観は平滑なものであった。
実施例2 平均粒子径が15μの架橋ポリスチレン[ジビニルベン
ゼン:スチレン−4:96(重量比)]粒子への銀の真
ゆ蒸着を行った。
抵抗加熱型蒸着法により、試料を冷却しながら、高真窒
槽内(10Torr)にて加熱炉に入れた銀を蒸気化さ
せた。蒸着後、粒子の顕倣鏡観察を行ったところ、はぼ
均一に被覆されており、架橋ポリスチレン100部に対
し、銀が約り4部蒸着され、比重は1.3であった。
また蒸着された銀の厚みは約0.1μであった。
得られた導電性フィラー110部、不飽和ポリエステル
樹脂100部(日本ユビカ4007A)、硬化助剤(ユ
ビカP几−M)0.7部およびアセチルアセトンパーオ
キシド1部を混合した。
この混合物を室温で硬化後、100°Cにて2時間加熱
した。
硬化物の体積固有抵抗を測定したところl×lO0mで
あった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平均粒子径が1〜50μのスチレンを主体とする架橋球
    状重合体粒子の表面に、平均層厚が200X以上の尋電
    性金肩被覆層を有してなることを特徴とする尋m性樹脂
    フィラー。
JP12046383A 1983-07-01 1983-07-01 導電性樹脂フイラ− Granted JPS6012603A (ja)

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