JPS60125845A - 平版印刷版 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走査型露光方式による高照度短時間露光用の
銀錯塩拡散転写法を利用する平版印刷版に関するもの′
ｔ％ある。

平版印刷の為の種々の材料および製版方法が公知！あり
、版材の種類によって長所、短所を有している。ジアゾ
増感有機コロイドから本質的になる現実化されている印
刷版は、直接光学投影法を画像を形成するには感度が不
足している。電子写真法を応用した印刷版は、比較的良
好な感度を有しているが、画像の再現性及び耐刷力の点
マ必ずしも良好とは言えないのが現状〒ある。

高い感度を有し、かつスペクトル増感フきるハロゲン化
銀乳剤からなる写真材料は、印刷版の自動製版に適して
いる。

ハロゲン化銀乳剤を利用して平版印刷版を得る方法とし
ては、種々の方式が知られ、いくつかは現実化されてき
た。例えば銀錯塩拡散転写法によって得られる転写銀画
像を直ちにインキ受理性として利用することができる平
版印刷版は、既に特公昭４８−８０５６２、特開昭５８
−２１６０２、同昭５４−１０８１０４、同昭５６−９
７５０等々に記載され、よく知られている。

これらの平版印刷版は、一般に支持体上に７ル一シヨン
防止層を兼ねた下塗層、ハロゲン化銀乳剤層および物理
現像核層を順次重しているものである。そして、これま
での方法１は、ハロゲン化銀乳剤層は、メロシアニン色
素、シア光棧大ヲ有するようにスペクトル増感され、タ
ングステン光源のような通常光源の製版カメラを数秒間
〜数十秒間の露光が与えられていた。

しかし、上記従来法では、本来シャープネス、解像力が
優れている銀塩平版印刷版といえども１８８線／インチ
の網点を形成１きるのが限界であった。その上にカラー
原稿からカラー印刷物を得ようとすれば、やはり解像力
等が不十分なだけでなく、印刷版の製造および製版作業
の面マ煩雑さがあるという難点を有している。

今日、上述した問題全解決するための方法として、ネオ
ン−ヘリウムレーザーの如き各種レーザー光あるいは発
光ダイオード（ＬＢＤ）　、陰極線管（ＯＲＴ）などに
より、極めて高照度ｆ短時間（１０−’秒以下）の閃光
露光を走査型露光方式！与え、ダイレクト製版する方法
が考えられる。

従って、このような走査型高照度短時間露光方式によっ
て得られた平版印刷版は、従来のカメラ露光〒の解像力
以上、例えば１７５ｉ／イは以上の印刷物再現性がある
ことを要求される。

一方、平版印刷版は、轟然のことながら、耐刷力の高い
ことが望ましく、これ１１種々の提案がなされてきた。

特開昭４９−５５４０２には、ハロゲン化銀乳剤の製造
時における硝酸銀対親水性コロイド比を、１：１〜８：
１とし、更に平均粒径２〜１０μの微細粉末全含有させ
ることによって、耐刷力、インキのり、地汚れを改良ｆ
きることが記載されている。

この微細粉末は、平版印刷版の表面を凹凸にすることに
よって、砂目効果による保水性を向上し、転写銀の接着
性を良くし、上記のような諸効果が得られるものと考え
られている。従って、微細粉末は、分散性に支障のない
限り、平均粒径の大きなものがよく（前記特開昭４９＝
５５４０２参照）、平均粒径７μ前後の粉末が用いられ
てきた。しかしながら、上記特許に記載されている技術
を既述の走査型高照度短時間露光方式用に応用した場合
、インキの種類、印刷条件などによって、多数枚の印刷
中に転写銀が欠落し易いという欠点を有するもの！あっ
た。

本発明の目的は、高解像力を有し、転写銀の欠落や地汚
れのない高耐刷力を有する走査型高照度短時間露光用の
銀錯塩拡散転写法を応用した平版印刷版全提供すること
マある。

本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも下塗層、ハ
ロゲン化銀乳剤層および物理現像核層全順次有している
平版印刷版ｆあって、該下塗層に微細粉末を含有し、か
つ該乳剤層に着色顔料粒子を含有すること全特徴とする
走査型の昼照度短時間露光用平版印刷版によって達成さ
れた。

以下、さらに具体的に本発明全説明する。

前記特開昭４９−５５４０２に記載の乳剤層中に存在す
る微細粉末の上側は、粉末が存在しない箇所に比べて、
乳剤層が相当に薄くなっているものと思われる。従って
、その部分から転写した銀は、本質的に欠落し易いもの
となる。しかし従来のカメラワークにより得られた銀画
像は、多数の微細粉末の上に連続した、強固な銀膜を形
成して高耐刷力を示しており、徐々に銀の欠落があると
しても、その弱い部分の銀に圧力が集中する形ｆ進行し
、実用上の印刷物としての品質を著しく低下するもので
はなかったが、本発明ｆは、より微小銭像膜であるため
に、弱い部分の銀に相対的に大きな圧力が加わると同時
に銀像膜全体が欠落してしまうものと考えられるＯ 従って、微細粉末の砂目効果を出来る限り損なわずに耐
刷力のある転写銀を形成する方法を鋭意研究した結果、
微細粉末を下塗層中に含有させることによって大幅に改
善されることが判明した。しかし、より高解像力を得る
ためには乳剤層中１のイラジェーションも防止する必要
があり、この方策として乳剤層中に露光された光を吸収
する色をもつ顔料粒子を含有させたことによって、極め
て高解像力１機椋的強度の高い銀画像が得られると共に
、既述した下塗層中の微細粉末の大きな凹凸の上に着色
顔料粒子の小さな凹凸が加わって絶妙な砂目効果を発揮
し大きな面積から極めて小さな面積の非画像部まで地汚
れのない、より高耐刷力の平版印刷版が得られるものと
考えられるの受ある。

本発明の平版印刷版に好ましく用いられるハロゲン化銀
乳剤は塩化銀、塩臭化銀、沃化銀０１〜２モルを含む塩
臭ヨウ化銀等の塩化銀が７０モルチ以上、好ましくは８
０モルチ以上のハロ’ｙ’７化銀Ｑある。これらのハロ
ゲン化銀粒子の平均粒径は、好ましくは０２〜０８ミク
ロンの範囲であるが、これ以外の範囲雫も使用すること
がｔきる。さらにハロゲン化銀は全粒子数の、９０パ一
セント以上が平均粒径±８０チ以内の粒径を有している
モノディス）Ｒ−ズドの乳剤フあることが好ましい。ま
たハロゲン化銀は実質的に立方体ないし１４面体の粒子
が好ましいがそれ以外の晶僻のハロゲン化銀も使用する
ことが１きる。

本発明の平版印刷版のハロゲン化銀乳剤に用いられる親
水性コロイドは１、通常ゼラチン〒あるが、ゼラチンは
、その一部をデンプン、アルブミン、アルギン酸ナトリ
ウム、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルゼキ
シメチルセルロース、ポリアクリルアミド、スチレン−
無水マレイン酸共重合体、ポリビニルメチルエーテル−
無水マレイン酸共重合体等の親水性高分子結合剤の１ａ
ｌまたは２種以上を置換することも！きる。さらにビニ
ル重合体水性分散液（ラテックス）を用いることも↑き
る。

ハロゲン化銀乳剤は、一般に硝酸銀（換算したハロゲン
化銀を１ｄ当り０３〜８グラム、望ましくは０．５〜２
グラムの範囲）塗布される。

親水性コロイドは、同じく硝酸銀に対して０２〜２好ま
しくはα８〜１５（重量比）↑あるのがよい。

ハロゲン化銀乳剤は、それを製造する任意の時期に、コ
バルト、イリジウム、ニッケル、口、ジウム、ノぐラジ
ウム、白金などの塩も使用することがマきる。

ハロゲン化銀乳剤は、光源の波長に応じたスペクトル増
感色素が用いられる。好ましい増感色素は前記特開昭５
８−２１６０１に記載のベタインもしくはアニオン型シ
アニン増感色素↑あり代表的なものは下記一般式（１）
で示されるものである。

一般式（１） 式（＋）中、Ｒ，−ｗＲ２はそれぞれアルキル基（例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、エチル基、β−ス
ルホエチル基、γ−スルホゾロビル基、γ−スルホゾチ
ル基、ビニールメチル基、β−カルゼキシエチル基、γ
−カルメキシゾロビル基、δ−カルメキシゾチル基等）
、アルケニル基、アリール基、アラルキル基金表わし、
Ｒ１およびＲ２の少なくとも置換アルキル基である。几
３〜Ｒ６は、それぞれ水素原子、アルキル基、アルコキ
シ基、７１−ル基、ヒドロキシル基、アルコキシカルラ
ンニル基、ハロゲン原子を表わし、Ｒ３とＲ４又は九と
Ｒ６トｆｆｉベンゼン環を形成してもよい。Ｒ７は、ア
ラルキル基、アリール基、アラルキル基ｔ［ゎす。

Ｙｌ　％　Ｙｌはそれぞれの０原子、Ｓ原子、８ｅ原子
、Ｎ−Ｒ８（Ｒ，は低級アルキル基）を表わす。Ｘは、
水素、アルカリ金属、アンモニウム等のカチオンを表わ
す。ｍ及びｎは１または０を表わす。

次に本発明に使用される代表的な増感色素全例示する。

（１） 本発明に用いられる増感色票は、当業者に公知の方法で
合成することができる。ハロゲン化銀乳剤に添加する時
期は、乳剤の塗布する１′１％の任意の時期１あること
が１きる。添加量は、広範囲に変化することができるが
、良好な結果は、ハｎグン化銀１モル当りｌＸｌ０−’
〜Ｉ　Ｘ　１０−”モルの範囲である。最適添加量“は
、ハロゲン化銀乳剤の条件、例えばハロゲン組成、ハロ
ゲン化銀粒子の平均粒径、晶癖などによって変化する。

ハロゲン化銀乳剤層には、その他の添加剤例えば塗布助
剤、カプリ防止剤、硬膜剤、現像生薬など通常の添加剤
を含むことができる。

本発明のハロゲン化銀乳剤層に含有される顔料粒子は、
走査型高照度短時間露光による光を吸収しつるように着
色していることが必要である。これらの着色顔料は、平
均粒径０１μ〜５μ程度のものが使用でき、下塗層の微
細粉末の平均粒径よりも小さいものが好ましい。着色顔
料としては、カーゼンブランク、ファーネスブランク、
リューダイ−■・スカレットＧＹ（几ｙｕｄｙｅ−％”
５ｃａｒｌｅｔ　ＧＹ　）などの顔料の他、微細粉末を
色素〒Ｎ色したもの！あってもよい。

着色顔料は、乳剤層の親水性コロイドの厚みを２倍以上
は越えない平均粒径のものが好ましい。

着色顔料は、その数がハロゲン化銀粒子の個数に対して
Ｌ５乃至α１程度であることが好ましい。本発明の好ま
しい態様として、ハロゲン化銀乳剤層の下側に設けられ
る下塗層は、カーゼンブラックの如き顔料あるいは染料
を含んだハレーション防止層を兼ねることが好ましい。

ハレーション防止を兼ねた下塗層によって、乳剤層の着
色顔料の量は、比較的少なくすることが〒きる。光学反
射濃度としてαｏ５〜０８程度の顔料で十分である。

乳剤層には既述の着色顔料と略等しいか若しくは小さい
平均粒径の微細粉末を更に含有していてもよい。

下塗層の親水性コロイドは、既述したものを含めて任意
のものであってよい。下塗層の親水性コロイド量は、一
般に乳剤層より多く用いるのが好ましく、１ｒＩ？当り
１〜８グラム、望１しくけ２〜６グラムの範囲である。

コロイド層の乾燥時の厚み（／ｉ）は、コロイドの比重
を１として計算することによって、そのコロイドの１ゴ
轟りの塗布重量（ダラム）とはソ一致する。下塗層は。

中間層を兼ねた枚数の層であることができる。下塗層に
含有させる微細粉末は、下塗層のコロイド厚みよりも小
さい平均粒径１あってもよい。好ましくは略等しいが大
きい粒径のものである。計算上、物理現像核層を越える
平均粒径の粉末の場合には、乳剤層の親水性コロイドの
厚みと同等以上に粉末が突出しないことが好せしい。一
般には、２〜１０μの微細粉末で、シリカ、澱粉、クレ
イ、炭酸カルシウム、メチルメタクリレートなど公知の
粉末を使用することができる。

微細粉末の量は、親水性コロイドに対して６〜５０重ｉ
ｔ％の範囲１含有するのが好ましい。

本発明の平版印刷版は、物理現像核を含む受像層を有し
ている。物理現像核としては、アンチモン、ビスマス、
カドミウム、コバルト、ノぞラジウム、ニラクル、銀、
鉛、亜鉛などの金属およびそれらの硬化物など公知のも
のが使用しうる。受像層には、親水性コロイドを含ん１
いなくてもよく、ゼラチン、カル２キシメチルセルロー
ス、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシ
エチル澱粉、デキストリン、ヒドロキシエチルセルロー
ズ、ポリスチレンスルホン酸、ビニルイミダゾールとア
クリルアミドの共重合体、ポリビニルアルコール等の親
水性コロイド′Ｊｋ１平方メートル当り、好ましくは０
１グラム以下の量で含むことができる。

受像層中には、吸湿性物質、例えばソルビトール、グリ
セロールなどの湿潤剤を存在させてもよい。ハイドロキ
ノンの如き現像主薬およびホルムアルデヒドの如き硬化
剤も含有しうる。

支持体は、例えば紙、フィルム、例えば酢酸セルロース
フィルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、あるいはポリエステル、ポリプ
ロピレンまたはポリスチレンフィルム等をポリエチレン
フィルムで抜機した複合フィルム、金属、金属化紙また
は金属／紙積層体の支持体！あることができる。片面ま
たは両面をα−オレフィン重合体、例えばポリスチレン
１被榎した紙支持体も有効である。これら支持体には、
ハレーション防止染料ま念は顔料を混入していてもよい
。

本発明で使用するＤＴＲ処理液には、　アルカリ性物質
、例えば水酸化す）　ＩＪウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、第三燐酸ナトリウム等、保恒剤としての亜
硫酸塩、ハロゲン化銀溶剤、例えばチオ硫酸塩、チオシ
アン酸塩、環状イミド、チオサリチル酸、アミン等、粘
稠剤、例えばヒドロキシエチルセルロース、カル２キシ
メチルセルロース、かぶり防止剤、例えば臭化カリウム
、１−フェニル−５−メルカゾトテトラゾール、特開昭
４７−２６２０１に記載の化合物、現像剤、例えばハイ
ドロキノン、１７＝ｃニル−８−ピラゾリドン、現像変
性剤例えばポリオキシアルキレン化合物、オニウム化合
物等を含むことが１きる。

＠錯塩拡散転写法を実施するに当っては、例えば英国特
許第１，００Ｑ１１５号、第１．０１４４７６号、第１
．０１’４２７８号、第１．０４２，４７７号等の明細
書に記載されている如く、ハロゲン化銀乳剤層および／
または受像層またはそれに隣接する他の水透過性１−中
に現像剤を混入することが行われている。従って、この
ような材料に於いては、現像段階１使用される処理液は
、現像剤を含まぬ所謂「アルカリ性活性化液」を使用し
つる。

本発明により製造された平版印刷版は、例えば％公昭４
８−２９７２８　、米国特許第３７２１，５８９号等明
細書に記載されている如き化合物１インキ受理性に変換
ないしは増強しうる。

印刷方法あるいは使用する不感脂化液、給湿液などは普
通によく知られた方法によることが′ｔ％きる。

以下に本発明を実施例により説明するが、勿論、これだ
けに限定されるもの′Ｔ！はない。

実施例１ 下引処理したポリエステルフィルム支持体の片面に平均
粒子サイズ５μのシリカ粒子を含有するマット化層を設
け、反対側の面にカーゼンブラックを含み、写真用ゼラ
チンに対して２０重量％の平均粒径５μのシリカ粉末を
含むハレーション防止用下塗層（光反射率２１チ〕と、
スペクトル増感された高感度塩化銀乳剤ＮＩＩ（ＰＩ（
４、ＯＫ調整）とを設けた。

下塗層のゼラチンはａ　Ｏｐ／７ｉ　、乳剤層のゼラチ
ンは１．５ｇ／ｒｒ：　、硝酸銀に換算したハロゲン化
銀Ｌ５ｇ／ｒｒ？の割合で塗布された。この下塗層と乳
剤層は硬化剤としてホルマリンをゼラチンに対してａ　
ｏ−ｔｔ７ｇゼラチンの量で含んでいる。乾燥後４０℃
で１４日間加温した後、この乳剤層の上に、特開昭５８
−２１６０２の実施例２に記載の被塗液（ポリマーは、
／Ｉ６８のアクリルアマイドとイミダゾールとの共重合
体、ハイドロキノンはαｓｖｍの割合を含む）を塗布、
乾燥し、平版印刷版を製造する。ハロゲン化銀乳剤は、
物理熱成時にハロゲン化銀１モル当り５Ｘ１０−’ゝ“
の塩化ロジウムを添加したものであり、平均粒径α４５
ミクロンで、平均粒径の±８０％の範囲に全粒子数の９
０チ以上が分布している、実質的に立方体の結晶であっ
た。

化学増感は、ハロゲン化銀１モル当り５ｘｉｏ−’モル
のチオ硫酸ナトリウム、４ｘｌＯ−’モルのＨＡｕ０４
　で行ない、スにクトル増感色素はハロゲン化銀１モル
当り８ｘｌＯ−’モルの例示色素（２）を用いた（比較
試料Ａとする。） また、比較試料人の下塗層からシリカ粒子を除き、その
シリカ粒子を乳剤層にゼラチンに対して１０重ｉ％とな
る量を含ませる以外は全く同様にして比較試料Ｂを製造
した。

更に、比較試料Ａ及びＢの乳剤層に７平均粒径約２μの
カーゼンブラックを１．ｚ当り０１ｇとなるように含有
し、それぞれ本発明試料及び比較試料０とした。

これらの試料をネオン−ヘリウムレーザー発振装置（大
日本スクリーン製ダイレクトスキャナグラフ５ｏ−６０
６）’に使用し、中性灰色ウエッ、りを用いて上記平版
印刷版にコンタクトスクリーン（大日本スクリーン製→
をよく密着した上に１０’−Ｂ秒の露光を施した。

露光後、下記の拡散転写現１＃液１現像した。

〈転写現像液〉 現像処理後、該原版を２本の絞りローラー間を通し、余
分の現像液を除去し、直ちに下記組成を有する中和液１
２５６０２０秒間処理し、絞りローラーで余分の液を除
去し、室温↑乾燥した。

〈中和液〉 解像力は、グレイコンタクトスクリーンについて、１０
０，１８３．１５０．１７５および２００線／インチの
ものを使用し、微小網点（５チドソト）がしっかりと鮮
明に再現〒きたスクリーン線数によって評価１　（１０
０線／インチ）〜評価５　（２００線／インチ）の５段
階マ表わした。

結果を第１表に示している。

第１表の解像力評価を示しているコンタクトスクリーン
で製版した各平版印刷版をオフセット印刷機に装着し、
下記不感脂化液を版画にくまなく与え、下記給湿液を用
いて印刷を行なった。

印刷機は、ニー・ピー・ディック８５ＤＯＤ（Ａ・Ｂ−
Ｄｉｃｋ社製オフセット印刷機の商標）全使用した。地
汚れの発生あるいは銀の飛びによって印刷が不可となっ
た枚数による耐刷力を示している。

〈不感脂化液〉 〈給湿液〉 参考のために、上記印刷版を通常の製版カメラを用いて
製版、印刷した結果を第２表に示している。

第２表 実施例２ 実施例１の平版印刷版における下塗層のゼラチンに５９
／ｒｒｔとし、シリカ粒子を平均粒径７μのものに変更
して同様に実施したところ、同傾向の結果が得られた。

実施例８ 実施例１の平版印刷版における下塗層のゼラチンｋｉ、
！９／ｉ、乳剤層のゼラチン０７ｇ／７７Ｌ′、ハロゲ
ン化銀１−ＯｊｌＡｒｔ、カーボンブラック１１０２ｇ
Ａｒｔ　とし、下塗層に平均粒径３μの澱粉音用いて同
様に実施したところ、同傾向の結果が得られた。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）支持体上に少なくとも下塗層、ハロゲン化銀乳剤
   層および物理現像核Ｉｍヲ順次有している平版印刷版↑
   あって、該下塗層に微細粉末を含有し、かつ該乳剤層に
   着色顔料粒子を含有することを特徴とする走査型の高照
   度短時間露光用平版印刷版。