JPS60120910A - 歩行型田植機の走行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、機体の左右両側に油圧装置で独立的に？１
降動する走行車輪を有する走行型田植機の走行装置に関
するものであり、従来、この種の装置で機体が左右横方
向に傾むいたときにこれを修正する手段として、左右一
対の整地フロートで油圧装置の独立している油圧切替バ
ルブを切替えて傾むきを修正するべく各別に走行車輪の
引降制御を行ってい泥。しかし、この傾むきの検出をす
る整地フロートは左右の走行車輪間に設けられておらず
、走行車輪の外側に位置する整地フロートで油圧切替バ
ルブを切替える構成になっていたために畦畔際わの苗植
付は時に整地フロートが畦畔に接当して」−下作動が的
確になされなかったり、あるいは、既に植伺けの終った
部分のすぐ近くを整地フロートが滑走するために米櫃地
側と表土面の起伏状態が異なって正確な走行車輪の引降
制御ができない欠点があった。また、これを解消する手
段として、左右の走行車輪間の単一の整地フロートの左
右両側部分に小さい補助センサーフロートを取付けて上
記の欠点を解消せんとする技術手段が講じられたが、こ
のような接地面積の小さいものでは正確なセンサー機能
が得られず的確な昇降制御ができない欠点があった。

この発明は、」−記の従来技術のもつ欠点を解消するこ
とを目的とし、次の技術的手段を講じた。

即ち、この発明は、機体（１）の左右両側に油圧装置１
〆、’ｌ（＋）で独立的に昇降動する走行車輪（７ａ）
　、　（７ｂ）を設け、機体（１）の後側部に苗植付装
置（イ）を装着した歩行型のＩＴ］植機において前記左
右の走行車輪間（１）内に左右横方向に所定の間隔で並
列する複数の整地フロート（Ｆ６ａ）　、　（１６ｂ）
を上下動可能に機体（１）側に装着し、前記走行車輪（
７ａ）　、　（７ｂ）を昇降動する各別の油圧切替バル
ブ（１２ａ）　、　（１２ｂ）と各走行車輪（７ａ）、
（７−ｂ　）側寄りに位置する前記整地フロート（１６
ａ）　。

（＋６ｂ）とを整地７ａ−ト（１６ａ）’　、　（１６
ｂ）が上動すれば走行ず１イ輸（７ａ）　、　（７ｂ）
を下降し、整地７　ロー　ト（１６ａ）　。

（＋６ｂ）が上動すれば走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ
）を上昇するよう互に連動構成してなる歩行型田植機の
走行装置どｔの構成とした。

この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると、（］
）は機体で、前部に走行部ミッションケース（２）を、
後部に苗植イ＼１装置の植付部ミッションケース（３）
を夫々取付け、走行部ミッションケース（２）の前部に
エンジン台（４）を取付けてその」二にエンジン（５）
を搭載し、植付部ミッションケース（３）の後部に左右
に後側部が分岐して上方に延設されるハンドル（６）が
取付けられている。

（７ａ）　、　（７ｂ）は走行車輪で、前記走行部ミッ
ションケース（２）の左右両側に突出する駆動軸を包む
ボスの回りに基部が回動自在に取付けられたチェンケー
ス（８ａ）　、　（８ｂ）の先端側に伝動回転されるよ
う軸承されている。（１）は左右の走行車輪（７ａ）　
、　（７ｂ）の間隔を示す。

（９）は油圧装置で、第３図に示した油圧回路の如　□
く設けられている。図中、ＱＧは油圧タンクで、これは
走行部ミッションケース（２）で兼用されている。０１
）は油圧ボｙ　フ、（１２ａ）　、　（１２ｂ）　ｉｊ
：　夫’ｔ　左、　右ｔ７）　油圧切替パルプ、（１３
ａ）　、　（１３ｂ）は左右の油圧シリンダー装置、０
４）はリリーフパルプ、Ａｈ）は分流弁を示す。

尚、この油圧装置（９）の油圧ポンプ０１）は走行部ミ
ッションケース（２）の上部に一体的に取付けられてい
る。そして、左右の油圧シリンダー装Ｍ　（１３ａ）　
。

（＋３１））は油圧ポンプ（１１）の上側部に左右に並
設され、その各、！１（部側に油圧切替バルブ（＋２ａ
）　、　（１２ｂ）が取付けられている。

（］（ｉａ）　、　（１６ｂ）は整地フロートで、前記
左右の走行中輪（７ａ）、　（７ｂ）の間隔（ア）内に
並設されて前後に長く設けられ、機体（１）に後部をピ
ンＱ７）　、　ａ７）で枢着し、＋ｉｉｒ部を拡縮リン
ク（１８）　、　０８）で取付けて上下動自由に設けら
れている。

（＋９８）　、　（１９ｂ）はロッドで、前記油圧切替
／＜　ｙ　フ（１２ａ）、、　（＋２ｂ）と整地７’ｏ
−ト（１６ａ）　、　（１６ｂ）とを夫々連動連結する
ものであり、整地フロート（１６ａ）が一定の範囲以上
に上動されると油圧℃替バルブ（１２ａ）が曲用シリン
ダー装置（１３ａ）のピストン（１，１３８）を突出す
る側に切替え、逆に一定範囲以下に下動するとピストン
（ｌ１３ａ）が引込むように切替え、他方の整地フｔ７
−１・（１９ｂ）のヒ、下動によっても油圧切替バルブ
（＋２ｂ）を同様に切替えてそのｆｆ１ｌ＋の油圧シリ
ンダー装置（＋３ｂ）のピストン（］１３ｂ）を出１人
ならしめるようにしている。

（２（ｌａ）　、　（２０ｂ）はそれぞれ左右のチェン
ケーヌ（８ａ）、　（ｓｂ）に一体向に取付けだアーム
である。（２１ａ）　。

（２１ｂ）はそれぞれ、前記ピストン（］］３ａ）とア
ーム（２０ａ）、ピストン（］１３ｂ）とアーム（２０
ｂ）を連動するロッドを示す。

苗植付装置（イ）は前記植付部ミッションケース（３）
の下側左右両側に装着した苗植付具（２３ａ）　、　（
２３ｂ）と前記ハンドル（６）の上部に左右に往復横移
動するよう支持ならしめた苗タンク（財）とからなる従
来がら周知のものである。

（２５ａ）　、　（２５ｂ）は車輪跡消フロートで、前
記左右ハンドル（６）の基部側左右中心部に後方へ突出
させた軸（ハ）に背面視口型の天秤杆（イ）を取付けて
、これの左右両側に取付けられたものである。

上側の作用について詳述すると、苗タンク（ハ）に苗を
載置収容したのち、エンジン（５）で各回転部を伝動回
転すると、左右一対の走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）
によって機体（１）が推進され各整地フロート（＋６８
）　。

（１６ｂ）が土壌面を滑走する。また、駆動反力は車輪
跡消フロー）　（２５ａ）　、　（２５ｂ）で受けられ
て安定走行される、 そして、苗植イτ１貝（２３ａ）　、　（２３ｂ）が上
下動し、左右に往復横移動中の１青タンク（財）の前側
部から１株分つつの凸を分割して前記整地フロート（１
６ａ）　、　（１６ｂ）で整地される土壌面へ次々と植
付けて行く。

このような作業中において、圃場の土壌表面から耕盤面
捷での深さが左右には変動しないで前後に変動している
ときは、その深さに応じて走行車輪（７ａ）　、　（７
ｂ）が同時に上下動するため、土壌表面にｔγ卜する整
地フロー１−　（１６ａ）　、　（１６ｂ）が相対的に
上１゛−動し、ｏ　ンｌ”　（１９ａ）　、　（１９ｂ
）を介して同一条件で油Ｉ−１：切替バルブ（］２ａ）
　、　（１２ｂ）を切替えて耕盤が深くなるときは油圧
ポンプ０】）からの油が両油圧シリンダー装ｊ１イｒ（
＋３ａ）　、　（１３ｂ）側に送込捷れてピスト７　（
１１３ａ）、　（ｌ１３ｂ）を突出しｒｙ　ラド（２１
ａ）　、−（２１ｂ）及びアーム（２０ａ）　、　（２
０ｂ）を介してチェンケース（８ａ）、（８ｂ）を下方
回動させ走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）を下動する。

逆に、ＪυＦ盤が浅くなるときは両油圧シリンダー装置
（１３ａ）、　（＋３ｂ）　＋１ｌ１１の油が油圧タン
クＯＱ内へ戻るように切替えられて機体荷重を受けて走
行車輪（７ａ）、（７ｂ）が１−動される。

まだ、耕盤面が左右に変動していて機体が左右に傾むこ
うとすると、前記の整地フロート（１６ａ）。

（１６ｂ）が独立的に上下動し、前記同じ原理で各別に
走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ’）が昇降制御されて機
体（］）の傾むきを修正することになる。

このようにして、自動的に機体（１）が略々水平状に保
持されて各整地フロー）　（１６８）　、　（１６ｂ）
の接地圧を苗植付は作業に適正な状態に保持して推進さ
れ的確に苗植付は作業が行われることになる。

そして、走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）を昇降制御す
るよう油圧切替パルプ（１２ａ）　、　（１２ｂ）を切
替える整地フロート０６ａ）　、　（］６ｂ）が左右の
走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）間隔（１）で前後方向
に相当長く接地する状態に設けられるから機体（１）の
傾むきによる接地圧の変化を的確に捉えることができ、
特に、畦畔ぎわの植イ」け時に整地フロート（１６ａ）
　、　（１６ｂ）が畦畔に突当って誤動するようなこと
もなく、捷だ、既植地側の荒された土壌面を滑走するよ
うなこともないために極めて的確に各別の整地フロート
（１６ａ）　、　（１，６ｂ）が」二下動じて正確な走
行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）の昇降制御が行われるこ
とになる。

尚、第１図と第２図とで示した実施例の他に、第４図の
ように３条植えの構成にするときは、左右の走行車輪（
７ａ）、（７ｂ）間隔（ｆり内に３個の整地フロートを
並役し、中火整地フロート（１６Ｃ）は油圧切替バルブ
に連動させないで上下動だけ自由になるよう取（＝Ｉけ
、中央部の苗植付具（２３Ｃ）による苗植付（ｅ／、　
Ｈ’４を整地するよう構成すればよい。

史に、第５図のように４条植えの構成にするときは、走
行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）の外側部分に夫々サイド
整地フロー）　（１，６ｄ）　、　（１６ｅ）を後部を
支点に前部が上下動自由となるよう取付けて、この内側
の前後中火部を膨出させて外側部の苗植付具（２３ｄ）
　、　（２３ｅ）による苗植付位置を整地する構成にす
ればよい。

以１ムこの発明は、前記の構成としたから、左右のノ［
行車輪を昇降制御する整地フロートが接地部によって的
確に上下動し、特に、畦畔ぎわの苗植（＝Ｉけ時に畦畔
に当接して誤動作させたり、既植地側の走行車輪の引降
が誤動作する事態を発生させないで常に正確に１刊植機
体を水平状に保持させながら推進させ得る作用効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図はその簡略平面図、第３図は油圧回路図、
第４図は別例の簡略平面図、第５図は更に別例の簡略平
面図を示す。 図中記号、（１）は機体、（７ａ）、（７ｂ）は走行車
輪、ｒ９）は油圧装置、（１２ａ）　、　（１２ｂ）は
油圧切替／＜　）ｖ　７、（１６ａ）　、　（１６ｂ）
は整地フロート、（β）は左右の走行車輪間隔を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井関昌孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機体（１）の左右両側に油圧装置（９）で独立的に昇降
   動する走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）を設け、機体（
   １）の後側部に菌植イτ１装Ｍ（ハ）を装着した歩行型
   の田植機において前記左右の走行車輪間（１）内に左右
   横方向に所定の間隔で並列する複数の整地フロート（１
   ６ａ）　’、　（１６ｂ）を上下動可能に機体（１）側
   に装着し、前記走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）を昇降
   動する各別の油圧切替バルブ（＋２８）　、　（１２ｂ
   ）と各走行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）側寄りに位置す
   る前記整地フロー）　（１６ａ）　、　（１６ｂ）とを
   整地フロート（＋６ａ）、　（１６ｂ）が上動すれば走
   行車輪（７ａ）　、　（７ｂ）をＦ降し、整地フロート
   （１６ａ）　、　（１６ｂ）が上動すれば走行ｊｌｉ輪
   （７ａ）　、　（７ｂ）を上月するよう互に連動構成し
   てなる歩行型田植機の走行装置。