JP2001128508A - 芋等の移植機 - Google Patents

芋等の移植機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央部がドーム状に隆起したカマボコ型の畝
に種芋等を適正な状態で植付けられるようにする。 【解決手段】 種芋等の植付位置Aが左右走行車輪のト
レッド中心B−Bに対して左右片方に偏位している芋等
の移植機1において、植付部1bの昇降制御の基準とな
る畝面高さを検出するための接地センサ70に、前記植
付位置Aよりも前記トレッド中心B−B側に位置する延
長部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1行程では畝の片
側に1条植付けし、同じ畝を往復して植付作業すること
で1畝に合計2条の植付けを行う芋等の移植機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】野菜の苗、種芋等を畝に植付ける移植機
は、機体の進行に伴い畝上面を滑走して植付部の畝上面
に対する高さを検出する接地センサを備え、この接地セ
ンサの検出結果に基づき植付部を昇降させ、野菜の苗、
種芋等の植付深さを一定に維持するように制御してい
る。
【0003】一般的に、この種の移植機は1条植えの構
成であるが、作物の種類や地域によっては一つの畝に作
物を2条植付けることがある。その場合は、植付位置が
左右走行車輪のトレッド中心に対して左右片方に偏位し
ている移植機を使用し、同じ畝を往復して植付作業を行
うことで、一つの畝に作物を2条植付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャガイモ
等の芋類は、中央部がドーム状に隆起したカマボコ型の
畝に植付けられる。このような形状の畝に対し、接地セ
ンサが植付位置と左右同じ位置に設けられていた従来の
移植機を使用すると、接地センサが畝の最高地点からず
れることにより、接地センサの左右端部が土中に食い込
んで畝を荒すとともに、接地センサの検出結果が不安定
となり、正確な植付部昇降制御を行えないという問題が
生じる。そこで、本発明は、カマボコ型の畝に植付けを
行う場合に畝を荒らすことなく正確な植付部昇降制御を
行える芋等の移植機を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のように構成した、すなわち、本発明にか
かる芋等の移植機は、種芋等の植付位置が左右走行車輪
のトレッド中心に対して左右片方に偏位している芋等の
移植機において、植付部の昇降制御の基準となる畝面高
さを検出するための接地センサに、前記植付位置よりも
前記トレッド中心側に位置する延長部を設けたことを特
徴としている。
【0006】また、第一の発明において、機体の骨格と
なる前後方向のフレームを前記植付位置よりも前記トレ
ッド中心と反対側に配置した構成とすると、機体の骨格
となる前後方向のフレームで畝を荒らしたり、畝に被覆
されているマルチフィルムを破損したりすることを防止
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態とし
て、ジャガイモ移植機を図面に基づき説明する。このジ
ャガイモ移植機1は、左右走行車輪2,2,3,3を有
する走行部1aによって畝Uを跨いだ状態で機体を進行
させながら、植付部1bでジャガイモの種芋を畝Uの上
面に植付ける構成となっている。作業者は、機体後方に
設けた操縦ハンドル6で適宜機体を操向すると共に、移
植作業時には機体の側方を歩きながら植付部1bに種芋
を補給する。以下、各部の構成について説明する。
【0008】走行部1aは、ミッションケース7の前側
にエンジン9が配置されている。エンジン9の左側面部
には該エンジンの動力で駆動する油圧ポンプ10が設け
られている。また、エンジン9の上側には燃料タンク1
1等が設けられ、その上側をボンネット12が覆ってい
る。ミッションケース7の背面部に側面視長方形の左右
に長い連結フレーム13が一体に設けられており、この
連結フレームの背面右端部に走行部1aと操縦ハンドル
6をつなぐメインフレーム14の前端部が固着連結され
ている。メインフレーム14は、機体の右側を通って後
方に延び、途中で斜め上向きに湾曲し、そのまま植付部
1bの後方位置まで延びている。そして、その後端部に
操縦ハンドル6が、周知の菊座を介して固定ねじ6b,
6bにて高さ調節自在に取り付けられている。
【0009】ミッションケース7の左右側面部から側方
に突出する回動筒部15,15に後輪伝動ケース16,
16が一体に取り付けられ、その後輪伝動ケースの先端
部に駆動走行車輪である後輪2,2が軸支されている。
右側の回動筒部15よりも左側の回動筒部15の方が長
くなっている。そして、右後輪2は右後輪伝動ケース1
6の左右内側に配置され、左後輪2は左後輪伝動ケース
16の左右外側に配置されている。また、ミッションケ
ース7の下側に左右にスライド自在に設けられた前輪支
持軸17に前輪支持アーム18,18が回動自在に取り
付けられ、その前輪支持アームの先端部に従動走行車輪
である前輪3,3が軸支されている。前輪3,3の左右
位置が後輪2,2の左右位置と同じになるように、前輪
支持軸17の左右位置が調整されている。
【0010】走行部1bには、後輪2,2及び前輪3,
3を上下動させて機体位置を制御する機体制御機構が設
けられている。この機体制御機構は、ミッションケース
7の上に配置した油圧バルブユニット20から後方に向
けて昇降シリンダ21が設けられ、該シリンダのピスト
ンロッドの先端部に左右方向に長い天秤杆22が上下方
向の軸まわりに回動自在に取り付けられている。ピスト
ンロッドは、前部が油圧バルブユニット20に支持され
後部がメインフレーム14と後記植付部支持フレーム3
0とに両端が固着された取付部材23に支持されたガイ
ド軸24に沿って摺動するようになっている。なお、植
付部支持フレーム30は、前記連結フレーム13の背面
左端部に固着され、機体の左側を通って後方に延びてい
る。
【0011】そして、天秤杆22の左右両端部と、回動
筒部15,15に固着した後輪昇降アーム25,25と
が、連結ロッド26,26を介して連結されている。左
側の第一連結ロッド26は、ローリングシリンダ27が
組み込まれており、該シリンダを伸縮作動させることに
より長さを変えられるようになっている。また、回動筒
部15,15に固着した前輪昇降アーム28,28と、
前輪支持アーム18,18と一体の連動アーム18a,
18aとが連結リンク29,29を介して連結されてい
る。
【0012】昇降シリンダ21及びローリングシリンダ
27は、各々前記油圧ポンプ11から供給される作動油
を油圧バルブユニット20内の制御バルブ(図示せず)
で制御して作動させられる。昇降シリンダ21を伸縮作
動させると、左右の後輪2,2及び前輪3,3が同方向
に同量だけ機体に対し上下動し、機体高さが変更され
る。また、ローリングシリンダ27を伸縮作動させる
と、後輪2,2,及び前輪3,3が左右逆方向に同量だ
け機体に対し上下動し、機体が左右に傾斜する。
【0013】植付部1bは、種芋を植付位置の上方近傍
まで移送するベルトコンベア31、植付けるための種芋
が収納された箱状容器を載置する種芋収納容器載置台3
2、畝上面に種芋を植付けるための溝を形成する作溝器
33、種芋が植付けられた溝を覆土する左右の覆土板3
4,34、覆土された跡を鎮圧する鎮圧輪35等を備え
ている。
【0014】上記植付部1bの各部が組み付けられてい
る植付部フレーム37は、前記植付部支持フレーム30
の後端部とメインフレーム14の中途部とにボルトにて
固着されて支持されている。また、図3に示すように、
前記取付部材23に軸受38にて支持された入力軸39
の前端部が、ミッションケース7から後方に突出するP
TO軸40に自在継手41を介して連結されている。こ
のため、植付部支持フレーム30の前端部を連結フレー
ム13から外すと共に、植付部フレーム37をメインフ
レーム14の中途部から外し、入力軸39とPTO軸4
0との間の自在継手41を外すことにより、走行部1a
から植付部1bごと取り外すことができ、植付部1bの
メンテナンスが容易に行える。
【0015】ベルトコンベア31は、進行方向に向かっ
て右上部と右下部と左上部の3箇所に設けられた3個の
回転ロール43,44,45により正面視で三角形に張
架され、図5における矢印方向に移動するように構成さ
れている。ベルトコンベア31の搬送面46は仕切り板
47,…で等間隔に区切られており、その仕切り板4
7,…で区切られた各区画に種芋aが1個づつ収容され
るようになっている。種芋に損傷を与えないように、ベ
ルトコンベア31はゴム等の弾性材で成形されている。
【0016】ベルトコンベア31の作業者が種芋を置く
部位31bは、左端の方が右端よりも高くなるように若
干傾斜している。また、ベルトコンベア31の垂直に下
降移送する部位31aに対向して、移送中の種芋が落下
するのを防止する断面U字状の案内ガイド48が上下方
向に設けられている。そして、この案内ガイド48の下
端部に右下部の回転ロール44が装着されている。回転
ロール44の位置がベルトコンベア31の最下端で、各
区画に収容されて移送されてきた種芋aがここで落下
し、作溝器33によって畝上面に形成された植付溝Mの
中に植付けられる。この種芋の植付位置Aは、機体の左
右中心に位置している。したがって、植付位置Aは、左
右走行車輪2,2及び3,3のトレッド中心B−Bに対
して右方に偏位している。
【0017】49はベルトコンベア31の右端部の上方
を覆うカバー体で、植付部フレーム31の右端部に取り
付けられている。このカバー体49は、ベルトコンベア
31の作動方向が右端部で変わる際に、該ベルコンベア
に付着した土や泥等が上方に飛散して、機体の左側方を
歩きながら種芋の補給作業を行う作業者に降りかかるの
を防止するために設けてある。
【0018】右上部の回転ロール43がこのベルトコン
ベア31の駆動ロールで、該回転ロール43の支軸51
に一体回転するよう装着されたプーリ52と、前記入力
軸39の後端に装着されたプーリ53とに伝動ベルト5
4が掛けられている。これにより、PTO軸40からの
動力で回転ロール43が駆動回転し、ベルトコンベア3
1が作動する。なお、55はテンションプーリであっ
て、後述の植付昇降レバー82により操作ワイヤ56を
介して伝動ベルト54を張って動力を伝える状態と緩め
て動力を伝えない状態とに切替操作できるように構成さ
れている。
【0019】種芋収納容器載置台32は、機体の前後方
向の中央でベルトコンベア31の前方に配置され、前部
よりも後部が低く且つ左側よりも右側が低くなるように
傾斜して設けられている。
【0020】作溝器33は、平面視で前端が尖った形状
をしており、前記案内ガイド39の前方から側方を覆う
位置に設けられている。植付作業時には、機体の進行と
共に畝の表土部に潜った状態で移動して植付溝を形成す
る。
【0021】左右の覆土板34,34は、後部の相互間
隔が狭くなるよう機体進行方向に対し斜めの姿勢で、植
付位置Aの後方に回転自在に設けられている。覆土板3
4を支持する支持ロッド58は、植付部フレーム31か
ら後方に向けて延設された支持体59に固着の筒体59
aに摺動自在に嵌合し、スプリング60によって下向き
に付勢されている。このため、覆土板34,34が一定
の力で下向きに加圧された状態となっており、均一な覆
土を行うことができる。
【0022】鎮圧輪35は、土が付着しにくい樹脂製
で、左右覆土板34,34の後方に設けられている。前
記支持体59に支持軸62にて回動自在に支持されたL
字状回動アーム63の中途部に鎮圧輪35が取付軸64
にて遊転自在に取り付けられていると共に、取付軸64
に下端部が連繋された吊下げロッド65が支持体59に
対し上下動自在に吊り下げ支持されている。そして、鎮
圧輪35は、吊下げロッド65に遊嵌させたスプリング
66によって下向きに付勢され、機体の進行に伴って畝
上面を転動し、左右覆土板34,34にて覆土された種
芋の植付跡を鎮圧するようになっている。吊下げロッド
65の支持体59よりも上方に突出する部分には、上下
方向に複数の孔が形成されており、ピン67をいずれか
の孔に選択して挿通することにより、鎮圧輪35の上下
方向の高さを複数段階に変更できるようになっている。
これにより、鎮圧輪35の鎮圧力を段階的に調節でき
る。なお、68は鎮圧輪35に付着した土を掻き落とす
スクレーパであって、回動アーム63の後端部に取り付
けられている。
【0023】また、機体の前後中央部に、畝面高さを検
出するための接地センサ70が設けられている。この接
地センサ70は、メインフレーム14に右端部が軸支さ
れた回動軸72に固着したアーム73の前端部に、軸7
4にて回動自在に取り付けられている。接地センサ70
の左端部は、前記植付位置Aよりも左右走行車輪2,
2,3,3のトレッド中心B−B側に張り出している。
接地センサ70が軸74を支点に上下回動すると、その
回動がリンク機構71を介して油圧バルブユニット20
内の昇降制御バルブに伝えられ、接地センサ70の角度
が元に戻る方向に昇降シリンダ21を作動させる。これ
により、畝上面から機体までの高さを一定に維持するよ
うに機体を昇降制御し、畝の高さ変動にかかわらず種芋
の植付深さが常に一定に保たれる。
【0024】前記回動軸72は植付深さ調節レバー75
の基部に連繋されており、植付深さ調節レバー75を操
作して接地センサ70の基準角度を変更することによ
り、植付深さを調節する。植付深さ調節レバー75を位
置固定するための係合ガイド76には複数の調節係合部
が形成されており、植付深さを複数段階に調節できるよ
うになっている。
【0025】なお、油圧バルブユニット20内のローリ
ング用油圧バルブは左右傾斜検出用の振り子等の動きに
連動して切り替わるようになっており、機体が左右に傾
斜するとローリングシリンダ27が適宜作動し、機体を
左右水平に戻すように制御する。
【0026】操縦ハンドル6のグリップ6a,6aの下
側には、サイドクラッチレバー80,80が設けられて
いる。また、操縦ハンドル6の基部には操作パネル81
が設けられ、該操作パネルに、前記テンションプーリ5
5を操作する操作ワイヤ56を介して操作する植付昇降
レバー82、メインクラッチの入・切操作をするメイン
クラッチレバー83等が設けられている。84は変速操
作レバーであって、ミッションケース7内の変速歯車機
構を操作して「前進路上走行速」と「前進植付速」と
「後進」と「中立」とを切り替える。
【0027】次に、この移植機1を使用しての植付作業
について説明する。通常の植付作業時には、変速操作レ
バー84を「前進植付速」にし、植付昇降レバー82を
自動昇降制御状態で植付部1bが伝動される操作位置に
し、メインクラッチレバー83をメインクラッチ入に操
作する。すると、左右後輪2,2が駆動回転して機体が
前進すると共に、植付部1bの各部が作動する。作業者
は、機体の進行に合わせて左後輪2の後方の畝溝を歩き
ながら、種芋収納容器載置台32に載置されている種芋
収納容器から種芋を取り出し、それをベルトコンベア3
1の仕切り板46,…で区切られた区画に1個づつ入れ
る。種芋は、ベルトコンベア31の最下端から、作溝器
33によって畝上面に掘られた植付溝の中に落下する。
その後、左右覆土板34,34で覆土し、さらに鎮圧輪
35で鎮圧する。
【0028】畝の端まで植付作業を行うと、畝の中心よ
り右側に偏位した位置に種芋が1条植付けられる。例え
ば、図6において、紙面の手前側から奥に向かって植付
作業を行うとすると、A1の位置に植付けられる。次い
で、畝の端で機体を180度旋回させ、逆向きに植付作
業を行う。すると、今度はA2の位置に植付けられる。
このように一つの畝を往復して植付作業を行うことによ
り、1畝に種芋が2条植え付けられる。
【0029】上記植付作業中は、接地センサ70の上下
回動に基づき機体の昇降制御を行う。接地センサ70は
植付位置A1,A2よりも左右走行車輪のトレッド中心
B側に設けられているので、往復いずれの植付作業時に
も、少なくとも接地センサ70の一部が畝の最高地点
(畝の左右中心)を通る。このため、接地センサ70の
端部が土中に食い込んで畝を荒すことがなく、また接地
センサ70の検出結果も安定している。
【0030】1畝1条の植付けを行う場合は、図1にお
いて鎖線で示すように、右後輪2を右後輪伝動ケース1
6の左右外側に付け替えると共に、左後輪2を左後輪伝
動ケース16の左右内側に付けられる。また、後輪2,
2と前輪3,3の左右位置が同じになるように、前輪支
持軸17の左右位置を調整する。この状態で植付作業を
行うと、図7に示すように畝の左右中央に種芋が植付け
られる。
【0031】なお、図8に示すように、機体の左右中心
に設けたピボット軸90を中心に揺動自在な前輪支持ア
ーム91の左右端部に前輪支持ロッド92,92を高さ
調節可能に取り付け、その前輪支持ロッドの下端部に前
輪3,3が軸支されている構成の移植機の場合は、ピボ
ット軸90による前輪支持アーム91の支持位置を変更
することにより、1畝2条の植付けと1畝1条の植付け
とに対応させることができる。図8において実線で示す
ように、前輪支持アーム91の支持位置を機体の左右中
心に対し偏心させると1畝2条の植付け仕様となり、同
図において鎖線で示すように、前輪支持アーム91の支
持位置を機体の左右中心と一致させると1畝1条の植付
け仕様となる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる芋等の移植機は、植付部の昇降制御の基準とな
る畝面高さを検出するための接地センサを、植付位置よ
りもトレッド中心側に配置することにより、中央部がド
ーム状に隆起したカマボコ型の畝に植付けを行う場合、
接地センサが常に畝の最高地点を通ることとなり、接地
センサの端部が土中に食い込んで畝を荒すことがなく、
また接地センサの検出結果が安定して正確な植付部の昇
降制御を行えるので、植付深さが常に一定に維持される
ようになった。
【0033】さらに、機体の骨格となる前後方向のフレ
ームを植付位置よりも左右走行車輪のトレッド中心と反
対側に配置することにより、前記前後方向のフレームで
畝を荒らしたり、畝に被覆されているマルチフィルムを
破損したりすることが防げるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジャガイモ移植機の平面図である。
【図2】ジャガイモ移植機の側面図である。
【図3】走行部と植付部の連結部分の斜視図である。
【図4】案内ガイドとベルトコンベアとの関係を示す正
面図である。
【図5】ベルトコンベアと3個の回転ロールを示す作用
説明図である。
【図6】1畝2条植えの場合の畝の断面図である。
【図7】1畝1条植えの場合の畝の断面図である。
【図8】異なる前輪支持方法を示す正面図である。
【符号の説明】
A 植付位置 B トレッド中心 1 ジャガイモ移植機 2 後輪(走行車輪) 3 前輪(走行車輪) 31 ベルトコンベア 33 作溝器 34 覆土板 35 鎮圧輪 70 接地センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B054 AA04 AA06 BA03 BB01 CA03 CB11 EA05 EA13 EA22 2B060 AA08 AC08 AE01 BA03 BB03 BB05 BB10 CA01 CA03 CA12 CA13 CB04 CB06 DA02 DA04 DA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種芋等の植付位置が左右走行車輪のトレ
    ッド中心に対して左右片方に偏位している芋等の移植機
    において、植付部の昇降制御の基準となる畝面高さを検
    出するための接地センサに、前記植付位置よりも前記ト
    レッド中心側に位置する延長部を設けたことを特徴とす
    る芋等の移植機。
  2. 【請求項2】 機体の骨格となる前後方向のフレームを
    前記植付位置よりも前記トレッド中心と反対側に配置し
    た請求項1に記載の芋等の移植機。
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