JPS60118668A - 低膨張性磁器の製造法 - Google Patents
低膨張性磁器の製造法Info
- Publication number
- JPS60118668A JPS60118668A JP58223949A JP22394983A JPS60118668A JP S60118668 A JPS60118668 A JP S60118668A JP 58223949 A JP58223949 A JP 58223949A JP 22394983 A JP22394983 A JP 22394983A JP S60118668 A JPS60118668 A JP S60118668A
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- Japan
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- petalite
- parts
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- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ジルコニア磁器は機械的強度が高く、耐熱性にも富むが
、熱膨張係数が太き(、熱伝導率が低いため熱衝撃に弱
い欠点があった。一 本発明は、ジルコニア磁器の欠点とされる上記熱膨張係
数を小さくして耐熱衝撃強度を改滲することに成功した
もので、安定化剤を含むZrO2を主体として40〜8
0重量%、残部ペタライ) (LLP・Atρ3・8S
iO2)からなる混合粉末、または該混合粉末100重
量部に対してTiO2,NiOのいずれか、または両者
の粉末を10重量部以下の割合で添加。
、熱膨張係数が太き(、熱伝導率が低いため熱衝撃に弱
い欠点があった。一 本発明は、ジルコニア磁器の欠点とされる上記熱膨張係
数を小さくして耐熱衝撃強度を改滲することに成功した
もので、安定化剤を含むZrO2を主体として40〜8
0重量%、残部ペタライ) (LLP・Atρ3・8S
iO2)からなる混合粉末、または該混合粉末100重
量部に対してTiO2,NiOのいずれか、または両者
の粉末を10重量部以下の割合で添加。
混合した粉末を出発原料とし、以下常法によって成型、
非還元性雰囲気において焼成することを特徴とする。
非還元性雰囲気において焼成することを特徴とする。
実施例I
ZI′02(第1稀元X−純度99.15−平均粒径o
、 i μ)960gに対し、安定化剤としてY2O3
(試薬特級・平均粒径0.5μ)40y (4内96)
を配合した混合粉末を主成分とし、これにペタライト(
日向産業・純度9895・平均粒径50μ)を副成分と
して全量の10.20,40,60.7096を占める
よう配合してなる5種類の粉末各100i量部に対して バインダ(PVA・デンカB−05) 2M1t部分散
剤(ヘキサメタリン酸ソーダ・試薬1級)0.5重量部 水 50重量部 を加え、内容積31!のアルミナ製ボールミル、アルミ
ナ球石にて24時間の混合、粉砕を行ない。
、 i μ)960gに対し、安定化剤としてY2O3
(試薬特級・平均粒径0.5μ)40y (4内96)
を配合した混合粉末を主成分とし、これにペタライト(
日向産業・純度9895・平均粒径50μ)を副成分と
して全量の10.20,40,60.7096を占める
よう配合してなる5種類の粉末各100i量部に対して バインダ(PVA・デンカB−05) 2M1t部分散
剤(ヘキサメタリン酸ソーダ・試薬1級)0.5重量部 水 50重量部 を加え、内容積31!のアルミナ製ボールミル、アルミ
ナ球石にて24時間の混合、粉砕を行ない。
得られたスラリーを、ガス温度170°C,アトマイザ
ディスク径110m、7200RPMの噴霧乾燥によっ
て平均粒径80μの!亘拉に造粒した。ついでこれら5
種の腫粒を10mWX 30mJX4.8mmtに15
00¥1の金型プレスによって成型し、この成型した素
体(未焼成品)を電気炉によって焼結し、約8mW X
25m7 X 4 nmtの試験片を得た。
ディスク径110m、7200RPMの噴霧乾燥によっ
て平均粒径80μの!亘拉に造粒した。ついでこれら5
種の腫粒を10mWX 30mJX4.8mmtに15
00¥1の金型プレスによって成型し、この成型した素
体(未焼成品)を電気炉によって焼結し、約8mW X
25m7 X 4 nmtの試験片を得た。
これらの試験片について諸特注を測定した結果を第1表
に示す。
に示す。
第1表によって明らかにされる通り−ZrO□に対する
ペタライトの配合はジルコニア磁器の欠点とする耐急冷
温度差で表わされる耐熱衝撃強度を改善するが、配合量
が20〜60%の範囲内において著効を奏し、試料Nα
1のように20%以下においては充分でなく、また60
96を超えた場合は試料Nα5に示されるように抗折力
を急激に低下させるのでペタライトの配合量は全量中2
0〜60%とする。
ペタライトの配合はジルコニア磁器の欠点とする耐急冷
温度差で表わされる耐熱衝撃強度を改善するが、配合量
が20〜60%の範囲内において著効を奏し、試料Nα
1のように20%以下においては充分でなく、また60
96を超えた場合は試料Nα5に示されるように抗折力
を急激に低下させるのでペタライトの配合量は全量中2
0〜60%とする。
しかしてペタライトが上記の効果を奏する理由は、該ヘ
タライトは680″Cに3いて1.2X10(常温〜8
00℃)級の極めて低い熱膨張係数を呈するβスボジュ
メン型(L120・Al2O3・4SiO4)固溶体に
変化する。一方zrO2は焼結後の降温段階の1100
℃付近において正方晶から体積の増大を伴なう単斜晶に
変化し、この単斜晶ZrO2の熱膨張係数(常温〜10
00℃)は7.5X10程度を呈し、この高い熱膨張が
耐熱衝撃強度を低下させるものであるが、上記1100
℃以降のZrO2の降tム1過1纏こるいても低膨張性
のβスポジュメン固溶体がガラス相に充分な可塑性を有
しているためzrO2粒子と強固に結合して目的を達成
するためと考えられる。なおペタライト(L t 20
・Alp3・8 S tO2)がβスポジュメン型(L
iP−A1203・4 StO2)に固溶するとき、5
102が副生ずる場合があるがこのSiO2はzツ2の
一部と結合して約4.5X1(T6(常温〜1000℃
)の熱膨張係数を呈するジルコン(Zr02・StO2
)を生成して遊離の3102による悪影響、王として機
械的強度の低下を防止するが、ペタライト70%の試料
魔5はX線回折においてα石英の存在が確かめられ、こ
ねの前述の通り機械的強度を低下させる。
タライトは680″Cに3いて1.2X10(常温〜8
00℃)級の極めて低い熱膨張係数を呈するβスボジュ
メン型(L120・Al2O3・4SiO4)固溶体に
変化する。一方zrO2は焼結後の降温段階の1100
℃付近において正方晶から体積の増大を伴なう単斜晶に
変化し、この単斜晶ZrO2の熱膨張係数(常温〜10
00℃)は7.5X10程度を呈し、この高い熱膨張が
耐熱衝撃強度を低下させるものであるが、上記1100
℃以降のZrO2の降tム1過1纏こるいても低膨張性
のβスポジュメン固溶体がガラス相に充分な可塑性を有
しているためzrO2粒子と強固に結合して目的を達成
するためと考えられる。なおペタライト(L t 20
・Alp3・8 S tO2)がβスポジュメン型(L
iP−A1203・4 StO2)に固溶するとき、5
102が副生ずる場合があるがこのSiO2はzツ2の
一部と結合して約4.5X1(T6(常温〜1000℃
)の熱膨張係数を呈するジルコン(Zr02・StO2
)を生成して遊離の3102による悪影響、王として機
械的強度の低下を防止するが、ペタライト70%の試料
魔5はX線回折においてα石英の存在が確かめられ、こ
ねの前述の通り機械的強度を低下させる。
次にY2O3を含むz0□49〜80%と残部ペタライ
トからなる出発原料100重量部に対してTto2゜N
iOのいずれカ)、または両者を10重墓部以下の範囲
で添加することによって抗折強度を高めることができる
。
トからなる出発原料100重量部に対してTto2゜N
iOのいずれカ)、または両者を10重墓部以下の範囲
で添加することによって抗折強度を高めることができる
。
実施例2
前例において最も高い耐熱衝撃強度を示した試料NQ
3のZrO57,6% 、 Y2O32,496,ヘ9
5イト40粥からなる混合粉末100重量部に対してT
lO2(林純薬工業・試薬特級・平均粒径0.1μ)及
び io (米中薬品工業・試薬特級・平均粒径0.5μ)
のいずねか、または両者を添加し、前例と同様にして得
た試験品の諸特性を第2表に示す。
3のZrO57,6% 、 Y2O32,496,ヘ9
5イト40粥からなる混合粉末100重量部に対してT
lO2(林純薬工業・試薬特級・平均粒径0.1μ)及
び io (米中薬品工業・試薬特級・平均粒径0.5μ)
のいずねか、または両者を添加し、前例と同様にして得
た試験品の諸特性を第2表に示す。
第2表から明らかにされる通り、TiO2,NiOはい
ずれも微量の添加によって効果を表わし、特に5%付近
において最高値を示すが1096が限度である。
ずれも微量の添加によって効果を表わし、特に5%付近
において最高値を示すが1096が限度である。
以上の通り1本発明はジルコニア磁器の欠点である耐熱
衝撃強度を顕著に改善するから、炉材。
衝撃強度を顕著に改善するから、炉材。
バーナーノズル、大容量の抵抗巻線芯を初め、内燃機関
の排気断熱管、副燃焼室断熱材、更には特に温度差の大
きいガスタービンのハニカム型環各種の熱交換器の材質
として著効を奏する。
の排気断熱管、副燃焼室断熱材、更には特に温度差の大
きいガスタービンのハニカム型環各種の熱交換器の材質
として著効を奏する。
なお実施例としては、出発原料の粉末をスラリーとした
後、噴霧乾燥によって造粒してプレス成型した場合につ
いて示したか、スラリーの状態における鋳込成型、シー
ト成型、あるいは浄土状としてローリング成型、押出し
成型等目的に応じた成型法を選択することかできる。
後、噴霧乾燥によって造粒してプレス成型した場合につ
いて示したか、スラリーの状態における鋳込成型、シー
ト成型、あるいは浄土状としてローリング成型、押出し
成型等目的に応じた成型法を選択することかできる。
また主体とするzrO2の安定化剤としては周知の通り
、Y2O3ノ他、MgO、CaOあるいはTlO2が使
用でき、配合量も1%に満たなければ効果がな(,6%
を超えねば過大となってZθ2が100%安定化され、
12〜13×106という過大な熱膨張係数がβスポジ
ュメンとの結合に悪影響を与えるので2〜5%の範囲、
特に3%付近としてY2O3を用いることが奸才しい。
、Y2O3ノ他、MgO、CaOあるいはTlO2が使
用でき、配合量も1%に満たなければ効果がな(,6%
を超えねば過大となってZθ2が100%安定化され、
12〜13×106という過大な熱膨張係数がβスポジ
ュメンとの結合に悪影響を与えるので2〜5%の範囲、
特に3%付近としてY2O3を用いることが奸才しい。
特許出願人 日本特殊陶業株式会社
手続補正!!(自発)
特許庁長官若杉和夫殿
り事件の表示
昭和58年特詐願 第228949号
2発明の名称
低膨張性磁器の製造法
a補正をする者
事件との関係 特許出願人
(454)日本特殊陶業株式会社
代表者小川修次
屯代理人
(〒467)
丘補正の対象
明細書中、発明の詳細な説明の欄。
、−一ゴーNN
6補正の内容
(1)明細書第9頁下から第8行目中、「あるいはT
i 02 Jの語句を削除します。
i 02 Jの語句を削除します。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■安定化剤を含むZrO240〜80重量%、残部ペタ
ライトからなる混合粉末を用いて成型した素体を、非還
元性雰囲気中において焼成することを特徴としたジルコ
ニアを主体とする低膨張性磁器の製造法。 ■安定化剤を含ムzrO240〜80重i96.残部ペ
タライトからなる混合粉末100重量部に対して、 T
iO2,NiOのいずれ英、または両者の粉末を10重
量部以下の割合で添加、混合した粉末を出発原料として
成型してなる素体を、非還元性雰囲気中において焼成す
ることを特徴としたジルコニアを主体とする低膨張性磁
器の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58223949A JPS60118668A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 低膨張性磁器の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58223949A JPS60118668A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 低膨張性磁器の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60118668A true JPS60118668A (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=16806219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58223949A Pending JPS60118668A (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | 低膨張性磁器の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60118668A (ja) |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP58223949A patent/JPS60118668A/ja active Pending
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