JPS59227767A - βスポジユメン型低膨脹性磁器及びその製法 - Google Patents
βスポジユメン型低膨脹性磁器及びその製法Info
- Publication number
- JPS59227767A JPS59227767A JP58100457A JP10045783A JPS59227767A JP S59227767 A JPS59227767 A JP S59227767A JP 58100457 A JP58100457 A JP 58100457A JP 10045783 A JP10045783 A JP 10045783A JP S59227767 A JPS59227767 A JP S59227767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type low
- expandalbe
- ceramics
- manufacture
- porcelain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
βスポジュメン型磁器(Li O・Al2O,。
4 S i O,)は低膨張性磁器として耐熱衝撃部材
として知られているが、この組成の磁器は焼結温度領域
において多量の液相を生成し、それが焼成温度範囲を狭
くするだけでなく、生成された液相の一部が熱膨張率の
大きなガラスとして焼成された磁器体の粒界に残存して
該粒界に歪みを生じて機械的強度を低下させるため用途
が著しく制限される欠点があっ゛た。
として知られているが、この組成の磁器は焼結温度領域
において多量の液相を生成し、それが焼成温度範囲を狭
くするだけでなく、生成された液相の一部が熱膨張率の
大きなガラスとして焼成された磁器体の粒界に残存して
該粒界に歪みを生じて機械的強度を低下させるため用途
が著しく制限される欠点があっ゛た。
本発明は、βスボジュメン型低膨張性磁器における弱点
とされる上記の粒界のガラス相を結晶化することによっ
て強化して改善しようとするもので、T iOz 、Z
’ 02 、N t Oの1種または2種以上を、結
晶化剤として全量中、3重量%以下の割合で配合したベ
タライト(Li20−Al2O。
とされる上記の粒界のガラス相を結晶化することによっ
て強化して改善しようとするもので、T iOz 、Z
’ 02 、N t Oの1種または2種以上を、結
晶化剤として全量中、3重量%以下の割合で配合したベ
タライト(Li20−Al2O。
8 S iOz )を出発原料として常法によって成型
した素体を、非還元性雰囲気中において焼成することを
特徴とし、欠点とされていた機械的強度(抗折力)を実
に最高2倍以上、耐熱衝撃強度(耐急冷温度差)をも格
段と高めることに成功したものである。
した素体を、非還元性雰囲気中において焼成することを
特徴とし、欠点とされていた機械的強度(抗折力)を実
に最高2倍以上、耐熱衝撃強度(耐急冷温度差)をも格
段と高めることに成功したものである。
実施例
ペタライト粉末(日陶産業・純度98%・平均粒径50
μm)、水及び粘結剤ポリビニルアルコニール(デンカ
・13−05)、並びに酸化チタン及び酸化ジルコニウ
ム(両者共試薬1級・平均粒径0.5μm)を次表に示
す。各種の割合に配合、内容積27!のアルミナ磁器の
ボールミル及びボールにて24時間混合して得た各スラ
リーを、ガス温度190°C、アトマイザ径110mm
、7200r、p、mの条件で噴霧乾燥して造粒し、得
られた粉末を15’00 kg/caの圧力で1. Q
wx 30mmX 5mmの各板に金型ブレス成型し、
ついで電気炉(酸化性雰囲気)にて焼成して得たβスボ
ジュメン型磁器の緒特性を同表に示す。
μm)、水及び粘結剤ポリビニルアルコニール(デンカ
・13−05)、並びに酸化チタン及び酸化ジルコニウ
ム(両者共試薬1級・平均粒径0.5μm)を次表に示
す。各種の割合に配合、内容積27!のアルミナ磁器の
ボールミル及びボールにて24時間混合して得た各スラ
リーを、ガス温度190°C、アトマイザ径110mm
、7200r、p、mの条件で噴霧乾燥して造粒し、得
られた粉末を15’00 kg/caの圧力で1. Q
wx 30mmX 5mmの各板に金型ブレス成型し、
ついで電気炉(酸化性雰囲気)にて焼成して得たβスボ
ジュメン型磁器の緒特性を同表に示す。
lD副24朗口居よ暖気ν騎)ら22℃の水中に投入し
て急冷したとき、切しを生じたときの涛j口姶と示した 前表から明らかにされる通り、主成分ペクライトに対し
てTiO、ZrO2,NiOのいずれか1種また2種以
上を全量中3重社%以下の割合で配合して非酸化性雰囲
気中において焼成して得られた本発明のβスポジュメン
型の磁器組成物は資料隘2〜4のように僅か0.1%の
配合によって抗折力及び耐急冷温度差を高める効果を奏
し、配合量の増大に伴って効果を高め、資料N[L8−
14のように配合量2%において最大、資料N015〜
17のように3%までは満足すべき効果を収めるが、3
%を超えると抗折力においては高い値を保つが耐急冷温
度差が低下して実用性を失う。
て急冷したとき、切しを生じたときの涛j口姶と示した 前表から明らかにされる通り、主成分ペクライトに対し
てTiO、ZrO2,NiOのいずれか1種また2種以
上を全量中3重社%以下の割合で配合して非酸化性雰囲
気中において焼成して得られた本発明のβスポジュメン
型の磁器組成物は資料隘2〜4のように僅か0.1%の
配合によって抗折力及び耐急冷温度差を高める効果を奏
し、配合量の増大に伴って効果を高め、資料N[L8−
14のように配合量2%において最大、資料N015〜
17のように3%までは満足すべき効果を収めるが、3
%を超えると抗折力においては高い値を保つが耐急冷温
度差が低下して実用性を失う。
以上の通り、本発明はβスポジュメン型低膨張性磁器に
おける最大の弱点とされる機械的強度を最大従来品の2
倍余に高めるだけでなく、特徴とする耐熱衝撃強度を顕
著に増大するので、高温1■1微鏡等の高温下で使用す
る精密機械部品を初め、大きな温度差、熱衝撃に曝され
る溶接用火口、更には熱交換器あるいは電車等に使用す
る巻線抵抗体の芯環大型の部材として特に優れた効果を
奏する。
おける最大の弱点とされる機械的強度を最大従来品の2
倍余に高めるだけでなく、特徴とする耐熱衝撃強度を顕
著に増大するので、高温1■1微鏡等の高温下で使用す
る精密機械部品を初め、大きな温度差、熱衝撃に曝され
る溶接用火口、更には熱交換器あるいは電車等に使用す
る巻線抵抗体の芯環大型の部材として特に優れた効果を
奏する。
なお実施例としては出発原料の粉末をスラリーとした後
、噴霧乾燥によって造粒してプレス成型した場合につい
て示したが、スラリーの状9(、こおける鋳込み成型、
シート成型、あるいは坏土状としてローリング成型等、
目的に応じて成型法を選択することができる。
、噴霧乾燥によって造粒してプレス成型した場合につい
て示したが、スラリーの状9(、こおける鋳込み成型、
シート成型、あるいは坏土状としてローリング成型等、
目的に応じて成型法を選択することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■T i 02− + Z r %及びNiOの11
ffiまたは2種以上を3重量%以下の割合で含有する
βスボジュメン型低膨張性磁器。 ■T i Ol 、 Z r 01及びNiOの1種ま
たは2種以上を3重量%以下の割合で配合したベタライ
トを出発原料として成型した素体を、非還元性雰囲気中
において焼成したことを特徴とするβスポジュメン型低
膨張性磁器の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100457A JPS59227767A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | βスポジユメン型低膨脹性磁器及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58100457A JPS59227767A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | βスポジユメン型低膨脹性磁器及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227767A true JPS59227767A (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=14274441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58100457A Pending JPS59227767A (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | βスポジユメン型低膨脹性磁器及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59227767A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567563A (en) * | 1978-11-16 | 1980-05-21 | Ngk Spark Plug Co | Preparing betaaspodumene product |
JPS56109869A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-31 | Narumi China Corp | Manufacture of low expansion ceramics |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP58100457A patent/JPS59227767A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567563A (en) * | 1978-11-16 | 1980-05-21 | Ngk Spark Plug Co | Preparing betaaspodumene product |
JPS56109869A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-31 | Narumi China Corp | Manufacture of low expansion ceramics |
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