JPS6010894Y2 - 車輌用空気調和装置 - Google Patents

車輌用空気調和装置

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JPS6010894Y2
JPS6010894Y2 JP10467580U JP10467580U JPS6010894Y2 JP S6010894 Y2 JPS6010894 Y2 JP S6010894Y2 JP 10467580 U JP10467580 U JP 10467580U JP 10467580 U JP10467580 U JP 10467580U JP S6010894 Y2 JPS6010894 Y2 JP S6010894Y2
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JP10467580U
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JPS5728013U (ja
Inventor
栄治 大倉
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は車輌用空気調和装置、特に車速にもとづくコン
プレッサの制御に関するものである。
〔従来技術〕
車輌用空気調和装置は電磁クラッチにより制御されるコ
ンプレッサ、凝縮機、受液器、膨張弁、蒸発器より成る
冷却サイクルより構成される。
従来、車輌の加速時エンジンにかかる負担を軽減する目
的で吸気管内の負圧を検出する圧力センサ及びこのセン
サからの出力で電磁クラッチに接続された接点等の開閉
手段を制御する検出器を設け、この圧力が一定レベルま
で高くなると上記開閉手段を開いて電磁クラッチをオフ
するようにして、エンジン加速時にコンプレッサを停止
している。
しかし、第1図aに示す車輌の走行特性に対して吸気管
の圧力センサから出力される信号iは、同図Cに示す如
く加速時におけるクラッチ操作により所定レベルjを基
準として吸気管圧力の変動に対応して変動するために、
同図dに示す如く検出器の出力にもHレベルとLレベル
とを繰返して変動し、コンプレッサが同図dのタイミン
グに同期して加速時にオンオフを繰返すことになる。
このために、エンジンの負担を軽減できず、燃費特性が
悪化し、また電磁クラッチの断続が多くなるのでこのク
ラッチの耐久性が短くなる。
そこで、従来吸気管の圧力を検出する検出器の出力kが
時問いでHレベルからLレベルとなった場合、同図e及
びfに示すように設定時間T又はT1だけ前記開閉手段
をオフし、電磁クラッチをオフとするタイマ、遅延回路
を設け、電磁クラッチの継続を防止しているが、第1図
eの如く上記設定時間Tが短い場合は電磁クラッチの不
必要な断続を避けることができず、一方第1図fの如く
設定時間TがT1と長すぎる場合、特に図fの斜線部X
に示すような車輌減速時のエンジンの燃費特性の良い区
間Xでコンプレッサを駆動できない欠点があった。
一方これをエンジンの回転数を検出するセンサからの出
力信号mがあるレベル(第1図すのlりに達した時点t
mで、前記開閉手段をオフする検出器によってコンプレ
ッサの切断を行う方法でも第1図gに示すように上記開
閉器を制御する検出器の出力yが変動し、コンプレッサ
の不要な断続が発生する。
しかしこの不都合は第1図11のように比較的短い設定
時間T2作動するタイマを設け、時点tmで、検出器の
出力がHレベルからLレベルまで反転したときに時間T
2の間、開閉手段をオフすることによって防ぐことがで
きる。
しかしながら、この方法はlを高く選べば低速時に、ま
たlを低く選べば高速時にいずれもコンプレッサを駆動
できない欠点を有する。
〔考案の概要〕
従って、本考案の目的は吸気管内の圧力が所定レベルに
達した際に作動する検出器と該検出器の信号を比較的長
く遅延させるタイマと、エンジンの回転数が所定レベル
に達した際作動する検出器と該検出器の信号を短時間遅
延させるタイマにより電磁クラッチを制御するようにし
、加速時にのみコンプレッサを連続的にオフするように
して上記欠点を除去するものであり、以下実施例を用い
て詳細に説明する。
〔考案の実施例〕
第2図は本考案による車輌用空気調和装置の一実施例を
示す回路図であり、同図において1は第1制御手段であ
り、吸気管の圧力センサS1の出力信号iを検出し、上
記信号iが所定レベルjに達したときにHレベルの信号
kを出力する検出器1bと、この検出器1bからの信号
kがHレベルからLレベルに反転したときに作動し、こ
の作動から比較的長い時間T1でもとの状態に復旧する
とともに、時間T1の作動中リレー等の駆動手段1dを
励磁駆動するタイマICとから戒り、上記駆動手段1d
の駆動で常閉接点1aがオフされる。
2は第2制御手段であり、エンジンの回転数センサS2
の出力信号mを検出し、上記信号mが所定レベルlに達
したときにHレベルの信号Yを出力する検出器2bと、
この検出器2bからの信号がHレベルLレベルに反転し
たときに作動し、この作動から時間T2でもとの状態に
復旧するとともに、時間T2の作動中リレー等の駆動手
段2dを励磁駆動するタイマ2cとから戒り、上記駆動
手段2dの駆動で常閉接点2aがオフされる。
各制御手段1,2は空調スイッチ3を介して電源4に接
続され、また各常閉接点1at2aは互いに並列接続さ
れて、電磁クラッチ5ど電源4との間に接続される。
6は電磁クラッチで制御されるコンプレッサである。
なお、駆動手段1dと接点1aで第1開閉手段、駆動手
段2dと接点2aとで第2開閉手段を構成する。
つぎに、以上の構成の車輌用空気調和装置の動作を説明
する。
通常、車輌の加速時にはアクセルを踏んで、吸気管内の
バタフライを回動調整してエンジン回転数を高くした後
、アクセルを急激に復旧しクラッチを切って変速機を高
速側に切換えるのであるが、この場合第1図Cの如くア
クセルを急激に復旧することにより吸気管の圧力は急激
に低下し、該圧力を検知する検出器1bの信号にも第1
図dの如<HレベルからLレベルとなる。
なお、Lレベルの間、瞬時Hレベルとなり変動する。
この信号が初めにHレベルからLレベルとなったとき、
これと同期して比較的長い時間T1作動する。
タイマ1cを前記制御手段1に内蔵させ、このタイマ1
cの作動中信号Pを出力させて駆動手段1dを励磁し、
接点1aをオフとする(第1図f参照)。
従って加速時、変速器を操作している間は前記タイマ1
cにより第2図で示す接点1aは時間T1だけ開となる
ここでエンジン回転数の信号は第1図すの如くであり、
該信号すがレベルlを超えるか否かを検出する検出器2
bの信号yは第1図gに示す如くなる。
この信号yが初めにHレベルからLレベルとなったとき
、これと同期して短時間T2作動するタイマ2cを制御
手段2に内蔵させ、このタイマ2cの作動中信号Wを出
力させて、駆動手段2dを励磁し、接点2aをオフとす
る(第1図り参照)。
この制御手段1,2の出力接点1a、2aを並列に接続
してスイッチ3と電磁クラッチ5との間に接続して電磁
クラッチ5を駆動するため、加速初期は制御手段1が接
点1aを開き、さらに制御手段2が接点2aを開いたと
き電磁クラッチ5がオフとなり、加速終了時には制御手
段2が接点2aを閉じ電磁クラッチ5がオンとなる。
なお、時間tの間コンプレッサがオンとなるが、この間
は短時間であり、しかもエンジン回転数が低いので、問
題はない。
従ってこの作動は第1図りと同様となる。
また高速走行の如くエンジン吸気管圧力が低下しても、
回転数が第1図すの設定レベルでより長時間(時間T1
を経過)高いままであるときには、検出器2bの出力が
Lレベルのためタイマ2Cが復旧しないが、前記制御手
段1の内蔵タイマ1cが復旧し接点1aを閉じ、電磁ク
ラッチ5がオンとなりコンプレッサ6が駆動され冷房不
足を防止することとなる。
一方減速時においては時間T2経過しておれば検出器2
bが接点2aを閉じ電磁クラッチ5はオンとなってコン
プレッサ6を駆動することができる。
〔考案の効果〕
すなわち、本考案によれば加速時においてのみコンプレ
ッサ6を連続的に停止するようにしたので、エンジンの
負担を軽減でき加速をスムーズに行うことができ、また
電磁クラッチの断続を防止できるのでコンプレッサの稼
働率不足を招かず、しかも電磁クラッチの寿命を長くで
きるとともに、加速時以外にコンプレッサを確実に駆動
できるのでエンジンの放出エネルギを有効に利用でき省
燃費化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしhは単速度、エンジン速度、気化器圧力
、コンプレッサの作動状態等の特性を示す図、第2図は
本考案による車輌用空気調和装置の一実施例を示す回路
図である。 1.2・・・・・・制御手段、la、2a・・・・・・
接点、5・・・・・・電磁クラッチ、6・・・・・・コ
ンプレッサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気管内の圧力を検出するセンサの出力にもとづき上記
    圧力が所定レベルに達したことを検出する第1検出器と
    、この第1検出器により設定時間T1作動してこの時間
    常閉の第1開閉手段をオフする第1タイマと、エンジン
    の回転数を検出するセンサの出力にもとづき、上記回転
    数が所定レベルに達したことを検出する第2検出器と、
    この第2検出器により上記設定時間T1より短い設定時
    間T2作動してこの時間第2開閉手段をオフする第2タ
    イマとを備え、上記第1.第2開閉手段の並列回路を介
    して電源電圧をコンプレッサ制御用クラッチに供給する
    ようにしたことを特徴とする車輌用空気調和装置。
JP10467580U 1980-07-25 1980-07-25 車輌用空気調和装置 Expired JPS6010894Y2 (ja)

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JP10467580U JPS6010894Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 車輌用空気調和装置

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Publication Number Publication Date
JPS5728013U JPS5728013U (ja) 1982-02-13
JPS6010894Y2 true JPS6010894Y2 (ja) 1985-04-12

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