JPS6210169Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6210169Y2
JPS6210169Y2 JP2527982U JP2527982U JPS6210169Y2 JP S6210169 Y2 JPS6210169 Y2 JP S6210169Y2 JP 2527982 U JP2527982 U JP 2527982U JP 2527982 U JP2527982 U JP 2527982U JP S6210169 Y2 JPS6210169 Y2 JP S6210169Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
switch
idle
electromagnetic clutch
acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2527982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58128110U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2527982U priority Critical patent/JPS58128110U/ja
Publication of JPS58128110U publication Critical patent/JPS58128110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6210169Y2 publication Critical patent/JPS6210169Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用冷房装置に関し、特にその制
御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から種々のエンジン改良がなされた結果、
近年では応答性に優れた高出力のエンジンが開発
され車輌に搭載されている。しかし、高出力、優
れた応答性のため、アイドル状態からの加速時等
に急なアクセル操作を行うと加速初期時にシヨツ
クやしやくりといつた現象が発生しやすくなり、
車両乗員に不快感を与えるおそれがあつた。
一方、冷房装置を有する車両においては、冷房
装置が作動状態となされているときに、アイドル
状態からの加速時等に急なアクセル操作を行つて
も、エンジン出力の一部が冷房装置に費やされる
ため、加速初期時のシヨツクやしやくりといつた
現象が抑制されるものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、冷房装置を有する車両においても、冷
房装置が作動状態となされていないときには、エ
ンジンの全出力が車両に伝達されるため、やはり
アイドル状態からの加速時等に急なアクセル操作
を行うと加速初期時にシヨツクやしやくりといつ
た現象が発生しやすく、車両乗員に与える不快感
のおそれを解消することができないものであつ
た。
従つて、本考案の目的は、冷房装置を有する車
両において、冷房装置が作動状態となされていな
いときでも、アイドル状態からの加速時等に急な
アクセル操作を行つても、加速初期時にシヨツク
やしやくりといつた現象を抑制することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、冷房装置を有する車両におい
て、冷房装置が作動状態となされていないときで
も、アイドル状態からの加速時には冷房装置を所
定時間作動してエンジン出力の一部を冷房装置駆
動に用い、車両に伝達されるエンジン出力を低下
させるようにしたことを特徴とする。
具体的には、本考案の冷房装置用制御装置は、
アイドル時に閉となり、加速時に開となるアイド
ルスイツチと、このアイドルスイツチと直列に接
続されアイドルスイツチの開信号により所定時
間、電磁クラツチを作動させる出力を発する時限
リレーとを備え、時限リレーとアイドルスイツチ
とをエアコンスイツチに対して並列に接続して成
る。
〔作用〕
その結果、エアコンスイツチが操作されていな
い場合の冷房装置が作動状態となされていないと
きでも、アイドル状態からの加速時にはアイドル
スイツチが閉状態から開状態となつて、時限リレ
ーはアイドルスイツチの開信号により電磁クラツ
チを所定時間作動して、エンジン出力の一部を冷
房装置の駆動に用いて車両に伝達されるエンジン
出力を低下させるので、アイドル状態からの加速
時等に急なアクセル操作を行つても、シヨツクや
しやくりといつた現象を抑制することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
図は、本考案の一実施例の構成図であり、図
中、1はバツテリ、2はエアコンスイツチ、3は
プレツシヤスイツチ、4は電磁クラツチ、6はア
イドルスイツチ、7は時限リレーである。
バツテリ1は、車載されている電源用バツテリ
で、このバツテリ1にエアコンスイツチ2、プレ
ツシヤスイツチ3および電磁クラツチ4は直列に
接続されている。
エアコンスイツチ2は、冷房装置の作動(オ
ン・オフ)制御を行うためのものであり、プレツ
シヤスイツチ3は、冷房装置の冷媒圧力を測定す
ることによつて冷媒洩れを検知するものであり、
電磁クラツチ4は、エアコンスイツチ2およびプ
レツシヤスイツチ3のいずれもが閉であるとき励
磁され、冷房用コンプレツサ5にエンジン(図示
しない)の動力を伝達するものであつて、これら
のスイツチ2,3および電磁クラツチ4の直列回
路は冷房装置の制御装置として公知のものであ
る。
アイドルスイツチ6は、エンジン(図示しな
い)のアイドル状態を検知するもので、アイドル
時に閉、加速および発進等のためにアクセルペダ
ル(図示しない)が踏み込まれると開となるもの
である。
時限リレー7は、アイドルスイツチ6と直列に
接続され、アイドルスイツチ6が閉状態から開状
態となつたときの開信号を受けて、所定時間、す
なわち加速初期時の短時間、電磁クラツチ4を励
磁して作動させる出力を発するものである。
この時限リレー7とアイドルスイツチ6との直
列経路は、上述制御装置のエアコンスイツチ2に
対して並列に接続される。
このように構成された結果、まずエアコンスイ
ツチ2を操作して接点を閉じた場合は、冷媒の圧
力が正常ならばプレツシヤスイツチ3は常に閉じ
ているため、電磁クラツチ4が励磁されて冷房用
コンプレツサ5を作動させる。この状態で、急な
アクセルペダルの操作をおこなつて車両が加速状
態となつても、エンジン出力の一部がコンプレツ
サ5の駆動によつて消費され、急加速によるシヨ
ツクやしやくりといつた現象は抑制される。
次に、エアコンスイツチ2が操作されず、アク
セルペダルが踏み込まれていないエンジンアイド
ル状態である場合には、エアコンスイツチ2の接
点が開かれ、アイドルスイツチ6が閉状態である
ため、電磁クラツチ4は励磁されずコンプレツサ
5を作動することはない。この状態から、加速の
ためにアクセルペダルを踏み込むと、アイドルス
イツチ6が閉状態から開状態となるため、時限リ
レー7は所定時間、電磁クラツチ4を励磁するた
めの出力を発する。電磁クラツチ4は、時限リレ
ー7から出力(電流)が供給されて励磁され、コ
ンプレツサ5を作動状態として、エンジン出力の
一部によりコンプレツサ5を駆動させる。これに
より、コンプレツサ5がエンジンの負荷となり、
エンジン出力の一部を消費して車両に伝達される
エンジン出力を低下させるため、換言するなら
ば、エンジン回転の急な立ち上がりを抑制するた
め、たとえ急なアクセルペダル操作を行つても、
加速初期時のシヨツクやしやくりといつた現象が
抑制され、加速初期時に車両乗員に対して不快感
を与えるおそれがない。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、本考案は、この実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で
種々の実施態様が包含されるものであり、例え
ば、アイドルスイツチはアクセルペダルの踏み込
み速度を検出して信号を発するものでも良く、ま
た、エンジンの吸気負圧を検出して信号を発する
ものでも良い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、エアコンスイツ
チが操作されていない状態で、急なアクセルペダ
ル操作を行つても、時限リレーがアイドルスイツ
チの開信号により電磁クラツチを所定時間励磁し
て、冷房用コンプレツサを作動状態とし、エンジ
ン出力によりコンプレツサを駆動させるようにし
たので、エンジン出力の一部がコンプレツサ駆動
で消費され車両に伝達されるエンジン出力を低下
させるため、加速初期時にシヨツクやしやくり現
象が抑制され、車両乗員に不快感を与えるような
おそれを防止することができる。
また、コンプレツサは加速初期のシヨツクやし
やくりの発生しやすい短時間のみ駆動されるだけ
であるので、従来に比べ加速性および燃費が悪化
するようなこともなく、従来と同様の加速性を確
保しつつ急加速時等のシヨツクやしやくりを抑制
して、なめらかな加速感を得ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示す構成図であ
る。 1……バツテリ(車載電源)、2……エアコン
スイツチ、3……プレツシヤスイツチ、4……電
磁クラツチ、5……コンプレツサ、6……アイド
ルスイツチ、7……時限リレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車載されたバツテリに対し直列に接続されたエ
    アコンスイツチと、該エアコンスイツチが閉じら
    れているときのみ励磁されて冷房用コンプレツサ
    に動力を伝達する電磁クラツチとから成る冷房装
    置用制御装置において、 アイドル時に閉となり、加速時に開となるアイ
    ドルスイツチと、該アイドルスイツチと直列に接
    続されアイドルスイツチの開信号により所定時
    間、前記電磁クラツチを作動させる出力を発する
    時限リレーとを備え、該時限リレーとアイドルス
    イツチとを前記エアコンスイツチに対し並列に接
    続したことを特徴とする冷房装置用制御装置。
JP2527982U 1982-02-24 1982-02-24 冷房装置用制御装置 Granted JPS58128110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2527982U JPS58128110U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 冷房装置用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2527982U JPS58128110U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 冷房装置用制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58128110U JPS58128110U (ja) 1983-08-30
JPS6210169Y2 true JPS6210169Y2 (ja) 1987-03-10

Family

ID=30037255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2527982U Granted JPS58128110U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 冷房装置用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58128110U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58128110U (ja) 1983-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2524723B2 (ja) 車輌用冷房装置のコンプレツサ制御装置
JP6156776B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPS6321016B2 (ja)
JPS63227918A (ja) 内燃機関の冷却装置
US3606764A (en) Automatic clutch controlling system for refrigerating apparatus installed in automobile
US20080041078A1 (en) Method of controlling air conditioner in hybrid car
JPS6210169Y2 (ja)
JP4092896B2 (ja) 車両用空調装置の制御装置
JPS6215366B2 (ja)
JP3456435B2 (ja) 内燃機関の停止制御装置
JPS58211909A (ja) 車輌用空気調和装置のク−ラモ−ドにおける制御方法
JP2002095101A (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP2021188579A (ja) 車両の制御装置
JPS6217306Y2 (ja)
JP2020037874A (ja) 車両の制御装置
JP2896379B2 (ja) 車輌用冷房装置のコンプレツサ制御装置
JP3256451B2 (ja) エアコン制御方法
JPH041324Y2 (ja)
JPS624008Y2 (ja)
JP2002337542A (ja) 車両用空調制御装置
JPH0113620Y2 (ja)
JPS6159925B2 (ja)
JPS5921048Y2 (ja) 自動車用冷房装置
KR920007500Y1 (ko) 자동차용 에어콘 제어회로
JPS6240812Y2 (ja)