JPS599940Y2 - 農用トラクタにおけるアクセル操作構造 - Google Patents

農用トラクタにおけるアクセル操作構造

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JPS599940Y2
JPS599940Y2 JP3862379U JP3862379U JPS599940Y2 JP S599940 Y2 JPS599940 Y2 JP S599940Y2 JP 3862379 U JP3862379 U JP 3862379U JP 3862379 U JP3862379 U JP 3862379U JP S599940 Y2 JPS599940 Y2 JP S599940Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator
arm
lever
support shaft
hand
Prior art date
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Expired
Application number
JP3862379U
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English (en)
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JPS55138132U (ja
Inventor
潤二 宮田
恭久 松下
賢二 松田
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンドアクセルレバーでエンジンの最低回転
速度を規制し、それより高速域ではアクセルペダルの踏
込みに応じて任意に加速減速操作で゛きるようにした農
用トラクタにおけるアクセル操作構造に関するものであ
る。
第5図はテ゛イーゼルエンジン搭載の農用トラクタにお
けるアクセル操作構造を示すものであって、図外のエン
ジン変速機構(ガバナ)にロツド9を介して連係された
アクセルアーム8が固定ブラケット6に前後自在に遊嵌
枢支されるとともに、このアクセルアーム8から連設し
たアーム8′とフ一トアクセルペダル11とをロツド1
2で連係し、更にアクセルアーム8と同支点にハンドア
クセルレバー14を前後揺動自在に枢支連結し、又、ハ
ンドアクセルレバー14の枢支部に皿バネ等により揺動
摩擦抵抗を与え、もって、ハンドアクセルレバー14を
後方に引くことによって、このレバー14に一体化した
接当アーム14′でアクセルアーム8を後方から接当押
圧し、減速方向Lである後方に弾性付勢されているロツ
ド9をその付勢力に抗して前方に変位させてエンジン加
速を行い、レバー14を前記揺動摩擦抵抗で任意の操作
位置に保持して所望のアクセル状態を維持し、又、アク
セルレバー14を前方に押すことによってロツド9を付
勢力によって後退変位させて減速し、又、フルアクセル
よりも低い任意のアクセル位置にハンドアクセルレバー
14を保持した状態では、フートペダル11を踏込むこ
とによってレバー14に対して独立的にアクセルアーム
8を操作し、レバー14で設定された速度を最低速度と
してそれ以上の加速を任意に行えるように構或されてい
る。
又、ハンドアクセルレバー14を最大限前方に揺動した
状態ではアクセルアーム8がアイドリング位置に保持さ
れるように設定されていて、この状態からアーム8′の
後端を手指にかけて上方に引上げるとロツド9がアイド
リング位置から強制的に後退されて、エンジン停止位置
(燃料カット)まで移動されるよう構威されている。
本考案は、以上のように手動と足踏みとによつてアクセ
ル調節できるように構戊されたアクセル操作構造をより
操作性の高いものに改良したものであり、以下その実施
の態様を例示図について説明する。
第1図は農用トラクタの全体側面を示し、図中1はディ
ーゼルエンジン、2は前部操向車輪、3は後車輪、4は
操縦席、5は操縦ハンドルである。
本考案のアクセル操作構造は操縦ハンドル5に近い横外
側部に設けられており、第2図及び第3図にその詳細が
示される。
トラクタ本機の固定枠(例えば燃料タンク取付台など)
に固着したブラケット6に支軸7が水平に貫通支承され
、この支軸7にアクセルアーム8が遊嵌されている。
アクセルアーム8の先端には、機体前部に装備のエンジ
ン変速機構から延出されたロツド9が連結されている。
このロツド9は前方への変位によって燃料噴射量を増大
して加速するものであって、減速方向L、つまり後方向
きに弾性付勢されるとともに、自由状態ではエンジンア
イドリング位置Dで停止されるようバランス調整されて
いる。
又、アクセルアーム8のボス部からは別のアーム8′が
後方に延出されていて、このアーム8′の中間と、ステ
ップ10に装着されたフートアクセルペダル11とがロ
ツド12を介して連結され、フートアクセルペダル11
の踏込みによってロツド12を引下げてアクセルアーム
8を加速方向Hに揺動するよう構威されている。
以上の構或及び機能は特に従来のものと変わるところは
ない。
又、前記ブラケット6の支軸7より下方位置には別の支
軸13が平行に固着されており、これに板材からなるハ
ンドルアクセルレバー14が前後揺動可能に遊嵌枢支さ
れている。
このレバー14の上下中間には前記アクセルアーム8に
後方より接当保合し得るピン15が立設されるとともに
、その上方には支軸13を中心とした円弧状の長孔16
が形或されている。
そして、この長孔16に前記支軸7の延出部が挿通され
るとともに、この支軸7の延出部に装着した一対のカラ
ー17.17で/Sンドアクセルレバー14を左右両側
から挾み込み、且つ支軸7の他端部に装備した皿バネ1
8の弾性力によって支軸7にスラスト力(図では左向き
)を与えて、前記レバー14をカラー17.17を介し
て左右から弾性扶持してその前後揺動に抵抗を与えるよ
う構戊されている。
そして、この抵抗はアクセルアーム8のアイドリング位
置Dへの復帰力に打勝つ大きさで且つアクセルレバー1
4の手動操作は許す程度の大きさにセットされている。
尚、図中の19はアクセルアーム8をアイドリング位置
Dにまで哨動復帰させるためのつる巻バネ、20はフー
トアクセルペダル11の復元用のつる巻バネである。
上記構威によると、ハンドアクセルレバー14の前方へ
の揺動によってピン15を介してアクセルアーム8を前
方に押圧揺動して加速調節し、後方への揺動によってア
クセルアーム8を自力で後方に復帰揺動させて減速調節
することができ、圃場での作業時にはハンドアクセルレ
バー14を所望の高速高出力位置にまで操作して保持し
ておき、又、路上走行時にはハンドアクセルレバー14
をアイドリング位置又はそれ以上減速側に戻しておき、
フートアクセルペダル11による加減速操作を行う。
尚、作業時においてもハンドアクセルレバー14をフル
アクセル位置より手前で保持しているときにはそのとき
のエンジン速度を最低としてた増速操作をフートアクセ
ルペダル11で行える。
又、エンジン1を停止したいときにはハンドアクセルレ
バー14をアイドリング位置をこえて減速側にまで最大
限移行させておき、アクセルアーム8と一体化した他方
のアーム8′を手指で引掛けて強制的に上方に引上げる
ことにより、アーム8をエンジン停止位置Sまで移行さ
せるのである。
尚、エンジン停止のためには前記アーム8′を数秒間引
き続けておく必要があって緊急時には不便であるために
次のような機構を組付けて操作性を高めてある。
つまり、前記ブラケット6にはバネ21によって突出付
勢したロツクピン22が装備され、前記アクセルアーム
8がエンジン停止位置Sに至ると、アーム8に形戊した
孔23にロツクピン22が自動係人されて復帰不能とな
り、アーム8′を一旦引上げさえすればその操作状態が
維持されるので、アーム8′から直ちに手指を放しても
確実にエンジン停止操作が行われるよう構或されている
尚、ロツクピン22はノブ24の引出し操作によって簡
単に解除できるものとなっている。
本考案のアクセル操作構造は以上のように構戊され作用
するものであるから次のような効果を得ることができる
■ ハンドアクセルレバー14の支軸13がアクセルア
ーム8の支軸7の下方にあるために、支軸13からアク
セルレバー握り部までの有効長さに対する支軸13から
ピン15までの長さ、つまりアクセルアーム8を接当押
圧操作するためのリンク比が小さくなり、それだけハン
ドアクセル操作が軽くなるのである。
従って、各種バネの復元力を受けているアクセルアーム
8を軽快に操作できるようになった。
■ ハンドアクセルレバー14を任意の操作位置に保持
するのに支軸13から離れた簡所に摩擦抵抗を与えてい
るので、支軸13部分で洞し摩擦保持作用を発揮させる
場合に比して与える摩擦力は小さくてすみ、それだけ摩
耗が少くなって耐久性が高いものとなっているのである
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るアクセル操作構造の実施の態様を例
示し、第1図はトラクタの全体側面図、第2図はアクセ
ル操作構造部の側面図、第3図はその背面図、第4図は
第3図におけるA−A断面図、第5図は従来のアクセル
操作構造の側面図である。 7・・・支軸、8・・・アクセルアーム、11・・・フ
ートアクセルペダル、13・・・支軸、14・・・ハン
ドアクセルレバー、15・・・ピン、16・・・長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン変速機構及びフートアクセルペダル11に連係
    されたアクセルアーム8を支軸7に前後揺動自在に枢支
    するとともに、この支軸7の下方に設けた別の支軸13
    にハンドアクセルレバー14を前後揺動自在に枢支し、
    両支軸7,13の上下中間に相当させて前記ハンドアク
    セルレバー14から側方に突設したピン15を前記アク
    セルアーム8の一部に接当保合させ、前記支軸7の先端
    部をハンドアクセルレバー14の中間に形威した円弧状
    長孔16に挿通するとともに、このレバー14の揺動に
    適度の摩擦抵抗を与える機構を前記支軸7の先端部に装
    備してあることを特徴とする農用トラクタにおけるアク
    セル操作構造。
JP3862379U 1979-03-23 1979-03-23 農用トラクタにおけるアクセル操作構造 Expired JPS599940Y2 (ja)

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JP3862379U JPS599940Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 農用トラクタにおけるアクセル操作構造

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Publication Number Publication Date
JPS55138132U JPS55138132U (ja) 1980-10-02
JPS599940Y2 true JPS599940Y2 (ja) 1984-03-29

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ID=28903941

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