JPS5993826A - 軟質錫メツキ原板の製造方法 - Google Patents
軟質錫メツキ原板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5993826A JPS5993826A JP20118382A JP20118382A JPS5993826A JP S5993826 A JPS5993826 A JP S5993826A JP 20118382 A JP20118382 A JP 20118382A JP 20118382 A JP20118382 A JP 20118382A JP S5993826 A JPS5993826 A JP S5993826A
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- JP
- Japan
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- sheet
- cooling
- temp
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- tinning
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は軟質錫メツキ原板（ＴＩ−Ｓ−Ｔ２）の製造
方法に関する。
方法に関する。
軟質錫メツキ原板は、従来は箱型焼鈍炉によシ製造され
ていたが、この場合焼鈍時間が長いこと、製品ブリキの
耐食性がＴＵブリキ（ＣＡＬブリキ）よシ劣ること等の
欠点があった。
ていたが、この場合焼鈍時間が長いこと、製品ブリキの
耐食性がＴＵブリキ（ＣＡＬブリキ）よシ劣ること等の
欠点があった。
そのため、この軟質錫メツキ原板を連続焼鈍炉で製造、
することが考えられるが、通常の従来型連続焼鈍炉では
軟質材を得ることはできない。また過時効処理付の軟質
鋼板用連続焼鈍炉を用いる場合には、従来の急冷方式で
はいずれも欠点があった。即ち水噴霧式の場合には原板
表面に酸化皮膜が形成され酸洗処理が必要となる欠点が
ちシ、一方ガスジエツト冷却の場合には冷却速度が遅い
ので過時効に５分以上を要し、極薄鋼板を製造するには
能率を他端に低下させるか或いは長大な過時効帯を必要
とする欠点があった。
することが考えられるが、通常の従来型連続焼鈍炉では
軟質材を得ることはできない。また過時効処理付の軟質
鋼板用連続焼鈍炉を用いる場合には、従来の急冷方式で
はいずれも欠点があった。即ち水噴霧式の場合には原板
表面に酸化皮膜が形成され酸洗処理が必要となる欠点が
ちシ、一方ガスジエツト冷却の場合には冷却速度が遅い
ので過時効に５分以上を要し、極薄鋼板を製造するには
能率を他端に低下させるか或いは長大な過時効帯を必要
とする欠点があった。
本発明は上記した従来技術の欠点を改善するためになさ
れたもので、銅帯の表面性状を劣化させることなく、ま
た過時効帯を長大化することなく軟質錫メツキ原板を効
率的に連続焼鈍炉によシ製造する方法を実現したもので
ある。
れたもので、銅帯の表面性状を劣化させることなく、ま
た過時効帯を長大化することなく軟質錫メツキ原板を効
率的に連続焼鈍炉によシ製造する方法を実現したもので
ある。
まず本発明法において、溶製する鋼成分は、Ｃ：０．０
２５％以下、Ｍｎ：０．２５％以下、Ｓ ： ０．０２
５チ以下、Ｐ：０．０２０％以下、Ｎ：０．００４０％
以下、５ｏｔＡｔ： ０．０３〜０．０７ ％、残部鉄
及び不可避不純物に限定さ九る。この限定理由は次の通
シである。
２５％以下、Ｍｎ：０．２５％以下、Ｓ ： ０．０２
５チ以下、Ｐ：０．０２０％以下、Ｎ：０．００４０％
以下、５ｏｔＡｔ： ０．０３〜０．０７ ％、残部鉄
及び不可避不純物に限定さ九る。この限定理由は次の通
シである。
Ｃ：０．０２５俤をこえると焼鈍後の材質が硬質になっ
て好ましくないため、こオし全上限とする。
て好ましくないため、こオし全上限とする。
Ｍｎ ： Ｍｎは多すぎると焼きが入シやすくなる。
熱間脆性を防ぐために０．２５％以下とする。
Ｓ、ｌ）：Ｓ、Ｐともに表面性状に悪影響を与えるもの
であシ、その許容量の上限をＳは０．０２５％、Ｐは０
．０２０％とする。
であシ、その許容量の上限をＳは０．０２５％、Ｐは０
．０２０％とする。
Ｎ二Ｎは多すぎると材質が固くなるため、０．００４０
％を上限とする。
％を上限とする。
５ｏｔＡｔ： ５ｏｔＡｔは０．０７％ を超えると表
面性状が悪くな、Ｑ、０．０３％未満では添加効果がな
い。そのため、上記範囲に限定する。
面性状が悪くな、Ｑ、０．０３％未満では添加効果がな
い。そのため、上記範囲に限定する。
以上の成分範囲の鋼を溶製し、通常の方法で冷延鋼板と
した後、連続焼鈍炉によシ軟質鋼とする。
した後、連続焼鈍炉によシ軟質鋼とする。
本発明方法で用いる連続焼鈍炉の概要を図面に示す。
第１図に示すようにこの連続焼鈍炉においては、テンシ
ョンリール（１）から巻戻される鋼ストリップへ）がク
リーニングセクション（２）で洗浄されたのち入側ルー
パ（３）ヲ経て、加熱炉（４）から均熱炉（５）に送ら
れ、６００〜７５０℃に加熱されたのち、予冷帯（６）
を通って冷却ロール域（７）において５０〜ｂ 却される。急速冷却された鋼ストリップ（イ）は、続い
て過時効処理帯（８）で２５０〜５００℃で１．５分〜
７分の過時効処理をうけた後、冷却帯（９）を経て出側
ルーパαＱからテンパミルα■を経てテンションリール
０りに巻取られる。
ョンリール（１）から巻戻される鋼ストリップへ）がク
リーニングセクション（２）で洗浄されたのち入側ルー
パ（３）ヲ経て、加熱炉（４）から均熱炉（５）に送ら
れ、６００〜７５０℃に加熱されたのち、予冷帯（６）
を通って冷却ロール域（７）において５０〜ｂ 却される。急速冷却された鋼ストリップ（イ）は、続い
て過時効処理帯（８）で２５０〜５００℃で１．５分〜
７分の過時効処理をうけた後、冷却帯（９）を経て出側
ルーパαＱからテンパミルα■を経てテンションリール
０りに巻取られる。
冷却ロール域（７）における各冷却ロール（イ）は第２
図に示すように、ロールシェルＨの内側に嗟旋状の冷却
水通路に）を有し、ダクト（イ）外に設けた軸受ψＣＭ
によって空転自在に支持されている。冷却水通路（イ）
は、軸部に）（ハ）で冷却水路（ハ）（ハ）に通じ、ロ
ータリジヨイント＠＠を介して冷却水循環系に接続した
構漬となっている。
図に示すように、ロールシェルＨの内側に嗟旋状の冷却
水通路に）を有し、ダクト（イ）外に設けた軸受ψＣＭ
によって空転自在に支持されている。冷却水通路（イ）
は、軸部に）（ハ）で冷却水路（ハ）（ハ）に通じ、ロ
ータリジヨイント＠＠を介して冷却水循環系に接続した
構漬となっている。
このような冷却ロールによる冷却法は特公昭５７−４９
０９７号にて不願出願人により提案済であり、鋼板表面
に酸化皮膜を生ずることなく、シかも高い冷却速度を得
られる冷却方法として知られでいる。
０９７号にて不願出願人により提案済であり、鋼板表面
に酸化皮膜を生ずることなく、シかも高い冷却速度を得
られる冷却方法として知られでいる。
このような〜却ロール勾による７’ｉ７却では、５０℃
／ｓｅ ｃ〜５００℃／ｓｅｃの高速冷却が可能であシ
、１０℃／ｓｅｅ〜４０℃／ｓｅｅ程度の冷却速度であ
るガスジェット冷却の際に必要な過時効時間（５分〜ｌ
Ｏ分）を大幅に減少させ、１分３０秒〜５分程度まで過
時効時間を短線できる。
／ｓｅ ｃ〜５００℃／ｓｅｃの高速冷却が可能であシ
、１０℃／ｓｅｅ〜４０℃／ｓｅｅ程度の冷却速度であ
るガスジェット冷却の際に必要な過時効時間（５分〜ｌ
Ｏ分）を大幅に減少させ、１分３０秒〜５分程度まで過
時効時間を短線できる。
なお、ブリキ原板は通常極薄鋼板であるため冷却ロール
（ホ）の要務で所謂「絞シ」を発生しやすい。そのため
この実施例では冷却ロール群の前後に張力制御装置ＨＣ
３１１を設け、最適張力をストリップ（イ）に付与する
ことによシ急冷の際のストリップ内不均一応力の発生を
避けている。この張力制御装置０！け従来のものと同様
な構成となっておシ、３個のロールにより鋼ストリップ
に任意の張力を付与し得るように構成されている。この
張力はｏ、 ３Ｋｇ／ｒＪ〜４ Ｖ−ｙ／Ｊの範囲内の
一定値とするのが望ましい。
（ホ）の要務で所謂「絞シ」を発生しやすい。そのため
この実施例では冷却ロール群の前後に張力制御装置ＨＣ
３１１を設け、最適張力をストリップ（イ）に付与する
ことによシ急冷の際のストリップ内不均一応力の発生を
避けている。この張力制御装置０！け従来のものと同様
な構成となっておシ、３個のロールにより鋼ストリップ
に任意の張力を付与し得るように構成されている。この
張力はｏ、 ３Ｋｇ／ｒＪ〜４ Ｖ−ｙ／Ｊの範囲内の
一定値とするのが望ましい。
次に実施例を示す。
実施例
下男第１表に示す成分の鋼を通常の方法で冷延鋼板とし
７て本発明法による連続焼鈍を施して錫メツキ原板を得
た。その結果を従来法と対比して第２表に示す。
７て本発明法による連続焼鈍を施して錫メツキ原板を得
た。その結果を従来法と対比して第２表に示す。
第１表
上掲表かられかるように本発明方法によれば短時間の過
時効処理によシ軟質な原板を得ることができる。
時効処理によシ軟質な原板を得ることができる。
第１図は連続焼鈍炉の概略図、第２図は冷却ロールの正
断面図である。 眞夛・・・冷却ロール、（至）・・・張力制御装置。 特許出頗入 日本鋼管株式会社
断面図である。 眞夛・・・冷却ロール、（至）・・・張力制御装置。 特許出頗入 日本鋼管株式会社
Claims (1)
- Ｃ：０．０２５％以下、Ｍｎ：０．２５％以下、Ｓ二０
．０２５％以下、Ｐ：０．０２０係以下、Ｎ：０．００
４０％以下、５ｏｔＡｔ： ０．０３〜０．０７％、残
部鉄及び不可避不純物から成る鋼を溶製し、通常の方法
で冷延鋼板とした後、連続焼鈍炉にて再結晶温度以上に
加熱・均熱し、冷却ロールによシ５０〜５００℃／Ｓ
ＯＣの冷却速度で冷却した後過時効処理を施すことを特
徴とする軟質錫メツキ原板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20118382A JPS5993826A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 軟質錫メツキ原板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20118382A JPS5993826A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 軟質錫メツキ原板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5993826A true JPS5993826A (ja) | 1984-05-30 |
| JPS6360101B2 JPS6360101B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=16436719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20118382A Granted JPS5993826A (ja) | 1982-11-18 | 1982-11-18 | 軟質錫メツキ原板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5993826A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2263705A (en) * | 1991-07-29 | 1993-08-04 | Toyo Kohan Co Ltd | Method for manufacturing a tin-plated steel sheet useful in making a high strength drawn and ironed can |
| EP1814678B2 (de) † | 2005-03-17 | 2014-08-27 | SMS Siemag AG | Verfahren und vorrichtung zum entzundern eines metallbandes |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02106703A (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学フィルタ |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54118315A (en) * | 1978-03-08 | 1979-09-13 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Metal belt cooling |
| JPS5548574A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-07 | Nagano Denshi Kogyo Kk | Polishing method |
| JPS5635729A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Cooling method for steel hoop with metallic rotator |
| JPS5665942A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-04 | Kawasaki Steel Corp | Continuous annealing furnace for hoop |
| JPS5723032A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-06 | Nippon Steel Corp | Apparatus for cooling metal strip |
| JPS57114618A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | Kawasaki Steel Corp | Production of mild tin plate by continuous annealing |
-
1982
- 1982-11-18 JP JP20118382A patent/JPS5993826A/ja active Granted
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54118315A (en) * | 1978-03-08 | 1979-09-13 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Metal belt cooling |
| JPS5548574A (en) * | 1978-09-27 | 1980-04-07 | Nagano Denshi Kogyo Kk | Polishing method |
| JPS5635729A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Cooling method for steel hoop with metallic rotator |
| JPS5665942A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-04 | Kawasaki Steel Corp | Continuous annealing furnace for hoop |
| JPS5723032A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-06 | Nippon Steel Corp | Apparatus for cooling metal strip |
| JPS57114618A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | Kawasaki Steel Corp | Production of mild tin plate by continuous annealing |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2263705A (en) * | 1991-07-29 | 1993-08-04 | Toyo Kohan Co Ltd | Method for manufacturing a tin-plated steel sheet useful in making a high strength drawn and ironed can |
| GB2263705B (en) * | 1991-07-29 | 1995-07-12 | Toyo Kohan Co Ltd | Method for manufacturing a high strength drawn and ironed can |
| EP1814678B2 (de) † | 2005-03-17 | 2014-08-27 | SMS Siemag AG | Verfahren und vorrichtung zum entzundern eines metallbandes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6360101B2 (ja) | 1988-11-22 |
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