JPS5988069A - 昆布エキスの製造方法 - Google Patents

昆布エキスの製造方法

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JPS5988069A
JPS5988069A JP57198638A JP19863882A JPS5988069A JP S5988069 A JPS5988069 A JP S5988069A JP 57198638 A JP57198638 A JP 57198638A JP 19863882 A JP19863882 A JP 19863882A JP S5988069 A JPS5988069 A JP S5988069A
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JP
Japan
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kelp
extract
tangle
water
immersion
Prior art date
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JP57198638A
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English (en)
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JPS6130545B2 (ja
Inventor
Taizo Ayukawa
泰三 鮎川
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MATSUSHIMAYA KK
Original Assignee
MATSUSHIMAYA KK
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Publication date
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、昆布特に昆布の茎部あるいは根部から飲料と
しであるいは出汁として用いるのに適した昆布エキスを
製造する方法に関する。
昆布は古来よυ出汁用、総菜用筐たは種々の加工品とし
て食用に供されてきた。これは、昆布がグルタミン酸、
アルギン酸、フコイジン、ラミナリン、マンニットなど
の有用な炭化水素ならびにカリ、ヨウ素、カルシウムな
どの無機質を多量に含むためである。ところで、上記の
ような成分を含む昆布を、毎日少量ずつ食用とすること
は、味覚上のみならず健康を維持促進するうえからも望
ましいものであ河。
ところが従来食用に供されてきたのは主として昆布の葉
状部のみであり、昆布の茎部あるいは根部はほとんど有
効利用が図られず廃棄される場合があるほどであった。
これは、第1に昆布の茎根部を積極的に利用しようとす
る意志に欠けていたためであり、そして第一にたとえ昆
布の茎根部から有効成分を抽出したとしても、有効成分
が主として炭化水素からなるため発酵したシして長期間
にわたっては保存できないためであった。しかしながら
、昆布の茎部あるいは根部には、グルタミン酸ナトリウ
ム、糖類、ヨウ素、カリ、カルシウムなどの成分が多量
に含まれているため、茎部あるいは根部の有効利用が図
られるならば極めて意義深いものである。
一方、また従来昆布エキスを含有する健康増進に適した
飲料も開発されていない。
本発明はこれに鑑み、昆布の葉状部のみならず従来廃棄
されてきた茎根部からも有効成分を抽出して、飲料ある
いは出汁に用いるのに適した昆布エキスの製造方法を提
供することを目的としてなされたものである。
本発明による昆布エキスの製造方法は、乾燥された昆布
の葉状部および/または茎根部を約!〜I時間水に浸漬
し、その浸漬工程の後半に窒素を浸漬液中に吹込み、次
いで必要に応じて不活性ガス雰囲気下で保存することを
特徴としている。
本発明においては、昆布エキスを製造するに際して、昆
布の葉状部のみならず、昆布の茎根部をも用いうる。す
なわち本発明においては、原料として昆布の葉状部のみ
を用いてもよく、マた昆布の茎部のみを用いてもよく、
さらKは昆布の根部のみを用いてもよい。もちろん、昆
布の葉状部、茎部、根部0混合物も用いることができる
。原料となる昆布は、乾燥されたものが用いられる。昆
布を乾燥することKよって、水に浸漬した際K、有効成
分が容易に抽出されうる。
乾燥された昆布の葉状部および/葦たは茎根部は、水に
約j−J時間浸漬される。昆布の葉状部は水忙約t〜/
2時間浸漬されることが好ましく、また昆布の茎根部は
約70〜16時間さらに好ましくけ12〜/を時間水に
浸漬されることが望ましい。水の温度は、常温よりやや
低い温度であることが好ましい。常温よシもやや低い温
度に保つことによって、昆布エキスの発酵が防止される
とともに得られるエキスに強い臭気がつくことが防止さ
れる。
昆布の水への浸漬時間が5時間より短かいと充分な濃度
の昆布エキスが得られず、また一方に時間を越えると昆
布エキスの発酵が起こりやすいため好ましくない。
このような浸漬工程の後半に、浸漬液中に窒素を吹込み
、浸漬液中に溶存する酸素をできるだけ追い出すことが
必要である。窒素を吹込んで溶存酸素を追い出すことに
より、昆布エキスの発酵が防止される。窒素の吹込みは
、浸漬工程の後半から浸漬工程の終了時にかけて行なわ
れるが、たとえば浸漬工程が3時間である場合には、浸
漬工程(3)− 終了の1時間前から浸漬工程の終了時まで行なうことが
好ましい。窒素の吹込みを浸漬工程の開始時から行なう
ことは、労力の無駄となυ、また昆布エキスの抽出効率
が何ら向上しないため望ましくない。
このようKして昆布エキスを抽出した後、このエキスを
ビンなどの容器に詰める。この際、長期間にわたって保
存することが要求される場合には、ビンの非充填空間を
窒素などの不活性ガスで満たすことが好ましい。しかし
ながら、昆布エキス中にはほとんど溶存酸素が存在しな
いため、通常の条件下では不活性雰囲気下で保存しなく
とも支障のない場合が多い。もちろん容器に詰める前に
必要に応じて昆布エキスを口過するとともできる。
本発明により製造された昆布エキス中に、必要に応じて
、他の物質たとえば食塩、朝鮮エンジンなどの薬用植物
のエキス、梅、ブドウなどの植物エキス、わかめなどの
海草のエキス、かつおなどの魚のエキス、椎茸などのき
のこのエキス、合成化学調味料などを広く添加すること
ができる。
(グ) このようKして製造された昆布エキスは、グルタミン酸
ナトリウム、アルギン酸、フコイジン、7 Zナリン、
マンニット、ヨウ素、カリ、カルシウムなどを多量に含
有しているため、優れた出汁として用いることができる
。またこの昆布エキスを毎日少量ずつ飲料として用いれ
ば、健康の維持増進に優れた効果が認められる。
さらに本発明による昆布エキスは、浸漬工程の後半から
終了時にかけて窒素を吹込んで製造されているので、溶
存酸素がほとんど存在しないため、長期間にわたって発
酵することなく保存することができる。
以下本発明を実施例によシ詳細に説明する。
」ヱ 乾燥された昆布の茎部および根部な、3℃の水1/C/
2時間浸漬する。この間浸漬後71時間を経た時点で窒
素の吹込みを開始し、浸漬の終了時まで窒素の吹込みを
継続する。浸漬終了後、得られた昆布エキスな口1遇し
て狭雑物を除去し、次いで得られた口液をビン詰めし、
空気中に保存する。この昆布エキスは飲料忙供される。
このように製造された昆布エキスは、長期間にわたって
保存可能である。
」i主 例1の乾燥された昆布の茎根部のかわシに乾燥された昆
布の葉状部と茎根部の混合物を用いた以外は例/と同様
にして昆布エキスを製造する。この昆布エキスに少量の
塩化ナトリウムを加えたものは、i期間にわたって保存
可能であるとともに出汁としても優れたものである。
出願人代理人  猪 股   清 (7)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乾燥された昆布の葉状部および/または茎根部を、約3
    〜9時間水に浸漬し、この浸漬工程の後半に窒素を浸漬
    液中に吹込んで溶存酸素を追出し、次いで必要に応じて
    不活性ガス雰囲気下で保存することを特徴とする昆布エ
    キスの製造方法。
JP57198638A 1982-11-12 1982-11-12 昆布エキスの製造方法 Granted JPS5988069A (ja)

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JP57198638A JPS5988069A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 昆布エキスの製造方法

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JP57198638A JPS5988069A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 昆布エキスの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS5988069A true JPS5988069A (ja) 1984-05-21
JPS6130545B2 JPS6130545B2 (ja) 1986-07-14

Family

ID=16394532

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JP57198638A Granted JPS5988069A (ja) 1982-11-12 1982-11-12 昆布エキスの製造方法

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JP (1) JPS5988069A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2666965A1 (fr) * 1990-09-24 1992-03-27 Algotherm Sa Laboratoires Procede de preparation d'extrait concentre d'algues.
KR100405133B1 (ko) * 2001-05-23 2003-11-12 대한민국 다시마 올리고당 함유 음료 및 이의 제조방법
JP2013017432A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Mitsukan Group Honsha:Kk コンブ抽出物含有組成物の製造方法、該方法で製造されたコンブ抽出物含有組成物、および該コンブ抽出物含有組成物が配合された食品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2666965A1 (fr) * 1990-09-24 1992-03-27 Algotherm Sa Laboratoires Procede de preparation d'extrait concentre d'algues.
KR100405133B1 (ko) * 2001-05-23 2003-11-12 대한민국 다시마 올리고당 함유 음료 및 이의 제조방법
JP2013017432A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Mitsukan Group Honsha:Kk コンブ抽出物含有組成物の製造方法、該方法で製造されたコンブ抽出物含有組成物、および該コンブ抽出物含有組成物が配合された食品

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JPS6130545B2 (ja) 1986-07-14

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