JPS59143546A - 果実・野菜類の漬物状食品の保存方法 - Google Patents

果実・野菜類の漬物状食品の保存方法

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Publication number
JPS59143546A
JPS59143546A JP58018682A JP1868283A JPS59143546A JP S59143546 A JPS59143546 A JP S59143546A JP 58018682 A JP58018682 A JP 58018682A JP 1868283 A JP1868283 A JP 1868283A JP S59143546 A JPS59143546 A JP S59143546A
Authority
JP
Japan
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salt
vegetables
fruits
pickled
pickling
Prior art date
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Pending
Application number
JP58018682A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Shiratani
白谷 健太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIROTANI TSUKEMONO KK
Original Assignee
SHIROTANI TSUKEMONO KK
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Publication date
Application filed by SHIROTANI TSUKEMONO KK filed Critical SHIROTANI TSUKEMONO KK
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation

Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、梅実・ノビル・ニンニク・ラッキョウ・しそ
・大根・蓮根等の果実・野菜類を、漬物状加工食品とし
て保存する果実・野菜類の漬物状加工食品の保存方法に
ついての改良に関するものである。
果実・野菜類を、漬物状加工食品として保存する手段に
は、食塩を用いた塩漬け・塩蔵と、食酢を用いた酢漬け
がある。
食塩を用いる塩漬け・塩蔵は、食塩の添加で増大してく
る滲透圧によシ細菌の繁殖を抑える手段であり、その滲
透正値が略120気圧程度になると、食品をそれの形状
を保持して変質すること/’x、 <保存できるように
なることから、通常、滲透正値がこの120気圧前後に
なる量の食塩(濃度で約18%程度)を添加して行なわ
れる。しかし、この手段は、食品に多量の食塩を添加す
ることから、食塩の過剰摂取を招いて、健康を害なう問
題があり、また、健康管理の上から食塩忌避を要する人
には不適当な問題がある。
また、食酢を用いる酢漬けは、酸の保存性を利用するも
ので、食塩の過剰摂取を避け、また、食塩忌避を要する
人に適応さすだめの保存方法として1.有効ではあるが
、食品をくさらなぐする食酢の濃度が醋酸換算で4%程
度であることから、食品に著しい酸味を与えて、食品の
嗜好性を著しく措なうので、前述の食塩を用いる手段に
代わり得るものではない。
本発明における目的は、果実・野菜類の漬物状加工食品
を、それの嗜好性を損なうことなく、食塩を添加しない
で保存し得る方法を提起することにある。
本発明による野菜・果実類の漬物状加工食品の保存方法
は、上述の目的を達成するために、種々の研究を重ねた
結果得られた知見にもとづいてなされたものである。
即ち、前述した食塩を用いる塩漬け、塩蔵の手段は、食
塩の添加で漬液の滲透圧を増大させ、その滲透圧により
細菌の生存を許さないようにすることで食品の保存を図
る手段であり、そのため、食塩は所定の滲透正値(約1
20気圧)に達する濃度(約18%)をめどに添加する
ようにしているが、この漬液を調整する際、滲透圧を増
大させる糖類(食塩の08倍の滲透圧)やアルコール(
食塩の09倍の滲透圧)を添加しているときは、それら
による滲透圧を加えた総和の滲透圧が所定の滲透圧(約
120気圧)に達してさえいれば、添加する食塩の量が
所定の゛濃度(約18%)以下の量であっても同し効果
があることが判シ、さらに、食塩を全く使用しないでも
、糖類及びアルコールを前記所定の滲透正値となる量に
漬液に添加すれば、食品の保存が行なえることが判り、
さらに、前述の糖類及びアルコールに食酢を加えるとき
は、滲透圧による保存性と酸による保存性の相乗により
、m液の滲透圧が50気圧程度になっていれば食塩を滲
透正値が120気圧になる量添茄して調整した漬液に相
当する充分な保存性を発揮するようになり・また、この
とき添加する食酢量が醋酸換算で約2%程度の濃度とな
る量でよく、食酢だけを用いる場合の半量程度で充分で
あることが判ったことによる。
そして、このことから、本発明においては、果実・野菜
類を、2%前後の割合の醋酸と数%の割合のアルコール
と10%前後の割合の糖類とを主体と1−でそれらの滲
透正値の総和が50気圧@後となるよう調整される漬液
により漬込むことを特長とする果実・野菜類の漬物状食
品の保存方法を提起するものである。漬液を調整するに
用いるアルコールは、純すいなエチルアルコールに限ら
ず、焼酎であってもよい。また糖類は、ブドウ糖・蜂蜜
等の適宜の糖を用いる。また、漬液に漬込む果実・野菜
類は、梅実・ノビル・ニンニク・ラッキョウ・しそ・大
根・蓮根等を、単品または複数種類を組み合わせてよい
。また、漬液には、食酢の外に、乳酸・クエン酸等の適
宜の有機酸を添加してよい。この添加は、風味を添える
外食酢の添加量の減少に役立つ。
次に実施の態様を例示する。
(1)、梅実 適熟の梅実70に2を用意し、素早く水洗いしてざるに
て水切りを行ない、むしろ、またはすたれに広げて一時
間程度の陰干しにより水分を取り除いておく。
この梅実70に2を、 5%酸含有食酢  3o、e3(醋酸換算で1.5 K
y )10%酸含有食酢  10沼(醋酸換算て1.O
Ky )純蜂蜜(水分20%) 】、o Ky (単糖
類換算で 8に7)を混和した液に漬込む。漬込みは、
密封し易い容器にて行ない、おとし蓋を施し、重石をの
せ、口は密封する。
一■−記液は、それだけでは、醋酸43%、アルコール
42%、糖分14%であるが、梅実70 Kyの漬込み
により、その梅実7OKy中の水分50に7と、有機酸
(クエン酸)4%(2Ky )と糖類15%ブドウ糖7
6に2が加算されることで、醋酸2.3%、りエン酸1
8%、アルコール22%、糖類143%の漬液に調整さ
れていく。そして、この漬1夜の滲透圧は、 醋酸   23%      】27気+」(クエン酸
 18%       25気圧アルコール  22%
         123気y−j二車糖類  11L
3%      217気月(の総和の略50気圧(4
52気圧)となる。
このようにして漬込んだ梅実は、最初6」梅実力1漬液
から露出しているが、約20時間て梅実力)らそれの内
容液が滲出することで、漬液にWJつね、る状態となり
、20B程度過ぎろことて漬上る。
漬は上った梅実は、無塩の風味の良い食品となるが、漬
液に漬込んだまま梅漬はとして保存8う来る。数ケ月の
経過により熟成して一層風味のよl/八ものとなる。ま
た、漬液は、それを他の野菜類を漬込む漬液に利用され
る外、飲料となる。
(2)、しそ漬け、 まず、しそ葉を摘み取り、水洗いし、しそ葉と同量程度
の水を入れた容器の中で強くもみつけ、あくを出す。あ
くは良くしぼって捨てる。
あく水を良くしぼることにより、しその変質が防止され
るとともに色・香りの良好フ!シそ漬けが得られる。
このあく出しが終えたしそ葉を、前述の梅実漬けで得た
漬液に漬は込む。このとき、漬液の中でしそ葉を再度よ
くもみつける。これにより、しそ葉の色素が鮮明なしそ
色を呈し7、しそ漬けとljる。
以上説明したように、本発明法においては、アルコール
及び糖類による滲透圧と酸による保存性との相乗により
、略50気圧程度の低い滲透圧と2%程度の少ない酸を
もって、食塩を使わすに食塩を18%程度使用した場合
と同効の保存性が得られるようにしているのだから、得
られる漬物状食品が、食塩の過剰摂取を気にすることな
く、また、食塩忌避の人も食用でき、しかも、嗜好性が
損なわれず良好な風味のものとなる。
特許出願人  白谷漬物株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 果実・野菜類を、2%前後の割合の醋酸と数%の割合の
    アルコーノ(と10%前後の割合の糖類とを主体として
    それらの滲透正値の総和が50気圧前後となるよう調整
    される漬液により漬込むことを特長とする果実・野菜類
    の漬物状食品の保存方法。
JP58018682A 1983-02-07 1983-02-07 果実・野菜類の漬物状食品の保存方法 Pending JPS59143546A (ja)

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JPS59143546A true JPS59143546A (ja) 1984-08-17

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61257138A (ja) * 1985-05-11 1986-11-14 Iguchi Shokuhin Kogyo Kk 無塩梅干と果汁を同時に製造する方法
JPH05192075A (ja) * 1992-01-20 1993-08-03 Iguchi Shokuhin Kogyo Kk 梅酢とミネラル水の漬物用液
JP2009142162A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Yoshihiro Uenoyama 食品を蒸留酒に漬け込んだ飲料
US20130209656A1 (en) * 2010-09-16 2013-08-15 Yasuyuki Yamada Bitterness-masking ingredient and bitterness-masking method
CN105266103A (zh) * 2015-11-28 2016-01-27 南陵百绿汇农业科技有限公司 一种特色螺丝菜脯的制作方法
JP2016054701A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 キユーピー株式会社 殺菌フルーツ加工品

Cited By (7)

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