JPS5986370A - フアクシミリ送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はファクシミリ送信装置に係り、さらに詳しくは
回線テスト機能を備えたファクシミリ送信装置に関する
ものである。

従来技術 一般にファクシミリ装置はその装置が利用している回線
に対してその回線がどのような状態にあるかを判定する
には、実際に画像の送受を行なう他に方法がなかった。

このため、画像の送受が終了してから回線状態が悪いこ
とがわかり、再度画像の送受を行なわなければならず、
労力と時間の無駄な消費がなされた。

目　　　的 本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、回線状態の良否を一目で把握することがで
きるように構成したファクシミリ送信装置を提供するこ
とを目的としている。

実施例 以下、図面に示す実施例と共に本発明の詳細な説明する
。

第１図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第１
図はＣＣＩＴＴ　　（国際電信電話諮問委員会）のＴ４
勧告に準拠したＧ３ファクシミリの概略構成を示してい
る。

第１図１とおいて符号ｌで示すものは回線制御回路、２
はＣＣＩＴＴのＶ　２？　ｔｅｒ　、　Ｖ　２Ｂテ指定
する高速モデム、３は回じ〈ｖ２１で指定する低速モデ
ムで、両者は回線制御回路ｌ、及びシステム全体を制御
する制御部４に接続されている。

制御部４は操作部５によって操作される。制御部４には
原稿読取り部６及び画像記録ｓ７が接続されている。

一方、第２図に第１図に示した操作部５の操作パネルの
詳細が示されている。

８２図において、符号８で示すものは高速、低速モデム
の切換えスイッチ、符号９はテストビット数設定用のＤ
ＩＲスイッチ、符号１０で示すものは送信ボタン、１１
は受信ボタン、１２はストップボタン、１３はテストス
イッチである。

他方、第３図！±高速モデムを用いた場合の回線テスト
手順を示している。

まず、送信機側で送信ボタンが押下されると受信機側で
受信ボタンが押されていれば被呼局識別信号（ＣＥＤ）
　１４が発生する。

その後、送信機側においてデジタル命令信号（ＤＣ９）
　１５が発生し、これを受けて受信機側で受信準備確認
信号（ＣＦＲ）　１８が発生する。このあとトレーニン
グ状態となる。

一方、第４図は低速モデムを用いた場合の回線テスト手
順を説明するもので、送信機側で送信ボタンが押下“さ
れ受信機側が受信ボタンが押されており受信モデムにあ
る場合には被呼局識別信号（ＣＥＤ）　１７が発生する
。そして、送信機側はプリアンプルの状態となる。

なお、上述した各信号はすべてＣＣＩＴＴ勧告Ｔ３勧告
型３０ものである。

次に、第５図及び第６図に示す高速モデムを用いた場合
、及び低速モデムを用いた場合の動作の流れ図を用いて
回線テストの実際について説明する。− まず、高速モデム２を用いた場合について説明する。

まず、送受信機共にテストスイッチ１３をオンとし、高
速、低速モデム切換えスイッチ８を高速モデム側、すな
わち第２図においてＶ２７　ｔｅｒ／　Ｖ　２ｅ側に倒
し、ＤＩＲスイッチ９によって受信すべきテスト情報の
総ビット数をセットする（ステップＳｒ）。そしてテス
トすべき回線を捕捉した後、受信機側では受信ボタン１
１を押して（ステップＲ１）、被呼局識別信号１４を送
信する（ステップＲ２）。

送信機側では送信ビットレートをＤＩＰスイッチ９によ
りセットした後、被呼局識別信号１４を受信したか否か
を判定しくステップＳ２）、送信ボタン１０を押下する
（ステップＳ３）。

送信機は送信ボタン１０を押した後、受信機からの被呼
局識別信号１４が終了するであろう時間だけ待ってデジ
タル命令信号１５を送信する（ステップＳ４）。

このデジタル命令信号１５には送信機の回線テスト用デ
ータ送信ビットレートの情報が含まれている。

受信機はステップＲ３においてデジタル命令を受信した
か否かを判定し、受信している場合にはこのデジタル命
令信号の中に含まれているデータ受信用ピットレー゛ト
情報を読み出しステップＲ４において、受信ビットレー
トをセットし、記録部７によりそのビットレートを第７
図に示すように印字する。

なお、ステップＲ３においてデジタル命令信号１５を受
信していないと判定した′場合には受信エラーどなり、
ルーチンは終了する。続いて受信機はステップＲ５にお
いてデータの受信準備が完了したことを送信機に知らせ
るための受信準備確認信号１６を発信する。

このとき、送信機はステップＳ５において受信準備確認
信号を受信したか否かを判定し、受信していない場合に
はエラーとなり、ルーチンは終了する。受信している場
合には受信機側のモデムの調整を行なうためにステップ
Ｓ６においてトレーニング信号を送信し、そのあと連続
してｒｌＪ−の信号をストップボタン１２が押下される
まで送信し続ける。

受信機側ではステップＲ６においてトレーニング信号を
受信し、モデムの調整を完了した受イδ機は回線テスト
用のデータ゛を受信し始め（ステップＲ７）ると共にデ
ータの表示を行なう（ステップＲ７′）。

そしてステップＲ８に進む。ステップＲ８においてはキ
ャリアディテクト信号ＣＤが一定時間連続でローレベル
であるか否かが判定される。

受信機はデータを受信するたびにキャリアディテクト信
号ＣＤを受信しており、ステップＲ８においてキャリア
ディテクト信号が一定時間連続してローレベルでないと
判定された場合にはステップＲ７に戻り、一定時間連続
でローレベルであると判定された場合には送信機からの
データ送信が終了したものと見なされ受信動作を終了す
る。

ところで、受信したデータが「１」であれば記録部７は
黒情報を印字し、「１」でなければ制御部４内のメモリ
上のエラーピット数カウンタをインクリメントすると共
に白情報を印字する。

すなわち、第７図に示すようにエラーが発生した部分は
黒い直線が破断した状態となる。この部分を符号Ｅで示
す。

なお、送信機は前述したように「１」のデータを連続し
て送信しているわけである力１ら回線←こエラーが生じ
ていなければ受信機が受信するデータはすべて「１」に
なるはずである。

従って第７図に符号Ｅで示すように白情報のく印字され
れば、換言すれば、印字込−行なわれなめ１つだ場合に
は回線にエラーが生じたことカーー目でわかる。

なお、送信機はトレーニング信号をステ・ンプＳ６にお
いて送信した後、ステップＳ７ＬとおＩ７）て「１」の
信号を連続送信すれば、ステ・ンプＳ８＆こおいてスト
ップボタンが押下された力）歪力１カー半す足され、ス
トップボタンが押されていな１，１場合番と１±ステツ
プＳ７に戻り、押されて（、Ｎる場合番こｔ−ｈ回線テ
スト用の送信は終了する。

一方、低速モデム３を用いた場合（こｔ±第６図（と示
す動作となる。

すなわち、テストスイッチ１３をオノとし、切換えスイ
ッチ８をＶ２１側にセットし、ＤＩＰスイ・ンチ９によ
り受信すべき総ビット数をセットし、テストすべき回線
を捕捉した後、受信機側でｔｈステ・ンプＪ１において
受信ボタンを押下し、ステップＪ２に進み被呼局識別信
号１７を送信する。

一方、送信機側ではステップに１において被呼局識別信
号１７を受信したか否かを判定し、ステップに２におい
て送信系タンが押下され、受信機の被呼局識別信号１７
の送信が終了しているであろう詩間だけ待ってステップ
に３においてプリアンプルを送信し、さらにステップに
４に進みｒｌＪのデータ及びステップに５における「０
」のデータを交互に送信し続ける。

そして、ステップに６において受信機側からストップボ
タンが押されたか否かが判定され、押されていない場合
にはステップに４に戻る。ストップボタンが押された場
合には回線テストの操作は終了する。

一方、受信機側ではステップＪ３においてプリアンプル
を受信し、ステップＪ４においてデータを受信し、受信
したプリアンプルによりデータのビットと同期をとり、
直前に受信したデータのｒｌＪ、「０」の反転したデー
タがその時点での正しいデータであると判断する。そし
て正しいデータである場合には記録部に黒情報を印字し
、誤ったデータであれば、制御部４内のメモリ上のエラ
ービット数カウンタをインクリメントし白情報を印字す
る。また、ステップＪ５においてデータ表示を行なう。

一方、受信機は低速モデム３からのキャリアディテクト
信号ＣＤを常時受信している。そして、ステップＪ６に
おいてこのキャリアディテクト信号ＣＤがある一定時間
連続してローレベルであるか否かが判定され、ローレベ
ルである場合には送４Ｕ機からのデータ送信が終了した
ものと見なし、受信動作を終了する。キャリアディテク
ト信号ＣＤが一定時間連続してローレベルでないと判定
された場合にはステップＪ４に戻り、上述したルーチン
を繰り返す。

効　　果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、送信
機側に通常のファクシミリ動作と回線テスト動作を切換
える切換え手段を設け、回線テスト動作時には所定のビ
ット数を有する特定のテストデータを送信する手段を設
けた構造を採用してい−るため、特別な装置を用いるこ
となく使用回線の状態、すなわち回線エラーの頻度など
を正しく把握することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するもので、第１図はファ
クシミリ装置の概略構成を示すブロック図、第２図は操
作部の平面図、第３図は高速モデムを用いた場合の回線
テスト手順の説明図、第４図は低速モデムを用いた場合
の回線テスト手順の説明図、第５図は高速モデムを用い
た場合の制御動作を説明するフローチャート図、第６図
は低速モデムを用いた場合の制御動作を説明するフロー
チャート図、第７図は印字状態を示す説明図である。 ｌ・・・回線制御回路　　２・・・高速モデム３・・・
低速モデム　　　４・・・制御部５・・・操作部　　　
　　６・・・原稿読取り部７・・・画像記録部　　　８
・・・切換えスイッチ９・・・ＤＩＲスイッチ　　ＩＯ
・・・送信ボタン１１・・・受信ボタン　　　１２・・
・ストップボタン１３・・・テストスイッチ 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通常のファクシミリ動作を行なう手段を備えたファクシ
   ミリ送信装置において、このファクシミリ送信装置にオ
   ペルータが操作するスイッチを設け、このスイッチによ
   り通常のファクシミリ動作と、回線テスト動作を切換え
   る手段と１回線テスト時にある特定のテストデータを送
   信する手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ送
   信装置。