JPH03201770A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はファクシミリ装置に関する。

（ロ）従来の技術 ファクシミリ装置に於いては、通常Ａ４サイズ或いはＢ
４サイズのロール状記録紙が使用され受信記録が行なわ
れるよう構成されており、記録紙サイズよりも小さい記
録サイズの受信記録を行なう場合、例えばＢ４サイズの
記録紙にＡ４サイズ或いはＢ５サイズの記録を行なう場
合には、第４図に示すように左詰めで記録を行ない、右
側の余白部分は後で切断されている（例えば実開昭６２
−３４８５３号公報参照）。

（ハ）発明が解決しようとする課題 この様に左詰めで記録が行なわれると、後程ファイルす
る際にパンチ穴で記録された情報が欠落することが有る
と共に、ファイルした際左端の情報が隠れて見難い等の
問題が有った。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解消すべくなされたもので、左
余白サイズデータを入力する手段と、入力したデータを
記憶する手段と、受信したデータサイズと記録紙サイズ
を比較する手段と、比較の結果受信したデータサイズが
記録紙サイズより小さい場合、設定されている左余白幅
を形成しながら記録するよう記録部を制御する制御手段
で構成したものである。

（ホ）作用 本発明は上述の如く槽底したので、受信したデータサイ
ズが記録紙サイズより小さい場合、設定した幅の左余白
が形成されるので、ファイルの為にパンチ穴を開けたと
しても記録情報が欠落されることがない。

（へ）実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。

（１）はファクシミリ装置全体を制御する制御回路で、
マイクロプロセッサで構成されており、処理プログラム
が記憶されたプログラムメモリ（２）のプログラムに従
って各部を制御している。又制御回路（１）では読取っ
た送信原稿データの信号処理並びに受信した信号の処理
も併せて行なっている。（３）は送信原稿を光学的に読
み取り、読み取った白黒データを電気信号に変換して制
御回路（１）に供給する読取部で、原稿移送機構、レン
ズ機構及びイメージセンサ等で槽底されている。（４）
は受信信号に基づき制御回路（１）の制御の下にサーマ
ルヘッド等の記録ヘッドを駆動し印字を行なう記録部で
、記録紙及び記録紙移送機構と記録ヘッドで槽底されて
いる。（５）は後述するキーボードより入力されたデー
タ或いは制御回路（１）により信号処理されたデータ等
が記憶されるデータメモリで、データの読み書きが制御
回路（１）の制御の下に行なわれる。（６）は通信キー
、モードキー及びテンキー等で槽底されるキーボードで
、キー信号を取り込んだ制御回路（１）は、キー信号に
応じてプログラムメモリ（２）のプログラムに従い制御
する。（７）はキーボード（６）より人力されたデータ
或は制御回路（１）で処理されたデータ等が表示される
表示器で、液晶表示器で槽底される。

（８）は電話回線（Ｌ）に送出する信号を変調し、又電
話回線（Ｌ）よりの信号を復調するモデム回路で、回線
切換回路（９）に接続されている。回線切換回路（９）
は電話回線（Ｌ）にモデム回路（８）と電話機（ｌＯ）
を切換接続するようリレー回路で溝底され、制御回路（
１）により切換制御されている。又この回線切換回路（
９）には、着信のベル信号を検出することにより、着信
検出信号を発生する着信検出回路が内蔵されている。

次に斯る構成よりなる本発明の動作につき、第２図のフ
ローチャートに基づき説明する。

先ずスタンバイ状態に於いて、キーボード（６）の所定
のキー操作により、記録部（４）で使用する記録紙サイ
ズを示すデータを入力し、データメモリ（５）の所定の
領域に記憶させる。今Ｂ４サイズの記録紙が使用され、
Ｂ４サイズを示すデータがデータメモリ（５）に記憶さ
れているものとする。

又キーボード（６）の所定のキー操作により、記録紙サ
イズが小さい場合の記録に際し形成する左余白サイズを
示すデータを入力し、データメモリ（５）の所定の領域
に記憶させる。今例えば左余白サイズ１５＋＋ｏｎが入
力されているものとする。

そこで着信が有り回線切換回路（９）内の着信検出回路
よりの着信検出信号により着信を検出した制御回路（１
）は、回線切換回路（９）を制御し着信に応答し回線を
閉成した後、所定の制御信号の交信を行ないステップ（
Ｓｌ）に於いて、受信を開始し復号等の所定の受信信号
処理を行なう。続いて制御装置（１）はステップ（Ｂ２
）で復号したデータから１ラインのデータが何ビットで
槽底されているかを計数し、次にステップ（Ｂ３）でデ
ータメモリ（５）に記憶している記録紙サイズのデータ
と比較し、受信したデータが記録紙サイズより小さいか
否かの判定を行なう。そこで受信したデータがＡ４サイ
ズ或はＢ５サイズであり記録紙サイズより小さい場合、
ステップ（Ｂ４）に進みデータメモリ（５）より左余白
データを読み出し、続いてステップ（Ｂ５）で読み出し
た左余白データ、今の場合１５ｍｍ分の白情報を示すダ
ミーデータ「０」を発生し、ステップ（Ｂ５）で復号し
たデータに付加し記録部（４）に供給し、ステップ（Ｂ
６）で受信したデータ並びに付加したダミーデータに基
づきサーマルヘッドを駆動し、１ライン分の受信記録を
行なう。１ライン分の記録を終了すると、ステップ（Ｓ
７）に進み受信が終了したか否かの判定を行ない、まだ
終了していなければステップ（Ｓｌ）に戻り前述の動作
を繰り返す。かくしてＡ４サイズの受信記録の場合、第
３図に示すように左端に１５ｍｍの余白（Ａ）が形成さ
れて記録される。又Ｂ５サイズの場合も同様に左端に１
５ｍｍの余白が形成されて記録される。

尚受信したデータが記録紙サイズと同一のＢ４サイズの
場合には、ステップ（Ｓ３）の判定の結果ステップ（Ｓ
６）に進み受信記録を行なうので左余白が形成されるこ
となく受信記録が行なわれる。この場合左余白は形成さ
れないが、Ｂ４サイズの記録紙をファイルする場合には
、通常短辺側にパンチ穴が開けられる為、左余白が無く
ても情報が欠落する等の問題はない。

前述の実施例では、余白を形成する為にダミー信号を付
加する方法を示したが、余白データに基づき記録ヘッド
での記録位置を求め、その位置から受信データを供給し
記録するように溝底することも可能である。

（ト）発明の効果 上述の如く本発明のファクシミリ装置は、記録紙サイズ
より受信データのサイズが小さい場合には、左余白を形
成して記録するよう溝底したので。

ファイルする際パンチ穴で情報が欠落することがなくな
ると共に、ファイル後も左端が隠れることがなく見易い
もので、極めて実用的効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリ装置の溝底を示すブロッ
ク図、第２図は第１図の動作状態を示すフローチャート
、第３図は本発明による受信記録状態を示す模式図、第
４図は従来の受信記録状態を示す模式図である。 （１）・・・制御回路、（３）・・・読取部、（４）・
・・記録部、（５）・・・データメモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信したデータに基づき記録紙に受信記録を行な
   うファクシミリ装置に於いて、左余白幅データを入力す
   る手段と、入力したデータを記憶する手段と、受信した
   データサイズと記録紙サイズを比較する手段と、比較の
   結果受信したデータサイズが記録紙サイズより小さい場
   合、設定されている左余白幅を形成しながら記録するよ
   う記録部を制御する制御手段で構成した事を特徴とする
   ファクシミリ装置。