JPS61117971A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ技術分野］ 本発明はファクシミリ装置に係り、さらに詳しくは伝送
速度を切換ることができるファクシミリ装置に関するも
のである。

〔従来技術〕

従来のファクシミリ装置においては原稿を送る場合、送
信側と、受信側であらかじめ決められた手順（ＣＣＩＴ
Ｔ勧告Ｔ３０）に従って送受信機の持つ最高機能で原稿
の伝送が行なわれるように＃Ｉ成されている。

このため、通信回線状態は車前にわかっている場合は、
送信側においてエラーが発生しないようにするため、伝
送速度を遅くして原稿を送るようにしている。

このような場合には装置に設けられている伝送速度の切
換スイッチを切換てから相手側へ原稿を送信するという
操作が必要であった。

このような構造のファクシミリ？ｔとの制御動作を第１
図に示す。

第１図において示す例にあってはＣＣＩＴＴ勧告に従っ
た０３画像伝送を行なうファクシミリ装置である。

第１図（Ａ）は送信側を、（Ｂ）は受信側を示している
。

送信側の制御動作はまずステップ５１において電話機に
より受信側の電話番号をダイヤルすると、ステップＳ２
においてこのダイヤル番号が電話回線を通じて相手側に
送り出される。

相手側が受信すると受信側からは被呼局識別信号（ＣＨ
Ｄ信号）が送り出される。

送信側ではステップＳ３においてこのＣＨＤ信号を検出
するとステップＳ４においてファクシミリ装置を自動的
に電話回線に接続する。

続いてステップＳ５においてオペレータは使用すべき伝
送速度スイッチを読取り、目的とする伝送速度スイーｌ
チを押下すればステップＳ６においてファクシミリ装置
の送信手順が開始される。

一方ステップＳ３においてＣＨＤ信号を受信しなかった
場合にはステップＳ７に移り、一定時間経過した後は回
線を切断する。

他方、受信側は第１図（Ｂ）で示すようにまずステップ
Ｔ１においてリング検定を行なった後ステ、プＴ２にお
いて受信動作準備を完了させ、ステップＴ３においてＣ
ＨＤ信号を相手側に送出する。続いてステップＴ４にお
いてファクシミリ装置の受信手順が開始される。

このような制御動作を必要とする従来装置にあっては、
オペレータが伝送速度の切換えスイッチを切換えてから
原稿を送信しなければならず、操作が面倒であるばかり
ではなく、伝送速度の切換えスイッチが別個に必要であ
り部品点数が増加し、取付は作業工程も増加し、コスト
高となる欠点があった。

〔目　的］ 本発明は以上のような従来の欠点を除去するために成さ
れたもので、伝送開始を指令するスタートキーと伝送時
間切換キーとを一個のキーで兼用し、このキーの押下時
間に応じて伝送速度を設定する裏ができるようにしたフ
ァクシミリ装置を提供する事を目的としている。

［実施例］ 以下１図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第２図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第２
図には制御回路のブロック図が示されている。

本発明が適用されるファクシミリ装置は主制御回路６０
によって制御される。

この主制御回路６０は伝送制御回路とシステム制御回路
から構成されており、システム制御回路にはＲＯＭ　（
制御プログラム用）及びバッテリーによりバックアップ
されているＲＡＭが含まれている。

電話回線１にはＮＣＵ　Ｃ網制御回路）８０及びモデム
（変復調回路）７０を介して主制御回路６０に接続され
ている。

また、操作パネル５０に設けられているスタートスイッ
チ５１は主制御回路６０に接続されており、さらにこの
スタートスイッチ５１は表示器５２に接続されている。

また主制御回路６０には読取り制御系２０．および記録
制御系４０から成る画像処理系が接続されている。

符号１０で示すものは読取り装置、符号３０で示すもの
は記録装置であり符号９０で示すものは電話機で、ＮＣ
Ｕ３Ｏに接続されている。

又符号１００で示すものは電源回路で図示していない電
源線を介して各ブロックに電源電圧を供給している・ ところで、スタートスイッチ５１は伝送速度設定スイッ
チをも兼ねており、その押下時間は主制御回路６０側に
設けられているカウンタによって計数される。

そして、主制御回路６０はその押下時間を複数段階に分
割することにより、それぞれの時間に応じた伝送速度を
設定する。

また、この押下時間に応じた伝送速度は表示装置５２に
表示されるため、オペレータはどの伝送速度が選択され
たかをスタートキー５１を押下しつつ知る事ができる。

なお、オペレータに対して伝送速度を報知する手段は表
示装置５２に限らず、音や光等の他の報知手段を採用し
てもよい。

次に、以上のように構成されたファクシミリ装置の具体
的な制御動作について第３図を用いて説明する。

第３図（Ａ）は送信側の制御動作を説明するもので、ま
ずステップＳｌ、Ｓ２において受信側へ電話を行ない、
電話番号を送出する。

相手側が受信するとＣＨＤ信号が送られてくる。このＣ
ＨＤ信号はステップＳ３に於て受信したか否かを判定さ
れるが、受信しなかった場合にはステップＳ４において
一定時間経過後回線を切断する。ＣＨＤ信号を受信した
場合にはステップＳ５においてスタートキーを押下する
。スタートキー５１は押下されるとステップＳ６におい
てタイマーがスタートし、ステップＳ７においてファク
シミリ装置が回線に接続される。

タイマーはスタートキーの押下時間を計測する。　装置
が回線に接続された後にはステップＳ８においてスター
トキーが押下されたか否かが判定され、押下されている
場合にはステップＳ９においてタイマーによって計測さ
れた経過時間のチェックが開始される。

この押下時間は例えばＴｌないしＴ４の４段階で区別さ
れ、その時間によって伝送速度を判定される。

図示の例にあってはＴＩ＜７２＜７３＜Ｔ４であり、具
体的な時間はオペレータにとって最も利用しやすい時間
が選ばれる。

具体的なスタートキーの押下時間のテストルーチンは以
下のごとくである。

即ちステップ３１０で押下時間がＴ１以下であるかが判
定された場合にはステップＳｌｌにおいて９６００ｂｐ
ｓで送信手順がスタートされると共に表示器５２に［９
６００ｂｐＳ］を表示する。Ｔ１以上である場合はステ
ップ５１２に進み１２時間以上であるか否かが判定され
る。Ｔ２以下である場合にはステップ５１３において７
２００ｂｐｓで送信手順がスタートされると共に７２０
０ｂｐＳ１表示１１５２に表示ｔ６．Ｔ２以上である場
合にはステップ３１４において１３以上であるか否かが
判定され、Ｔ３以下である場合にはステップ５１５にお
いて４８００ｂｐｓで送信手順がスタートされると共に
表示器５２に４８００ｂｐｓと表示される。１３以上で
ある場合にはステップ３１Ｂへ進む、ステップ３１６に
おいてスタートキーの押下時間がＴ４以下と判定された
場合にはステップＳ讐７において２４００ｂｐｓで送信
手順がスタートすると共に表示器５２に２４００ｂｐＳ
と表示する。

また、７４以上である場合にはステップＳ１８に進みＧ
２モードで送信手順がスタートされ、表示器５２に０２
と表示する。

一方、受信側では第３図（Ｂ）に示すようにステ、プＴ
ｌ、Ｔ２においてリング検出を行ない動作準備を完了さ
せ、ステップＴ３　、Ｔ４においてＣＨＤ信号を送信側
に送り出し、受信手順を開始する。

ところで、第４図に送信側と受信側での制御手順の要部
を示しである。

即ち、受信側からはＣＨＤ信号に続いてＤＩＳ（デジタ
ル識別信号）＠号を送出する。

このＤ　Ｉ　Ｓ４！を号には９８００，７２００゜４８
００．２４００ｂｐＳ等の伝送速度を受信側の装置が有
しているか否かの情報が含まれている。

またこのＤＩＳ信号は送信側からＤＯ３（デジタル命令
）信号が送出され、受信側でこのＤＯ５信号が検出され
るまで一定間隔で、３５秒間送り出されるが第４図には
一回のみを示しである。

一方、送信側ではＤ　Ｉ　５８号を検出した後に第３図
に示すような伝送速度情報と、ＤＩＳ信号に含まれる受
信側の伝送速度情報とを比較し合致した伝送速度情報の
中で、選択された伝送速度情報をＤＯ５信号に含んで送
出すると共に、ＴＣＰ（トレーニングチェック）信号を
ＤＯ５信号で決めた伝送速度で送り出す。

このＴＣＦ信号はＤＣ５信号により指定した伝送速度で
通信が可能であるかどうかをチェックする信号である。

受信側ではＤＣＳ信号、ＴＣＦ信号が正確に受信された
後ＣＦＲ（受信準備完了）信号を送出して、送信側に指
定された伝送速度で正確に受信できたことを知らせる。

その後送信側はＴＣＰ信号に引き続いてメツセージの送
信を開始する。

このようにしてスタートキーを伝送速度設定キーと兼用
できるようにし、且つ速度設定状態をオペレータに認識
できるようにしであるため、構造が簡単で操作の容易な
装置が得られる。

［効　果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、スタ
ートキーを伝送時間設定キーとして兼用し、スタートキ
ーの押下時間によって伝送速度を自動的に設定すること
ができる構造を採用しているため、従来のように別個の
切換えスイッチが必要ではなく、部品点数を減少させ、
コストダウンが実現できる操作性の優れたファクシミリ
装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）は従来装置における送信側及び受
信側の制御動作を説明するフローチャート図、第２図以
下は本発明の一実施例を説明するもので第２図は制御回
路のブロック図、第３図１・・・電話回線　　　　２０
・・・読取り制御系４０・・・記録制御系　　５０・・
・操作パネル５１・・・スタートスイッチ ５２・・・表示装置　　　６０・・・主制御回路７０・
・・モデム　　　　８ｏ・・・網制御装置９０・・・電
話機　　　　１００・・・電源回路１５開昭６１（１７
９７１（５） （Ｂ） 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送開始を指令するスタートキーの押下時間を検出する
   検出手段と、スタートキーの押下時間に応じて伝送速度
   を決定する制御手段とを備えたことを特徴とするファク
   シミリ装置。