JPS5980427A - ラジカル重合性プレポリマ−組成物の製法 - Google Patents
ラジカル重合性プレポリマ−組成物の製法Info
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- JPS5980427A JPS5980427A JP57191406A JP19140682A JPS5980427A JP S5980427 A JPS5980427 A JP S5980427A JP 57191406 A JP57191406 A JP 57191406A JP 19140682 A JP19140682 A JP 19140682A JP S5980427 A JPS5980427 A JP S5980427A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、速硬化性を有し、かつ密着性、可撓性およ
び低温熱分解性に富んだ硬化物を生成しうるものであっ
て、電線被覆絶縁フェス、塗料等に有用なラジカル重合
性プレポリマー組成物の製法に関するものである。
び低温熱分解性に富んだ硬化物を生成しうるものであっ
て、電線被覆絶縁フェス、塗料等に有用なラジカル重合
性プレポリマー組成物の製法に関するものである。
近年、光硬化性樹脂が、塗料、接着剤、絶縁フェス、レ
ジスト等に広く利用されている。これは、光硬化性樹脂
が、速硬化性をもち無溶剤であるため、熱硬化性樹脂に
比べて省資源、省エネルギー。
ジスト等に広く利用されている。これは、光硬化性樹脂
が、速硬化性をもち無溶剤であるため、熱硬化性樹脂に
比べて省資源、省エネルギー。
低公害、高生産性を有するという利点をもつからである
。このように光硬化性樹脂は、上記のような利点を有し
てはいるが、熱硬化性樹脂に比べて密着性、可撓性に劣
っているう密着性、可撓性に富んだものとしては、熱硬
化性樹脂、特に熱硬化性ウレタン樹脂があげられるが、
このものは前記のような速硬化性に欠けている。近時、
熱硬化タイプのウレタン電線用フェスが開発され市販さ
れている。このものは、比較的低温で熱分解し残渣を殆
ど残さないため、これを用いて例えば電線被覆した場合
、得られた被覆電線は絶縁被膜を除去することなく単に
ハンダ浴に浸漬するだけでハンダ付1rTがOT[にな
る。このように上記ウレタン電線用フェスは、特殊な性
質を有しているが、このものも、他の熱硬化性ウレタン
樹脂同様速硬化性に欠けていた。
。このように光硬化性樹脂は、上記のような利点を有し
てはいるが、熱硬化性樹脂に比べて密着性、可撓性に劣
っているう密着性、可撓性に富んだものとしては、熱硬
化性樹脂、特に熱硬化性ウレタン樹脂があげられるが、
このものは前記のような速硬化性に欠けている。近時、
熱硬化タイプのウレタン電線用フェスが開発され市販さ
れている。このものは、比較的低温で熱分解し残渣を殆
ど残さないため、これを用いて例えば電線被覆した場合
、得られた被覆電線は絶縁被膜を除去することなく単に
ハンダ浴に浸漬するだけでハンダ付1rTがOT[にな
る。このように上記ウレタン電線用フェスは、特殊な性
質を有しているが、このものも、他の熱硬化性ウレタン
樹脂同様速硬化性に欠けていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、下
記の化合物Aと化合物Bとを、(NCO基モル数) /
(OH基モル数)が1.05〜3.00になるように
配合してインシアネート基が残存しているポリウレタン
化合物を合成する工程と、このポリウレタン化合物に下
記の化合物Cを化合物Aと化合物Bと化合物Cの合計仕
込量100gに対して化合物Cのアクリル基(メタクリ
ル基)が0.04〜0.25モルになるような量添加し
反応させてラジカル重合性プレポリマーを合成する工程
を備え、上記化合物Aと化合物Bの配合からラジカル重
合性プレポリマーの合成後までの適宜の段階で、反応性
希釈剤としてのカルピトールアクリレートおよびフェノ
キシエチルアクリレートをxi−基sで、(カルピトー
ルアクリレート)/(フェノキシエチルアクリレート)
が0.2〜6.0となり、かつ両者の合計重量が全仕込
量010〜40重蓋係となるように添加することをその
特徴とするものである。
記の化合物Aと化合物Bとを、(NCO基モル数) /
(OH基モル数)が1.05〜3.00になるように
配合してインシアネート基が残存しているポリウレタン
化合物を合成する工程と、このポリウレタン化合物に下
記の化合物Cを化合物Aと化合物Bと化合物Cの合計仕
込量100gに対して化合物Cのアクリル基(メタクリ
ル基)が0.04〜0.25モルになるような量添加し
反応させてラジカル重合性プレポリマーを合成する工程
を備え、上記化合物Aと化合物Bの配合からラジカル重
合性プレポリマーの合成後までの適宜の段階で、反応性
希釈剤としてのカルピトールアクリレートおよびフェノ
キシエチルアクリレートをxi−基sで、(カルピトー
ルアクリレート)/(フェノキシエチルアクリレート)
が0.2〜6.0となり、かつ両者の合計重量が全仕込
量010〜40重蓋係となるように添加することをその
特徴とするものである。
化合物A:下記のポリイソシアネートのうちから選ばれ
た少なくとも一種のポリイソシアネート。
た少なくとも一種のポリイソシアネート。
トリレンジイソシアネート、l、6−ヘキサンジイソシ
アネート、4 、4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、1,
6−ヘキサンジインシアネート3量体、水素化トリレン
ジイソシアネート、水素化4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水素
化キシリレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソ
シアネート、トリレンジイソシアネート231体、1.
5−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート相互付加物、イソフオロンジイソシアネー
ト 化合物B:下記のB1グループおよびB2グループのう
ちから選ばれた少なくとも一種の化合物。
アネート、4 、4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、1,
6−ヘキサンジインシアネート3量体、水素化トリレン
ジイソシアネート、水素化4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水素
化キシリレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソ
シアネート、トリレンジイソシアネート231体、1.
5−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート相互付加物、イソフオロンジイソシアネー
ト 化合物B:下記のB1グループおよびB2グループのう
ちから選ばれた少なくとも一種の化合物。
(Blグループ:ポリオール)
エチレンクリコール、シエチVンクリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、フロピレンゲリコール、ジプロピレン
グリコール、ブナレンゲリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール (B2グループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
ループの化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1oooOもの。
レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、フロピレンゲリコール、ジプロピレン
グリコール、ブナレンゲリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール (B2グループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
ループの化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1oooOもの。
オルソフタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、
無水フタール酸、アジピン酸、コハク酸、フマール酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水ト
リメリット酸 化合物C:下記の、アクリル基(メタクリル基)および
ヒドロキシル基を有する化合物のうちから選ばれた少な
くとも一種の化合物。
無水フタール酸、アジピン酸、コハク酸、フマール酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水ト
リメリット酸 化合物C:下記の、アクリル基(メタクリル基)および
ヒドロキシル基を有する化合物のうちから選ばれた少な
くとも一種の化合物。
とドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、下記の一般
式(]) 、 (B2で示される化合物。
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、下記の一般
式(]) 、 (B2で示される化合物。
すなわち、この発明は、まず化合物A(ポリイソシアネ
ート)と化合物B(ポリオール、ポリオールポリエステ
ル)とを配合し反応させて末端もしくは鎖中にインシア
ネート基が残存しているポリウレタン化合物、を合成す
る。つぎに、これに化合物Cを反応させる。化合物Cは
上記のようにアクリル基(メタクリル基)とヒドロキシ
ル基とを有しているため、そのヒドロキシル基が上記ポ
リウレタン化合物の末端もしくは鎖中のイソシアネート
基と反応し、それによってポリウレタン化合物の末端も
しくは鎖中にアクリル基(メタクリル基)が導入される
。その結果、末端もしくは鎖中にラジカル官能基(アク
リル基、メタクリル基)を有するポリウレタン化合物(
ラジカル重合性プレポリマー)が得られる。そして、こ
の発明は上記化合物AとBの配合からラジカル重合性プ
レポリマーの合成後に到るまでの適宜の段階で、反応性
希釈剤としてカルピトールアクリレートおよびフェノキ
シエチルアクリレートを所定−taX加し、フェス状の
ラジカル重合性プレポリマー組成物を得るものである。
ート)と化合物B(ポリオール、ポリオールポリエステ
ル)とを配合し反応させて末端もしくは鎖中にインシア
ネート基が残存しているポリウレタン化合物、を合成す
る。つぎに、これに化合物Cを反応させる。化合物Cは
上記のようにアクリル基(メタクリル基)とヒドロキシ
ル基とを有しているため、そのヒドロキシル基が上記ポ
リウレタン化合物の末端もしくは鎖中のイソシアネート
基と反応し、それによってポリウレタン化合物の末端も
しくは鎖中にアクリル基(メタクリル基)が導入される
。その結果、末端もしくは鎖中にラジカル官能基(アク
リル基、メタクリル基)を有するポリウレタン化合物(
ラジカル重合性プレポリマー)が得られる。そして、こ
の発明は上記化合物AとBの配合からラジカル重合性プ
レポリマーの合成後に到るまでの適宜の段階で、反応性
希釈剤としてカルピトールアクリレートおよびフェノキ
シエチルアクリレートを所定−taX加し、フェス状の
ラジカル重合性プレポリマー組成物を得るものである。
このフェス状うジカル重合性プレポリマー組成物は、有
機溶剤ではなく反応性希釈剤によってフェス状にされて
いるため、衛生上の問題および溶剤蒸発に伴うピンホー
ル等の問題を生じない。特に反応性希釈剤として上記の
ものを用いしかも両者の相互の使用割合および合計使用
量を前記の範囲に設定することにより反応性希釈剤使用
の効果を最も高めうるようになるとともにプレポリマー
の硬化によって得られる塗膜(硬化物)の耐湿性の向上
を実現しうるようになる。そして上記プレポリマーは、
従来の熱硬化性ウレタン樹脂とは異なり、ラジカル硬化
させることができるため速硬化性のものであり、光重合
開始剤の添卯により光硬化をさせることもできる。熱重
合開始剤の添加により熱重合させうろことはもちろんで
ある。また、この塗膜は、従来のラジカル硬化性樹脂塗
膜と比べるとウレタン結合を豊富に有しており、密着性
、特に金属との密着性に富み可撓性にも富んでいる。そ
のうえ、低温熱分解性に富んでいるため、この塗膜で絶
縁被覆した電線はそのままハンダ浴に浸漬するだけでハ
ンダ付けが可能となる。
機溶剤ではなく反応性希釈剤によってフェス状にされて
いるため、衛生上の問題および溶剤蒸発に伴うピンホー
ル等の問題を生じない。特に反応性希釈剤として上記の
ものを用いしかも両者の相互の使用割合および合計使用
量を前記の範囲に設定することにより反応性希釈剤使用
の効果を最も高めうるようになるとともにプレポリマー
の硬化によって得られる塗膜(硬化物)の耐湿性の向上
を実現しうるようになる。そして上記プレポリマーは、
従来の熱硬化性ウレタン樹脂とは異なり、ラジカル硬化
させることができるため速硬化性のものであり、光重合
開始剤の添卯により光硬化をさせることもできる。熱重
合開始剤の添加により熱重合させうろことはもちろんで
ある。また、この塗膜は、従来のラジカル硬化性樹脂塗
膜と比べるとウレタン結合を豊富に有しており、密着性
、特に金属との密着性に富み可撓性にも富んでいる。そ
のうえ、低温熱分解性に富んでいるため、この塗膜で絶
縁被覆した電線はそのままハンダ浴に浸漬するだけでハ
ンダ付けが可能となる。
したがって、この発明のラジカル重合性プレポリマー組
成物は、ウレタン電線用フェスとして最適である。
成物は、ウレタン電線用フェスとして最適である。
この発明で用いられる化合物Aとしては、下記のような
ポリイソシアネートがあげられ、単独でもしくは併せて
用いられる。
ポリイソシアネートがあげられ、単独でもしくは併せて
用いられる。
トリレンジイソシアネート
1.6−ヘキサンジイソシアネート
0CN−(CH2−)a−NGO
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートポリメチ
レンポリフェニルイソシアネート1.6−ヘキサンジイ
ソシアネート3量体(CH2)6NCO 水素化トリレンジイソシアネート 水素化4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネートキ
シリレンジイソシアネート 水素化キシリレンジイソシアネート パラフェニレンジイソシアネート トリレンジイソシアネート2盪休 1.5−ナフタレンジイソシアネート NGO CO ヘキサメチレンジイソシアネート相互付加物インフオロ
ンジイソシアネート この発明で用いる化合物Bとしては、下記のよりなり1
グループ(ポリオール)およびB2グループ(ポリオー
ルポリエステル)のものがあげられ、単独でもしくは併
せて用いられる。
レンポリフェニルイソシアネート1.6−ヘキサンジイ
ソシアネート3量体(CH2)6NCO 水素化トリレンジイソシアネート 水素化4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネートキ
シリレンジイソシアネート 水素化キシリレンジイソシアネート パラフェニレンジイソシアネート トリレンジイソシアネート2盪休 1.5−ナフタレンジイソシアネート NGO CO ヘキサメチレンジイソシアネート相互付加物インフオロ
ンジイソシアネート この発明で用いる化合物Bとしては、下記のよりなり1
グループ(ポリオール)およびB2グループ(ポリオー
ルポリエステル)のものがあげられ、単独でもしくは併
せて用いられる。
(B1グループ:ポリオール)
エチレングリコール、ジエチレンクリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レンクリコール、フロピレンクリコール、ジプロピレン
グリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルクリコール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール (Baグループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
ループの化合物とF記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1000のもの。
レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レンクリコール、フロピレンクリコール、ジプロピレン
グリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルクリコール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール (Baグループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
ループの化合物とF記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1000のもの。
オに77タール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、
無水フタール酸、アジピン酸、コハク酸、フマール酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水ト
リメリット酸 このように、B2グループのポリオールポリエステルと
しては、分子量が200〜1000のものしか用いられ
ない。これは、分子量が1000を超えるものを用いる
と、得られるラジカル重合性プレポリマー中のウレタン
結合の濃度が低くなってこの発明の効果の一つである密
着性等が得られなくなり、また、分子量が200未満の
ものを用いても効果が得られなくなるからである。
無水フタール酸、アジピン酸、コハク酸、フマール酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水ト
リメリット酸 このように、B2グループのポリオールポリエステルと
しては、分子量が200〜1000のものしか用いられ
ない。これは、分子量が1000を超えるものを用いる
と、得られるラジカル重合性プレポリマー中のウレタン
結合の濃度が低くなってこの発明の効果の一つである密
着性等が得られなくなり、また、分子量が200未満の
ものを用いても効果が得られなくなるからである。
化合物Cとしては、下記の、アクリル基(メタクリル基
)およびヒドロキシル基を有する化合物があげられ単独
でもしくは併せて用いられる。
)およびヒドロキシル基を有する化合物があげられ単独
でもしくは併せて用いられる。
ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、下記の一般
式(1)、(2)で示される化合物、反応性希釈剤とし
ては、下記の式で表わされるカルピトールアクリレート
(エチルカルピトールアクリレート:以FrEc−AJ
と略す)1 C2H5−0−(−CH2CH20−) 2−C−CH
=CH2およびF記の式で表わされるフェノキシエチル
アクリレート(以下[Po−AJと略す)が用いられる
。
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、下記の一般
式(1)、(2)で示される化合物、反応性希釈剤とし
ては、下記の式で表わされるカルピトールアクリレート
(エチルカルピトールアクリレート:以FrEc−AJ
と略す)1 C2H5−0−(−CH2CH20−) 2−C−CH
=CH2およびF記の式で表わされるフェノキシエチル
アクリレート(以下[Po−AJと略す)が用いられる
。
この発明は、上記のような原料を用い、例えばつぎのよ
うにしてラジカル重合性プレポリマー組成物を製造する
。すなわち、まず前記化合物A(ポリイソシアネート)
と化合物B(ポリオール。
うにしてラジカル重合性プレポリマー組成物を製造する
。すなわち、まず前記化合物A(ポリイソシアネート)
と化合物B(ポリオール。
ポリオールポリエステル)とを配合し反応させる。
この場合、化合物AとBの相互の配合割合は、化合物A
のNCO基と化合物BのOH基と全基準にして、(NC
O基モル数) / (OH基モル数)が1.05〜3.
00になるように設定する必要がある。すなわち、末端
にインシアネートを有する化合物を合成するためには、
(NCO基モル数) / (OH基モル数)が1.0以
上であればよいのであるが、その値が1.05未満では
得られる化合物の分子量が大きくなりすぎ、プレポリマ
ーとしては不適となるからである。逆にその値が3.0
0を超えると分子量が小さくなりすぎるかもしくは遊離
のイソシアネート化合物が残存するようになるからであ
る。
のNCO基と化合物BのOH基と全基準にして、(NC
O基モル数) / (OH基モル数)が1.05〜3.
00になるように設定する必要がある。すなわち、末端
にインシアネートを有する化合物を合成するためには、
(NCO基モル数) / (OH基モル数)が1.0以
上であればよいのであるが、その値が1.05未満では
得られる化合物の分子量が大きくなりすぎ、プレポリマ
ーとしては不適となるからである。逆にその値が3.0
0を超えると分子量が小さくなりすぎるかもしくは遊離
のイソシアネート化合物が残存するようになるからであ
る。
この化合物AとBの配合の際、反応性希釈剤としてのE
c−AとPo−Aとが配合される。この場合、EcA(
!:PO−Aの相互の配合割合は、(Ec−A重量)/
(Po−A重量)が0.2〜6. OK設定される。こ
の値が0.2未満になると生成塗膜が可撓性に欠けるよ
うになってフィルムとして実用的でなくなり、6.0を
超えると可撓性は良好になるが吸水率が高くなシ吸湿後
の電気性能が悪くなるからである。
c−AとPo−Aとが配合される。この場合、EcA(
!:PO−Aの相互の配合割合は、(Ec−A重量)/
(Po−A重量)が0.2〜6. OK設定される。こ
の値が0.2未満になると生成塗膜が可撓性に欠けるよ
うになってフィルムとして実用的でなくなり、6.0を
超えると可撓性は良好になるが吸水率が高くなシ吸湿後
の電気性能が悪くなるからである。
また、Ec−AとPo−Aの合計配合量は、両者の合計
重量が、全仕込量(化合物A十化合物B十化合物C+
Ec −A + Po −A )の10〜4Q重量係(
以下「チ」と略す)になるように設定される。配合量が
10チ未満では希釈剤使用の効果が少なくフェスが高粘
度になシ、また40チを超えると硬化物の可撓性が悪く
なるとともにハンダ付は性も悪くなるからである。なお
、反応性希釈剤として、上記の反応性希釈剤Ec−A、
Po−Aと他の反応性希釈剤を併用するようにしてもよ
い。
重量が、全仕込量(化合物A十化合物B十化合物C+
Ec −A + Po −A )の10〜4Q重量係(
以下「チ」と略す)になるように設定される。配合量が
10チ未満では希釈剤使用の効果が少なくフェスが高粘
度になシ、また40チを超えると硬化物の可撓性が悪く
なるとともにハンダ付は性も悪くなるからである。なお
、反応性希釈剤として、上記の反応性希釈剤Ec−A、
Po−Aと他の反応性希釈剤を併用するようにしてもよ
い。
このようにして化合物AとBとを配合し反応させる際、
反応を短時間で完結させるために、一般に用いられるポ
リウレタン合成用触媒、例えばジブチルスズジラウレー
ト、オレイン酸鉛のような有機金属化合物やN−メチル
イミン、トリエチレンジアミンのようなアミン化合物を
用いることが好ましい。
反応を短時間で完結させるために、一般に用いられるポ
リウレタン合成用触媒、例えばジブチルスズジラウレー
ト、オレイン酸鉛のような有機金属化合物やN−メチル
イミン、トリエチレンジアミンのようなアミン化合物を
用いることが好ましい。
化合物AとBの反応により、末端もしくは鎖中にインシ
アネート基が残存するポリウレタン化合物が得られる。
アネート基が残存するポリウレタン化合物が得られる。
このポリウレタン化合物に、化合物C(アクリル基およ
びヒドロキシル基を有する化合物)を添加し反応させる
。化合物Cの添加量は、化合物Aと化合物Bと化合物C
の合計仕込量100gに対して化合物Cのアクリル基(
メタクリル基)が0.04〜0.25モルになるように
設定される。これが0.04モル未満になると塗膜の硬
化速度が遅くなり硬化も完全でなくな、j5.0.25
モルを超えるとハンダ付性が悪くなるからである。
びヒドロキシル基を有する化合物)を添加し反応させる
。化合物Cの添加量は、化合物Aと化合物Bと化合物C
の合計仕込量100gに対して化合物Cのアクリル基(
メタクリル基)が0.04〜0.25モルになるように
設定される。これが0.04モル未満になると塗膜の硬
化速度が遅くなり硬化も完全でなくな、j5.0.25
モルを超えるとハンダ付性が悪くなるからである。
ハンダ付性の悪化はエチレン連鎖部が長くなって分解し
にくい、架橋密度が高くなり分解しにくいなどが考えら
れる。ハンダ付性が最も良好になる範囲は、化合物A、
B、Cの合計仕込量100gに対して化合物Cのアクリ
ル基(メタクリル基)が0.04〜0.10になる範囲
である。
にくい、架橋密度が高くなり分解しにくいなどが考えら
れる。ハンダ付性が最も良好になる範囲は、化合物A、
B、Cの合計仕込量100gに対して化合物Cのアクリ
ル基(メタクリル基)が0.04〜0.10になる範囲
である。
ポリウレタン化合物に対して化合物Cを反応させること
によシ、末端もしくは鎖中にラジカル官能基を有するポ
リウレタン化合物(ラジカル重合性フレポリマー)が合
成される。このプレポリ−r−の確認は、NMR等によ
るアクリル基、ウレタン基、インシアネート基のピーク
から行うことができる。なお、上記の反応の際、前記ポ
リウレタン合成用触媒を新たに加えてもよい。化合物C
としては、反応性の点からヒドロキシエチルアクリレー
トを用いることが最も好ましい。また、生成プレポリマ
ーの末端、鎖中にイソシアネート基がなお残るような当
量で化合物Cを用いるような場合には、化合物Cととも
に下記の単官能アルコールを単独でもしくは併せて添加
し当量分反応させてNGO基を消失させるようにするこ
とがプレポリマーの安定性等の点で好ましい。
によシ、末端もしくは鎖中にラジカル官能基を有するポ
リウレタン化合物(ラジカル重合性フレポリマー)が合
成される。このプレポリ−r−の確認は、NMR等によ
るアクリル基、ウレタン基、インシアネート基のピーク
から行うことができる。なお、上記の反応の際、前記ポ
リウレタン合成用触媒を新たに加えてもよい。化合物C
としては、反応性の点からヒドロキシエチルアクリレー
トを用いることが最も好ましい。また、生成プレポリマ
ーの末端、鎖中にイソシアネート基がなお残るような当
量で化合物Cを用いるような場合には、化合物Cととも
に下記の単官能アルコールを単独でもしくは併せて添加
し当量分反応させてNGO基を消失させるようにするこ
とがプレポリマーの安定性等の点で好ましい。
(単官能アルコール)
メタノール、エタノール、n−ブチルアルコール、イソ
フチルアルコール、5ec−7’チルアルコール、H−
7’ロピルアルコール、イソプロピルアルコール、下記
の一般式(3) 、 (4)で示される化合物。
フチルアルコール、5ec−7’チルアルコール、H−
7’ロピルアルコール、イソプロピルアルコール、下記
の一般式(3) 、 (4)で示される化合物。
HO−(−CH2)(1−CHa *−m+(3)
n=4〜7上記のようにして得られるプレポリマ
ーは、反応性希釈剤によりフェス状になっておシ、ラジ
カル重合性プレポリマー組成物を構成する。この組成物
のラジカル硬化は、電子線等を用いて行ってもよいし、
光重合開始剤を添加し紫外線照射により行ってもよい。
n=4〜7上記のようにして得られるプレポリマ
ーは、反応性希釈剤によりフェス状になっておシ、ラジ
カル重合性プレポリマー組成物を構成する。この組成物
のラジカル硬化は、電子線等を用いて行ってもよいし、
光重合開始剤を添加し紫外線照射により行ってもよい。
また、熱重合開始剤を添加し加熱により硬化させるよう
にしてもよい。光重合開始剤トしては、ベンジルジメチ
ルケタール、ベンシフエノン、アセトフェノン、ベンゾ
フェノン誘導体、アセトフェノンm導体、ベンゾイン、
ベンゾインアルキルエーテル等があげられる。熱重合開
始剤としては、ベンゾインバーオキシド、過酸化水素、
クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイドロパー
オキシド、t−ブチルパーベンゾエート、ジクミルパー
オキシド、ジ−t−ブチルバーオキシド等があげられる
。また、上記ラジカル重合性プレポリマー組成物に対し
て希釈剤、充てん材、熱重合禁止剤、安定剤、脱水剤、
可撓性付与剤、カップリング剤、増粘剤、レベリング剤
。
にしてもよい。光重合開始剤トしては、ベンジルジメチ
ルケタール、ベンシフエノン、アセトフェノン、ベンゾ
フェノン誘導体、アセトフェノンm導体、ベンゾイン、
ベンゾインアルキルエーテル等があげられる。熱重合開
始剤としては、ベンゾインバーオキシド、過酸化水素、
クメンハイドロパーオキシド、t−ブチルハイドロパー
オキシド、t−ブチルパーベンゾエート、ジクミルパー
オキシド、ジ−t−ブチルバーオキシド等があげられる
。また、上記ラジカル重合性プレポリマー組成物に対し
て希釈剤、充てん材、熱重合禁止剤、安定剤、脱水剤、
可撓性付与剤、カップリング剤、増粘剤、レベリング剤
。
顔料、染料等を添加することは自由である。
このようにして得られるラジカル重合性プレポリマー組
成物は、特定の反応性希釈剤の限定使用によってフェス
状にされているため有機溶剤使用時の欠点を全く有しな
いばかりか、優れた耐湿性を有するプレポリマー塗膜を
形成しつる。そして、この組成物は、ラジカル官能基を
もつウレタン系プレポリマーを有しているため、速硬化
性を有し、かつ密着性、可撓性および低温熱分解性に富
んだ硬化物を生成しうるのであり、ウレタン電線用フェ
スとして最適である。
成物は、特定の反応性希釈剤の限定使用によってフェス
状にされているため有機溶剤使用時の欠点を全く有しな
いばかりか、優れた耐湿性を有するプレポリマー塗膜を
形成しつる。そして、この組成物は、ラジカル官能基を
もつウレタン系プレポリマーを有しているため、速硬化
性を有し、かつ密着性、可撓性および低温熱分解性に富
んだ硬化物を生成しうるのであり、ウレタン電線用フェ
スとして最適である。
なお、上記の例では、反応性希釈剤を化合物AとBの配
合時に添加しているが、その添那時期は化合物AとBの
配合からプレポリマーの合成後に到るまでのどの段階で
蟲」シてもよい。また1時に添加しなくてもよく小分け
してLmするようにしてもよい。
合時に添加しているが、その添那時期は化合物AとBの
配合からプレポリマーの合成後に到るまでのどの段階で
蟲」シてもよい。また1時に添加しなくてもよく小分け
してLmするようにしてもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する0
〔実施例1〕
トリレンジイソシアネート35.9 (0,20モル)
を反応性希釈剤Ec−A15II(熱重合禁止剤ハイド
ロキノン0.1チ含有)とPo −A 51/ VCf
ljかし、これを温度計、撹拌棒9簡下ロートを備えた
フラスコに入れ、攪拌しながらその中にテトラエチレン
グリコール29.1 g (0,1sモル)をフラスコ
内の温度が60℃以上にならないように水で冷却しなが
ら滴下し、フラスコ内の温度を60’Cに保ち3時間攪
拌反応させた。その結果、両末端にイソシアネート基を
有するウレタン化合物が得られた。つぎに、この中に2
−ヒドロキシエチルアクリレート9.319(0,08
モル)とベンゾイン6.8g(0,02モル)を10分
間かけて滴下し、irスペクトルにより反応系内のイン
シアネート基の存在が認められなくなるまで攪拌を続け
た。3時間攪拌後、アクリレート化およびウレタン化反
応が終了した。このようにして透明、粘稠なラジカル重
合性プレポリマー組成物が得られた。
を反応性希釈剤Ec−A15II(熱重合禁止剤ハイド
ロキノン0.1チ含有)とPo −A 51/ VCf
ljかし、これを温度計、撹拌棒9簡下ロートを備えた
フラスコに入れ、攪拌しながらその中にテトラエチレン
グリコール29.1 g (0,1sモル)をフラスコ
内の温度が60℃以上にならないように水で冷却しなが
ら滴下し、フラスコ内の温度を60’Cに保ち3時間攪
拌反応させた。その結果、両末端にイソシアネート基を
有するウレタン化合物が得られた。つぎに、この中に2
−ヒドロキシエチルアクリレート9.319(0,08
モル)とベンゾイン6.8g(0,02モル)を10分
間かけて滴下し、irスペクトルにより反応系内のイン
シアネート基の存在が認められなくなるまで攪拌を続け
た。3時間攪拌後、アクリレート化およびウレタン化反
応が終了した。このようにして透明、粘稠なラジカル重
合性プレポリマー組成物が得られた。
〔実施例2〕
Ec −A l 59 、 Po−A5jlに代えて、
Ec−A17II、Po−A31を用いた。それ以外は
実施例1と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレ
ポリマー組成物を得た。
Ec−A17II、Po−A31を用いた。それ以外は
実施例1と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレ
ポリマー組成物を得た。
〔実施例3〕
Ec −A l 511 、 Po−A 511に代え
て、Ec −A12JiF、Po−A31を用いた。そ
れ以外は実施例2と同様にして透明、粘稠なラジカル重
合性プレポリマー組成物を得た。
て、Ec −A12JiF、Po−A31を用いた。そ
れ以外は実施例2と同様にして透明、粘稠なラジカル重
合性プレポリマー組成物を得た。
〔実施例4〕
Ec −A 1511 、 Po −A 5 f/に代
えてEc−AIo、9 、 Po −A 101を用い
た。それ以外は、実施例1と同様にして透明、粘稠なラ
ジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
えてEc−AIo、9 、 Po −A 101を用い
た。それ以外は、実施例1と同様にして透明、粘稠なラ
ジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
〔実施例5〕
Ec −A l 5g、 Po−A3.!i’に代えて
Ec−A511゜Po−Al0IIを用いた。それ以外
は実施例1と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プ
レポリマー組成物を得た。
Ec−A511゜Po−Al0IIを用いた。それ以外
は実施例1と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プ
レポリマー組成物を得た。
〔比較例1〕
Ec −A 1511 、 Po −A 5 gに代え
てEc−Aだけを2011用いた。それ以外は実施例1
と同様にしてラジカル重合性プレポリマー組成物を得た
。
てEc−Aだけを2011用いた。それ以外は実施例1
と同様にしてラジカル重合性プレポリマー組成物を得た
。
〔比較例2」
Ec −A l 51 、 Po −A 511に代え
てPo−Aだけを20JiJ用いた。それ以外は実施例
1と同様にしてラジカル重合性プレポリマー組成物を得
た。
てPo−Aだけを20JiJ用いた。それ以外は実施例
1と同様にしてラジカル重合性プレポリマー組成物を得
た。
以上の実施例で得られたラジカル重合性プレポリマー組
成物を銅板上にバーコータを用いて厚み20μに塗布し
室温で30分間放置した後、高圧水銀灯(80W/ c
mX 3)を10 cmの距離から照射して硬化させた
。この場合における組成物の光硬化性および生成塗膜の
可撓性、密着性、鉛筆硬度を測定しその結果を第1表に
示した。なお、第1表における測定はつぎのようにして
行った。これらの測定法は第2表においても同様である
。
成物を銅板上にバーコータを用いて厚み20μに塗布し
室温で30分間放置した後、高圧水銀灯(80W/ c
mX 3)を10 cmの距離から照射して硬化させた
。この場合における組成物の光硬化性および生成塗膜の
可撓性、密着性、鉛筆硬度を測定しその結果を第1表に
示した。なお、第1表における測定はつぎのようにして
行った。これらの測定法は第2表においても同様である
。
(光硬化性)
照射装置のコンベアスピードを5 m/分とし、通過さ
せるごとに表面タックがあるかどうか調べ、表面タック
の無くなった通過回数で表わした。
せるごとに表面タックがあるかどうか調べ、表面タック
の無くなった通過回数で表わした。
(可撓性)
JIS規格に5400番6.16の耐屈曲性試験を行な
った。
った。
(密着性)
JIS規格に5400番6.15のゴパン目試験を行な
った。
った。
(鉛線硬度)
JIS規格に5400番6.14の鉛筆引っかき試験を
行なった。
行なった。
(27)
(28)
〔実施例6〕
トリレンジイソシアネート35.9 (0,20モル)
を反応性希釈剤Ec −A 15 JiF (熱重合禁
止剤ハイドo * / ン0.19&含有)とPo −
A 5 (l vcfllかし、これを温度計、撹拌棒
1滴下ロートを備えたフラスコに入れ、攪拌しながらそ
の中にテトラエチレングリコール29.1 F ((1
,15モル)をフラスコ内の温度が60℃以上にならな
いように水で冷却しながら滴下し、フラスコ内の温度を
60℃に保ち3時間攪拌反応させた。その結果、両末端
にインシアネート基を有するウレタン化合物が得られた
。つぎに、この中に2−ヒドロキシエチルアクリレート
3.5.9 (0,03モル)とEc −A 13.2
!1(0,07モル)を10分間かけて滴下し、ir
スペクトルにより反応系内のイソシアネート基の存在が
認められなくなるまで攪拌を続けた。3時間攪拌後、ア
クリレート化およびウレタン化反応が終了した。このよ
うにして透明、粘稠なラジカル重合性プレポリマー組成
物が得られた。
を反応性希釈剤Ec −A 15 JiF (熱重合禁
止剤ハイドo * / ン0.19&含有)とPo −
A 5 (l vcfllかし、これを温度計、撹拌棒
1滴下ロートを備えたフラスコに入れ、攪拌しながらそ
の中にテトラエチレングリコール29.1 F ((1
,15モル)をフラスコ内の温度が60℃以上にならな
いように水で冷却しながら滴下し、フラスコ内の温度を
60℃に保ち3時間攪拌反応させた。その結果、両末端
にインシアネート基を有するウレタン化合物が得られた
。つぎに、この中に2−ヒドロキシエチルアクリレート
3.5.9 (0,03モル)とEc −A 13.2
!1(0,07モル)を10分間かけて滴下し、ir
スペクトルにより反応系内のイソシアネート基の存在が
認められなくなるまで攪拌を続けた。3時間攪拌後、ア
クリレート化およびウレタン化反応が終了した。このよ
うにして透明、粘稠なラジカル重合性プレポリマー組成
物が得られた。
〔実施例7〕
トリレンジイソシアネート35.9 (0,2モル)に
代、tて1,6−ヘキサンジイソシアネート33.6N
(0,2モル)を用いた。それ以外は実施例6と同様に
してラジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
代、tて1,6−ヘキサンジイソシアネート33.6N
(0,2モル)を用いた。それ以外は実施例6と同様に
してラジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
〔実施例8〕
トリレンジイソシアネート35.9(0,20モル)に
代tて4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト5
0 g (0,20モル)を用いた。それ以外は実施例
6と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレポリマ
ー組成物を得た。
代tて4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト5
0 g (0,20モル)を用いた。それ以外は実施例
6と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレポリマ
ー組成物を得た。
〔実施例9〕
テトラエチレングリコール29.1 # (0,15モ
ル)に代えてテトラエチレングリコール25.9(’0
.13モル)とブタンジオール1.8.9(0,02モ
ル)を用いた。それ以外は、実施例6と同様にして透明
、粘稠なラジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
ル)に代えてテトラエチレングリコール25.9(’0
.13モル)とブタンジオール1.8.9(0,02モ
ル)を用いた。それ以外は、実施例6と同様にして透明
、粘稠なラジカル重合性プレポリマー組成物を得た。
〔実施例10)
2−とドロキシエチルアクリレート3.5.9(0,0
3モル)とエチルカルピトール13.2 II(0,0
7モル)It、tて2−ヒドロキシエチルアクリレート
5、811 (o、 05モル)とエチルカルピトール
9.411 (0,05モル)を用いた。それ以外は実
施例6と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレポ
リマー組成物を得た。
3モル)とエチルカルピトール13.2 II(0,0
7モル)It、tて2−ヒドロキシエチルアクリレート
5、811 (o、 05モル)とエチルカルピトール
9.411 (0,05モル)を用いた。それ以外は実
施例6と同様にして透明、粘稠なラジカル重合性プレポ
リマー組成物を得た。
〔比較例3〕
テトラエチレングリコールの使用量を19.4 、l1
i(0,1モル)にするとともに2−ヒドロキシエチル
アクリレートの使用量を17.4.9 (0,15モル
)にし、2−ヒドロキシエチルアクリレートと同時に添
加するEc−Aの使用量を28.211(0,15%ル
)に変えた。それ以外は実施例6と同様にしてラジカル
重合性プレポリマー組成物を得た。
i(0,1モル)にするとともに2−ヒドロキシエチル
アクリレートの使用量を17.4.9 (0,15モル
)にし、2−ヒドロキシエチルアクリレートと同時に添
加するEc−Aの使用量を28.211(0,15%ル
)に変えた。それ以外は実施例6と同様にしてラジカル
重合性プレポリマー組成物を得た。
以上の実施例および比較例で得られたラジカル重合性プ
レポリマー組成物の性能試験の結果は第2表のとおりで
あった。表より実施例の組成物は、化合物Cのアクリル
基モル数が0.04〜0.10の範囲に入っているため
、比較例の組成物よりもハンダ付性に富む塗膜をつくシ
うるのである。
レポリマー組成物の性能試験の結果は第2表のとおりで
あった。表より実施例の組成物は、化合物Cのアクリル
基モル数が0.04〜0.10の範囲に入っているため
、比較例の組成物よりもハンダ付性に富む塗膜をつくシ
うるのである。
(31)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 下記の化合物Aと化合物Bとを、(NCO基
モル数)/(OH基モル数)が1.05〜3.00にな
るように配合してイソシアネート基が残存しているポリ
ウレタン化合物を合成する工程と、このポリウレタン化
合物に下記の化合物Cを化合物Aと化合物Bと化合物C
の合計仕込量100,9に対して化合物Cのアクリル基
(メタクリル基)が0.04〜0.25モルになるよう
な量添加し反応させてラジカル重合性プレポリマーを合
成する工程を備え、上記化合物Aと化合物Bの配合から
ラジカル重合性プレポリマーの合成後までの適宜の段階
で、反応性希釈剤としてのカルピトールアクリレートお
よびフェノキシエテルアクリレートを重量基準で、(カ
ルピトールアクリレート)/(フェノキシエチルアクリ
レート)が0.2〜6.0となり、かつ両者の合計重量
が全仕込量の10〜40重量%となるように添加するこ
とを特徴とするラジカル重合性プレポリマー組成物の製
法。 化合物A:下記のポリイソシアネートのうちから選ばれ
た少なくとも一種のポリイソシアネート。 トリレンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソシ
アネート、4.4’−ジフェニルメタンジインシアネー
ト、ポリメナレンボリフェニルイノシアネート、1,6
−ヘキサンジイソシアネート3量体、水素化トリレンジ
イソシアネート、水素化4,4′−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、キシリレンジインシアネート、水素化
キシリレンジイソシアネート、バラフェニレンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート2量体、l、5−
ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート相互付加物、イソフオロンジイソシアネート 化合物B:′F記のB1グループおよびB2グループの
うちから選ばれた少なくとも一種の化合物。 (Blグループ:ポリオール) エチレンクリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、フロピレングリコニル、ジプロピレン
グリコール、ブチノングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール (B2グループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
ループの化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1000のもの。 オルソフタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、
無水フタール酸、アジピン酸、コノ−り酸、フマール酸
、マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水
トリメリット酸 化合物C:下記の、アクリル基(メタクリル基)および
ヒドロキシル基を有する化合物のうちから選ばれた少な
くとも一種の化合物。 ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、ペンタエリスリトールトリアクリレート、下記の一般
式(1) 、 (2)で示される化合物。 (2) 化合物Cとともに下記の単官能アルコールの
うちから選ばれた少なくとも一種の単官能アルコールを
添加し残存イソシアネート基を消滅させる特許請求の範
囲第1項記載のラジカル重合性プレポリイー組成物の製
法。 メタノール、エタノール、n−71チルアルコール イ
ソブチルアルコール、5ec−ブチルアルコール、n−
プロピルアルコール、イソフロビルアルコール、下記の
一般式(3) 、 (4)で示される化合物。 HO−(−CH2−)(1−CH3=(3) n=4
〜7(3)化合物Cの添加量が、化合物Aと化合物Bと
化合′JfllJCの合計仕込量100gに対して化合
物Cのアクリル基(メタクリル基)が0.04〜0.1
0モルになるように設定されている特許請求の範囲第1
項または第2項記載のラジカル重合性プレポリマー組成
物のIJI法。 (4) 化+物cがヒドロキシエチルアタリレートで
ある特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載のラジカル重合性プレポリマー組成物の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57191406A JPS5980427A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | ラジカル重合性プレポリマ−組成物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57191406A JPS5980427A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | ラジカル重合性プレポリマ−組成物の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980427A true JPS5980427A (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=16274069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57191406A Pending JPS5980427A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | ラジカル重合性プレポリマ−組成物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980427A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62256753A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-11-09 | 日本油脂株式会社 | 軽量気泡コンクリ−ト補強鉄骨用樹脂組成物 |
JPH01141910A (ja) * | 1987-11-03 | 1989-06-02 | Bayer Ag | イソシアヌレート基及びオレフイン系二重結合を含む化合物の製造方法及びその結合剤としての利用 |
JPH03170358A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-23 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 軽量気泡コンクリート補強鉄骨用塗料組成物 |
US8834819B2 (en) | 2010-08-18 | 2014-09-16 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Powder lime calcining process and system |
CN107828048A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-03-23 | 北京高盟新材料股份有限公司 | 一种滚齿药品软包装用复合粘合剂及其制备方法 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP57191406A patent/JPS5980427A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62256753A (ja) * | 1986-01-24 | 1987-11-09 | 日本油脂株式会社 | 軽量気泡コンクリ−ト補強鉄骨用樹脂組成物 |
JPH01141910A (ja) * | 1987-11-03 | 1989-06-02 | Bayer Ag | イソシアヌレート基及びオレフイン系二重結合を含む化合物の製造方法及びその結合剤としての利用 |
JPH03170358A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-23 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 軽量気泡コンクリート補強鉄骨用塗料組成物 |
US8834819B2 (en) | 2010-08-18 | 2014-09-16 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Powder lime calcining process and system |
CN107828048A (zh) * | 2017-11-17 | 2018-03-23 | 北京高盟新材料股份有限公司 | 一种滚齿药品软包装用复合粘合剂及其制备方法 |
CN107828048B (zh) * | 2017-11-17 | 2020-12-04 | 北京高盟新材料股份有限公司 | 一种滚齿药品软包装用复合粘合剂及其制备方法 |
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