JPS5974116A - ラジカル重合性プレポリマ−の製法 - Google Patents

ラジカル重合性プレポリマ−の製法

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JPS5974116A
JPS5974116A JP57185169A JP18516982A JPS5974116A JP S5974116 A JPS5974116 A JP S5974116A JP 57185169 A JP57185169 A JP 57185169A JP 18516982 A JP18516982 A JP 18516982A JP S5974116 A JPS5974116 A JP S5974116A
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group
glycol
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acid
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JP57185169A
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Tsuyoshi Imazu
今津 強
Taro Fukui
太郎 福井
Masashi Nakamura
正志 中村
Shinobu Ikeno
池野 忍
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一速硬fヒ性を有し−かつ強靭性、密着性、
可撓性に富んだ塗膜(硬化物)を生成しつるものであっ
て一塗料、絶縁ワニス等に有用な一ラジカル重合性プレ
ポリマーの製法に関するものである。
近年、光硬化性樹脂が、塗料、接着剤、絶縁ワニス、V
シスト等に広く利用されている。これは、光硬化性樹脂
が、速硬化性をもち無浴剤であるため一熱硬化性樹脂に
比べて省資源、省エネルギー。
低公害、高生産性を有するという利点乞もつからである
。このような光硬化性樹脂は、フォトリングラフイー用
レジスト等の特殊な硬化機構を除くと殆どが不飽和二重
結合によるラジカル硬化を利用しており−そのなかでも
、木工塗料等に用いられる不飽和ポリエステル系のもの
を除くと殆んどのものがアクリル系まだはメタクリル系
のものである。光硬化性樹脂は一上記のようVC優れた
効果を発揮するものであるが、熱硬化性樹脂に比べて塗
膜の強靭性、密着性、可撓性が劣っていることがあげら
れる。他方−熱硬化性樹脂は速硬化性に欠けてbる。
この発明は、強靭性、密着性、可撓性に富んだ塗膜(硬
化物)を迅速に生成しうるプレポリマーの製造を目的と
するもので一下記の化合物Aと化す物Bと化合物Cを、
(NCO基モル数”l/(OH基モル数)が1.05以
上になるように配合して末端にイソシアネート基が残存
しているポリウレタン化合物を合成し、このポリウレタ
ン化合物に下記の化合物りを添加し反応させ一必要に2
じてさらに他の化合物全添加することによりラジカル重
合性プレポリマーを得ることをその特徴とするものであ
る。
化合物A:下記のポリイソシアネートのうちから選ばれ
た少なくとも一種のポリイソシアネート。
トリレンジイソンアネートー 1.6−ヘキサンジイツ
シ了ネート−4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、トリメチロールプロパントリス(トリンンジイソ
シアネート)付加物、ポリテレンポリフェニルイソシア
ネート−1゜6−へキサンジイソシアネート3肯体、水
素化トリレンジイノシアネート−水素化4.4’−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート−+ソリレンジイソシア
ネート、水素化キシリレンジイソシアネート−バラフェ
ニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート2
量体、1.5−ナフタレンジ、イソシアネート−へキサ
メチレンジイソ、ンアネート相互付加物、インフォロン
ジイソシアネート 化合物B:下記のB1グループおよびB2グループのう
ちから選ばれた少なくとも一種の化合物。
(B1グループ:ポリオール) エテレンクリコールージエチレンクリコールートリエチ
ソングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
レンクリコール、フロピレンゲリコール、ジプロピレン
グリコール、プチレ’#’Jコール、ヘキサメチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプ
ロパン−グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトール CB2 クループ:ポリオールポリエステル)上EB1
グループの化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モ
ル数を基準にしてB1グループ化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1000のもの。
オルソフタール酸、イソフグール酸ーテレフ・ヌールe
− 無水フタール酸ーアジビン酸ーコノ1り酸− 7 
7− ルe− マVイン酸− m水マレイン酸−ト リ
 メ リ ッ ト 酸−m 水 ト リ メ リ ッ 
ト 酸化合物C:下記の一般式a,bで示される化合物
のうちのいずれかの化合物。
CH3 n=1〜6 R−炭素数1〜6のアルキル基 化合物1〕: ”F記の一アクリル基(メタクIJル基
)およびヒト′ロキシル基を有する化合物のうちから選
ばれた少なくとも一種の化合物。
とドロキシエチルアクリレート−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート−
下記の一般式(1)〜(3)で示される化合物。
1 HO−(−CH2−’]n−0−(−CH2 1n−0
−C−C=CH2・・・(3)R  n=3〜9 R = H又はCH3 すなわちーこの発明はーポリオール成分として、化合物
B(ポリオール、ポリオールポリエステル)と化合物C
(ビスフェノールAから誘導されるグリコール)と全併
用し、まず化合物A(ポリイソシアネート)と化合物B
およびCとを反応させて末端にイソシアネート基が残存
しているポリウレタン化合物を合成する。つぎに−これ
に化合物りを反応させる。化合物りは上記のようにアク
リル基(メタクリル基)ととドロキシル基とを有してい
るため−そのヒドロキシル基が上記ポリウレタン化合物
の末端イソシアネート基と反応し、それによってポリウ
レタン化合物の末端にアクリル基(メタクリル基)が導
入される。その結果、末端ニラシカル官紺基(アクリル
基、メタクリル基)を有するポリウレタン化合物(ラジ
カル重合性プレポリマー)が得られる。
このプレポリマーは、従来の熱硬化性ウレタン園l旨と
1r″i異なり− ラジカル硬化させることができるた
め速硬化性のものであり一光重合開始剤の添加により光
硬化をさせることもできる。熱重合開始剤の添加により
熱重合させつることはもちろんである。−また、この塗
膜(硬化物)は、従来のラジカル硬化性(封脂塗膜と比
べるとウレタン結合を豊富に有しており、密着性、特に
金属との密着性に富み可撓性にも富んでAる。そのうえ
、強靭さも備えているため一光硬化性樹脂が現在応用さ
れている分野に限定されず一速硬化性が要求されかつ塗
膜に強靭性、密着性、可撓性が要求される産膜形成材(
塗料、インキ、接着剤、絶縁ワニス。
印刷用樹脂凸版、ドライフィルム、レジスト等)や注型
材、封止材、成形材料、ノール材1リム成形用材料等V
C広川可能で−ある。
この発明で用t、−,6f1−る化合物Aとしては、下
記のようなポリイソシアネートがあげられ一単独でもし
くは併せて用いられる。
トリレンジイノシアネート 1.6−ヘキサンジイソシアネート 0CN−(−CH2)a−NCO 4,4′−ジブエニルメタンジイノシアネート0CNG
 CH2Q NCO トリメチロールプロパントリス(トリレンジイノシアネ
ート)付」物ポリメチンンボリフェニルインゾアネート
1.6−ヘキサンジイソシアネート3蓋体(CH2)s
Nc。
水素化トリレンジイソシアネート 水素化4 、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
キシリレンジイソシアネート 水素化キシリレンジイソシアネート パラフェニレンジインシアネート トリレンジイソシアネート2量体 1.5−ナフタレンジイソシアネート GO ヘキサメチレンジイソシアネート相互付加物0 11  T−T 八〇 インフオロンジイソシアネート この発明で用いる化合物Bとしては、下記のよりなりl
グループ(ポリオール)およびB2グル−プ(ポリオー
ルポリエステル)のものがあげられ、単独でもしくは併
せて用いられる。
(B+グループ:ポリオール) エチンンクリコール、ジエチレンクリコール、トリエナ
レングリコール、テトラエチレンクリコーJl/ −ホ
’Jエチレングリコール、プロピレングリコールーシフ
ロビレングリコーループテレングリコールーテトラメテ
ンングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペン
チルクリコール、トリメナロールプロパンークリセリン
、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール (B2グループ:ポリオールポリエステル)上記B、l
グループ化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モル
数を基準にしてB1グループの化合物が過剰になるよう
に配合し合成した分子量200〜1000のもの。
オルソフタール酸−イソフタール酸、テレフタール酸、
無水フタール酸−アジビン酸、コハク酸、フマール酸、
マレインe、m水マレインe、トリメリット酸、無水ト
リメリット酸 このように、B2グループのポリオールポリエステルと
しては、分子量が200〜1000のものしか用いられ
ない。これは−分子量が1000を超えるものを用いる
と、得られるラジカル重合性プレポリマー中のランタン
結合の濃度が低くなってこの発明の効果の一つである密
着性等が1昇られなくなり、また−分子量が200未満
のものを用いても効果が得られなくなるからである。
化b 物Cとしては、ビスフェノールAから誘導される
下記のグリコ−ルミ、bがあげられ、単独でもしくは併
せて用いられる。
ビスフェノールA n=1〜6 ビスフェノールA R二炭素数1〜6のアルキル基 化合物りとしては、下記の一アクリル基(メタクリル基
)およびヒドロキシル基を有する化合物があげられ単独
でもしくは併せて用いられる。
ヒドロキンエチルアクリレート、  とドロキシエテル
メタクリレートとH3 下記の一般式(1)〜(3)で示される化合物−〇 〇 HO(−CH2’)n O−(CH21n−0−C−C
”’CH2”・(3)n=3〜6 R=H又はCH3 必要に応じて添塀される化合物としては−下記の単官能
アルコールがあげられ、単独でもしくは併せて用いられ
る。
メタノール−エタノール−n−ブチルアルコール、イソ
ブチルアルコール−8ec−フチルアルコール、n−プ
ロピルアルコール、イソフロピルア ル:+ −ル、下
記の一般式(4) 、 (5)で示される化合物。
HO−(−CHz−1n−CH3・・・・・・(4) 
 n二4〜7この発明は、上記のような原料を用い一つ
ぎのようにしてラジカル重合性プレポリマーヲ製造する
。すなわち−1ず前記化合物A(ポリイソンアネート)
と化合物B(ポリオール、ポリオールエヌテル)と化合
物C(ビスフェノールAから誘導されるグリコール)を
反応させ一末端にインシアネート基を有するポリウレタ
ン化合物を合成する。
この場合−テトラヒドロフランやジメチルホルムアミド
等の溶剤または希釈剤を加えて反応させるようにしても
よい。反応分短時間で完結させるために、一般に用いら
れるポリウレタン合成用触媒−例えばジブチルスズジラ
ウレートのような錫化合物や3級アミン化合物を用バる
ことが好ましい。
捷た、化合物Aと一化合物B+Cとの配合割合は一化合
物AのNCO基と化合物BおよびCのOH基とを基準に
して、(NCO基モル数)/(OH基モル数)が1.0
5以上になるように設定する必要がある。すなわち−末
端にイノノアネートを有する化合物を合成するためには
− (NCO基モル数)/(OH基モル数)が1.0以
上であればよいのであるが、その値が1.05未満では
得られる化合物の分子量が犬きくなりすぎ、プレポリマ
ーとしては不適となるからである。なお、(NCO基モ
ル数)/(OH基モル数)の上限は、化学当量として未
反応の化合物Aの残存しないところに定められ、る。
てヒ合物BとCの相互の配合割合は一化合物Cが化合物
BとCの合計モル数の5〜40モル偲を占め一化合物B
が残りを占めるように設定することが好ましい。このよ
うにすることにより分子中の平均官能数が上昇し、側鎖
が長くなって強靭性。
可撓性に優れた塗膜を生成しつるプレポリマーが得られ
るようになる。化合物Cが5モル係未満になるとこのよ
うな効果が充分得られず一逆に40モル係を超えると粘
度上昇が激しくなって塗膜は硬いが非常(lこもろくな
る。
つき゛に、得られたー末端にインシアネート基を有する
ポリウレタン化合物(以下「ポリウレタン・化合物」と
略す)に前記化合物D(アクリル基(メタクリル基)お
よびヒドロキシル基を有する化合物)を添加し反応させ
る。化合物D(は−上記のようにアクリル基とヒドロキ
シル基とを有しているため、こ′F′Lと添加反応させ
ることにより一末端シてラジカル官能基金有するポリウ
レタン化合物(ラジカル重合性プレポリマー)を得ると
とができる。このプレポリマーの確認は、NMR等によ
るアクIJル基、ウレタン基、イソシアネート基の?−
りから行うことができる。なお、上記の反応の際−前記
ポリウレタン合成用触媒を新たに加えてもよい。化り物
りとしては、反応性の点からヒドロキシエチル了りリン
ートを用いることが最も好ましい。Cのようにして化合
’4’llJ Dを添加反応させる場合において、化合
物りの使用量は−ポリウレタン化合物の末端インシアネ
ート基1モルに対して化合物りが0,2〜1.0モルに
なるように設定することが好ましい。これは−化合物I
)が0.2モル未満になると一得られるラジカル重合性
プレポリマーの硬化速度が遅くなるからである。
このようにして得られたラジカル重合性プレポリマーは
−そのま1プレポリマーとして用いつる。
しかしながら、末端にNCO基がまだ残るような当量で
化合物りを用いたような場合には、単官能アルコールを
当量外反応させてNGO基を消失させておくことがプレ
ポリマーの安定性等の点で好丑しい。
以上のようにして得られたラジカル重合性プレポリマー
は−そのまま用いてもよいし一有機溶剤等で希釈しワニ
ヌ化して用いてもよい。また反応性希釈剤を使用し有機
浴剤を全く使用せずにワニス化して用いてもよい。
なお、上記のようにして得られたラジカル重合性プレポ
リマーおよびそのワニヌ化物のラジカル硬fヒは一這子
線等を用いて行ってもよいし一光重合開始剤を1黒加し
紫外線照射により行ってもよい。
また、熱重合開始剤を添加し加熱により硬化させるよう
にしてもよい。光重合開始剤としては、ベンジルジメチ
ルケタール−ベンゾフェノン、アセトフエノンーベンゾ
フエノン誘導体−アセトフェノン誘導体、ベンゾイン−
ベンゾインアルキルエーテル等があげられる。熱重合開
始剤としては、ペンゾインパーオキンド、過酸化水素−
クメンハイド゛ロバーオキソドー t−ブチルハイドロ
パーオキシド、t−ブナルバーベンゾエート、ジクミル
パーオキシド−ジー【−ブチルバーオキシド等があげら
れる。また−上記ラジカル重合性プレポリマーおよびそ
のワニス化物と他の硬化性−または非硬化性プラスナッ
クを併用してもよい。さらに−ラジカル重合性プレポリ
マー捷たはそのワニス化物を用いて絶縁ワニス、塗料−
インキ−接着剤等をつくるのに必要な凪加物(希釈剤、
充てん材。
熱重合禁止剤、安定剤、脱水剤、可撓性付与剤。
カップリング剤、増粘剤、レベリング剤、顔料。
染料等)を添加することも自由である。
以上のように−この発明は、前記の化合物A(ポリイソ
シアネート)と化合物B(ポリオール。
ポリオールポリエステル)と化合物c(ビスフェノール
Aから誘導されるグリコール)とを所定の割合で配合し
反応させて末端にイソシアネート基が残存しているポリ
ランタン化合物を合成し、これに化合物D(アクリル基
およびヒドロキフル基を有−する化合*J)を添加し反
応させるようにするため、速硬化性を有しかつ強靭性、
密看性、可撓性に富んだ硬化物を生成しつるラジカル重
合性プレポリマーを得ることができる。すなわち−この
プレポリマーは−こi−1での熱硬化性ウレタン樹脂と
異なりラジカル重合性であるため一熱重合もしくは光重
合等うてより極めて速やかlこ硬化しつるのである。捷
た、このものは−これまでの光硬化性樹脂とも異なり一
強靭性、密着性、可撓性に富んだ硬化物を生成しつるの
であり、広い分野に応用しつるものである。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〕 2.4−1−リレンジイソシアネート(以下「TDIj
と略す)35g(0,20モル)とテトラヒドロフラン
lOmeを温度計、撹拌棒、還流管を備えたフラスコに
入れ、攪拌しながらその中にエチレングリコール8.8
F(0,143モル)と下記の一般式で示されるビグフ
ェノールA誘導体(共栄油脂社製、 BP240) H3 2,6g(0,0075モル)をフラスコ内の温度が6
0°C以下にならないように注意して滴下CI−トによ
り約1時間かけて滴下した。滴下の終了と同時にウレタ
ン化反応の触媒としてジブチルスズフタレートを1滴、
滴下した。ついでこの滴下による温度の急激な上昇全抑
制するため一水で冷却してフラスコ内を60°C以下に
保った。この時−粘度もかなり上昇したため、溶剤とし
てさらにテトラヒドロフラン10−を加えた。この状態
でフラスコ内の温度が60°Cになるように加熱し、3
時間攪拌反応させた。その結果、両末端にインシアネー
ト基を有するウレタン化合物が得られた。つさ′に、こ
の中VC2−ヒドロキシエチルアクリレート(以下rH
E A」と略す)11.7 g(0,1モル)を10分
間かけて滴下し−irスペクトルにより反応系内のイソ
シアネート基の存在が認められなくなるまで攪拌を続け
た。2時間攪拌後、アクリレート化反応が終了した。こ
のようにして透明、粘稠なラジカル重合性プレポリマー
(アクリルウレタン化合物)が得られた。
この物質100重量部(以上「部」と略す)VC対して
、熱重合禁止剤としてハイドロキノン0.1部および光
重合開始剤としてベンゾインエチルエーテル1部を混合
して光硬化性樹脂組成物を得た。
〔実施例2〜6.比較例1.2〕 ポリイソシアネートとして第1表Vこ示す化合物を同表
に示す量だけ用いるとともに、ポリオールとして同表に
示す化合物を同表に示す量用い、かつビグフェノールA
誘導体(BP−240)およびHEAを同表に示す量用
いた。それ以外は実施例1と同様にして光硬化性樹脂組
成物を得た。
(以  下  余  白) 以上の実施例および比較例で得られた樹脂組成物を銅板
上にバーコーターを用いて厚み20μ。
100μになるように塗布し一室温で30分間放置した
あと実施例1〜6.比較例1〜2については高圧水銀灯
(80w/cm X3 ) f l Ocm の距離か
ら照射して硬化させた。実施例7(実施例1でr等られ
たプレポリマー100部に熱重合開始剤のベンゾイルパ
ーオキサイド全1部>ns DOしたもの)は120℃
で1時間硬化させた。その際の硬化性および生成塗膜の
性能を第2表に示した。表より実施例の塗膜はへ比較例
の塗膜に比べて強靭であることがわかる。
(以  下  余  白 ) 第2表 なお、上記の試験はつぎのようにして行った。
(光・熱硬化性) 照射装置のコンベアスピードを3m/分とじ一1回通し
て塗膜に表面タックがあるかどっか確認し一表面タツク
なしで硬化とした。
(可撓性) JIS規格K 5400番6.16の耐屈曲性試験を行
なつた。
(引張強度、最大歪み) 第1図に示すような試料をつくって測定装置に掛は一ヘ
ッド降下スピード10 in/minの条件で測定L 
fc、なお、試料は−ダンベル作製治具を用い一カッタ
ーで端部を削って成形した。この際−カッターは鋭利な
細いものを用い−できるだケキザギザの生じないように
注意して加工した。ダンベル部に欠け1割れの入ったも
の・0使用は取り止めた。
【図面の簡単な説明】
第1図は引張強度、最大歪み測定用試料の説明図である
。 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  下記の化合物Aと化合物Bと化合物Cを、(
    NCO基モル数)/(OH基モル数)が1.05以上に
    なるように配合して末端にインシアネート基が残存して
    いるポリウレタン化合物を合成し、このポリウレタン化
    合物に下記の化合物りを添加し反応させ、必要に応じて
    さらに他の化合物を添加することによりラジカル重合性
    プレポリマーを得ることを特徴とするラジカル重合性プ
    レポリマーの製法。 化合物A:下記のポリイソシアネートのうちから選ばれ
    た少なくとも一種のポリイソシアネート。 トリレンジイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソシ
    アネート、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
    ト、トリメチロールプロパントリス(トリレンジイソシ
    アネート)付加物、ポリメチレンポリフェニルイソシア
    ネート、1゜6−ヘキサフジイノシアネート3量体、水
    素化トリレンジイソシアネート、水素化a、4’−ジフ
    ェニルメタンジインシアネート、キシリレンジイソシア
    ネート、水素化キシリレンジイソシアネート、パラフェ
    ニレンジインシアネート、トリレンジインシアネート2
    量体、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメ
    チレンジインシアネート相互付加物、インフオロンジイ
    ノシアネート 化合物B:下記のB1グループおよびB2グループのう
    ちから選ばれた少なくとも一種の化合物。 (B1グループ:ポリオール) エチレンクリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
    レングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチ
    レングリコール、フロピレンゲリコール、ジプロピレン
    グリコール、ブチレンクリコール、ヘキサメチレンクリ
    コール、ネオペンチルグリコール−トリメチロールプロ
    パン、クリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
    リスリトール (B2グループ:ポリオールポリエステル)上記B1グ
    ループの化合物と下記の多価カルボン酸とを官能基モル
    数を基準にしてBlグループの化合物が過剰になるよう
    に配合し合成した分子量200〜1000のもの。 オルソフタール酸、イソフタール酸、テレフタール酸、
    無水フタール酸−了ジピン酸、コノ・り酸、フマール酸
    、マレイン酸、無水マレイン酸、トリメリット酸、無水
    トリメリット酸 化合物C:下記の一般式a、bで示される化合物のうち
    のいずれかの化合物。 CH3 n=1〜6 R−炭素数1〜6のアルキル基 化合物D:下記の、アクリル基(メタクリル基)および
    ヒドロキシル基を有する化合物のうちから選ばれた少な
    くとも一種の化合物。 ヒドロキシエチルアクリレート−ヒドロキシエチルメタ
    クリレート−ペンタエリスリトールトリアクリレート、
    下記の一般式(1)〜(3)で示される化合物。 )I HO−(−CH2−)n−0−(−GHz−)、−0−
    C−C=CHz  ・・・(3)n==3〜9 R=H又はCH3
  2. (2)化合物Cの使用量が、化合物Bと化合物Cの合計
    モル数の5〜40モル係になるように設定されている特
    許請求の範囲第1項記載のラジカル重合性プレポリマー
    の製法。
  3. (3)化合物りの添加量が、残存するイソシアネート基
    1モルに対して化合物りが0.2〜1.0モルの割合v
    こなるように設定されている特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載のラジカル重合性フvポリマーの製法。
  4. (4)必要に応じて添加される化合物が、下記の単官能
    アルコールのうちから選ばれた少なくとも一種の単官能
    アルコールである特許請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載のラジカル重合性プレポリマーの製法。 メタノール−エタノール、n−ブチルアルコール、イソ
    ブチルアルコール−5ec−ブチルアルコール= n−
    プロピルアルコール、イソプロピルアルコール−下記の
    一般式(4) 、 (5)で示される化合物。 HO−(−C1−h−)nCf(:+    ””(4
    )  n=4−7n=1〜9 HO−(−CH2CH20−)n−R−−−°−45)
      R−CH3又はC2H5
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JP57185169A Pending JPS5974116A (ja) 1982-10-20 1982-10-20 ラジカル重合性プレポリマ−の製法

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JP (1) JPS5974116A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166317A (ja) * 1984-02-09 1985-08-29 Takeda Chem Ind Ltd ウレタンアクリレ−ト,それを含有する被覆,接着用組成物および磁気記録媒体
US5498670A (en) * 1989-03-23 1996-03-12 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co., Ltd. Coating compositions containing crosslinked spherical fine particles
JPWO2016043256A1 (ja) * 2014-09-19 2017-06-29 横浜ゴム株式会社 紫外線硬化性樹脂組成物及びこれを用いる積層体

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