JPS5980361A - 超微粒子の膜形成法 - Google Patents

超微粒子の膜形成法

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JPS5980361A
JPS5980361A JP18919382A JP18919382A JPS5980361A JP S5980361 A JPS5980361 A JP S5980361A JP 18919382 A JP18919382 A JP 18919382A JP 18919382 A JP18919382 A JP 18919382A JP S5980361 A JPS5980361 A JP S5980361A
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Chikara Hayashi
林 主税
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  • Non-Insulated Conductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来、超微粒子(代表的な粒子の大きさは、平均粒径と
して100〜100OA)を用いて膜を形成する方法と
しては、超微粒子を溶剤、バインダーなどに混合した粘
性混練物としたのち、高分子フィルム、ガラス板、セラ
ミック板などの適当なベース面に塗布し、乾燥、焼成し
てその膜を形成する方法が、磁気記録体の磁性膜や導電
膜の製法に用いられて公知であるが、その混合塗液を調
整し、塗布、乾燥する作業は煩雑でろシ、且つ比較的長
い時間を要し、又その生成膜も、バインダーの混在によ
り強度の大きい緻密な膜が得られず、又その厚さや幅等
が比較的大きくなることが不可避である等の不都合をも
たらす。
本発明は、か\る不都合を月子消し、超微粒子のみから
成る極めて強度の大きい膜を簡単な方法でf■ることが
できると共に極めて小さい点や細い緑から成る膜をも生
成し得る超W!、粒子の膜形成法を提供するもので、微
小孔ノズルより超微粒子を含゛むギヤリヤーガスをベー
ス面に吹き付けその超微粒子をベース面に付着させその
適当な形状、厚さの連続又は不連続に形成することを特
徴とする。
次に本発明の実施例全添付図面を参考に説明する。
金属又は合金、例えばNi、 Oo、 Fe−Ni、 
Fe−Co ’5の単独又は、2種以上の混合から成る
粒径0.1〜0.01μmの超微粒子&の適量を容器(
II内に入れると共に該容器ill内にAr、Hθなど
の不活性ガス、)■2などの1責元性ガスr ”2など
の非酸化性ガス等の適当な1桶又は2種以上ケ混合した
ガスをボンベ(2)よりその導管(3)をその容器fi
+の下面にキャリヤーガスbとして吹き込み、超微粒子
aを容器(1)内でガスbで浮遊状態に維持する。
該容器fi+の上部に接続した搬送管(4)を通ってそ
の超微粒子aの担持ガスCは送られ、処理容器(5)内
に導入された該搬送管(4)の先端に1、ン続した口径
的0.01mm〜1 m、mの範囲の例えば0.1 m
mの微小孔ノズル(6)の先端から噴出させ、適当なベ
ース例えばガラス基板のベース(7)面上にスプレーす
る。超微粒子aはベース(7)面上にその噴出ガスの圧
力で押し付けられ付R’7堆積し適当な厚さの超微粒子
のみから成る緻密な膜Bが生成する。
ノズル(6)とベース(7)而との間隔距離は、通常1
.5g以下好ましくは、0.5 nl7n程度とする。
かくして、そのノズル(6)を動かさない場合はそのノ
ズル(6)口と同じ形状の点状の膜Bが得られ、ノズル
(6)を徐々に移動すれはその口径と同じ幅の即ち0.
1TrLm径の線状の膜Bが得られる。ベース(6)側
を移動感せても同様にo、i 7.、、H太さの線状膜
が得られる。点状膜の大きさ、線状膜の大きさは、ノズ
ル(6)のロ径f:適当に変えることにょシ所望に得ら
れる。又ノズル(6)からのスプレーを連続的に行なう
代りに、lJr続的に行なってもよく、例えば、一定の
時間間隔も以て間歇的スプレーを行なえば、一定の距離
間隔ケもっ点又は線から成る不連続の綜状被瞑が得られ
る。又連続スプレー法と間歇スプレー法を組み合わせ、
にとも出来、この場合同じ位置上を移動させれば、連続
線と点線とが重層【つだ模様の膜ができる。その他回線
等を描き、適当な形状、模様の膜を形成できる。又、面
をもつ膜の形成はノズル(6)を幅方向に往復動し乍ら
下方へ移動させることができる。ノズルの口径が0.0
1〜1mmの範囲内で確実に強いガス圧によりベース(
7)面に所定形状の膜を強固に付着形成できる。勿論ガ
ス圧によっても異なり、ガス圧は1.2〜1.5k<!
 / cni U)範囲が好ましい。第2図に上記の生
成膜Bの各種形状の例を示す。尚、膜形成に当シ、その
スプレー前に、ガス又はプラズマを用いて、ベース(7
)面を清浄しておくことが好ましい。その生成膜Bの付
着性を更に強固とするために、必要に応じ、赤外線スポ
ット加熱装置(9) f:設け、これによりベース面を
加熱しておいたものにスプレーするか、スプレー後、ベ
ースを加熱し焼成結着を行なうようにしてもよい。
ベースj71としては、ガラス等の・リラミツク基なt
合成樹上テープ、フィルム拾、従来の磁気記録体、導電
膜等の′電気器機等用途に応じて各種のものが使用でき
る。スプレーケ重ねて行ない、同梱又は異種の超微粒子
の2車又はそれ以上の重層膜にル成してもよい。又2種
以上の混合超微粒子と1種又は2桶以上の混合キャリヤ
ーガス全使用して多元成分超微粒子膜に形成することも
出来る。
膜厚は、ノズルやベースの移動速度、ガス中の超微粒子
の濃度、噴出量等により適当に調節されて得られる。膜
のかさ密度(気孔率)は、キトリヤーガスのノズル部通
過速度、膜生成後の加熱条件などによりm、I Miで
きる。
尚、ノズル(6)は固定又は移動向イrに設け、該処理
容器(5)内は不活性ガスボンベ(H1+により純度〉
99.99%の常圧Arガス等の雰囲気に保ち、ガラス
板等のベース(7)は予め固定台又は移動台(8)上に
設置し、ベース(7)移動機構α1)に連結し前後方向
等に移動自在として実施することが一般である。
ノズルの保持、固定、移if、ijは、次に更に具体的
な実施例を説明する。
実1ノ也1列 1 平均粒径200A(1)Ni超微粒子(かさ密度0.2
りんわ60りを内容積1tのガラス容器に入れ、該容器
の底部に外部のArガスボンベ等のガス源から流量20
0 cc/rqinのArガスを吹き込みN1超微粒子
を浮遊させArガスとNi超微粒子との混合状袢をつく
る。該容器にはその上部に接続した内径2mmz長さ1
mの搬送管とその先!/、jiliに交換自在に取り+
jけた内径100μのノズルとを’r>−L 、該ノズ
ルは外気と遮断した¥内に臨み固定して設けられ、ノズ
ル先端と間tR;・i 0.5mntを存してガラス基
板から成るベースを移動可能台上に固定して置き、予め
至内は純度99.99%以上のIn IEArガスの雰
囲気に予め保持しておく。該カラス基板は例えば、コー
ニング製Micro 5lidθ’1liri 25 
mm長場76 mm厚さ1 m、m k使用する。該ベ
ースはスプレーされる部分を含む幅約2mmの衣面會約
300”Cに力■熱器により加飴しその表面の水分など
の付着物を予め除去する。その後、rJIi ’fs己
のN1超微粒チをi9r冗Ll含壱するキャリヤー釘カ
スを200■/rrnnの流量でノズルから1賞出させ
1且つベースf 50 rIL7717ml71の速度
で移動させてガラス基板面上に細線状のスプレー膜をj
b成した。スプレーを止め直ちに赤外線加熱のスポット
を該膜面に当てて約200°Cに加熱した。
場密度6.39/ffl (密度比71%)抵抗値1.
2 X 10−30−口であり、ベースとの付着性は、
伺着膜にセロテープを貼シ付け、その後剥離する通称セ
ロテープテストを2回実IJ11!シたが剥141Fか
111(めしれす、付着強度の良好なことか(■″i+
:i+:紹4法は、超微粒子の膜を使用する゛電子工業
その他の分野に使用し、作業簡単で又品質管理が容易で
、製造コストの低下がり」能となる。
実施例2 前記実施例1に従ってガラス基板上にN1超倣粒子の線
状膜を付着形成後、その膜上面に、同じ元素であるN1
超微粒子を所定ht@肩するキャリヤーArガスを前記
と同じ方法で吹き付けてその膜を重層形成する。この場
合、ノズル先端と基板面との間隔0.5mnLは変えな
い。かくして同じ元素の2層から成る重層膜が得られる
。この第2層膜のJし成を行なう場合、第1層膜を必要
に応じ予め100°C程度にフッ1熱しておくことが好
ましい。
このようにしてル成された重層膜の特性は次の血シであ
った。
線状膜の幅  80μm 1/  厚さ   2μm 〃かさ密度   6.2 g/i (密度比70%)〃
 抵抗値   6,3X10  Ω−側側御−スト何治
在 良 膜j台間の 〃  〃 尚必要に応じ、更に同様に1つ又はそれ以上の膜を吹き
付は形成し6重又はそれ以上の重層膜とすることができ
、この場合も、層間の付着強度は大さく実用上差支えな
かった。
実施例3 前記実施例1に従ってガラス基板上にNi 超微粒子の
所定形状寸法の膜を形成し、次いで平均粒径700大の
Ag超微粒子(かさ密度1.09/crl)150gを
内容積1tのガラス容器に入れ、該容器の底部に流量8
00■/’mmのArガスを吹き込み、Ag超微粒子を
浮遊させたキャリヤーガスを内径2m、長さ1mの搬送
管を介し内侘100μmのノズルより吹き出させ、該ノ
ズルと前記膜との間に0.8mmの間隔を存して、予め
約100°Cに加熱されている該膜面に吹き付は第2層
膜を重合形成する。その後、この重層膜上面に赤外線加
熱のスポットを当て\約100°CにIJ11熱して、
互に異種の重層膜f:得た。かくして碍た重層膜の特性
は次の通りであった。
重層膜の幅   110μm L/  厚さ   2.2μ 〃 抵抗値    2.lX10−Ω1ペ一ス面との付
着性 良 層間の 〃 M超微粒子はガラス基板との刺着性は比較的悪いが、N
1超倣粒子膜を介して付着てせることにより、強固に付
λ了し、導電性の優れた膜に形成される。
この場合も、その上に更に1層又はそれ以上の超微粒子
膜を形成でき、6重文(グそれ以上の重層膜に形成して
もよく、この場合、その他の適当な金目又はその合金の
超微粒子も適当に組み合わせだ異(■の重層膜とするこ
とができる。
実施例4 共通1個のノズルの基部に前記のN1超微粒子搬送管と
Or超微粒子搬送管とを共通に1以続しだ。
〜 即ち、平均粒径500AのOr超微粒子(かさ密度0.
69/cnt)を所に量大れたガラス容器と、該容%〜
の底部にArカスボンベよりアルゴンガスを吹き込み、
そのOr超微粒子との混合状態をつくり、そのキャリヤ
ーカスを該容器の上部に接続した内径2 mm %長芒
1mの搬送管を介し400 cc/rtliqの流速で
その先端のノズル基部に送給されるようにする1万、同
じノズル基部に接続されたN1超倣粒子僻送・1?イ“
を介し、平均粒径1oo、: (かζ密度ソ/■)のN
1超微粒p勿200■/lrmの流速で該ノズル基部に
送給されるようにし、かくしてノズルの先端から所定の
Y11合で配合されたOrとN1混合超偵粒子がカラス
J、ij板面上に吹き付けられてその混合超微粒子から
成る所定形状の膜が付着形成ツJシるようにした。この
場合ノズルの先端と基板面の間隔i 0,7 rn、m
とし、ガラス板の移動速度全30 mm/nImとし、
その吹き付は前に\基板のスプレーされる部分を鵠む幅
約2mmの表面を約600°Cに加熱しておき、吹き付
は終了直後その生成膜上面に赤外)wカH熱のスポット
を当て\約200°Cに7JG熱する。かくして得られ
た1模特性は下記の辿りてあった。
膜の幅    90μIn 〃  厚さ         1.8ノリ7成分比(重
量比)   Ni4S−Or553 抵抗値     3.2×10  Ω−mベース面との
付着性 良 上記のスプレー膜成分比は、使用ガス流fitO潤節で
適当に変えることができ、膜の電気抵抗をポ3当に変え
ることができる。
実施例 実施例6の共通のノズルによる吹き付けに変え、各別の
ノズルを併設して、その夫々から同時に基板に吹@刊け
れば、平面上に平行する互に1妾し或は所定の間u4を
存する他畝種の膜が同時に得られる。
尚1 上りしのいづれの実1也例も、Arカス等の不活
性雰囲気の処理容器内で行なった場合であるが、大気中
でも実ム([できる。この場合に1、予め金用超微粒子
を徐酔化処理するのが一般である。
このように本発明によると5tt−x、超微粒子をキャ
リヤーガスに混合し小孔ノズルよシ吹き出さ、U−1こ
れをベース面に吹き付けるようにしたので、ベース面に
ての超微粒子膜を所定の形状。
+1Jj iに生成でさ、従来の超微粒子をバインダー
と混合したものをベース面に塗布する方法に比し、簡単
且つ安価に膜の形成ができ、又微細な点、線等の膜の形
成に有利である等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は拳法を実施する1例の線図、第2図は各補形状
の膜の平面図を示す。 (1)・・・・・・芥   器 (4)・・・・・・搬  送  管 ((4)・・・・・・ノ ズ ル (7)・・・・・・ベ − ス 行I「出願人 林  主 税

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 微小孔ノズルより超微粒子を含むキャリヤーカス
    をベース面に吹き付けその超微粒千金ベース面に旬着さ
    せ、その適当な形状、厚さの連続又は不連続に形成する
    ことを特徴とする超微粒子の膜形j戊法。 2、 微小孔ノズルより1種の超微粒子を含むキャリヤ
    ーガスをベース面に吹き付け、その超微粒子から成る膜
    をベース面に付着形成した後、その膜面上に、同じ超微
    粒子又はこれとは異柚の超微粒子を含むキャリヤーガス
    を吹き付けその超微粒子から成る膜を重層形成し、少く
    とも2層から成る重層膜を形成することを特徴とする超
    微粒子の膜形成法。 6、 微小孔ノズルより2種又はそれ以上の異柚の混合
    超微粒子を含む1柚又は2種以上のキャリヤーガスをベ
    ース面に吹き付け、その混合超微粒子から成る@全ベー
    ス面に付着形成することを特徴とする超微粒子の膜形成
    法。
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