JPS597906Y2 - 電気バリカン - Google Patents

電気バリカン

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Publication number
JPS597906Y2
JPS597906Y2 JP15784178U JP15784178U JPS597906Y2 JP S597906 Y2 JPS597906 Y2 JP S597906Y2 JP 15784178 U JP15784178 U JP 15784178U JP 15784178 U JP15784178 U JP 15784178U JP S597906 Y2 JPS597906 Y2 JP S597906Y2
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JP
Japan
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blade
pressure spring
block
blade block
locking hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP15784178U
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English (en)
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JPS5572576U (ja
Inventor
壌 吉井
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は本体ケースの前端部開口に開閉自在に枢着され
る電気バリカンの刃ブロックに於いて、清掃の際に、該
刃ブロックが開放した時、そのショックで外れないよう
に係止する機構を設け、この係止機構は前記刃ブロック
上の固定刃に可動刃を圧接させる刃圧バネの基端を利用
するものとし、且、刃圧バネが圧力を可動刃に作用させ
るのは完全に前記開口に刃ブロックが閉塞された時にな
るよう構戊し、開放時にはバネカが掛からないようにし
て固定刃と可動刃とはフリー状態として、両刃の間に挾
まっている毛屑を容易に掃除できるよう考案したもので
ある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
1は電気バリカンの本体ケースで、半割ケース2,3よ
り或り、前端部に設けた閉口凹所4の開口面5に刃ブロ
ック6が開閉自在に枢着される。
前記開口凹所4内は、第8図を見て良く判るように、両
側下端に上下一対の水平リブ7,7より或る軸受部8,
8が形或されていると共に、奥壁9の中央にはH字状の
係止孔10が穿設されている。
それ故、このH字状係止孔10の両側縦孔11,11と
連通される溝孔の上下に夫々突片13,14が形設され
ることになる。
又、奥壁9の左偶からはモーター軸14が突出し、その
偏心ピン15が刃ブロック6上の後述する往復動子16
と係合するようになっている。
更に、17は前記奥壁9と一体の水平壁18上に載置さ
れ、前記他方の半割ケース3との間に収納され、窓孔3
8より突出している操作摘子39により前後に摺動操作
される梳き刈用櫛板で、合或樹脂より或り先端に、幅広
の櫛歯19,19・・・・・・が形設されている。
20 . 20は前記櫛板17の両端より下方へ突出す
る支承片で、前記刃ブロック旦の保持作用を威す。
その詳細は後述する。初で、次に刃ブロック6に付いて
説明すると、刃圧バネ21.固定刃22、可動刃23及
び往復動子16は全て合戒樹脂よりなる刃体取付基板2
5に装着される。
刃体取付基板25の先端には一対の固定ピン26 .2
6が突設されており、これに先ず固定刃22が装着され
る。
続いて可動刃23が固定刃22に合わさり、その両端の
長孔27 ,27に前記固定ピン26.26が遊挿され
る。
更に可動刃23の上には合或樹脂より戒る往復動子16
が係着され、この往復動子16には後端に、前記偏心ピ
ン15との係合部24が片寄らせて設けられていると共
に、次述する刃圧バネ21の抜け止片28,28が内向
きに対向形戊されている。
前記刃体取付基板25の基端には、支軸29の固定用耳
部30 ,30が一対形設されており、支軸29の両端
29’,29’は耳部30 ,30より若干突出してい
る。
21は内圧バネを示し、一本の線材を折曲して形或し、
後端の一対の巻回部32 .32を第8図の如く支軸2
9に巻装し、基端はコ字状の連絡脚部33とし、側脚3
4,34の外側に曲げた自由端35.35は前記往復動
子16の抜け止片28 ,28の下に入り込んで係止さ
れる。
この状態では単に刃圧バネ21は前記支軸29に装着さ
れているだけであって、バネ力は弱いものであって、往
復動子16を介した可動刃23の固定刃22への圧接は
強くない。
36 .36は刃ブロック旦の装着時に前記櫛板17の
支承片20,20と鉤状に係合して、保持を行う一対の
係止壁にして、夫々外側に向かう係止用の突縁37 ,
37が形設されている。
次に第8図の様に組み立てられた刃ブロック6の装着方
法を説明すると、第2図の様に刃ブロック6を水平にし
て支軸29の両端29’,29’が前記軸受部8,8に
嵌まるように、又、刃圧バネ21のコ字状連絡脚部33
がH字状係止孔10に嵌まるよう差し込む。
すると、第7図で示すよう、刃圧バネ21の側脚基端3
4’,34’近くが夫々、H字状係止孔10の縦孔11
,11に入った状態となる。
そして、刃ブロック6を上方に回動して行くと、この側
脚基端34’,34’が前記縦孔11,11の下縁11
’,11’に当接し始め、完全に回動させると、櫛板1
7側の支承片20,20の段部20’,20’と刃ブロ
ック旦側の係止壁36 ,36の突縁37,37とが鉤
状に引っ掛り保持される。
この保持状態では、前記側脚基端34’,34’が非常
に強く、前記縦孔11,11の下縁11’,11’に当
り、押し付けられる結果、刃圧バネ21全体が前記支軸
29上の巻回部32 .32を中心とする圧縮力が加わ
り、刃圧バネ21が変形させられるので、逆に復元弾力
が発生し、側脚自由端34“,34”は往復動子16を
押さえ付けることになる。
よって、可動刃23は固定刃22に圧接され、刃圧が掛
けられ、密度が保たれる。
と同時にこの刃圧バネ21のバネ力は刃ブロック6自体
をその閉塞状態から開放方向へ常時働かせていることに
なる。
そして、装着状態では、刃圧バネ21のコ字状連絡脚部
33は係止孔10内の下側突片14に引っ掛って刃ブロ
ック6が前方に抜けない様にされている。
上述の様な状態で電気バリカンは使用されるが、梳き刈
用櫛板17を前後することによって、二種類の調髪、即
ち操作しない時はバリカン刃は通常のカットをするが、
前方へ動かした時には、バリカン刃の一部が櫛歯19,
19・・・・・・で覆われて刃の機能を殺され、櫛歯1
9と櫛歯19との間から所々入った髪の毛だけが切られ
る。
よって、髪がまばらに切られる梳き刈りが威される。
こ・で、相当使用した事により掃除しなければならなく
なった時、刃ブロック6を取外すには、梳き刈用櫛板1
7をその操作域より後方へ動かすと、前記支承片20.
20と前記係止壁36 ,36との保合が外れ、それと
同時に前記刃圧バネ21の蓄勢されていた開放方向への
バネ力により刃ブロック6が勢いよく第6図の様に開く
、然しこの開いた時、相当ショックがあるが、第6図及
び第7図で見る如く、刃圧バネ21のコ字状連絡脚部3
3が係止孔10内の上側突片13に引っ掛り、脱落が防
止されている。
そして、この様に開いた状態では刃圧バネ21はバネ力
を往復動子16に弱い力しか加えていないので固定刃2
2と可動刃23とは強く密着しておらず、容易にその刃
の間に挾まった毛屑等を清掃できる。
以上、本考案は本体ケースの前端部に形或した開口凹所
に刃ブロックを装着する際、刃ブロックに設けた刃圧バ
ネの基端を前記開口凹所の内壁に係止し、刃圧バネのバ
ネカに抗して、前記刃ブロックを閉塞方向に回動装着し
た時、バネカが強まり、それにより刃圧バネの自由端に
係止されている可動刃は固定刃と圧接されるようになっ
ている。
即ち、刃ブロックの取外し時には、前記刃圧バネはバネ
力は弱いものとなっているが、装着時にはバネ力が増大
して両刃の密着が果たされる構造である。
それ故、掃除の際に刃ブロックを取外した時、固定刃と
可動刃との間には弱い刃圧しか掛かつていないので、簡
単に刃間の切毛を取り除くことができるので掃除がし易
く、綿密にできる効果がある。
そして、別途設けた刃ブロックの装着解除部材の操作に
より刃ブロックが勢い良く、刃圧バネのバネ力により開
放しても、刃圧バネの基端が開口凹所の内壁に係止され
ているので、開放時のショックで脱落するような事もな
い。
更に装着時に於いても、前記刃圧バネの基端が前記内壁
に係止している関係から、刃ブロックの前方への抜け止
めが威されている効果もある。
具体的には前記刃圧バネは一本の線材を略コ字形に折曲
形威し、このコ字形バネの連絡脚部を前記開口凹所の内
壁に形威したH字形の係止孔に係止し、刃ブロックを回
動閉塞した時、H字形係止孔の両側縦孔の下縁に夫々刃
圧バネの両側脚基端が押圧されて、バネ圧が増大するよ
うになっている。
こうして両側脚の自由端のバネ圧が可動刃に掛かり固定
刃と密着する巧妙な構造となっている。
そして、刃ブロックの開放時、及び装着時に夫々前記連
絡脚部は前記H字形係止孔内の上側突片、及び下側突片
に夫々係止して刃ブロックが脱落したり、或いは前方へ
抜けないよう防止している実用的効或となっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は電気バリカン
の外観図、第2図は本体ケース前端部への開口凹所へ刃
ブロックを装着する寸前の要部断面図、第3図は第2図
と同様、刃ブロックを開口四所の壁部に一時係止してい
る状態の要部断面図、第4図は刃ブロックを回動閉塞し
た装着時の要部断面図、第5図は前記開口凹所の右側半
分のみ示す構造正面図、第6図は刃ブロックの開放時の
状態を示す要部断面図、第7図は前記第6図に於けるA
部の拡大構造斜視図、第8図は本体ケースと刃ブロック
の分離時の外観斜視図である。 1・・・・・・本体ケース、4・・・・・・開口凹所、
6・・・・・・刃ブロック、21・・・・・・刃圧バネ
、9・・・・・・奥壁、35・・・・・・刃圧バネの自
由端、23・・・・・・可動刃、22・・・・・・固定
刃、33・・・・・・刃圧バネの連絡脚部、10・・・
・・・H字形係止孔、34′,34′・・・・・・刃圧
バネの両側脚基端、11.11・・・・・・係止孔の縦
孔、11’,11’・・・・・縦孔の下縁、14・・・
・・・係止孔内の上側突片、13・・・・・・係止孔内
の下側突片。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.本体ケースの前端部に形或した開口凹所に、刃ブロ
    ックの基端を着脱自在に枢支すると共に、前記刃ブロッ
    クに設けた刃圧バネの基端を前記開口凹所の壁部に係止
    し、該刃ブロックを前記刃圧バネに抗して回動装着した
    時、刃圧バネによる可動刃の固定刃に対する圧接力を増
    大せしめる事を特徴とする電気バリカン。
  2. 2.前記刃圧バネは一本の線材を略コ字状に折曲して形
    或し、該刃圧バネの連絡脚部を前記開口凹所の奥壁に形
    或したH字形係止孔に係止し、該刃ブロックを刃圧バネ
    に抗して回動装着した時、前記刃圧バネの両側脚基端が
    前記H字形係止孔の両側縦孔の下縁に夫々押圧されるこ
    とにより前記バネ力が増大される事を特徴とする前記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の電気バリカン。
  3. 3.前記開口凹所に枢着された刃ブロックの開放時、前
    記刃圧バネの連絡脚部は前記H字形係止孔内の上側突片
    に係止し、前記刃ブロックの脱落が防がれてなる事を特
    徴とする前記実用新案登録請求の範囲第2項記載の電気
    バリカン。
  4. 4.前記開口凹所に前記刃ブロックが回動装着された時
    前記刃圧バネの連絡脚部は前記H字形係止孔内の下側突
    片に係止し、該刃ブロックの前方への抜け止めが威され
    る事を特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の電気バリカン。
JP15784178U 1978-11-14 1978-11-14 電気バリカン Expired JPS597906Y2 (ja)

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JP15784178U JPS597906Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 電気バリカン

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JPS5572576U JPS5572576U (ja) 1980-05-19
JPS597906Y2 true JPS597906Y2 (ja) 1984-03-10

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JP15784178U Expired JPS597906Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 電気バリカン

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