JPS597695A

JPS597695A - レバ−式小型巻上兼牽引装置における遊転装置

Info

Publication number: JPS597695A
Application number: JP57113927A
Authority: JP
Inventors: 隆義中村
Original assignee: Kito KK
Current assignee: Kito KK
Priority date: 1982-07-02
Filing date: 1982-07-02
Publication date: 1984-01-14
Also published as: DE3323110C2; JPS633837B2; DE3323110A1; US4512555A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、遊転操作時にブレーキを弛めた状態に保持
し、通常の巻上げ巻下げ（非遊転）操作時には、ブレー
キを通常の状態にすることができるレバ一式小型券」二
値牽引装置における遊転装置に関するものである。

従来、レバ一式小型巻上兼牽引装置における遊転装置と
しては、レバーによシ反復回動される駆動部材とブレー
キ部の従動部材との間に、駆動部材のブレーキ部締ｆ」
方向移動力に対向する弛緩用ばねを介在させた構造のも
のが知られている。

しかるに、この構造の遊転装置の場合は、常時ブレーキ
弛緩方向にばね力が作用しているので。

軽負荷の巻上げお上び巻降しを行なうときに、ブレーキ
締イ」力が不足し、そのため巻上げの時に巻上げを行な
うことができず、また巻降しの時は荷物が落丁するとい
う欠点があった。

この発明は前述の欠点を排除したレバ一式小型巻上兼牽
引装置における遊転装置を提供することを目的とするも
のである。

次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。

第１図ないし第１２図は第１発明の第１実施例を示すも
のであって、前後方向（第１図の左右方向）に延長する
駆動軸１の中間部がフレーム１ろにより軸受１４を介し
て支承されると共に、前記駆動軸１の前端部（第１図の
左側の端部）がギヤボックス１５によシ軸受１６を介し
て支承され、かつフレーム１６の後方において駆動軸１
に設けられたブレーキ用雄ねじ１７には、切換歯車１８
を有する駆動部材２の雌ねじが螺合され、さらにフレー
ム１６と駆動部材２との間において駆動軸１に回動不能
に嵌合された従動部材１９は、駆動軸１における前記軸
受１４により支承されている大径部に係合されている。

前記駆動部材２と従動部材１９との間には、制動用型車
２０およびその両側に当接された摩擦板２１が介在され
、前記フレーム１６に枢着された制動用爪片２２は係合
用ばね２６にょシ制動用型車２０に係合され、かつ制動
用型車２０の孔に含油焼結合金からなる軸受２４が嵌合
され、さらに前記型車２０．摩擦板２１．軸受２４が従
動部材１９の小径部分に嵌合されて、ブレーキ部が構成
されている。

前記駆動軸１におけるブレーキ用雄ねじ部１７の後部に
、円筒状外面を有する支持筒２５および係上部拐６が順
次回動不能に嵌合されてナツト２６によシ固定され、係
止部材収容用四部２７と係止用フランジ２８とを備えて
いる速回し用把手４は、前記駆動部材２と係止部材６と
の間において、前記支持筒２５に回動および軸方向移動
自在に嵌設され、かつ前記係止部材３と速回し用把手４
との間には、駆動軸１に対しその把手４をブレーキ弛緩
方向に回動させるように働くブレーキ弛緩用捻りばね５
が配置きれ、その捻りばね５の一端部および他端部に屈
曲形成された係止端部は、係止部材ろおよび速回し用把
手４に設けられたばね受部に係止され、さらに駆動部材
２と速回し用把手４との間には、その把手４に対し駆動
部材２を相対的にブレーキ締付方向に回動させるように
働くブレーキ締付用捻りばね６が配置され、その捻りば
ね６の一端部および他端部に係＋ｈ端部が屈曲形成され
、まだその捻りばね６が伸長された状態で、駆動部材２
の係合部７および速回し用把手４の係合部８に設けられ
た係止孔５５．５６に、捻りばね６の両端の係止端部が
嵌挿され、したがって、前記捻りばね６により速回し用
把手４が、駆動部材２に向かって牽引されている。

駆動部材２の後部および速回し用把手４の前部に、前記
ブレーキ締付用捻りばね６の力により抑圧係合される２
組の突起からなる押イ」結合用係合部７，８が駆動軸周
囲方向に等角度間隔で設けられ、かつ前記支持筒２５の
前部外面には、２つの係止突起９が支持筒周囲方向に等
角度間隔で一体に設けられ、さらに駆動部材２の後部に
は、前記係１Ｆ突起９に係合されるブレーキ過弛緩防止
用係ＩＥ部１０が設けられている。

速回し用把手４の前部には前記係止突起９に後方から着
脱自在に嵌込まれる前方開口溝が設けられ、その溝にお
ける一方の溝側面がブレーキ締付位置保持用係止部１２
であると共に、他方の溝側面がブレーキ締イ１方向回転
制＋ｉ用ストッパ５４であり、そのストン・ン５４は前
記係止部１２よりも前方に突出している。また前記係止
実記９とブレーキ過弛緩防止用係止部１０とブレーキ締
利位置保持用係止部１２とストツノぞ５４とは、前記押
付結合用係合部７．８よりも内側すなわち駆動軸側に配
置されている。

前記従動部＋Ａ１９．制動用爪車２０．摩擦板２１゜制
動用爪片２２および駆動部材２の前部を被覆する金属板
製ブレーキカバー２９の後部に、駆動部材２の前部外周
面に対向するように配置される断面Ｕ字状の固定支持環
６０がプレス加工により屈曲形成され、金属板製内側レ
バー構成部材３１の前記固定支持環６０の内周側に回動
自在にかつ駆動軸１の長手方向に移動１−ないように嵌
合される回動支持環３２が、前記固定支持環６０を包み
込むようにプレス加工により屈曲形成され、さらに前記
内側レバー構成部利６１の基端部には、雌ねじを有する
筒状のス啄−サ６３が嵌合されてカシメイ」けにより固
定され、金属板製外側レバー構成部材６４と前記内何ル
バー構成部月６１吉は前記スイープ６ろに螺合された結
合用ポルト３５により結合され、前記内側レバー構成部
材６１および外側レバー構成部材３４により操作レバー
３６が構成されている。

前記ブレーキカバー２９の前端部はフレーム１６に対し
ボルト（図示を省略した）により固定され、かつ前記切
換歯車１８に着脱自在に係合される巻」二方向回転用爪
片１巻下方向回転用爪片２巻」二方向位置保持用保合部
９巻下方向位置保持用係合部および中立位置保持用係合
部を有する切換爪金具６７は、操作レバー６６に回動自
在に取（＝３けられた枢軸３８に嵌合固定され、その枢
軸６８には切換用把手ろ９が固定されている。

寸だ前記切換爪金具６７には係合用ばね４０により押圧
される保持部月４１が係合され、かつ前記把手６９には
、枢軸ろ８の周囲方向に間隔をおいて配置された複数の
誤操作防止用係止片４２が一体に設けられ、速回し用把
手４をブレーキ締付方向の所定位置まで回動したのち前
進させてブレーキ作動位置に係＋）−シた状態で、前記
切換爪金具６７における巻上方向回転用爪片または巻下
方向回転用爪片を切換歯車１８に係合させると、前記係
止片４２が速回し用把手４の係止用フランジ２８の後面
に近接するように配置されるので、速回し用把手４をブ
レーキ作動位置に係止した状態から後方に移動すること
はできず、また前記切換爪金具６７を中立位置に切換え
ると、前記係止片４２が、係止用フランツ２８の後面に
近接する位置から退避されるので、速回し用把手４を後
方に移動することができる。

前記駆動軸１の下部においてこれと平行に配置された従
動軸４ろの中間部は、ギヤボックス１５の開（」部を塞
ぐフレーム４４によシ軸受４５を介して支承され、前記
従動軸４６の後端部はフレーム１３により軸受４６を介
して支承され、かつ前記従動軸４ろには、フレーム１３
．４４間においてロードチェーン４７ｔ［ｌＩ）けるロ
ード７−　ｉ　４８が一体に設けられると共に、ギヤボ
ックス１５内において大径従動歯車４９が固定され、前
記駆動軸１の前端部に設けられたビニオン５０は大径従
動歯車４９に噛み合わされている。

上フック５１を取付けたフック支持金具５２はフレーム
１５．４４間に配置されて支軸５ろにより取イマ１けら
れている。

次に前記実施例の装置の動作について説明する。

第８図ないし第１２図は遊転状態すなわちブレーキ弛緩
状態を示すものであって、ブレーキ弛緩用捻りばね５の
力により、駆動軸１に対して速回し用把手４がブレーキ
弛緩方向に回動され、かつブレーキ締付用捻りばね６の
力により相互に押圧係合される押付結合用突起７，８を
介して速回し用把手４と駆動部＠２とが結合脇れると共
に、駆動部月２の過弛緩防止用係止部１０が支持筒２５
に固定された係止突起９に係合され、ブレーキは弛緩状
態すなわち遊転状態に保持されている。したがって、速
回し用押手４の回動またはロードチェーン４７を引張る
ことによる遊転操作を行なうことができる。

次に第８図ないし第１２図に示す遊転状態から第１図な
いし第７図に示す非遊転状態に切換える場合は、速回し
用押手４を押持し、これをブレーキ弛緩用捻りばね５の
力に抗してブレーキ締付方向に回動して行くと、速回し
用把手４によりブレーキ締付用捻りはね６を介して駆動
部ｆＡ２がブレーキ締付方向に回動されて行き、ブレー
キが締付けられる。

ブレーキが締（＝Ｊけられたのち、速回し用押手４の回
動をさらに続けると、駆動部材２が回動しないで速回し
用把手４のみがブレーキ締付方向に回動するので、ブレ
ーキ締付用捨シばね６によるブレーキ締イマｊ力が増大
して行き、続いて速回し用把手４におけるブレーキ締イ
」方向回転制限用ストッパ５４が係止突起９に係合した
とき、速回し用押手４を前進移動させると、その細手４
におけるブレーキ締付位置保持用係上部１２が係止突起
９に係合され、非遊転状態すなわちブレーキ作動状態に
保持される。

前記実施例の場合は、駆動軸１の後部に回動不能に嵌合
固定された支持筒２５に、係止突起９を一体に設けると
共に速回し用押手４を回動および軸方向移動自在に嵌合
しているが、前記支持筒２５を省略して、前記係止突起
９を駆動軸１に直接固定すると共に、速回し用把手４を
駆動軸１に対し直接回動および軸方向移動自在Ｋ　ＩＮ
合してもよい。

前記押倒結合用係合部７，８と係ＩＬ突起９とブレーキ
、過弛緩防止用係ＩＥ部１０とブレーキ締イ」位置保持
用係止部１２とを１組だけ設けてもよく、寸だそれらを
２組以上設ける場合は、等角度間隔で設けなくてもよい
。また前記係合部７，８のうち、一方の係合部を突起と
し、その突起を挿入した円弧状長孔の端部を他方の係合
部としてもよい。

第１６図ないし第１５図は第１発明の第２実施例を示す
ものであって、前記第１実施例における駆動部＠２に設
けられたブレーキ過弛緩防止用係止部１０が省略され、
その代りに速回し用把手４にブレーキ過弛緩防止用係止
部１１が設けられ、その係止部１１が係止突起９に係合
されるように構成されているが、その他の構成および動
作は第１実施例の場合と同様である。

第１６図ないし第１９図は第２発明の一実施例を示すも
のであって、速回し用把手４の前部に係ＩＦ突起９が設
けられ、かつ支持筒２５にブレーキ過弛緩防止用係止部
１１．ブレーキ締付位置保持用係止部１２およびブレー
キ締付方向回転制限用ストッパ５４が設けられているが
、その他の構成および動作は第１発明の第１実施例の場
合と同様である。第２発明の場合、前記支持筒２５を省
略して、前記係止部１１，１２およびストツノや５４を
駆動軸１に固定してもよい。

前記実施例のように、ブレーキ締利用捻りばね６を伸長
した状態で駆動部材２および速回し用把手４に係止して
おけば、速回し用把手４に前方移動力が付与されている
ので、係止突起９にストン・や５４が突き当たるまで速
回し用押手４をブレーキ締付方向に回動するだけで、ブ
レーキ締付用捻りばね６の前方牽引力を利用して速回し
用押手４を係止位置まで自動的に前進移動させることが
できるか、あるいは速回し用押手４を軽く押すだけで係
止位置に前進移動することができる。

前記各発明を実施する場合、前記ブレーキ締付用捻りば
ね６を引張り状態で七ツトシないで、ブレーキ弛緩用捻
りばね５を圧縮状朝でセットし、その捻りばね５の圧縮
反力により速回し用押手４をｊ１７１部材２に向かって
押圧すると共に前記ブレーキ締イ」用捻りばね６を圧縮
するように構成してもよい。このように構成すれば、前
記捻りばね６の両端の係止端部を係止孔５５．５６に嵌
挿する必要はなく、単に前記係止端部を捻り力支承部に
係合させるだけでよいので、捻りばね係合部の構造を簡
単にすることができる。

この発明によれば、係止突起９とブレーキ締付位置保持
用係１４１部１２とが係合されてブレーキが締（＝Ｊけ
られている状態から、速回し用１巴手４を後方に移動し
て前記係止部１２を係止突起９から外すと、ブレーキ弛
緩用捻りばね５の力により、駆動軸１に対し速回し用把
手４がブレーキ弛緩方向に回動されると共に、速回し用
把手４により押付結合用係合部８および押＋１結合用係
合部７を介して駆動部月２がブレーキ弛緩方向に回動さ
れるので、ブレーキ作動状態から単に速回し用把手４を
杷持して後方に移動するという簡単な操作を行なうこと
により、自動的に遊転状態に切換えて、速回し用把手４
の回動またはロードチェーン４７を引張ることによる遊
転操作を行なうことができ、さらにブレーキが適度に弛
緩されると、係止突起９とブレーキ過弛緩防止用係ＩＥ
部１０または１１とが係合するので、ブレーキの過弛緩
を防止することができ、またロードチェーン４７を押え
るかまたけその他の手段によシ駆動軸１を回動しないよ
うに保持した状態で、速回し用把手４を杷持して、これ
をブレーキ弛緩用捻りばね５の力に抗してブレーキ部（
＝Ｊ力方向回動したのち、速回し用ｊ１μ手４を前進移
動して、その押手４のブレーキ締付位置保持用係止部１
２を前記係止突起９に１系合させるという簡単な操作を
行なうことにより、ブレーキ部を遊転状態から作動状態
に切換えて、大負荷はもちろんのこと軽負荷の巻」こげ
および巻下しを支障なく行なうことができ、しかも速回
し用把手４を非遊転位置に切換えた状態では、ブレーキ
部（＝Ｊ用捻りばね６の力によりブレーキが確実に締４
；１けられているので、巻上げおよび巻下げの動作を確
実に行なわせることができる等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１２図は第１発明の第１実施例を示すも
のであって、第１図は非遊転状態のレバ一式小型巻上兼
牽引装置の一部を示す縦断側面図、第２図はその一部を
拡大して示す縦断側面図、第６図はその一部を示す正面
図、第４図は非遊転時における遊転装置の一部展開一部
縦断（ｉ１１１面図、第５図は第４図のＡ−Ａ線断面図
、第６図は第４図のＢ−Ｂ線断面図、第７図は第４図の
Ｃ−Ｃ線断面図である。第８図は遊転状態に切換えだ場
合の遊転装置付近を示す縦断側面図、第９図はその一部
展開一部縦断側面図、第１０図は第９図のＤ−■〕線断
面図、第１１図は第９図のＦ、−Ｅ線断面図、第１２図
は第９図のＦ−Ｆ線断面図である。第１６図ないし第１５図は第１発明の第２実施例を示す
ものであって、第１６図は遊転状態のレバ一式小型巻上
兼牽引装置の一部を示す縦断卸面図、第１４図は遊転装
置の一部展開一部縦断側面図、第１５図は第１４図のＧ
　　Ｃ線断面図である。第１６図ないし第１９図は第２発明の一実施例を示すも
のであって、第１６図は非遊転状態の遊転装置イ′：１
近を示す縦断１ｌｌ１１面図、第１７図はその一部展開
側面図、第１８図は遊転状態に切換えた場合の遊転装置
６付近を示す縦断側面図、第１９図はその一部展開側面
図である。図において１は駆ｊ１１＋軸、２は駆動部層、６は係止
部材、４は速回し用把手、５はブレーキ弛緩用捻りばね
、６はブレーキ締付用捻りばね、７および８は押イτ１
結合用係合部、９は係止突起、１０および１１はブレー
キ過弛緩防止用係止部、１２はブレーキ締ｆ月位置保持
用係止部、１７はブレーキ用雄ねじ、１８は切換歯車、
１９は従動部利、２０は制動用型車、２１は摩擦板、２
２は制動用爪片、２５は支持筒、６６は操作レバー、６
７は切換爪金具、４７はロードチェーン、４８はロード
シーブである。第４図 −〇１　　　　　　　５４５５４

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　レバ一式小型巻上兼牽引装置における駆動軸
１に螺合されたブレーキ部の駆動部材２とその駆動軸１
の後端部に固定された係止部材６との間において、その
駆動軸１に速回し用把手４が回動および軸方向移動自在
に嵌設され、前記係止部材６と速回し用把手４とに、駆
動軸１に対しその把手をブレーキ弛緩方向に回動させる
ように働くブレーキ弛緩用捨シばね５が係合され、前記
駆動部材２と速回し用把手４とに、その把手４に対し駆
動部材２を相対的にブレーキ締付方向に回動させるよう
に働くブレーキ締付用捻りばね６が係止され、駆動部材
２および速回し用把手４には、前記ブレーキ締Ｕ用捻り
ばね６の力によシ押圧係合される押付結合用係合部７゜
８が設けられ、前記駆動軸１に係止突起９が直接または
間接的に固定され、前記駆動部材２および速回し用把手
４のうちの一方には、前記係止突起９に係合されるブレ
ーキ過弛緩防止用係止部が設けられ、速回し用把手４に
は、前記係止突起９に嵌合されるブレーキ締付位置保持
用係止部１２が設けられていることを特徴とするレバ一
式小型巻上兼牽引装置における遊転装置。
（２）　　レバ・一式小型巻上兼牽引装置における駆動
軸１に螺合されたブレーキ部の駆動部材２とその駆動軸
１の後端部に固定された係止部材３との間において、そ
の駆動軸１に速回し用把手４が回動および軸方向移動自
在に嵌設され、前記係止部材６と速回し用把手４とに、
駆動軸１に対しその把手をブレーキ弛緩方向に回動させ
るように働くブレーキ弛緩用捨シばね５が係合され、前
記駆動部材２と速回し用把手４とに、その押手４に対し
駆動部材２を相対的にブレーキ締（＝Ｊ力方向回動させ
るように働くブレーキ締付用捨シばね６が係止され、駆
動部材２および速回し用把手４には、前記ブレーキ締付
用捻りばね６の力により押圧係合される押付結合用係合
部７゜８が設けられ、前記速回し用把手４には係止突起
９が設けられ、前記駆動軸１には、係止突起９に係合さ
れるブレーキ過弛緩防止用係市部１１およびブレーキ締
イ・１位置保持用係止部１２が直接または間接的に固定
されていることを特徴とするレバ一式小型巻上兼牽引装
置における遊転装置。