JPS597632Y2 - 歯車変速機のシンクロナイザ−リング支持装置 - Google Patents
歯車変速機のシンクロナイザ−リング支持装置Info
- Publication number
- JPS597632Y2 JPS597632Y2 JP4222679U JP4222679U JPS597632Y2 JP S597632 Y2 JPS597632 Y2 JP S597632Y2 JP 4222679 U JP4222679 U JP 4222679U JP 4222679 U JP4222679 U JP 4222679U JP S597632 Y2 JPS597632 Y2 JP S597632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synchronizer ring
- support device
- gear transmission
- ring support
- synchronizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯車変速機のシンクロナイザーリング支持装置
に関するもので、ギヤのバックラッシュによるガタ打ち
音の発生を効果的に防止するようにしたものである。
に関するもので、ギヤのバックラッシュによるガタ打ち
音の発生を効果的に防止するようにしたものである。
自動車のエンジンに取り付けられる歯車変速機のように
、トルク変動の大きい歯車変速機においては、特にエン
ジンが無負荷のアイドリング時などに変速操作を行なう
と、ギヤのパックラッシュによってガタ打ち音を発生す
ることがある。
、トルク変動の大きい歯車変速機においては、特にエン
ジンが無負荷のアイドリング時などに変速操作を行なう
と、ギヤのパックラッシュによってガタ打ち音を発生す
ることがある。
このガタ打ち音を防止するには、シンクロナイザーリン
グにギヤのテーパーコーン側に向かう力を与えて、シン
クロナイザーリングをギヤのテーパーコーン側に押圧す
るのが良いと考えられる。
グにギヤのテーパーコーン側に向かう力を与えて、シン
クロナイザーリングをギヤのテーパーコーン側に押圧す
るのが良いと考えられる。
しかしながら簡単な構造で安定した押圧力を得るのは難
かしいものである。
かしいものである。
本考案はこの点に鑑みてなされたものである。
本考案の一実施例を図について説明すると、まず第１図
において１はメインシャフトであって、このメインシャ
フト１には、歯数の異なる２個のギャ２，３が、それぞ
れ回転自在に支持されている。
において１はメインシャフトであって、このメインシャ
フト１には、歯数の異なる２個のギャ２，３が、それぞ
れ回転自在に支持されている。
また、これらのギャ２，３の間には、クラッチハブ４が
設けられ、メインシャフト１にスプライン結合している
。
設けられ、メインシャフト１にスプライン結合している
。
クラッチハブ４の外周部には、シンクロナイザーハブ５
がシンクロナイザーキ−６により支持されており、この
シンクロナイザーハブ５の外周部にはシンクロナイザー
スリーブ７が保合離脱可能に設けられている。
がシンクロナイザーキ−６により支持されており、この
シンクロナイザーハブ５の外周部にはシンクロナイザー
スリーブ７が保合離脱可能に設けられている。
８はシンクロナイザーリングであって、その下面に設け
られたテーパーコーン部がギャ２，３のコーン部に対向
して設けられている。
られたテーパーコーン部がギャ２，３のコーン部に対向
して設けられている。
第２図および第３図においては９はばね鋼線であって、
シンクロナイザーリング８の側面に沿う直径寸法に丸め
られたものである。
シンクロナイザーリング８の側面に沿う直径寸法に丸め
られたものである。
このばね鋼線９の両端は、シンクロナイザーリング８の
側面の一部に形或された凹部１０に引掛けられている。
側面の一部に形或された凹部１０に引掛けられている。
そしてこのばね鋼線９の途中部分には、シンクロナイザ
ーリング８の厚み方向に凸部１１（この実施例では３個
）が形或されている。
ーリング８の厚み方向に凸部１１（この実施例では３個
）が形或されている。
このように構或されたこの装置も、シンクロメッシュの
基本的な作用は、従来のものと同様に行なわれる。
基本的な作用は、従来のものと同様に行なわれる。
そしてシンクロナイザーリング８が、ばね鋼線９の凸部
１１のばね性によって、常時ギャ２，３のテーパーコー
ン側に押圧されることになるので、スラスト方向の隙間
（クラッチハブ４側の隙間）分だけシンクロナイザーリ
ング８への予圧を高めることができることになり、シン
クロ作動が安定して行なわれることになる。
１１のばね性によって、常時ギャ２，３のテーパーコー
ン側に押圧されることになるので、スラスト方向の隙間
（クラッチハブ４側の隙間）分だけシンクロナイザーリ
ング８への予圧を高めることができることになり、シン
クロ作動が安定して行なわれることになる。
また構造が簡単であるので組付けが容易であり、コスト
的にも有利である利点がある。
的にも有利である利点がある。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は第１図の
もののシンクロナイザーリングの側面図、第３図は第２
図を右方から見た正面図である。 １・・・・・・メインシャフト、２，３・・・・・・ギ
ヤ、４・・・・・・クラッチハブ、５・・・・・・シン
クロナイザーハブ、７・・・・・・シンクロナイザース
リーブ、８・・・・・・シンクロナイザーリング、９・
・・・・・ばね鋼線、１０・・・・・・凹部、１１・・
・・・・凸部。
もののシンクロナイザーリングの側面図、第３図は第２
図を右方から見た正面図である。 １・・・・・・メインシャフト、２，３・・・・・・ギ
ヤ、４・・・・・・クラッチハブ、５・・・・・・シン
クロナイザーハブ、７・・・・・・シンクロナイザース
リーブ、８・・・・・・シンクロナイザーリング、９・
・・・・・ばね鋼線、１０・・・・・・凹部、１１・・
・・・・凸部。
Claims (1)
- シンクロナイザーリングの一側面に凹部を設け、該凹部
に、前記シンクロナイザーリングの側面に沿う直径で丸
めたばね鋼線の両端を引掛け、該ばね鋼線の途中部分に
前記シンクロナイザーリングの厚み方向の凸部を形或し
て、該凸部のばね性により、前記シンクロナイザーリン
グをギヤのテーパーコーン側に押圧するよう構或したこ
とを特徴とする歯車変速機のシンクロナイザーリング支
持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222679U JPS597632Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 歯車変速機のシンクロナイザ−リング支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222679U JPS597632Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 歯車変速機のシンクロナイザ−リング支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55142727U JPS55142727U (ja) | 1980-10-13 |
| JPS597632Y2 true JPS597632Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=28914322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222679U Expired JPS597632Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 歯車変速機のシンクロナイザ−リング支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597632Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-31 JP JP4222679U patent/JPS597632Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55142727U (ja) | 1980-10-13 |
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