JPS5976098A - 低hlb値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製法 - Google Patents
低hlb値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製法Info
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- JPS5976098A JPS5976098A JP18652282A JP18652282A JPS5976098A JP S5976098 A JPS5976098 A JP S5976098A JP 18652282 A JP18652282 A JP 18652282A JP 18652282 A JP18652282 A JP 18652282A JP S5976098 A JPS5976098 A JP S5976098A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低HLB値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製造
に関する。
に関する。
蔗糖脂肪酸エステル(以下、8K)は、蔗糖と脂肪酸と
がエステル結合してなるものであり、エステル結合数や
IgI肪酸種類などの違いにより、各種HLB値を示す
。8Eの使用目的に応じて適当なHLB値を有するSE
を選択できればよい。
がエステル結合してなるものであり、エステル結合数や
IgI肪酸種類などの違いにより、各種HLB値を示す
。8Eの使用目的に応じて適当なHLB値を有するSE
を選択できればよい。
所望のHLB値を有するSFを製造するには、原料であ
る蔗糖と脂肪酸エステルとのモル比率を調整することが
一般に行われている。この方法では高HLB値を有する
SEの製造には適しているが、低HLB値を有するSE
の製造には過酷な反応条件や複雑な操作が必要となり、
所望の低HLB値を臀するSFを定常的に製造すること
が困難である。
る蔗糖と脂肪酸エステルとのモル比率を調整することが
一般に行われている。この方法では高HLB値を有する
SEの製造には適しているが、低HLB値を有するSE
の製造には過酷な反応条件や複雑な操作が必要となり、
所望の低HLB値を臀するSFを定常的に製造すること
が困難である。
本発明者らは、この問題点を解決すべく種々研究し、低
HLB値を有するSEの製造を見い出した。
HLB値を有するSEの製造を見い出した。
本発明は、蔗糖と脂肪酸エステルとを反応してSEを製
造する方法において、溶融化剤として石鹸を使用したば
あいに生成するSPのHLB値と同じ、または、それよ
りも高いHLB値を有するSFを石鹸の代わりに溶融化
剤として使用して蔗糖と脂肪酸エステル七を反応させる
こと釦より、溶融化剤として石鹸を使用したばあいに生
成するsEのHLB値よりも低いHLBMを有するSE
の製造である。
造する方法において、溶融化剤として石鹸を使用したば
あいに生成するSPのHLB値と同じ、または、それよ
りも高いHLB値を有するSFを石鹸の代わりに溶融化
剤として使用して蔗糖と脂肪酸エステル七を反応させる
こと釦より、溶融化剤として石鹸を使用したばあいに生
成するsEのHLB値よりも低いHLBMを有するSE
の製造である。
本発明によれば、生成SFの予測HLB値と同じ、また
は、それよりも冒いI(T、 B値を有するSKを加え
るだけで、予111HLB値よりも低い、所望のHLB
値を有するSEが簡便に得られる。Sgの反応において
溶媒を使用する必要もなく、浴融化紬として石鹸を使用
せず、工業的にきわめて −有利である。
は、それよりも冒いI(T、 B値を有するSKを加え
るだけで、予111HLB値よりも低い、所望のHLB
値を有するSEが簡便に得られる。Sgの反応において
溶媒を使用する必要もなく、浴融化紬として石鹸を使用
せず、工業的にきわめて −有利である。
本発明で使用する蔗糖は、その品質形態に関して殆んど
制限はない。すなわち市販のグラニユー糖、上白糖など
の固形の蔗糖はいずれも使用できる。ただし、余りにも
粗大な結晶粒子は予め粉砕し、細かくしておくことが好
ましい。好適には70メツシユ以下の微粒子状のものが
よい。
制限はない。すなわち市販のグラニユー糖、上白糖など
の固形の蔗糖はいずれも使用できる。ただし、余りにも
粗大な結晶粒子は予め粉砕し、細かくしておくことが好
ましい。好適には70メツシユ以下の微粒子状のものが
よい。
脂肪酸エステルは、一般にSEの製造に使用される炭素
数8〜22の置板脂肪酸と炭素数4以下の低級−制アル
コールとのエステルである。脂肪酸成分は不飽和結合お
よび/または分岐鎖を有していてもよい。脂肪酸エステ
ルの混合物でもよい。
数8〜22の置板脂肪酸と炭素数4以下の低級−制アル
コールとのエステルである。脂肪酸成分は不飽和結合お
よび/または分岐鎖を有していてもよい。脂肪酸エステ
ルの混合物でもよい。
蔗゛糖と脂肪酸エステルとのエステル化触媒として、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム5.水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどの無機アルカリ化合物、ナトリウムエ
チラート、カリウムメチラートなどの百機アルカリ化合
物が使用される。
酸カリウム、炭酸ナトリウム5.水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどの無機アルカリ化合物、ナトリウムエ
チラート、カリウムメチラートなどの百機アルカリ化合
物が使用される。
触媒は蔗糖に対して1〜10%、好ましくは3〜7%使
用する。
用する。
一般にSEの製造において溶融化n1として石鹸を使用
してI(LBB値〜15の広範囲なHLB値を有するs
Eが製造でき、生成5EOHLEj値は経験的に蔗糖と
脂肪酸エステルとのモル比率により予測できる。本発明
はこの予測HLB値と同じか、または、それよりも高い
HLB値を有するsEを溶融化nJとして添加使用する
ものであり、このSEは蔗糖と脂肪酸エステルとのエス
テル反応前いずれの時期にも、いずれの方法によっても
添加してかまわないが、予めこのSRを60℃以上、好
ましくは80〜1oo℃に加熱溶融し、その溶融SE中
へ蔗糖、脂肪酸エステルおよびアルカリ触媒を添加する
のが好ましい。添加するSEの量は原料蔗糖および脂肪
酸エステルの合計量に対し3〜302%、好1しくは5
〜15%である。
してI(LBB値〜15の広範囲なHLB値を有するs
Eが製造でき、生成5EOHLEj値は経験的に蔗糖と
脂肪酸エステルとのモル比率により予測できる。本発明
はこの予測HLB値と同じか、または、それよりも高い
HLB値を有するsEを溶融化nJとして添加使用する
ものであり、このSEは蔗糖と脂肪酸エステルとのエス
テル反応前いずれの時期にも、いずれの方法によっても
添加してかまわないが、予めこのSRを60℃以上、好
ましくは80〜1oo℃に加熱溶融し、その溶融SE中
へ蔗糖、脂肪酸エステルおよびアルカリ触媒を添加する
のが好ましい。添加するSEの量は原料蔗糖および脂肪
酸エステルの合計量に対し3〜302%、好1しくは5
〜15%である。
上記の反応原料を均一混合し、125〜165℃に加熱
し、50〜1..0OffHF/に減圧して1〜3時間
反応すると予測I(LB値よりも低いIHLB値を有す
るSEl特にHLB値8以下の低H,LBflI′fI
−,’FrするSEが含有率で40%以上、精製して9
0%以上の高純度で得られる。
し、50〜1..0OffHF/に減圧して1〜3時間
反応すると予測I(LB値よりも低いIHLB値を有す
るSEl特にHLB値8以下の低H,LBflI′fI
−,’FrするSEが含有率で40%以上、精製して9
0%以上の高純度で得られる。
石#を溶融化剤として使用するSEの製法では、蔗糖2
モルと脂肪酸エステル1モルの使用により、生成SHの
予測HLB値が15であるが、石鹸の代わりにHLB値
15のSEを溶融化剤として使用するとE(LB[10
のSEを得ることができる。また、石鹸を溶融化剤とし
て使用するSRの製造では、蔗糖1モルと脂肪酸エステ
ル3モルの使用に刑り、生成S、Eの予測HLB値が2
であるが、石鹸の代わりにHLB値5のS 、Eの溶融
5− 化剤として使用するとHLB値1のSFを得ることがで
きる。SEの組成平衡に関する考え方は、多官能基をも
ったエステルの場合の一般的原則として蔗糖と脂肪酸エ
ステルのモル比で決定されるとされているが、この発明
により、この通則が必ずしも成立しない。本発明により
生じる平衡移動の理由は未だ明らかでない。
モルと脂肪酸エステル1モルの使用により、生成SHの
予測HLB値が15であるが、石鹸の代わりにHLB値
15のSEを溶融化剤として使用するとE(LB[10
のSEを得ることができる。また、石鹸を溶融化剤とし
て使用するSRの製造では、蔗糖1モルと脂肪酸エステ
ル3モルの使用に刑り、生成S、Eの予測HLB値が2
であるが、石鹸の代わりにHLB値5のS 、Eの溶融
5− 化剤として使用するとHLB値1のSFを得ることがで
きる。SEの組成平衡に関する考え方は、多官能基をも
ったエステルの場合の一般的原則として蔗糖と脂肪酸エ
ステルのモル比で決定されるとされているが、この発明
により、この通則が必ずしも成立しない。本発明により
生じる平衡移動の理由は未だ明らかでない。
本発明による低HLB値SE製造の技術は食品用界面活
性剤を中心に医薬品、化粧品など多くの分野に使用され
るSFの製造釦適用できる。
性剤を中心に医薬品、化粧品など多くの分野に使用され
るSFの製造釦適用できる。
製造例
攪拌機、温度計および減圧装置を備えた500weフラ
スコにステ、アリン酸17−6Fを入れ、100℃に加
熱し溶融する。ついで炭酸カリウム4.41を添加し攪
拌すると両者が反応して石鹸が生成する。これを130
℃、10−0110−0l1で30分間攪拌し脱水する
。これに蔗糖46.5Fとステアリン酸メチル30.5
fを加え攪拌し均一な内容物を得る。これを1401E
、501厘Hfで3時間攪拌し得られた褐色の内容物を
分析 6− した結果、ステアリン酸メチルの含有率は0.4%であ
った。これより算出すると反応率は97.6%である。
スコにステ、アリン酸17−6Fを入れ、100℃に加
熱し溶融する。ついで炭酸カリウム4.41を添加し攪
拌すると両者が反応して石鹸が生成する。これを130
℃、10−0110−0l1で30分間攪拌し脱水する
。これに蔗糖46.5Fとステアリン酸メチル30.5
fを加え攪拌し均一な内容物を得る。これを1401E
、501厘Hfで3時間攪拌し得られた褐色の内容物を
分析 6− した結果、ステアリン酸メチルの含有率は0.4%であ
った。これより算出すると反応率は97.6%である。
また、蔗糖ステアリン酸エステルの含有率は50%であ
り、その組成はモノエステル39.4%、ジエステル3
6.6%、トリエステル24.1%であり、HLB値は
8であった。
り、その組成はモノエステル39.4%、ジエステル3
6.6%、トリエステル24.1%であり、HLB値は
8であった。
実施例1
製造例と同じ装置を用い、石鹸の代わりに蔗糖ステアリ
ン酸エステル(HLBill )’i2+1入れ、10
0℃に加熱し溶融する。その他は製造例と同じ原料、条
件下でエステル化反応し、得られた褐色の内容物を分析
した結果、ステアリン酸メチルの含有率は1.2%であ
った。
ン酸エステル(HLBill )’i2+1入れ、10
0℃に加熱し溶融する。その他は製造例と同じ原料、条
件下でエステル化反応し、得られた褐色の内容物を分析
した結果、ステアリン酸メチルの含有率は1.2%であ
った。
これより算出すると反応率は96.8%である。
また、蔗糖ステアリン酸エステルの含有率は45%であ
り、その組成はモノエステル17.5%、ジエステル3
3.0%、トリエステル49.35であり、HLB値は
4であった。
り、その組成はモノエステル17.5%、ジエステル3
3.0%、トリエステル49.35であり、HLB値は
4であった。
実施例2
製造例と同じ装置を用い、石鹸の代わりに蔗糖ステアリ
ン酸エステル(I(LB値8)をlOg入れ、100t
Eに加熱し溶融する。その他は製造例と同じ原料、条件
下でエステル化反応し、得られた褐色の内容物を分析し
た結果、ステアリン酸メチルの含有率は1.8%であっ
た。
ン酸エステル(I(LB値8)をlOg入れ、100t
Eに加熱し溶融する。その他は製造例と同じ原料、条件
下でエステル化反応し、得られた褐色の内容物を分析し
た結果、ステアリン酸メチルの含有率は1.8%であっ
た。
これより算出すると反応率は96.2%である。
また、蔗糖ステアリン酸エステルの含有率は54%であ
り、その組成はモノエステル7.2%、ジエステル24
.1%、トリエステル68.7%であり、HLB値は2
であった。
り、その組成はモノエステル7.2%、ジエステル24
.1%、トリエステル68.7%であり、HLB値は2
であった。
出願人
第一工業製薬株式会社
995
Claims (1)
- 蔗糖と脂肪酸エステルとを反応して蔗糖脂肪酸エステル
を製造する方法において、溶融化剤として石鹸を使用し
たばあいに生成する蔗糖脂肪酸エステルのHLB値と同
じ、または、それよりも高いHLB値を有する蔗糖脂肪
酸エステルを石鹸の代わりに溶融化剤として使用して蔗
糖と脂肪酸エステルとを反応させることKより、溶融化
剤として石鹸を使用したばあいに生成する蔗糖脂肪酸エ
ステルのHLB値よりも低いHLB値を有する蔗糖脂肪
酸エステルの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18652282A JPS5976098A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 低hlb値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18652282A JPS5976098A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 低hlb値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976098A true JPS5976098A (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=16189966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18652282A Pending JPS5976098A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 低hlb値を有する蔗糖脂肪酸エステルの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106589A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 高置換度シヨ糖脂肪酸エステルの製造法 |
JPS624298A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-10 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 高置換度シヨ糖脂肪酸エステルの製造法 |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18652282A patent/JPS5976098A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106589A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 高置換度シヨ糖脂肪酸エステルの製造法 |
JPH029037B2 (ja) * | 1984-10-30 | 1990-02-28 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | |
JPS624298A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-10 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 高置換度シヨ糖脂肪酸エステルの製造法 |
JPH029039B2 (ja) * | 1985-06-27 | 1990-02-28 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd |
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