JPS597551B2 - ナツトの溶接方法 - Google Patents

ナツトの溶接方法

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JPS597551B2
JPS597551B2 JP8335679A JP8335679A JPS597551B2 JP S597551 B2 JPS597551 B2 JP S597551B2 JP 8335679 A JP8335679 A JP 8335679A JP 8335679 A JP8335679 A JP 8335679A JP S597551 B2 JPS597551 B2 JP S597551B2
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JP
Japan
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nut
mounting
welding
mounting hole
leg
Prior art date
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Expired
Application number
JP8335679A
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English (en)
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JPS566791A (en
Inventor
直正 村松
裕章 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPS566791A publication Critical patent/JPS566791A/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属製ナットを金属製の取付部材に溶接する方
法に関するもので、例えば自動車用ラジエータの取付ス
テーや取付ブラケット等に取付用ナットを溶接するのに
用いると有効である。
従来のナット溶接法は、例えば自動車用ラジエータの取
付ステーに取付用ナットを溶接する場合には、第1図に
示すように頭部1の底面周縁に3ケ所の打ち出し部2を
設けたナットAを用いており、まず、このナットAの脚
部3を取付部材Bの取付穴4内に挿入し、(第2図図示
の状態)次いでナットAの脚部部材B間に電流Iを流し
つつナットAを取付部材Bに押圧し、電流抵抗による発
熱によつて打ち出し部2を溶融させて溶接を行なうよう
にしていた。(第3図図示の状態)しかしながら、この
従来方法では溶着面が取付部材Bの上面5とナットAの
頭部底面との間となるため、取付部材Bの上面に表面処
理が施されている場合には溶接の接合強度が低下するこ
とになク、特に取付部材Bが自動車用ラジエータの取付
ステーの場合には、耐食性を特に持たせるために亜鉛の
めつきされた鋼板を用いておわ、また取付ブラケットの
場合には、生産上の要求から半田のめつきされた鋼板を
用いているため、このめつき層によつて接合強度が大幅
に低下することになる。
また、この従来方法では、実際の溶着面は打ち出し部2
部分だけであり、ナットAの加工上の問題から打ち出し
部2はあまわ多く設けることができないため、実際の溶
着面積はかなク小さくなク、それゆえ充分な接合強度が
得られないという問題があつた。本発明は上記点に鑑み
て案出されたもので、充分な接合強度が得られるナット
の溶接方法を提供することを目的とする。
以下本発明の一実施例を図に基いて説明する。
第4図は本発明溶接方法を使用する自動車用ラジエータ
Cを示す正面図で、図中6はエンジン冷却水の導入を行
なう上部タンク、7はエンジン冷却水の放熱を行なうラ
ジナータコア、8は放熱後のエンジン冷却水を集合しエ
ンジン側へ導出する下部タンクである。そして、このラ
ジエータCは両側面を取付ブラケット9a、9bにより
支持されており、この取付ブラケット919bおよび下
部タンク8に固定された取付ステー10によつて車体に
取り付けられるようになつているのであるが、車体への
取付作業の作業性を向上させるため、取付プラケツト9
a、9bおよび取付ステー10には本発明方法によつて
ナツト11が溶接されている。
この本発明方法に用いるナツト11は例えば圧延鋼材で
できていて第5図のような形状をして訃り、断面六角形
状の頭部1と取付ブラケツト9a、9b取付ステー10
の取付穴4に嵌入する脚部3とからなる。
そして中心軸位置には図示しないボルトのねじ止めを行
なうねじ溝16が刻設してあり、また脚部3の中間位置
にはその径dが取付穴4の内径Dよりも所定量大きい環
状の突出部12が設けてある。なお、脚部3の先端部分
3′の径d′は取付穴に容易に挿入できるような大きさ
になつており、例えば取付穴4の内径Dが15mw!で
あれば、脚部先端3′の径d′は14.9詣環状突出部
12の径dは15.6m1L程度となるようにしている
。また本発明者の実験によれば環状突出部12の径dは
取付穴4の径Dよジ0.5〜1177!程度大きくして
ふ・くことが望しく、特に0.6程度大きくするように
すれば最も望しいのが分かつた。そして、このナツト1
1はまず第6図に示すように脚部先端3′を取付穴4内
に挿入し、その後取付ステー10およびナツト11を上
下の両電極13、14間に介在させて電源15より所定
量の電流1を通電させつつ2kg/Cd程度の荷重Pで
押圧する。
この際環状突出部12と取付穴4との接触部では電気抵
抗が大きくなるためこの部分で発熱して環状突出部12
が溶融し、両電極13、14の加圧力に併なう塑性変形
と相まつて環状突出部が脚部3と取付穴4との間の微小
隙間に充填され、それによつて、ナツト11が取付ステ
ー10(ブラケツト9a、9b)に良好に溶接されるこ
とになる。(第7図図示の状態となる。)上述のごとく
本発明方法による溶接は、溶着面がナツト11の脚部3
と取付ステー10(ブラケツト9a、9b)の取付穴4
内面との間となるため、たとえ取付ステー10(ブラケ
ツト9a、9b)に亜鉛めつき鋼板や半田めつき鋼板を
用いていても切削もしくは打ち抜き加工等によつて形成
した取付穴4内面にはめつき層が存在せず、それゆえ脚
部3と取付穴4との溶着がより良好となつて接合強度を
大幅に向上できるという優れた効果を有する。また、本
発明方法によれば、浴融した環状突出部12が脚部3と
取付穴4との間隙に全周にわたつて充填されるため、容
着面積は非常に多くなりその結果上述しためつき層を介
在させないことと相まつて接合強度は著しく向上するこ
とになる。
なお、上述した実施例では本発明方法を自動車用ラジエ
ータの取付ブラケツト9a、9bや取付ステー10にナ
ツト11を溶接するのに用いた例を示したが本発明方法
の用途は、この一例に限定されるべきものではなく、他
の箇所に用いるナツトの溶接にも広く使用できることは
言うまでもない〜
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の溶接法に用いたナツトを示す正面図、第
2図および第3図はそれぞれ従来の溶接法を示す断面図
、第4図は本発明溶接方法を用いるラジエータを示す正
面図、第5図は本発明溶接方法に用いるナツトを示す正
面図、第6図訃よび第7図はそれぞれ本発明溶接方法を
示す断面図である。 1・・・ナツトの頭部、3・・・ナツトの脚部、4・・
・取付穴、9&、9b・・・取付部材をなす取付ブラケ
ツト、10・・・取付部材をなす取付ステー、11・・
・ナツト、12・・・環状突出部、16・・・ねじ溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内面にねじを刻設し脚部を有する金属製ナットと、
    前記脚部が嵌合可能な取付穴を有する金属製取付部材と
    を溶接する溶接方法であつて、前記脚部の側面に前記取
    付穴内径より所定量径大の環状突出部を設け、前記ナッ
    トを加圧しながらその脚部を前記取付穴内に圧入させ、
    同時に前記ナットおよび前記取付部材に電流を流して前
    記環状突出部を溶融させて前記脚部と前記取付穴とを溶
    着し、以つて前記ナットを前記取付部材に溶接するよう
    にしたことを特徴とするナットの溶接方法。
JP8335679A 1979-06-29 1979-06-29 ナツトの溶接方法 Expired JPS597551B2 (ja)

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JPS566791A JPS566791A (en) 1981-01-23
JPS597551B2 true JPS597551B2 (ja) 1984-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4281786A (en) * 1980-08-25 1981-08-04 Guenther Krueger Method of pressure fusing a nut to a support sheet and product thereof, and machinery for practicing the method
JPH0515423Y2 (ja) * 1986-10-20 1993-04-22
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JPS566791A (en) 1981-01-23

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