JPS5973097A

JPS5973097A - 水処理用角形充填物の製造装置

Info

Publication number: JPS5973097A
Application number: JP57181996A
Authority: JP
Inventors: Masashi Kato; 雅司加藤
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-10-15
Filing date: 1982-10-15
Publication date: 1984-04-25
Also published as: JPS6039438B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、主として汚水の好気または嫌気による接触
処理の接触媒体どして使用される水処理用角形充填物と
、この充填物を製）￥！りる装置に関するものである。

汚水を好気または嫌気にＪ、つ−（１８触処理りる汚水
処理水槽において、接触媒体とじて充填物が必要欠くこ
とのできない条件は、１．／：　Ｆの如くである。

（１）　　生物学的には限られた水域での最大限の食物
連鎖が進行覆る状態か望ましく、細菌類Ｊ二り原作動物
、多細胞小動物、節足動物、軟体動物から小形魚類等の
を椎動物等の共存と、植物ブランクｌ〜ンはもとより浮
草、各種陸」：の雑草、有用野菜等の水利式栽培による
被処理水の高度の浄化（脱窒、脱燐処理）も同時に期待
し得るものであること。

（２）使用者側として求められる条件とじＣ水処理性能
が抜群によく、常に安定していＣ装嵌を小型廉価に覆る
ことができること。

（３）同じく充１眞物は、軽く取扱いが容易で、具申に
水槽に投入゛づるのみで施工工事を必要どけず、いかな
る形状および深漫の水槽にも使用可能であること。

（４）同じく充填物は、化学的に安定した材質で水中で
の使用は永久的なものであるこ゛と。

（５）物理的、幾何学的に水との差のない見掛は止車を
もち、沈まず浮さＪぎで、互に絡みあって一体物化せず
、個々が水中に分散浮遊状態を保つこと。

（６）生物の枯死生物の蓄積による充填物内の水流の障
害（閉塞）を起さず、気泡を閉じ込めず、水面上に盛り
上って無効化することがないこと。例え、過負荷により
、この状態が発生しても容易に復帰し得ること。

以上の緒条イ９を満す充填物について本発明者は各種充
填物を製作して研究と実験を重ね、例えば特公昭５６−
２３６７４や特開昭５４〜１０３２５３．実公昭５６−
３１３５８等によってづでに提案した。

」１記の充填物は、硬質ポリエチレン樹脂を用い、連続
して押出し成形される網目管を基材とし、これを複数組
合せたものであり、前記各条件を満たすことができる点
で最適のものであるが、網目管の組み合せ構造により、
その単位容積価格″ｌ′Ｊ材料コス１〜および生産性に
大きな差が？［じ、充填物としての実用化を左右する大
ぎな課題になっている３、この発明は］記のような点に
かんがみ−ＣなされたものＣ′あり、甲位容槙価格が安
価で、）ら水処理に必′９５な条件を満たづ−ことがで
きる角形充填物と、この充填物を大量生産することがで
きる製造方法とを提供することを目的と覆る。

この発明の第１の構成は、合成樹脂製網目管を、軸方向
を揃えて扁平状態に重ね合わけ、重なり部分の少なくと
も一個所以上を溶着し／、二角形充填物であり、この発
明の第２の構成は、巻枠から引出された複数本の網目管
を送りローうで重なり状態の扁平に加圧し−Ｃ間欺的に
送り、送りローラの手前にｄ３いて、網目管の素線を加
熱機構で加熱し、送りローラに設【ブだ溶着用突起で網
ｌ」管の重なり部分を一定の間隔て溶着し、酒肴後（こ
切断機−Ｃ′網目管を角形に寸断づるＪ：うにした製造
装置である。

以下、この発明を添付図面の実施例にもとづいて説明づ
る。

第１図はこの弁明に係る角形充填物１を示しτおり、三
本のｆｆ１ｌ」管２をその軸線が同一方向になるよう扁
平に重ね合せ、網目管２０重なり部分を加熱、加圧によ
る溶着部３により結合すると共に、この溶着部３が中央
に位置するよう、角形に切断で“ることによって形成さ
れでいる。

上記網目管２の兎ね数は図示に限定されるものではなく
、二本以上であれば自由に増減することができる。

この網目管２どし−Ｃは、例えば特公昭３４−４１８５
に示される如き製法を使用し、硬質ポリエチレン樹脂（
比重０．９５〜０．９７　）を連続して押出し、直径２
０〜８０ＩＩＩＩＩ＋、網目間隔２〜８ｍｍ　、素線径
０．１〜０　、８　ｍｍに形成したものを用いるのが好
ましい。

第２図と第３図は角形充填物１の製造装置を示しており
、長尺の網管２を巻回した複数の巻枠４と、各巻枠４か
ら引出された長尺網管２を上下に重なり状態で長手方向
に移動するよう′誘導する案内部材５と、この案内部材
５の長尺網管移動方向の前方に配置された加熱機構６と
この加熱ｂ１構６の前方に配置した間歇送り機構７と、
前記送り機構７の更に前方に配置した切断機８とで構成
されている。

前記巻枠４は、網＠２の重ね数に等しい数だ（）が用意
され、支持台９の軸１０に各々回動自在どなるように取
付けられて並んでいる。

上記加熱機＠６は案内部材５から出てぎた重なり状態の
長尺網管２を挾む」１上にノズル１１と１１を配置し、
ノズル１１．１１から噴出する高温空気によって長尺網
管２の素線を溶着可能な温度にまで加熱するようになっ
ている。

間歇送りＩａ横７は、重なり状態の艮尺網包°２を挾む
上下に配置された一対の送りローラ１２と１２Ｃ形成さ
れ、長尺網管２を扁平に加圧すると共に、モータ１３を
備えた間歇駆動機構１４による駆動により間歇回転し、
長尺網管２を前方に一定長さを間歇的に送るようになっ
ている。

上記送りローラ１２と１２は、図示詳細を省いたが互に
接近づる重力やばねによる弾性が付与され、しかもその
幅は長尺網管２の扁平幅に略等しく、長尺網管２の引張
力を増づため外周面の全体が歯車状の凹曲面に形成され
ている。

また、送り【」−ラ１２．１２の外周には、加熱した長
尺網管２の素線を加圧して溶着させる溶着用突起１５が
内周方向に一定の間隔を存して設けられている。

図示の場合、送りローラ１２，１２の溶着用突起１５は
円周方向を六等分した位置に設け、その間歇回転角度は
溶着用突起１５の゛間隔と等しく、しかも停止位置は溶
着用突起１５が上下に対応するＪ：うに間歇駆動ｉＭ　
Ｍ６１４によって駆動されるようになっている。

前記切断機８は、積なり状態の長尺網管２を上下から挾
む固定切断刃１６とシャー切断刃１７と、連杆１８を介
してシャー切断刃１７に上下運動を付与するクランク１
９とで構成され、クランク１９は間歇駆動機構１４の回
転軸２０によって駆動され、長尺網管２の移動が停止し
ているときシャー切断刃１７を上下動させ、固定切断刃
１６とで長尺網管２を短尺の角形に切断するものである
。

なお、加熱機構６と間歇送り機構７の配置間隔は、送り
ローラ１２，１２に設（プた溶着用突起１５の円周間距
離の整数倍に設定され、間歇送り機構７に対する切ｇ７
ｉｍ８の位置は、長尺網管２に形成された溶着部３間の
位置をシャー切断刃１７と固定切断刃１６によって切断
するように設定されている。

この発明の製造装置は上記のような構成であり、各巻枠
４から引出した長尺網管２の先端を整えて集め、上下に
重ねた状態で案内部材５に挿通し、上下送りローラ１２
．１２内に差込んだ状態で［−夕１３を起動させると、
）Ｊムやゼネバ等を絹込んで形成した間歇駆動機構１４
を介して上下の送りローラ１２．１２が溶着用突起１５
のピッチに等しい距離だけ間歇回転して、長尺ｗＩ管２
を回転による円囲距離だ（プを間歇的に送り出ケことに
なる。

加熱機構６は、送りローラ１２．１２に向ｔプＣ移動す
る長尺網管２を高温空気の吹（＝Ｊ−ＩＪによってその
素線を加熱する。

長尺網管２は間歇的に移動づるため、その停止時にＪ３
いてノズル１２．１２に臨んだ位置が特に高温に加熱さ
れ、この高温加熱部分は数回の間歇送り後に送り［］−
ラ１２，１２の溶着用突起１５で加圧を受りる位置であ
るので、送りローラ１２゜１２が停止づるごとに、長尺
網管２の高温加熱部は溶着用突起１５で挾まれて溶着し
、この溶着部３は突起１５で温度がうばわれ速やかに冷
１１固化して重なり合う長尺網管２を一体化することに
なる。

このようにして溶着部３で一体化した長尺網管２は切断
機８に送り出され、上下動するシャー切断刃１７と固定
切断刃１６とて゛長尺網管２を順次切断し、第１図に示
すような角形充填物１を形成づるものである、。

なＪ３、切断機８の位置を選ぶことにより、充填物１の
溶着部３を中央の一点だけでなく、両切断端の双方に半
分づ）位置させるように覆ることが可能になる。

以上のように、この発明によると、上記のような構成で
あるので、以下の如き効果がある。

■　合成樹脂を用いて形成されｌこ複数の網目管を、軸
方向に揃えて扁平状態に重ね合わば、重なり部分の少な
くとも一個所以上を溶着したので。単に網目管を短尺に
切断しただ（Ｊのものに住じた問題点を解消することが
できる。

即ち、網目管単独の場合、使用中も筒状であるため嵩張
り、水槽の充填物収容量が非常に低下し、しかも切断し
た両端が絡みあって水中ぐの動きが悪くなり、水処理性
能を低下させるという問題があるが、この発明の充填物
は、複数の網管が扁平状態に重なっているので、切断端
部は素線端が１肴に重なり合った状態になり、両側部分
の索線はつれのない部分と同様に絡み合うようなことが
なくなって滑動が容易になり、水中での動きが良く水処
理性能を大幅に向上させると同時に全体の形状を嵩低く
でき、水槽内への充填量も増大させることができる。

■　合成樹脂の網目管を複数重ね−Ｃ溶着りるＪ、うに
したので、網目が荒く素線径の細い網１」管を用いても
溶着部に溶着に最低限度必要な樹脂中を確保りることが
−Ｃ゛きるＪ、うになり、例えばポリエヂｌノン樹脂の
如き接着剤ににる接着が困難な上記のような条４′１の
網「Ｊ宣でも確実な溶着強度の充填物を形成Ｊることが
できる。

■　充填物は、網］」管が多重に重なっているとはいえ
、網目が荒く扁平なために、スポンジの如く内部が枯死
生物の残骸で閉塞を起すようなことがなく、各種小生物
の絶好の檀家となり、汚水の生物処理が有効に行なえる
。

■　充填物は扁平に形成されているので、重心と）７カ
の中心の関係上、必然的に扁平面を水平に保つ如く水槽
内で′整えられる如く位置し、水槽内の充填物収容用が
飛躍的に増大し、限られた水域での処理性能が向」−す
る。

■　充填物は多重網目管で形成されているので、扁平状
態でも、ふくらみをもち、互に密着せず、その周１１Ｊ
Ｉ　ｄ３　Ｊ：び内部に小生物のｆＪ着部分を確保する
ことができ、使用時においても浮遊状態であるため圧縮
を受（プて密着し、小生物の檀家が減少するようなこと
がない。

■　網目の異なる網目管を組合わせて充填物を形成でき
るので、被処理水に最し適した性能のものを製作するこ
とができる。

■　長尺網目管を重ねて加熱した後、間歇送り機構の送
りローラに設【）だ溶着用突起で加熱部分を溶着し、溶
着した長尺細管を切断機′ｃ’）、ｉｊ尺の角形に切断
するようにしたので、網目管を用いた角形充填物を完全
自動で人ω牛産りることかでさ、廉価な充填物を提供で
きる。

■　長尺網目管を間歇的に移動させ−Ｃ加熱と溶着を行
なうので、網目管に対する必要加熱部分への加熱が時間
的に充分に与えられ、溶着必要個所以外は移動加熱にな
るので網目素線への加熱過度の心配はなく、溶層強度の
優れた充填物を製作リ−ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の充填物を示づ斜視図、第２図は同上
の充填物を製作する製造装「りの正面図、第３図は同上
の平面図である。１・・・充填物　　２・・・網管　　３・・・溶着部４
・・・巻枠　　５・・・案内部材　６・・・加熱１幾構
７・・・間歇送り機構　　８・・・切断１幾１１・・・
ノズル　　１２・・・送りローラ１４・・・間歇送り機
構　　１５・・・溶着用突起特許出願人　　　加　Ｍ２
１１　　司代　理　人　　　弁理士　和ｌ］　昭

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　合成樹脂を用いて形成された複数の網目管を
、軸方向を揃えて扁平状態に重ね合わせ、手なり部分の
少なくとも一個所以上を溶着したことを特徴とする水処
理用角形充填物。
（２）巻枠から引出された複数本の合成樹脂製網目管を
重なり状態で扁平に加圧して軸方向へ間歇的に送る間歇
送り機構と、前記間歇送り（幾構の送り方向後方に位置
し、通過する網目管の素線を加熱Ｊ゛る加熱ＩＩ構と、
前記間歇送り機構の送り方向前方に位置し重なり合った
網目管を所定の長さに切断する切断機とで構成され、前
記間歇送り機構に重なり合う網目管の加熱部分を加圧す
る溶着用突起が設けられていることを特徴と１ろ水処理
用角形充填物の製造装置。