JPS5969012A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電気掃除機の吸込口体に関する。

従来、吸込気流によジタービンを回わし、このタービン
を駆動源として回転ブラシを回転させる吸込口体が存す
る。この種のものには吸込口体の本体の下面に小さいリ
ーク孔を形成し１本体を床面に接合させているときには
リーク孔を床面により閉じ、床面から本体を浮がしたと
きに開いたリーク孔からも外気を吸いタービンに吹き当
てるメインの風路からの風を制限してタービンの回転音
を下げるようにしたものが存するが、本体を床面に接合
したときにリーク孔が完全に塞がることはない。こり、
によシ、掃除中タービンの回転効率が低下するばかυで
なくリーク孔にゴミが詰まる惧れがある。

さらに、壁際等の細塵を吸うために本体の側方に小さい
吸込口を形成し、この吸込口をエツジ用吸込風路からタ
ービン室の側方へ連通したものも存するが、このエツジ
用吸込風路の吸込口は前述したリーク孔と同じ程度の開
口面積であシ、したがって、リーク孔が完全に塞がるこ
とがないと云うことは吸込口からの吸塵作用が低下する
ことになる。

この発明はこのような点に鑑みなされたもので、タービ
ンの回転効率を落したシ詰まりの原因となるリーク孔を
省略し、しかも、本体を床面がら離反させたときにター
ビンの回転数及び回転音を自動的に低下させる電気掃除
機の吸込口体をうることを目的とするものである。

この発明は、ブラシ室の下面から吸込んだ風をタービン
に吹き当ててタービンを回転ブラシトドもに回転させる
吸込口体において、タービン室に導風壁を設け、本体を
床面がら持ち上げたときに導風壁を自動的に偏位させて
タービンに当たる風をその導風壁によってタービンの側
方へ迂回させ、タービンと回転ブラシとの回転数を落し
て騒音を下げ、また、本体の側方下部・に形成した吸込
口からエツジ用吸込風路を経てタービン室に塵埃を吸込
むようにしだものにおいては、床面がら本体を離反させ
た動作にともない接続管を上下回動させ、この接続管に
形成した導風壁によりタービンへの風を迂回させてター
ビンの回転音を下げるとともに、接Ｍ、管に形成した遮
蔽壁にょシェッジ用吸込風路を閉じエツジ用吸込風路か
らの風とブラシ室からの風との干渉による騒音の発生を
防止し、しかも、リーク孔を省略してゴミの詰りを防止
５するとともに本体を床面に接合したときのタービンの
回転効率及びエツジ用吸込風路からの吸塵作用を促進さ
せつるように構成したものである。

この発明の一実施例を図面に基いて説明する。

（１）は本体である。この本体（１）は上ケース（２）
と下ケース（３）とをバンパ（４）を挾持しつつ組立て
てなるもので、その組立時に接続管（５）が同時に挾持
される。

接続管（５）は二つの回転管（６）　（７）を嵌合し〜
でなシ、一方の回転管（７）は図示しないが電気掃除機
の集塵部に接続されるものである。前記本体（１）には
第３図に示すように、回転ブラシ（８）を収納する横長
のブラシ室（９）とタービン室αＱと伝動室０υとが仕
切られつつ形成されている。また、タービン室α０に収
納されたタービンθりの軸Ｏｊはスリーブα」に回転自
在に保持され、タービン（１２の軸０９の一端に固定し
た歯車状のプーリ０９と回転ブラシ（８）の一端に固定
した歯車状のプーリ０（脅とにはタイミングベル）　（
：１７）ｌが巻回されている。

前記回転管（６）の−側は前記タービンＱつの軸０３に
回転自在に保持され、回転管（６）の他側に立設したピ
ンＱｇｌは前記タービン室（１（ｊの側壁θ！優に回動
自在に保持されている。

ついで、タービン室０（すとブラシ室（８）との間に設
けた仕切壁−には、このブラシ室（８）の下面に形成し
た開口Ｑυからタービン室ＯＱに至る通風口Ｑ２が形成
されている。この通風口ａ２はその一側に前記タービン
（１つの下部に対向して開口するノズル（ハ）を有して
いる。また、この通風口Ｑのを三段階に開閉する風速調
節板ＱＡが仕切壁（４）に沿ってスライド自在に設けら
れている。この風速調節板い９は一側に操作部（ハ）を
有し、この操作１部（ハ）には前記上ケース（２）の−
側に形成した窓（ハ）から突出するつまみ（イ）が形成
されている。図示しないが操作部（ハ）と下ケース（３
）との対向面には互いに弾発的にイ系合してこの操作部
（ハ）を第３図に示すイ・口・ハの各位置に節度をもっ
て安定させる係止部が設けらり、でいる。また、風速調
節板（ハ）には前記通ｊ虱口Ｉ２２と対向する開口い９
が形成されている。

ついで、前記下ケース（３）の−側にはエツジ用吸込風
路１２９）が仕切壁（’１（ｉ）　（３１）により仕切
られつつ形成されている。このエツジ用吸込風路翰は下
ケース（３）の−側下部に形成した小さな吸込口０ηと
前記タービン室００）の−側とを連通ずるものである。

まだ、この隼ツジ用吸込風路（ハ）の上面を覆うカバー
０３は前記操作部（ハ）の下側で対向し、このカバーく
（９の一側には前記仕切壁（１１）Ｃ４１）の上面から
下方へ傾斜して前記回転ブラシ（８）の軸受部０→の一
ト方へ延出しつつ前記吸込口０→に接続される導ｊ虱部
０９を有しでいる。

そして、エツジ用吸込風路翰を開閉する弁ＱＱが設けら
れている。この弁ＯＱの軸（３７＋の下端は下ケース（
３）に形成した孔（図示せず）に保持され上端はカバー
（つ；）に回動自在に保持されつつ上方へ突出し、この
突出端にはトーションスプリング（３→の一端を保持す
るズリット（殉が形成され、トーションスプリング０→
の他端に当接するボスθＯ）がカバーＣ３′３に形成さ
れている。弁０６の遮蔽壁０υは前記仕切壁（ト）に形
成した弧状壁Ｏ擾と対向して軸０７１を半径の中心とす
る弧状の形に定められ、この遮蔽壁Ωυと上面及び下面
とにはシール用のリプ０：）が一体的に形成されている
。さらに、弁ＯＱＯ軸０乃には前記仕切壁０］）から外
方−＼突出する突部＠ゆ（僧が固定され、これらの突部
θ■（イ）に対向する爪Ｍが前記操作部（ハ）に形成さ
れている。

しかして、前記接続管（５）の一部すなわち回転管（６
）の周壁Ｏ乃の下縁には、前記ノズル（ハ）に対向した
ときに吸込風を゛通風口Ｑカの開口径の大きい一側に導
びく導風壁０→が形成され、さらに、回転管（６）の側
板（ハ）の一部に前記エツジ用吸込風路翰の出口（７）
を閉じる遮蔽壁（５Ｉ）が形成されている。

このような構成において、操作部い１のつまみ（社）が
第１図及び第３図に示す位置に位ｆ６．する状態は風速
調節板Ｑ・９の開口（ハ）が仕切壁は）の通風口Ｑａと
対向する。掃除は回転管（７）を電気掃除機に吸込ホー
ス等を介して接続して行なうが、この状態では通風口（
イ）が全開されているので吸込気流はブラシ室（９）の
開口Ｇ２υから通風口（イ）を経て流通し、さらに接続
管（５）から電気掃除機の集塵部に吸込まれる。この使
用形態は硬質床を掃除するときで回転ブラシ（８）は回
転しない。

紙種を掃除するときは、操作部（ハ）を口の位置にスラ
イドさせ風速調節板（ハ）によシ通風ロＱカの開口面積
を縮小しノズル（ハ）のみを開口する。これによシ、吸
込気流は風速を高めタービン（１２＋を回転ブラシ（８
）とともに回転させる。

床面の種類に関係なく部屋の隅に付着する塵埃を吸塵す
るときは、操作部（ハ）をノ・の位置にスライドしてノ
ズル（ハ）を含めて通風口（ハ）を全部閉じる。

この動きに弁％が連動して開放方向に回動する。

すなわち、操作部（ハ）の爪０・が口の位置からノ・の
位置に向うときに弁ＯＱの突部θ喧を押す。これにより
、部屋の隅の塵埃は本体（１）の隅に形成した吸込口０
→からエツジ用吸込風路（イ）を経てタービン室ＱＯＯ
側方に吸込まれる。操作部（ハ）を口又はイの位置に戻
すと弁ＯＱはトーションスプリング０→の力によシ閉止
方向へ回動するが、操作部（ハ）を口又はイの位置に戻
すときに爪θりが突部０◆を引くことにより、弁００は
初動力を当えられてスムーズに閉止方向に回動する。

前述したように、紙種掃除中はタービンａηを回転させ
、隅のゴミを吸うときはエツジ用吸込風路（ハ）を開く
が、いずれにしても本体（１）を床面にそって走行させ
ているときは回転管（７）に嵌合した延長管を把持する
ので、本体（１）に対する接続管（５）の向きは第７図
に示すように後方上シとなる。延長管を把持して本体（
１）を床面から持ち上げると、本体（１）は回転管″％
ωの回動中心（６ｃＬ）を中心として前下りに回動する
。第７図の本体（１）の姿勢を基準とすれば接続管（５
）は相対的に後方下シに回動し、遮蔽壁のυはエツジ用
吸込風路（２ツの出口ぐ１を閉じ、導風壁（旧はノズル
（ハ）と対向する。遮蔽壁６υと導風壁０→との動きは
第３図に実線と仮想線とにより示しである。

すなわち、絨征を掃除する使用形態において、本体（１
）を床面から離反するとこの動作に連動しで導風壁（Ｌ
４→が自動的に偏位し、導風壁匂→はノズル（／′）か
らの風をタービン０２の側方へ迂回させてタービン室０
０を流通させる。これにより、タービン（１２と回転ブ
ラシ（８）との回転数及び回転音を著しく下げることが
可能である。エツジ用吸込風路Ｑ→にょシ掃除する使用
形態においては、本体（１）全床面から離反するとこの
動作に連動して遮蔽壁（！５）が自動的に偏位しエツジ
用吸込風路Ｑつの出口間を閉じるので、仮シに弁（埒が
なく通風口（イ）とエツジ用吸込風路翰どに同時に開い
た場合でも、本体（１）を持ち上げたときに通風口Ｑ４
からの風にエツジ用吸込風路（ハ）からの風が干渉する
ことに起因する騒音の発生を防止しつる。

本体（１）を床面に接合しているときは本体（１）の下
面にリーク孔がないので、タービンα２を駆動する場合
ではリークがなくタービンａのに当てる風も強く、ター
ビン０のの回転効率は高い。エツジ用吸込風路（ハ）か
ら吸塵する場合ではやはりリーク孔からのリークがない
ので壁際での吸塵作用は伐れている。

この発明は上述のように構成したので、タービンを駆動
させる使用形態において、本体を床面から離反したとき
に導風壁によりタービンへの風を迂回させてタービンと
回転ブラシとの回転数及び回転貧乏大幅に下げることが
でき、また、本体の側方下部に形成した吸込口から弗埃
を吸込むときは、本体を床面から離反したときに遮蔽壁
によってエツジ用吸込風路を閉じてブラシ室からの風と
エツジ用吸込風路からの風との干渉による騒音の発生を
防止する使い力もでき、さらに、本体の下面のリーク孔
を省略してゴミの詰シを防止し、さらに、リーク孔から
のリークを防止してタービンの回転効率を高めだシ壁際
の塵埃を効率よく吸塵することができる等の効果を１す
るものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は斜視
図、第２図は底面図、第３図は一部を切欠した下ケース
の平面図、第４図はｊ−ソジ用吸込風路のカバーの平＋
Ｍｉ図、第５図はエツジ用吸込風路の弁を拡大した斜視
図、第６図はその弁を拡大した水平断面図、第７図ｔま
接続管以外を断面にして示した縦断側面図、第８図は通
風口と接続管との関係を示す分解斜視図である。 １・・・本体、５・・・接続管、８・・・回転ブラシ、
９・・ブラシ室、１０・・・タービン室、　１２・・・
タービン、２０・・・仕切壁、２２・・・通風口、２４
・・・風速調節板、２９・・・エツジ用吸込風路、３２
・・・吸込口、４８・・・導）虱壁、５０・・・出口、
５１・・・遮蔽壁 出　願　人　　　東京拓−気株式会社 集Ｕ−箇 −６６−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　床面を走行する本体に、回転ブラシｆ：収納するブ
   ラシ室と、前記回転ブラシを駆動するタービンを収納す
   るとともに接続管を介して電気掃除機の隼ザ部に接続さ
   れるタービン室とを仕切壁により仕切って形成し、この
   仕切壁に馬連調節板により開口面精が可変される通風り
   を形成し、前記本体の床面からの離反動作（Ｃ連動して
   前記タービンへの風をこのタービンの側方へ迂回させる
   導風壁を前記タービン室に設けたことを特徴とする電気
   掃除機の吸込口体。 ２　本体に接続管を上下回動自在に取付け、タービン室
   に位置する前記接続管の一部に、Ａｉｌ配本体の床面か
   ら接離動作にともなう前記接続管の上下回動動作に連動
   してタービンへの屡、をこのタービンの他方へ迂回させ
   る導風壁を一体的に形成したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記ホＶの電気掃除機の吸込口体。 ３　床面を走行する本体に、回転ブラシを収納するブラ
   シ室と、前記回転ブラシを駆動するタービンを収納する
   タービン室とを仕切壁により仕切って形成し、この仕切
   壁に風速調節板によシ開ロ面積が可変される通風口を形
   成し、前記本体にこの本体の側方下部に開口する小さな
   吸込口と前記タービン室とを連通するエツジ吸込風路を
   形成し、前記タービン室の後部に上下回動自在に取付け
   られて電気掃除機の集塵部に接続される接続管を設け、
   この接続管の前記タービン室に位置する一部にこの接続
   管の上下回動動作に連動して前記タービンへの風をこの
   タービン゛の側方へ迂回させる導風壁と前記エツジ吸込
   風路の出口を遮蔽する遮蔽壁とを形成したことを特徴と
   する電気掃除機の吸込口体。