JPS5894825A

JPS5894825A - 電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number: JPS5894825A
Application number: JP19255181A
Authority: JP
Inventors: 望月　一夫
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Toshiba TEC Corp
Priority date: 1981-11-30
Filing date: 1981-11-30
Publication date: 1983-06-06
Also published as: JPS614256B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、タービンに駆動される回転ブラシを備え九
電気掃除機の吸込口体に関するものである０まず、従来の代表例をＫ１図及び第２図に基いて説明す
る。（１）は上ケース（２）と下ケース（３）とを両者
間にパンパ（４）を挾みつつ組立てた本体である。

この本体（１）の内部には下面開口のブラシ室（５）と
タービン室（６）とが仕切壁（７）　（８）により仕切
られつつ形成され、仕切１１（８）には小径の通口（９
−）と大径の通口（Ｉ）とが形成され、さらに、これら
の通口（９ａ）（９’）　ｔ−開閉する風速調節弁開が
仕切壁（８）に沿ってスライド自在に設けられている。

前記ブラシ室（５）には横長の回転ブラシα〜が回転自
在に収納され、前記タービン室（６）にはタービン（２
）が大きな通口（９番）から離れ九小さな通口（９ｍ）
と対向する位置に位置決めしつつ収納されている。とれ
らの回転ブラシαηとタービン（２）とはベルト（至）
により連結されている。

ついで、タービン室（６）に回転管α◆が前後回動自在
に嵌合されている。この回転管ａ４は前記タービン室（
６）の後壁（至）に対向する弧状壁（至）と、この弧状
壁（至）の両側から屈折してタービン室（６）の側壁（
ロ）に対向する側壁Ｑ時と、弧状壁αＱから突設された
筒部（至）に抜止めしつつ回転自在に嵌合したパイプ翰
とよりなり、前記側板（至）に左右方向の軸心をもって
突出形成し九ビン（ハ）が前記タービン（ロ）の回転軸
心を通る垂直面内において上ケース（２）と下ケース（
３）とに回動自在に挾持されている。前記パイプ翰はタ
ービン室（６）から後方に央出され、延長管や吸込ホー
ス等を介して電気掃除機の集塵部に接続されるものであ
る。

そして、畳等の硬質床を掃除するときは大きな通口（９
Ｊ）　を開放し、ブラシ室（５）の下面からの吸込気流
を流速を低くしかつタービン（２）を迂回してパイプ四
に流通する。また、絨穏を掃除するときは通口（９Ｊ）
　を閉じ小さな通口（９りを開放し、この通口（９ａ）
により気流を絞り流速を早めタービン（６）を駆動し、
回転ブラシａηを回転させて掃除を行なう。

このタービン（６）を駆動させる状態においては、ター
ｔ’ｙ（ロ）の回転効率を促進するためにタービン（６
）の下方への風路断面積を大きくしタービン（イ）の上
方の風路断面積を小さくする必要がある。また、タービ
ン（２）の外周と回転管ａ４の弧状壁（２）との間はタ
ービン（２）の半径と弧状壁ｃＬ句の半径との差で、弧
状壁αＱの半径を大きくしてこの差を大きくすることは
、タービン（２）の上方の風路面積が大きくなり、しか
も本体（１）も大きくなるので好ましくない。したがっ
て、夕、−ビン（６）と弧状壁αＧとの間の風路断面積
が小さく、タービンα力の下を通過した気流がパイプ翰
に向けて進路を曲げられ、第２図に示すようにタービン
室（６）の隅において渦流が発生する。

これにより騒音が増大する。また、タービンα■の径を
小さくしてタービン室（６）後方の風路断面積を大きく
する手段も存するが、タービン（イ）に吹き当てる風量
が低下し回転効率が悪い。

この発明はこのような点に鑑みなされたもので、騒音を
抑制しつつタービンの回転効率を高めるとともに本体を
小型化しうる電気掃除機をの吸込口体をうろことを目的
とするものである。

この発明は、本体にタービンと回転ブラシとを連結しつ
つ設け、吸込気流を選択的に絞りつつタービンを駆動す
るが、タービンの回転軸心より回転管の回動軸心をター
ビン室の後方に位置させることにより、タービン室後部
においてタービンと回転管の内面との間の風路断面積を
大きくし、タービンの下を通過した気流をスムーズに流
通させ、したがって、渦流による騒音の発生を防止し、
タービンの径を小さくせずに回転効率を高め、回転管及
び本体を小製化しうるように構成したものである。

この発明の一実施例を第３内ないし第６図に基いて説明
する。第１図及び第２図において説明した部分と同一部
は同一符号を用い説明も省略する。

第６図に示すようにタービン室（６）の１ＩＩＩＩｉ（
財）には、タービン（６）の回転軸心よ−シ後方に位置
させて回転管ａ４のビン（ハ）を回動自在に保持する軸
受孔勾が形成されている。これらの軸受孔（２）は上ケ
ース（２）と下ケース（３）との分割縁上に位置してい
るので、上ケース（２）と下ケース（３）とを組立てる
ときに回転管Ｑ４が組立てられる。そして、パイプ−は
弧状壁（ロ）の−側（大きな通口（９４）側）に寄せら
れているが、弧状壁α０の他側において側壁（２）と弧
状壁αＱとは滑らかな曲面（２）により結ばれている。

このような構成において、タービン（ロ）を駆動すると
きは、小さな通口（９りから気流を絞シっつ吸い込み、
タービン（６）の下側を通過させ、タービン（６）の後
方からパイプ翰に流通させる。このとき、回転管ａ４の
回動軸心はタービン（ロ）の回転軸心より後方に位置し
ているためタービン（６）と弧状壁ＱＱとの間の風路断
面積は大きく、したがって、タービン（６）を通過した
気流はパイプ四に向けて進路を変えても渦流を生ずるこ
とはなくスムーズに流れる。

これにより、騒音の発生を防止しうる。しかも、回転管
α◆のバイブ翰から最も遠い隅部には曲面四が形成され
ているので、より一層効果的に渦流の発生を防止しうる
。また、タービンαａと回転管α４の弧状壁αＱとの間
の風路断面積を大きくするためにタービン（ロ）の径を
小さくしたシ弧状壁αＱの半径を大きくしたシする必要
がなく、これにょシ、タービン（６）に吸込気流を充分
に吹き当てて回転効率を高めるとともに、本体（１）ヲ
小さい形状に維持しうる。

なお、回転管ｏ４の回動軸心はタービン（６）の回転軸
心より後部に位置させる条件下において、上下方向に多
少位置を寄せてもよい。

この発明は上述のように構成したので、回転管及び本体
を挙証化しまたタービンの直径を小さくしない条件を守
りつつタービン室後方においてタービンと回転管の弧状
壁との間の風路断面積管拡大することができ、これによ
り、吸込気流が回転管上通過するときに渦流が発生する
ことがなく、したがって、騒音の発生を抑制することが
でき、また、タービンに吸込気流を充分に吹き当てて回
転効率を高めることができる等の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す縦断側面図、第２図はその上ケー
スを外し一部を断面にした平面図、第３図はこの発明の
一実施例を示す斜視図、第４図はその回転管の斜視図、
第５図はその縦断側面図、第６図はその上ケースを外し
一部を断面にした平面図である。１・・・本体、５・・・ブラシ室、６・・・タービン室
、７〜８・・・仕切壁１．９ｍ　、　９４・・・通口、
１ｏ・・・風速調節弁、１１・・・回転ブラシ、１２・
・・タービン、１４・・・回転管、１５・・・タービン
室の後壁、１６・・・弧状壁、２ｏ・・・パイプ、２１
・・・ビン（回転管の回動軸心）出　願　人　　　東京電気株式会社し−１

Claims

【特許請求の範囲】

床面管走行する本体に回転ブラシを収納するブラシ室と
前記回転ブラシを駆動するタービンを収納するタービン
室とを仕切壁により仕切りつつ形成するとともに前記仕
切壁に形成された通口の開口量を可変する風速調節弁を
設け、左右方向の回動軸心を中心とする弧をもって前記
タービン室の後壁と対向する弧状壁とこの弧状壁から直
交して電気掃除機の集塵部に接続されるパイプとを有す
る回転管管設け、この回転管の前記回動中心を前記ター
ビンの回転軸心より後方に位置させつつその回転管を前
記本体の前記タービン室に前後方向に回動自在に嵌合し
たことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。