JPS5968493A - 電動式ブラインドの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はブラインドの自動昇降ならびにスラット角調
整装置に関するものである。

ブラインドのヘッドボックス内にスラットを昇降させる
上下索を巻取るための巻胴の回転軸を横架し、ヘッドボ
ックスの一端に直流電動機および数段の減速歯車機構を
装入し自動的にスラットを昇降させる電動操作式のもの
とが実用化されている。

従来の横型電動ブラインドにおいてはラダーコードとプ
ーリとの摩さつ抵抗を利用してスラットの角度変換を行
なうように構成されているのでスラットの昇降速度を早
くするとスラット角度変換変速も速くなシ、希望する角
度に調整停止させることが困難であシ、また逆にスラッ
ト角度の調整停止を容易にするまでスラットの昇降速度
を遅くすると昇降速度が非常に遅くなり不都合であった
。

この発明は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、その特徴とするところはスラットを昇降させる上
下索を巻取る回転軸に関連して直流モータを取付け、と
のモータに少なくとも２つの電圧を選択供給する回路と
、前記２つの電圧についてそれぞれその極性を反転さゼ
る回路とを有し、前記モータに対し選択されたいずれか
の電圧と極性をもってブラインドの昇降とスラットの傾
斜を行ない得るようにし、ブラインドの昇降時にはモー
タを定格回転させて速やかに昇降ぜしめ、スラットの傾
斜角調整に当ってはモータを定格回転数の／２程度で回
転させて調整を容易ならしめるようにしたブラインドの
引降ならびにスラットの角度調整装置を提供するもので
ある。以下この発明を図に示す一実施例について詳述す
る。第１図はこの発明のブラインドを昇降せしめ、加え
てスラットの傾斜角度を調整するための電気回路の結線
図で、−次側巻線を商用電、源（ＡＣｌｏｏｖ）にヒユ
ーズＦを介して接続したトランスＴの中間タップ付２次
側巻線１．には後述する電圧切替リレーＳの接片Ｓ１を
介して端子１１と端子ｔ２が選択的に整流回路ＤＥＴ＋
　　に接続されるようになっている。前記整流回路Ｄ　
ＥＴｌ　　には後述する上昇ならびに下降リレーＵ、Ｄ
の接片ｕｌ、ｄ４を介して出力端子Ｂ　’＋　Ｗが選択
的にそれぞれ接続され、前記電圧切替リレーの接片Ｓ＋
によシ出力電圧（２４ｖと９Ｖ）の切替が上昇々らびに
下降リレーの接片ｕｌ。

ｄｌによシコネクタの端子Ｂが正または負、端子Ｗが負
または正電杼にそれぞれ切替るように構成されている。

他方の２次巻線ｔ２には整流回路ＤＥＴ２が接続され、
その直流出力端には平滑用のコンデンサＣ１と、自−己
復帰のブツシュブツシュ型の切ＷスイッチＣ８Ｗ月、　
Ｃ５Ｗ２２と上昇リレーＵの直列回路と、前記切替スイ
ッチＣ５Ｗ１１　、　Ｃ５Ｗ２２とそれぞれ連動する自
己復帰のブツシュブツシュ型の切替スイッチＣ５Ｗ１２
　、　ＣＳＷ２］と下降リレーＤの直列回路と、自己保
持の切替スイッチＣ３Ｗａ１と電圧切替リレー５ｃＩ）
直列回路と、上記切替スイッチＣ５Ｗ３１と連動する自
己保持の切替スイッチＣ３Ｗ３２と抵抗Ｒ３および発光
ダイオードＬＥ　Ｄ　３の直列回路がそれぞれ並列に接
続されている。

また前記切替スイッチＣ３Ｗ２２と上昇リレーＵとの直
列回路に対して抵抗Ｒ１と発光ダイオードＬＥＤ＋の直
列回路が並列に、切替スイッチＣ５Ｗ１２と下降リレー
Ｄとの直列回路に対して抵抗Ｒ２と発光ダイオードＬＥ
Ｄ２の直列回路が並列にそれぞれ接続され、前記切替ス
イッチＣ３Ｗ３２と抵抗Ｒ３の接続点Ｐ１に切替スイッ
チｃｓｗｉ工とＣ３Ｗ２２の接続点Ｐ２およびＣ３Ｗ２
１とＣ３Ｗ１２の接続点Ｐ３が前記上昇リレーＵおよび
下降リレーＤの接片ｕ、、、ｄ２によシそれぞれ個別接
続し前記リレーＵおよびＤを自己保持し得るように構成
し、前記コネクタ端子Ｂ、Ｗ間にダイオードＤ＋　、上
昇リミットスイッチＵＬＳ＋　、　ＵＬＳ２の直列回路
とダイオードＤｚ　、下降リミットスイッチＤＬＳ＋　
、　ＤＬＳ２　の直列回路とを並列に接続した回路を介
して直流モータＭを接続した回路構成よシなる。

第１図中０２は前記モータに並列に接続されているコン
デンサである。

第２図は上述した回路をもって構成したブラインド昇降
ならびにスラット角度調整装置を施したブラインドの外
観図で、図中１１はヘッドボックスでこの中には回転軸
が横設されており、この軸の一端に直流モータＭが接続
され、前記回転軸にはスラット上下索１２およびスラッ
ト傾動索１３がそれぞれ取付けられている。また１４は
スラット、１５はボトムレール、ｘ６ｉ’ｊ：コントロ
ールボックスで前述した第１図に示した回路のうち制御
部Ｃ０ＮＴが収容されており、１７は商用電源に接続す
るためのコンセントプラグである。

第６図はコントロールボックス１６の外観図で、函体の
正面には表示１８ａ〜１８ｃ１表示灯ＬＥＤ＋〜ＬＥＤ
３および前記各切替スイッチＣ５ＷＩＩ　、　Ｃ５Ｗ２
１、およびＣ５Ｗ３１にそれぞれ対応した操作釦２０ａ
〜２０ｃが設けられている。

この発明のブラインドスラットの昇降ならびに角度調整
装置は以上の如く構成されておシ、以下第１図および第
２図に示すこの装置を用いてブラインドの昇降ならひに
スラット角の調整動作について説明する。

（１）初期状態 ブラインドは第２図に示すように降りきっており、下降
時の自動停止装瀾、である下降リミットスイッチＤＬＳ
＋またはＤＬＳ２が開放している。

また、切替スイッチＣ５Ｗ１ｉ　、　Ｃ５Ｗ２１および
Ｃ３Ｗ３Ｊは開放しておシＣ５ＷＩ２　、　Ｃ５Ｗ２２
およびラインドの昇降時にはモータを定格回転させて速
やかに昇降せしめ、スラットの傾斜角調整に当ってはモ
ータを定格回転数の／２程度で回転させて調整を容易な
らしめるようにしたブライントノ昇降ならびにスラット
の角度調整装置を提供するものである。以下この発明を
図に示す一実施例について詳述する。第１図はこの発明
のブラインドを昇降せしめ、加えてスラットの傾斜角度
を調整するための電気回路の結線図で、−次側巻線を商
用電源（ＡＣｌｏｏＶ）にヒユーズＦを介して接続した
トランスＴの中間タップ付２次側巻線ｔｌには後述する
電圧切替リレーＳの接片Ｓ１を介して端子ｔ１と端子ｔ
２が選択的に整流回路ＤＥＴｌ　　に接続されるように
なっている。前記整流回路ＤＥＴ＋　　には後述する上
昇ならびに下降リレーＵ、Ｄの接片１１１　＋　ｄｌを
介して出力端子Ｂ、Ｗが選択的にそれぞれ接続され、前
記電圧切替リレーの接片Ｓｌによυ出力電圧（２４ｖと
９Ｖ）の切替が上昇ならびに下降リレーの接片ｕ１＋ｄ
１によりコネクタの端子Ｂが正または負、端子Ｗが負ま
たは正電極にそれぞれ切替るように構成されている。

他方の２次巻線ｔ２には整流回路ＤＥＴ２が接続され、
その直流出力端には平滑用のコンデンサＣＩと、自己復
帰のブツシュブツシュ型の切替スイッチＣ５ＷＩ１．　
、　Ｃ５Ｗ２２と上昇リレーＵの直列回路と、前記切替
スイッチＣ５ＷＩＩ　、　Ｃ５Ｗ２２とそれぞれ連動す
る自己復帰のブツシュブツシュ型の切替スイッチＣ５Ｗ
１２　、　Ｃ５Ｗ２１と下降リレーＤの直列回路と、自
己保持の切替スイッチＣ５Ｗ３１と電圧切替リレーＳの
直列回路と、上記切替スイッチＣ５Ｗ３１と連動する自
己保持の切替スイッチＣ３Ｗ３２と抵抗Ｒ３および発光
ダイオードＬＥＤ３の直列回路がそれぞれ並列に接続さ
れている。

また前記切替スイッチＣ３Ｗ２２と上昇リレーＵとの直
列回路に対して抵抗Ｒ１と発光ダイオードＬＥＤＩの直
列回路が並列に、切替スイッチＣ５Ｗ１２と下降リレー
Ｄとの直列回路に対して抵抗＆と発光ダイオードＬＥＤ
２の直列回路が並列にそれぞれ接続され、前記切替スイ
ッチＣ３Ｗ３２と抵抗Ｒ３れている上昇リレーＵの励磁
を解き整流回路ＤＥＴ２の正電圧側から閉成している切
替スイン″”５−　Ｃ３Ｗ２１　、閉成している切替ス
イッチＣ３Ｗ１２を通り下降リレーＤの両端に直流６Ｖ
が印加し、このリレーが励磁するとその接片ｄ１が接点
ｔ４より　ｔ３に、接片ｄ２が接点ｔｔｏよりｔ９にそ
れぞれ切替シ、整流回路ＤＥＴ２の正電圧側から閉成し
ている切替スイッチＣ３Ｗ３２　、接点ｔ９に接してい
る接片ｄ２および閉成している切替スイッチＣ３Ｗ１２
を通シ下降リレーＤに至る閉回路によシリレーＤは自己
保持される。したがって、この時点で前記操作釦２０ｂ
を戻しても下降リレーＤは励磁を維持し続ける。さらに
抵抗Ｒ２を通して発光ダイオードＬＥＤ２の両端に電圧
がかがシこれが発光し今まで発光していた発光ダイオー
ドＬＥＤ１は消光する。

一方接片ａ、の接点ｔ４からｔ３への切替りによシ整流
回路ＤＥＴＩの正電圧側から前記接片ｄｘ＋コネクタの
端子Ｂ、ダイオードＤ２ＪＦ降りミツトスイッチＤＬＳ
＋　ｉ　ＤＬＳ２　、直流モータＭ、コネクタの端子Ｗ
および接点ｔ６に接している接片ｕｌを通シ前記整流回
路ＤＥＴｔの負電圧側に入る閉回路が出来、モータＭが
前記ブラインドの上昇の場合とは逆方向に回転し始め、
ブラインドが降シ始める。この時モータＭの両端には２
４Ｖの直流電圧が印加し定格速度で回転し、早く下降さ
せ、ブラインドが降りきり、下降リミットスイッチＤＬ
Ｓ＋、ＤＬＳｚのいずれかが開放するとモータＭは停止
する。

（４）ブラインドの途中操作 例えば前述のブラインドの下降途中でブラインドを停止
させようとする場合、回路状態は上述のようになってい
る。この時停止用操作釦２０ｃを押すと切替スイッチＣ
３Ｗａｔが閉成しＣ５Ｗ３２が開放する。これによって
発光ダイオードＬＥＤｓが消光し、電圧切替リレーＳが
励磁してその接片Ｓ＋が接点１．から接点ｔ２に切替る
。

整流回路ＤＥＴ２の正電圧側から切替スイッチＣ３Ｗ３
２　、接点ｔ９に接した接片ｄ２および切替スイッチＣ
３Ｗ１２を通して下降リレーＤを付勢していた自己保持
回路が開放し、下降リレーＤが非励磁となシその接片ｄ
ｌが接点ｔ３がらｔ４に切替りモータＭは停止する。こ
れと同時に発光ダイオードＬＥＤ２が消光する。尚ブラ
インドを上昇している途中での停止も同様である。

（５）スラット角の調整操作 ブラインドの停止で切替スイッチＣ３Ｗ３１は閉成し、
０８ｗ３２は開放しており、ここで操作釦２０ａを押し
切替スイッチＣ５ＷＩＩを閉成し、Ｃ５Ｗ１２を開放す
ると、整流回路ＤＥＴ２の正電圧側から切替スイッチＣ
５ＷＩＩ　、　Ｃ５Ｗ２２を通シ上昇リレーＵに至る閉
回路が形成でき、上昇リレーＵが励磁するとともに発光
ダイオードＬＥＤｌおよびＬＥＤｓが発光する。この時
整流回路ＤＥＴｒはリレーＳの接片Ｓｌが低電圧側接点
ｔ２に接続されておシ回路ＤＥＴｌの正電圧側から前記
リレーの接点ｔ５に接している接片Ｕｌを通シコネクタ
の端子Ｗ、直直流モータＭ上上昇リミットスイッチＬＳ
１．　ＵＬＳ２　、ダイオードＤＩ、コネクタの端子Ｂ
および接点ｔ４に接している接片ｄ１を通り整流回路Ｄ
ＥＴｌの負電圧側に至る閉回路によりモータＭに低圧の
９■の直流電圧が印加し、モータＭが低速で回転しスラ
ット１４ヲゆるやかに傾倒する。操作釦２０ａを離すと
切替スイッチＣ５ＷＩＩは開放し、Ｃ３Ｗ１２は閉成し
て上昇リレーＵは非励磁となり発光ダイオードＬＥＤｌ
およびＬＥＤｓは消光する。尚この状態で操作釦２０ｂ
ｌ押し切替スイッチＣ３Ｗｚ＋を閉成し、Ｃ５Ｗ２２を
開放し下降リレーＤを動作させた場合は各リレー接片ｕ
ｌ、ｄ１はそれぞれｔ６．ｔ３に切替シスラット１４は
前述の場合と逆方向にゆるやかに傾倒する。

以上述べたようにこの発明はスラットを昇降させる上下
索を巻取る回転軸に関連して直流モータを増刊け、該モ
ータに少なくとも２つの電圧を選択供給する回路と、前
記２つの電圧についてそれぞれその極性を反転させる回
路とを有し、前記モータに対し選択されたいずれかの電
圧と極性をもってブラインドの昇降とスラットの角度調
整を行々い得るようにしたので、簡単な回路構成で直流
モータの回転を定格回転数とその略／２の回転数に減速
でき、このモーター回転数の切替を利用してブラインド
の昇降を速やかに実行し、スラットの傾斜角度と調整を
容易に行なえるようにし、またコントロールボックスに
トランス等を含む制御部Ｃ０ＮＴを収容したので、ヘッ
ドボックス内の部品構成組立、コントロールボックスが
らヘッドボックンまでの配線が簡素化し、重量も軽減で
きるので、取付も容易であシ、さらにヘッドボックスま
での配線電圧が低いので漏電や感電による危険性も少な
い等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図はいずれもこの発明の一実施例を示すもので、第１図
はブラインドの昇降ならびにスラット角度調整回路の回
路図、第２図は装置全体の外観図、第３図は操作函の正
面図である。 Ｔ・・・トランス、ＤＥＴ＋　、ＤＥＴ２・・・整流回
路、Ｂ。 Ｗ・・・端子、ＣＩ、ｃ２・・・コンデンサ、Ｃ５ＷＩ
Ｉ　、　Ｃ５Ｗ１２　。 Ｃ５Ｗ２１　、　Ｃ５Ｗ２２　、　Ｃ５Ｗ３１　、　Ｃ
５Ｗ３２．、、切替スイッチ、Ｕ、Ｄ、Ｓ・・・リレー
、Ｒ１−Ｒ３・・・抵抗、ＬＥＤｌ〜ＬＥＤ３・・・発
光ダイオード、ＵＬＳｔ　−ＵＬＳ２・・・上昇リミッ
トスイッチ、ＤＬＳＩ、ＤＬｓ２・・・下降リミットス
イッチ、Ｍ・・・直流モータ。 一７′、定す

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スラットを昇降させる上下索を巻取る回転軸に関連して
   直流モータを取付け、該モータに少なくとも２つの電圧
   を選択供給する回路と、前記２つの電圧についてそれぞ
   れその極性を反転させる回路とを有し、前記モータに対
   し選択されたいずれかの電圧と極性をもってブラインド
   の昇降とスラットの角度調整を行ない得るようにしたこ
   とを特徴とするブラインドスラットの昇降ならびに角度
   調整装置。