JPS5965023A - 湿布薬用基剤 - Google Patents

湿布薬用基剤

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Publication number
JPS5965023A
JPS5965023A JP57176877A JP17687782A JPS5965023A JP S5965023 A JPS5965023 A JP S5965023A JP 57176877 A JP57176877 A JP 57176877A JP 17687782 A JP17687782 A JP 17687782A JP S5965023 A JPS5965023 A JP S5965023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
plaster
anionic polymer
gelation
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP57176877A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
武 山口
Yasutaka Muratsubaki
康隆 村椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿布路用基剤に関するものである。
湿布薬用基剤としては、従来からカルボキシメチルセル
ロースナトリウム等のセyva−y、誘導体、アルギン
酸ソーダ等の天然ガム、あるいはポリアクリル酸ソーダ
等の合成高分子化合物等を単独または併用して、ゼラチ
ン等の弾性ゲル成形剤、多価アルコールおよび水と共に
混練した粘性液体が使用されている。
これらは各組成の組合せによって、種々の膏体物性をも
たらすことが知られているが、本発明においては、これ
ら組成物中に、特にアニオン性ポリマーに対して、多価
金属塩を生成せしめ、基剤液体の粘性を著しく高め、あ
るいはゲル状態を生成させることにより、基剤組成の減
少または省略をはかり、かつ湿布薬の膏体物性を調整す
ることを可能としたものである。すなわち、ゲル化調整
剤の存在下、アニオン性重合体と多価金属塩を反応させ
て得られるゲル状生成物からなることを特徴とする湿布
薬用基剤を提供するものである。
本発明の湿布薬用基・剤は組成中のアニオン性重合体に
対して、水に’affg性の塩をつくり、堪の生成過程
において、溶液を増粘ないしゲル化させるような多価金
属塩を配合し、同時にその増粘卦よびゲル化を調整する
有機または無機の化合物を配合することから構成される
多価金属塩としては、クロム化合物、鉄化合物等の使用
も可能であるが、使用目的および効果からして、アルミ
ニウム化合物が好ましく、例工ば乳酸アルミニウム、酢
酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム
、塩基性酢酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、咽ばん
、アンモニウム明ばん等を挙げることができる。
特に好ましくは、酢酸アルミニウム、塩基性酢酸アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、明ばん、アンモニウム明ば
んが良い。
ゲル化W1η整剤は、アニオン性重合体と多価金属基の
反応によるゲル化の速さを調整するためのものであり、
例えば、酢酸、クエン酸、ホウ酸、フマール酸等の酸お
よびそのアルカリ金属塩および車欠酸ソーダが有効であ
り、特に重炭酸ソーダはゲル化の抑制御たは速度調製の
効果が大きい。
多価金属基の使用量は基剤中のアニオン性重合体に対し
て5〜25重轍%、好ましくは10〜20重散%であり
、ゲル化調整剤の使用量は同じく3〜15声量%、好ま
しくは5〜10重量鳴である。
湿布薬用基剤の調製に際し、従来から使用されている組
成成分の使用はなんら本発明の効果を阻害しない。
例エバ、セルロース誘導体として、カルボキシメチルセ
ルロースの他ニ、メチル1ルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシェf ルセ/I/ 0−ス等
、また天然ガム類として、アルキン酸ソーダ、グアガム
、アラビアガム、ローカストビーンガム等、さらに合成
品分子化合物として、アクリル酸ソーダ、ポリビニルア
ルコール、カーポボール等が併用されることはなんら構
わない。
また、ゼラチンの使用も、本発明の効果を阻害するもの
でない。
しかし、本発明の効果の一つとして、膏体の必要な物性
を与えるために加えられる他の成分の省略オたけ減量を
可能にするので、従来必要とされていた成分の併用を状
況に応じて、割愛することができることはいうまでもな
い。
また、多価アルコールについても、従来がら使用されて
いるグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ソルビトール溶液等を用いても、本発明の
効果に影善しない。
本発明の湿布薬用基剤を用いて湿布薬をυ、”41pジ
す  。
るには、本発明の基剤にタルク、亜鉛華、珪酸アルミニ
ウムの様な無機成分、メントール、カンフルの様な香油
成分、サルチル酸メチル、チモールの様な薬効成分を配
合して均一に練合し、ネルのごとき基布に塗布し、ポリ
エチレン等の剥離性フィルムを貼布して湿布薬の製品を
得る。
本発明基剤により得られた湿布薬は、膏体の内部凝集力
が大きく、保水性が強いため、被覆フィルムの剥離は良
好で粘着による剥離時において、フィルムへの膏体の耐
着がなく、しかも基布との接合は強力であるので、膏体
と基布とが分離することはない。また、皮膚面との接着
は適度の強さを保持し、決して粘着しないので、貼りか
えにおける膏体の皮膚面への残りは起らない。
また、温度50〜60℃程度の苛酷な保存においても、
薬剤成分や液状物の離漿による基布の汚れ、膏体のダレ
が起らず、常に清潔な状態を保つことができる。
本発明による湿布薬用基剤は湿布薬本来の薬効とは無関
係で、ただ膏体の物性のみにかかわるものと考えられ、
また薬効成分の作用を阻害するものではないが、局方記
載品から選択されることが好ましい。
以下、本発明を冥旌例により説明する。
実施例 以下に、本発明基剤による湿布薬の特徴を従来の基剤に
よる湿布薬と比較する。
まず、基剤以外の薬効成分を含む成分組成としては、以
下の組成を用いた。
サリチル酸メチル     1.7(Itk%)チモー
ル         0.3 合成珪酸アルミニウム     36.5タ  ル り
                  46.6カンフ
ル        12.6 メントール        2.3 合計    100.0 第1表に示す基剤組成物に上記組成を配合練合して、l
OcM四方のネル布地に大きさ7×7cm、厚さ約2M
で塗布し、ポリエチレンフイルムを貼りつけ、アルミラ
ミネート袋(15×20cry稈度)に封入シールの上
、50〜60℃の恒温槽中で1ケ月保存した後、室温中
で冷却した後開封して、膏体の観察、付着性の試験をt
rつた。その結果を第1表に示す。
第1表の結果によ°り本発明基剤により得られた湿布薬
は従来品(比較例)に比べて膏体物性が優れていること
が確認できる。
出願人 第一工業製薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゲル化調整剤の存在下、アニオン性重合体と多価金属塩
    を反応させて得られるゲル状生成物からなることを特徴
    とする湿布薬用基41゜
JP57176877A 1982-10-06 1982-10-06 湿布薬用基剤 Pending JPS5965023A (ja)

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ID=16021334

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