JP2914708B2 - アイパック剤およびその製法 - Google Patents

アイパック剤およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、目の周辺部および顔面に暫時貼付し、該部
分に清涼感や冷感をあたえ、目の疲労を回復させるとと
もに、ねむ気をとりさるなどの働きをするアイパック剤
およびその製法に関する。さらに詳しくは、カルボキシ
メチルセルロースおよび(または)そのアルカリ塩(以
下、CMC-Mともいう。なお、CMC-MにおけるMは水素原子
またはLi、K、Naなどのアルカリ金属またはアンモニウ
ム基を示す)を用いたゲル組成物を基布に保持させたア
イパック剤およびその製法に関する。
[従来の技術] 従来より、ポリアクリル酸ナトリウムと水酸化アルミ
ニウムなどとを用いて形成させたゲルや、水溶性のCMC
塩と多価金属塩とを用いて形成させたゲルなどを基布に
保持させたものがアイパック剤として提案されている
(たとえば特開昭62-96403号公報、同59-93012号公報、
同59-108045号公報など)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のアイパック剤におい
て、ポリアクリル酸ナトリウムと水酸化アルミニウムを
用いたものには、ゲルが経時変化して離水が生じやす
く、これを防止して形を保持するためには、カオリン、
酸化亜鉛、無水ケイ酸などの賦形剤を配合しなければな
らないという問題がある。また、ゲル化反応時に生成す
る強アルカリ物質による皮膚への刺激を緩和するための
pH調整剤が必要であるという問題がある。さらに、ゲル
化時間および均一性を保持するために水酸化アルミニウ
ムの粒度調整をしなければならないなどの煩雑な作業工
程が必要であるうえに、原料のポリアクリル酸ナトリウ
ムが合成ポリマーであり、残留モノマーによる悪影響の
懸念があるという問題がある。
一方、CMC-Mと水溶性多価金属塩とを用いてゲルを形
成させてアイパック剤を製造するばあいには、ゲル化反
応が速く、とくに工業的スケールでアイパック剤を製造
するに際し、基布への塗布、コーティングなどが可能な
時間が短く、すこぶる困難であるという問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記のごとき従来のアイパック剤における
問題を解決するためになされたものであり、 (a)置換度が0.4〜1.0で、1%(重量%、以下同様)
水溶液の粘度が100〜10,000cPである CMC-M 1〜5% (b)ゲル化剤0.1〜1.0% (c)重曹、ソーダ灰およびセスキ炭酸ソーダよりなる
群からえらばれた少なくとも1種のゲル化時間調整剤と
を親水性有機液体で湿潤または親水性有機液体に分散さ
せたのち、水および薬効成分と混合・撹拌・溶解し、つ
いで基布に保持させてゲル化を完了させることを特徴と
する前記アイパック剤の製法 に関する。
[作用] ポリアクリル酸ナトリウムと水酸化アルミニウムとか
らゲルを製造すると苛性ソーダが生成するためpHが非常
に高くなるが、たとえばCMC-Naとカリミョウバンとを用
いると硫酸塩の生成であるためpHも弱酸性程度であり、
刺激のない安全なゲルが生成する。しかも、ゲル主成分
のCMC-Naはポリアクリル酸ナトリウムよりも塩水溶液に
対する吸水性低下率が小さく、ゲルからの離水が防止が
でき、賦形剤などを必要としない。アイパック剤におけ
るゲルは、編織布、不織布、メッシュ布などへの塗布、
コーティングが滑らかに行なえ、塗布、コーティング後
は速やかにゲル化して基布への浸透も少なく、ダレやベ
トツキがなくなるものが望ましいが、このような性質に
大きな影響を与えるゲル化時間はゲル化剤の濃度と特定
のゲル化時間調整剤(たとえば重曹)とによりコントロ
ールされる。たとえば重曹を配合すると溶液のpHがより
中性に近くなり、CMC-Naのゲル化がおそくなり、表面が
滑らかでベトツキのないゲルが形成され、ゲル化時間を
1時間以上も長くすることができる。
[実施例] 本発明において、カルボキシメチルセルロースおよび
(または)そのアルカリ塩(CMC-M)が使用されるが、
これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよ
い。
前記カルボキシメチルセルロースのアルカリ塩とは、
カルボキシメチルセルロースのNa、K、Liなどの金属
塩、アンモニウム塩、さらにはこれらの部分酸型塩のこ
とである。
前記CMC-Mの置換度(DS)としては0.4〜1.0のものが
好ましく、0.5〜0.8のものがさらに好ましい。該置換度
が0.4未満ではCMC-Mの水溶性が充分でなくなり、1.0を
こえると、形成されるゲル表面の滑らかさが充分でなく
なる傾向にある。
また、CMC-Mの1%水溶液の粘度としては100〜10,000
cP(25℃)のものが好ましく、200〜8,000cPであるのが
さらに好ましい。前記粘度が100cP未満のものでは形成
されるゲルが柔らかくなりすぎてベトツキがのこりやす
く、一方、10,000cPをこえると溶解させるときの撹拌が
行ないにくくなり、強力な設備が必要となる。
CMC-Mの使用量はアイパック剤を構成するゲルの調整
に用いられる原料(CMC-M、後述するゲル化剤、ゲル化
時間調整剤、薬効成分、水など)(以下、ゲル原料とも
いう)全量中1〜5%、好ましくは2〜4%である。CM
C-Mの使用量が1%未満のばあい、高粘度のCMC-Mを用い
てもしっかりしたゲルがえられず、5%をこえるとアイ
パック剤用としては固いゲル体になる。
本発明に用いるゲル化剤は、カリミョウバン、塩基性
酢酸アルミニウム、塩化アルミニウムなどの水溶性多価
金属塩が使用されうるが、アイパック剤用のゲルの形成
に使用するから、異物を含まない安全なものであるのが
好ましく、食品添加物規格合格品または化粧品原料規格
合格品を用いるのが好ましい。これらの点から食品添加
物規格および化粧品原料規格ともに合格するカリミョウ
バンがとくに好ましい。
カリミョウバンなどのゲル化剤の使用量は、ゲル原料
全量中0.1〜1.0%、好ましくは0.2〜0.8%である。該量
が0.1%未満では形成されるゲルがアイパック剤用ゲル
としては柔かすぎ、一方、1.0%をこえると固すぎるゲ
ルとなり、いずれも密着性などが充分でなくなる。
本発明に用いる重曹、ソーダ灰およびセスキ炭酸ソー
ダよりなる群からえらばれた少なくとも1種のゲル化時
間調整剤は、弱塩基性物質である。ゲル化時間調整作用
はpHに関係しており、ゲル原料の混合物のpHが高くなる
にしたがってゲル化時間が長くなる。ゲル化時間調整剤
のうちではpHのコントロールが容易であるという点から
重曹が好ましい。重曹はゲル化進行時の溶液のpHを6代
に維持し、ゲル化速度を遅らせる。炭酸ソーダを用いる
ばあい、所定のpHの範囲にコントロールするにはごく少
量の範囲でコントロールする必要がある。
ゲル化時間調整剤の使用量は、ゲル原料全量中0.01〜
1.0%、好ましくは0.03〜0.5%である。該使用量が0.01
%未満では、pHを所望の範囲に調整することができず、
1%をこえて使用しても1%使用したばあいとほとんど
効果がかわらず、該調整剤が無駄になる。
本発明に用いる薬効成分としては、目の周辺部および
顔面に清涼感を与えたり、ねむ気を取り去る働きをする
ようなものであれば、とくに限定なく使用しうる。この
ような薬効成分の具体例としては、たとえばl−メント
ール、dl−カンフル、ハマメリスエキス、アラントイ
ン、コラーゲン、エタノール、香料などがあげられる。
これらは単独で使用してもよく、2種以上併用してもよ
い。
薬効成分の使用量は、ゲル原料全量中0.1〜10.0%、
好ましくは0.3〜8.5%、さらに好ましくは1〜5%であ
る。該使用量が0.1%未満では薬効成分を用いる効果が
充分えられず、10%をこえると刺激が強くなったり接触
感がわるくなる。
本発明のアイパック剤を構成するゲルを調製するのに
用いる原料の全量の少なくとも75%、好ましくは80〜90
%は水分からなる。該水分の割合が75%未満になると、
ゲルが硬くなったり、冷感、接触感がわるくなる。
本発明のアイパック剤を製造する際に用いうる親水性
有機液体としては、たとえば炭素数が3以下の親水性有
機液体があげられ、その具体例としては、メタノール、
エタノール、プロピルアルコール、アセトン、グリセリ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコールなどが
使用可能であるが、形成されるゲルがアイパック剤に用
いられるため、目に害を与えない、臭気・刺激が少ない
などの点から、グリセリン、エチレングリコール、プロ
ピレングリコールなどがとくに好ましい。
該親水性有機液体の使用量としては、CMC-M、ゲル化
剤、ゲル化時間調整剤の合計量に対して重量で1〜5倍
が好ましく、2〜4倍がさらに好ましい。該使用量がCM
C-Mなどの合計量に対して1倍未満のばあい、湿潤など
させるために別の設備が必要となり、5倍をこえて使用
してもその使用量に見合う効果がえられない。
つぎに本発明のアイパック剤の製法について説明す
る。
本発明のアイパック剤の製造に際し、まず、CMC-M、
ゲル化剤、ゲル化時間調整剤を混合したものを、親水性
有機液体に湿潤または分散させてもよいし、親水性有機
液体に、CMC-M、ゲル化剤、ゲル化時間調整剤などを別
々に添加し、湿潤または分散させてもよい。これらの湿
潤または分散液を、撹拌中のアイパック剤の薬効成分を
溶解した溶液に添加してゲル溶液を作る。この方法によ
ると、秒単位でゲル溶液を作ることができる。
このようにして調製されたゲルとなる組成物にはゲル
化時間調整剤が含有せしめられているため、該組成物を
基布へ塗布、コーティングなどするのに必要なゲル化時
間が確保されうる。
たとえばCMC-Mとカリミョウバンとを含有する組成物
のゲル化速度は、CMC-Mの濃度、置換度、カリミョウバ
ンの濃度などにもよるが、置換度0.5〜0.8、CMC-M濃度
1〜5%、カリミョウバン濃度0.1〜1%程度では10〜2
0分程度で粘度上昇が現われてくる。置換度が1.0以上に
なると結合手の増加からゲル化時間が速くなり、さら
に、結合手の間隔が狭くなるなどのため、固くて保水量
の少ないゲルになり、表面が滑らかなゲルがえられにく
くなる傾向がある。CMC-MとカリミョウバンだけではpH
が5〜6に下がり、CMC-Mを萎縮させ、保水量も下げる
ため、水っぽいゲルになるが、たとえば重曹を0.03〜0.
5%配合することにより、ゲルとなる組成物のpHを6代
にし、CMC-Mの萎縮を防止し、ゲル化時間を40〜120分程
度まで遅くすることができる。
前記ゲルとなる組成物は、ゲル化する前に編織物布、
不織布またはフィルムなどの通常使用される基布に塗布
またはコーティング後、ゲル化を完了させることにより
アイパック剤が調製される。
基布への塗布量またはコーティング量にはとくに限定
はないが、通常100〜3,000g/m2程度である。
ゲル化は基布への塗布またはコーティング後、通常表
面に保護フィルムを掛け、常温で数十分程度放置すれば
よいが、要すれば50〜60℃に加温してゲル化を促進させ
てもよい。
このようにして調製されたアイパック剤は、以下の特
徴を有するものである。
1 ポリアクリル酸ナトリウムを用いないので、そのゲ
ル生成時のアルカリによる刺激を防ぐためのpH調整剤が
いらなくなる。経日変化がないので、吸水賦形剤などが
不要であり、さらにゲル主体の濃度が1〜5%と少ない
ので、清涼感を強め、長持ちさせる水保持量の多いアイ
パック剤となる。
2 たとえばCMC-Na、カリミョウバンおよび重曹の配合
物は、経日変化がなく安定であり、これを親水性有機液
体で湿潤または分散させ、水溶液に溶解すればゲルとな
る組成物がえられるので、操作が容易であり、かつゲル
化時間調整剤によりゲル化時間を調整することができ、
工業化も容易である。
3 形成されるゲルは数時間でダレたり型くずれしたり
しないゲルであるため、えられるアイパック剤もこれら
の特徴を有する。
4 ゲルは耐候性があり、長期間安定であるため、えら
れるアイパック剤もこのような特徴を有する。
つぎに本発明を実施例に基づき説明する。
実施例1〜7および比較例1〜6 CMC-Naとカリミョウバンおよび重曹とからなるゲル基
剤を第1表に記載の割合なるように配合し、そのうちの
所定量をビーカーに秤りとり、第1表に記載量のプロピ
レングリコールで分散させた。
一方、アイパック剤用薬効成分として第1表に記載の
成分を第1表に記載の量になるように溶解させた水溶液
を調製した。この水溶液をプロペラ撹拌機で撹拌しなが
ら前記分散液を添加・溶解させ、ゲルとなる組成物を調
製した。
えられたゲルとなる組成物の特性(第1表に記載の項
目)を下記方法により調べた。結果を第1表に示す。な
お、実施例6、比較例5および6におけるゲル化時間を
第1図に示した。コーティング設備にもよるが、一般的
にコーティングに適する粘度は200,000cP以下といわれ
ており、比較例5、6ではそれが30分内外またはそれ以
下と短いのに対し、実施例6では2時間以上となり、工
業化に非常に有利となる。
(離水量) ゲルとなる組成物100gを栓付容器に秤りとり、一昼夜
放置後、ゲル表面に存在している水を別容器に流しとっ
て計量する。
(均一性) 離水量評価時の栓付容器内容物の外観が均一であるか
否か、およびゲル表面の指先による感触を評価する。外
観が均一で、ゲル表面がつるっとしているものを○、表
面がざらざらしているものを×とする。
(接着性) ゲルとなる組成物をメッシュ布に塗布し、ラミネート
袋に入れて封をして一昼夜放置後5cm角に切断して腕に
接着させて軽作業を行ない、15分間以上剥がれないもの
を○とする。
(針入度) 稠度計(JIS K 2530)を用い、離水量測定後のゲルへ
の針入度を稠度として測定する。全ウエイトは85g、角
度30度である。
(接触感) 接着性を評価するのに用いた5cm角に切断したアイパ
ック剤を顔面にあて、そのときの接触感および薬効の具
合を感覚でチェックする。(固く絞った)冷おしぼりを
あてた清涼感のある感じ程度を○、粘着性の強い感じを
△、スベリがあるような接触感を×とする。
(pH) ゲルとなる組成物(ゲルになる前の流動性ある組成
物)のpHを測定する。
(ゲル化までの時間) 薬効成分水溶液にゲル基剤分散液を添加しおわったと
きをスタートとし、20分間撹拌したのち直ちに25℃の恒
温槽に移し、粘度計をセットし、撹拌しつづけて時間毎
の目盛を読む。
[発明の効果] 本発明のアイパック剤はポリアクリル酸ナトリウムか
らのゲルを用いたアイパック剤と比較して、製造が容易
で、経時変化が少なく、賦形剤などを使用しなくてもよ
いため含水率を高くすることができ、しかも安全なもの
である。また、従来のCMC塩からのゲルを用いたアイパ
ック剤と比較して、ゲル化時間を適宜調節しうるため製
造が容易であり、とくに工業的スケールでの製造が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例6、比較例5および6において、ゲル基
剤を含む分散液を薬効成分を含む水溶液に添加して20分
間撹拌したのち粘度計をセットし、撹拌しつづけて時間
毎の粘度を測定した結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 英治 新潟県中頚城郡大潟町土底浜3157 (72)発明者 石原 一彦 滋賀県大津市一里山3丁目24―23 (56)参考文献 特開 昭59−108045(JP,A) 特開 昭62−96403(JP,A) 特開 昭59−93012(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)置換度が0.4〜1.0で、1重量%水溶
    液の粘度が100〜10,000cPであるカルボキシメチルセル
    ロースおよび(または)そのアルカリ塩1〜5重量% (b)ゲル化剤0.1〜1.0重量% (c)重曹、ソーダ灰およびセスキ炭酸ソーダよりなる
    群からえらばれた少なくとも1種のゲル化時間調整剤0.
    01〜1.0重量% (d)薬効成分0.1〜10.0重量%および (e)水分75重量%以上 からなるゲルを基布に保持させることを特徴とするアイ
    パック剤。
  2. 【請求項2】前記ゲル化剤が、カリミョウバン、塩基性
    酢酸アルミニウムまたは塩化アルミニウムである請求項
    1記載のアイパック剤。
  3. 【請求項3】前記薬効成分が、l−メントール、dl−カ
    ンフル、ハマメリスエキス、アラントイン、コラーゲ
    ン、エタノールおよび香料よりなる群から選ばれた1種
    以上である請求項1記載のアイパック剤。
  4. 【請求項4】カルボキシメチルセルロースおよび(また
    は)そのアルカリ塩とゲル化剤と重曹、ソーダ灰および
    セスキ炭酸ソーダよりなる群からえらばれた少なくとも
    1種のゲル化時間調整剤とを親水性有機液体で湿潤また
    は親水性有機液体に分散させたのち、水および薬効成分
    と混合・撹拌・溶解し、ついで基布に保持させてゲル化
    を完了させることを特徴とする請求項1記載のアイパッ
    ク剤の製法。
  5. 【請求項5】前記ゲル化剤が、カリミョウバン、塩基性
    酢酸アルミニウムまたは塩化アルミニウムである請求項
    4記載のアイパック剤の製法。
  6. 【請求項6】親水性有機液体が、炭素数3以下の低級ア
    ルコール、炭素数3以下のグリコールおよびグリセリン
    のうちの少なくとも1種からなる請求項4記載のアイパ
    ック剤の製法。
  7. 【請求項7】前記薬効成分が、l−メントール、dl−カ
    ンフル、ハマメリスエキス、アラントイン、コラーゲ
    ン、エタノールおよび香料よりなる群から選ばれた1種
    以上である請求項4記載のアイパック剤の製法。
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