JPS5964342A - 熱回復性物品 - Google Patents
熱回復性物品Info
- Publication number
- JPS5964342A JPS5964342A JP17144382A JP17144382A JPS5964342A JP S5964342 A JPS5964342 A JP S5964342A JP 17144382 A JP17144382 A JP 17144382A JP 17144382 A JP17144382 A JP 17144382A JP S5964342 A JPS5964342 A JP S5964342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer chain
- chain segment
- fluorine
- elastomeric polymer
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
- B29C61/003—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor characterised by the choice of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2027/00—Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material
- B29K2027/12—Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material containing fluorine
Landscapes
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱回復性物品に関し、更に詳しくは、含フツ
素熱可塑性ゴムから成る熱回復性物品、特に熱収縮性物
品に関する。
素熱可塑性ゴムから成る熱回復性物品、特に熱収縮性物
品に関する。
熱可塑性樹脂を加熱下に変形し、変形状態のまま急冷す
ると変形状態が固定されて熱不安定な状態に保たれ、こ
れを変形温度以上に再加熱すると元の形状に戻る、ある
いは戻ろうとする現象は、[熱回復」としてよく知られ
ており、再加熱時に収縮する場合は、「熱収縮」といわ
れる。そしてこの様な性質を有する物品を熱回復性物品
または熱収縮性物品という。この様な物品の例は、熱収
縮チューブであり、ケーブルやパイプ、あるいはこイt
らの接続部を被覆するために用いられている。
ると変形状態が固定されて熱不安定な状態に保たれ、こ
れを変形温度以上に再加熱すると元の形状に戻る、ある
いは戻ろうとする現象は、[熱回復」としてよく知られ
ており、再加熱時に収縮する場合は、「熱収縮」といわ
れる。そしてこの様な性質を有する物品を熱回復性物品
または熱収縮性物品という。この様な物品の例は、熱収
縮チューブであり、ケーブルやパイプ、あるいはこイt
らの接続部を被覆するために用いられている。
同様の現象は、ゴム状高分子においても見られるか、こ
れは元来自由に変形しうるものであり、またその様な使
用温度領域にあるため、変形状態を保つことは困離であ
る。そこで一般的にはゴムにト記特性を有する熱可塑性
樹脂を配合し、加硫を行い、加熱、変形した後冷却して
セットする手法が用いられている。さらに、エラストマ
ーのみでも変形時にある程度の永久変形が残る程度にセ
ミゲル化することにより熱収縮性にできることが知られ
ている(英国特許第1,250,503号)。
れは元来自由に変形しうるものであり、またその様な使
用温度領域にあるため、変形状態を保つことは困離であ
る。そこで一般的にはゴムにト記特性を有する熱可塑性
樹脂を配合し、加硫を行い、加熱、変形した後冷却して
セットする手法が用いられている。さらに、エラストマ
ーのみでも変形時にある程度の永久変形が残る程度にセ
ミゲル化することにより熱収縮性にできることが知られ
ている(英国特許第1,250,503号)。
その他、たとえばビニリデンフルオライド/ヘキサフル
オロプロピレン/゛テトラフルオロエチレン共重合体ゴ
ムにポリビニリデンフルオライドを溶融状態でブレンド
し、更に加硫剤を添加して加硫成形後にヒートセットす
る方法も知られている。
オロプロピレン/゛テトラフルオロエチレン共重合体ゴ
ムにポリビニリデンフルオライドを溶融状態でブレンド
し、更に加硫剤を添加して加硫成形後にヒートセットす
る方法も知られている。
しかしながら、これら従来技術においては、溶融ブレン
ドが必要で、均質にブレンドし難く、品質のハラつきが
大であり、ゴムの透明性が悪い、あるいはゴム弾性がか
なり損われる、などの欠点かあった。
ドが必要で、均質にブレンドし難く、品質のハラつきが
大であり、ゴムの透明性が悪い、あるいはゴム弾性がか
なり損われる、などの欠点かあった。
そこで、少くとも溶融ブレンドの煩雑さを除く、こめに
重合ブレンド法を採用することができるが、これでもな
お他の欠点を克服することはできない。
重合ブレンド法を採用することができるが、これでもな
お他の欠点を克服することはできない。
本発明者らは、後述の含フツ素熱可塑性ゴムを用いると
、まず溶融ブレンドか不要となり、エラストマー成分と
非エラストマー成分とのブレンドも均質となり、弾性の
損失も少く、しかも透明性の優れた物品が得られること
を見い出し本発明を完成するに至った。
、まず溶融ブレンドか不要となり、エラストマー成分と
非エラストマー成分とのブレンドも均質となり、弾性の
損失も少く、しかも透明性の優れた物品が得られること
を見い出し本発明を完成するに至った。
すなわぢ、本発明の要旨は、含フツ素熱可塑性ゴムから
なる熱回復性物品、特に熱収縮性物品に存する。
なる熱回復性物品、特に熱収縮性物品に存する。
本発明において含フツ素熱可塑性ゴムとは、比較的低温
(たきえば常温付近)では加硫したゴム弾・性を有し、
加熱により塑性流動を示すゴムをいう。
(たきえば常温付近)では加硫したゴム弾・性を有し、
加熱により塑性流動を示すゴムをいう。
〜含フッ素熱可塑性ゴムは、好ましくは少なくとも】種
のエラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくと
も1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成
り、そのうち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグ
メントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメ
ントと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量比
が40〜95:5〜60であるものが好ましい。
のエラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくと
も1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成
り、そのうち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグ
メントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメ
ントと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量比
が40〜95:5〜60であるものが好ましい。
含フツ素熱可塑性ゴムとして特に好ましい具体例を示せ
ば2種または3種のポリマー鎖セグメントから成る連鎖
と、該連鎖の一端に存在するヨウ素原子ならびに該連鎖
の他端に存在するアイオダイド化合物から少くとも1個
のヨウ素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメットの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎖セグメントから成る場合)は
(1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレンCモル比45〜90:5〜50;0〜35)ポ
リマーおよヒ(2)パーフルオロ(01〜C3アルキル
ビニルエーテル)〔複数個のエーテル結合を含むものも
包含される。以下同様。」/テトラフルオロエチレン/
ビニリデンフルオシ410モル比15〜75;0〜85
:0〜85)ポリマーから選択された。
ば2種または3種のポリマー鎖セグメントから成る連鎖
と、該連鎖の一端に存在するヨウ素原子ならびに該連鎖
の他端に存在するアイオダイド化合物から少くとも1個
のヨウ素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメットの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎖セグメントから成る場合)は
(1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレンCモル比45〜90:5〜50;0〜35)ポ
リマーおよヒ(2)パーフルオロ(01〜C3アルキル
ビニルエーテル)〔複数個のエーテル結合を含むものも
包含される。以下同様。」/テトラフルオロエチレン/
ビニリデンフルオシ410モル比15〜75;0〜85
:0〜85)ポリマーから選択された。
分子量30.000〜1,200,000のエラストマ
ー性ポリマー鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニリチンフ
ルオライド/テトラフルオロエチレン〔モル比0〜10
0:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレン/テト
ラフルオロエチレン/ヘキサフルオプロピレン、3,3
,3.− )リフルオロプロピレン−1,2−トリフル
オロメチル−3,3,31リフルオロプロピレン−1ま
たはパーフルオ、口(C1〜(3アルキルビニルエーテ
ル)cモル比40〜60゜60〜40:0〜30)ポリ
マーから選択された、分子路3,000〜400,00
0 の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントであり
、 エラストマー性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜95:5〜6
0である、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
ー性ポリマー鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニリチンフ
ルオライド/テトラフルオロエチレン〔モル比0〜10
0:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレン/テト
ラフルオロエチレン/ヘキサフルオプロピレン、3,3
,3.− )リフルオロプロピレン−1,2−トリフル
オロメチル−3,3,31リフルオロプロピレン−1ま
たはパーフルオ、口(C1〜(3アルキルビニルエーテ
ル)cモル比40〜60゜60〜40:0〜30)ポリ
マーから選択された、分子路3,000〜400,00
0 の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントであり
、 エラストマー性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜95:5〜6
0である、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
本発明で使用する好ましい含フツ素熱可塑性ゴムは特開
昭53−3495号公報に記載されている。
昭53−3495号公報に記載されている。
含フツ素熱可塑性ゴムの典型的な構造はたとえは式。
QCCA−B〜・・・・・・・・・)1」。
〔式中、Qはアイオダイド化合物からヨウ素原子を除い
た残基、A、B、・・・・・・・・・はそれぞれポリマ
ー鎖セグメント(たゾし、そのうちの少くとも一つは含
フツ素ポリマー鎖セグメントである。)、1は前記アイ
オダイド化合物から遊離したヨウ素原子、nはQの結合
手の数を表わす。Jで示され、基本的に、少くとも2種
のポリマー鎖セグメントから成る連鎖と、その両末端に
結合した、ヨウ素原子ならびにアイオダイド化合物から
少くとも1個のヨウ素原子を除いた残基を必須構成分と
して成る。しかして、前記少くとも2種のポリマー鎖セ
グメントは、それぞれ隣接するポリマー鎖セグメントと
は互いに異種のもの(たとえばそれを構成するモノマ一
単位の構造や組成を異にするもの。)であり、それらの
うちの少くとも1種は含フツ素ポリマー鎖セグメントで
あり、少くきも1種のハードセグメント2よび少くとも
1種のソフトセグメントからなる。好ましくは、各ポリ
マー鎖セグメントはそれぞれ分子=3.oo。
た残基、A、B、・・・・・・・・・はそれぞれポリマ
ー鎖セグメント(たゾし、そのうちの少くとも一つは含
フツ素ポリマー鎖セグメントである。)、1は前記アイ
オダイド化合物から遊離したヨウ素原子、nはQの結合
手の数を表わす。Jで示され、基本的に、少くとも2種
のポリマー鎖セグメントから成る連鎖と、その両末端に
結合した、ヨウ素原子ならびにアイオダイド化合物から
少くとも1個のヨウ素原子を除いた残基を必須構成分と
して成る。しかして、前記少くとも2種のポリマー鎖セ
グメントは、それぞれ隣接するポリマー鎖セグメントと
は互いに異種のもの(たとえばそれを構成するモノマ一
単位の構造や組成を異にするもの。)であり、それらの
うちの少くとも1種は含フツ素ポリマー鎖セグメントで
あり、少くきも1種のハードセグメント2よび少くとも
1種のソフトセグメントからなる。好ましくは、各ポリ
マー鎖セグメントはそれぞれ分子=3.oo。
以」二ではあるか、その少くとも1種のポリマー鎖セグ
メントは分子1t30,000 以上を有するものであ
って、いわゆるテロマー領域を除くものである。また、
前記アイオダイド化合物から少くともヨウ素原子を除い
た残基は、該アイオダイド化合物に重合性二重結合か存
在する場合には、前記ポリマー鎖セグメントを構成する
モノマーないしは該アイオダイド化合物に由来する何ら
かの置換置を有しうるものである。これら含フツ素熱可
塑性ゴムは、通常0.001〜10重量%のヨウ素原子
を含む。ただし、含フツ素熱可塑性ゴム合成後、ヨウ素
原子を反応により除去、または他の残基に置換したもの
も含まれる。
メントは分子1t30,000 以上を有するものであ
って、いわゆるテロマー領域を除くものである。また、
前記アイオダイド化合物から少くともヨウ素原子を除い
た残基は、該アイオダイド化合物に重合性二重結合か存
在する場合には、前記ポリマー鎖セグメントを構成する
モノマーないしは該アイオダイド化合物に由来する何ら
かの置換置を有しうるものである。これら含フツ素熱可
塑性ゴムは、通常0.001〜10重量%のヨウ素原子
を含む。ただし、含フツ素熱可塑性ゴム合成後、ヨウ素
原子を反応により除去、または他の残基に置換したもの
も含まれる。
本発明では、含フツ素熱可塑性ゴムに、熱可塑性樹脂を
ブレンドすることも可能であり、この場合、セグメント
化された含フツ素熱可塑性ゴムが分散性に寄与し、均質
なブレンドが達成できる。
ブレンドすることも可能であり、この場合、セグメント
化された含フツ素熱可塑性ゴムが分散性に寄与し、均質
なブレンドが達成できる。
ブレンドしうる熱可塑性樹脂としては、エチレン/テト
ラフルオロエチレンコポリマー、エチレン/テトラフル
オロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンターポリマー
、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン
/ビニリチンフルオライドターポリマー、ポリビニリデ
ンフルオライドなどか好ましく例示できる。
ラフルオロエチレンコポリマー、エチレン/テトラフル
オロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンターポリマー
、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン
/ビニリチンフルオライドターポリマー、ポリビニリデ
ンフルオライドなどか好ましく例示できる。
本発明の物品は、含フツ素熱可塑性ゴムを常套の方法、
たとえば金型成形、押出成形により所望の形状に成形し
、次いで゛加熱下に変形、好まし・(は膨張または延伸
し、変形された状態で冷却し=C固定することにより製
造できる。又、加硫と同時に変形を与えておく方法も採
用できる。
たとえば金型成形、押出成形により所望の形状に成形し
、次いで゛加熱下に変形、好まし・(は膨張または延伸
し、変形された状態で冷却し=C固定することにより製
造できる。又、加硫と同時に変形を与えておく方法も採
用できる。
物品の形状は、従来の熱回復性物品と同様、たとえばチ
ューブ、シート、フィルムをはじめ、さらに複雑な形状
であってよい。
ューブ、シート、フィルムをはじめ、さらに複雑な形状
であってよい。
この様にしC製造された熱回復性物品は、変形温度界」
−に加熱すると、もとの形状に戻ろうとする。従って、
たとえばチューブをパイプなどの上で収縮させると、効
果的に被覆できる。
−に加熱すると、もとの形状に戻ろうとする。従って、
たとえばチューブをパイプなどの上で収縮させると、効
果的に被覆できる。
上述の様な含フツ素熱可塑性コムは木質的には、通常の
フッ素ゴムのように加硫剤を添加しなくても成形後冷却
するだけで硬化するので、加硫剤の添加は必要ではなく
、さらに他の添加剤も加える必要はないが、目的に応じ
加硫剤として、有機パーオキサイド化合物、ポリヒドロ
キシ化合物および加硫促進剤、ポリアミン化合物などフ
ッ素ゴムの加硫剤として良く知られているものが添加さ
れる。これら加硫剤を含フツ素熱可塑性ゴムに添加する
場合は、それぞれパーオキサイド加硫、ポリオール加硫
、ポリアミン加硫など、既知の加硫方法が採用できる。
フッ素ゴムのように加硫剤を添加しなくても成形後冷却
するだけで硬化するので、加硫剤の添加は必要ではなく
、さらに他の添加剤も加える必要はないが、目的に応じ
加硫剤として、有機パーオキサイド化合物、ポリヒドロ
キシ化合物および加硫促進剤、ポリアミン化合物などフ
ッ素ゴムの加硫剤として良く知られているものが添加さ
れる。これら加硫剤を含フツ素熱可塑性ゴムに添加する
場合は、それぞれパーオキサイド加硫、ポリオール加硫
、ポリアミン加硫など、既知の加硫方法が採用できる。
また、光または熱官能性化合物を添加し、光または熱に
より硬化する方法も採用される。さらに、放射線架橋も
採用し得る。
より硬化する方法も採用される。さらに、放射線架橋も
採用し得る。
」−記加硫剤に有機パーオキサイド化合物を用いるとき
、または、放射線架橋するときは、通常多官能性化合物
を併用するのか望ましく、一般に官能基としてCH2=
CH−1CI−12= CTl−CH2−1CF2−C
F−などの1種または2種以上か例示できる。
、または、放射線架橋するときは、通常多官能性化合物
を併用するのか望ましく、一般に官能基としてCH2=
CH−1CI−12= CTl−CH2−1CF2−C
F−などの1種または2種以上か例示できる。
この様に加硫または架橋を行うことにより互復力を増す
ことができる。
ことができる。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例1
水2500部(車量部、以下同様)を収容できる耐圧反
応槽に純水1230部、パーフルオロオクタン酸アンモ
ニウム(APS)、2.6部を仕込ミ、内部空間を十分
窒素ガスで置換し、80℃で攪拌下にヘキサフルオロプ
ロプロピレン/ビニリデンフルオライド(50150モ
ル比)混合ガスで12に9 / cJ Gに加圧した。
応槽に純水1230部、パーフルオロオクタン酸アンモ
ニウム(APS)、2.6部を仕込ミ、内部空間を十分
窒素ガスで置換し、80℃で攪拌下にヘキサフルオロプ
ロプロピレン/ビニリデンフルオライド(50150モ
ル比)混合ガスで12に9 / cJ Gに加圧した。
過硫酸アンモニウム1%水溶液1.6部を圧入すると直
ちに反応が開始し、圧力低下が起こるので、lKy/(
JGの圧力降下が生じた時点で1,4−ショートパーフ
ルオロブタン1゜28部を圧入し、さらにヘキサフルオ
ロプロピレン/ビニリデンフルオライド(22/78モ
ル比)混合ガスで補圧しながら、がっ3時間毎にA P
S1%溶液0.8部を圧入しながら28時間反応を継続
した。固型分25重量%を含有する水性ディスパージョ
ンを得た。
ちに反応が開始し、圧力低下が起こるので、lKy/(
JGの圧力降下が生じた時点で1,4−ショートパーフ
ルオロブタン1゜28部を圧入し、さらにヘキサフルオ
ロプロピレン/ビニリデンフルオライド(22/78モ
ル比)混合ガスで補圧しながら、がっ3時間毎にA P
S1%溶液0.8部を圧入しながら28時間反応を継続
した。固型分25重量%を含有する水性ディスパージョ
ンを得た。
この後、反応槽空間を同圧のビニリデンフルオライドで
置換して同様に反応を継続して分子末端にビニリデンフ
ルオライドのセグメントを生長させた。ポリビニリデン
フルオライドセグメントの含量は第1表に示す通りであ
った。
置換して同様に反応を継続して分子末端にビニリデンフ
ルオライドのセグメントを生長させた。ポリビニリデン
フルオライドセグメントの含量は第1表に示す通りであ
った。
得られたゴムから、幅5 rrvn 、長さ2 Q r
n、m、厚さ1.5 mmの試料を作成し、これを14
0℃に加熱し−C延伸し、流水にて急冷し、10分後に
51の間隔で呼線を付けた。この試料をポリテトラフル
オロエチレンシートににおき、1.40℃で20分、さ
らに160℃で10分熱処理した。寸法変化を第1表に
示す。
n、m、厚さ1.5 mmの試料を作成し、これを14
0℃に加熱し−C延伸し、流水にて急冷し、10分後に
51の間隔で呼線を付けた。この試料をポリテトラフル
オロエチレンシートににおき、1.40℃で20分、さ
らに160℃で10分熱処理した。寸法変化を第1表に
示す。
第1表
実施例2
ビニリデンフルオライド/ヘキザフルオロプロピレン/
テトラフルオロエヂレン(モル比5o:30:20)ポ
リマーセグメント85重冊%およびエチレン/テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンCモル比4
3:49:8>ポリマーセグメント15重量%から成る
含フツ素熱可塑性ゴム100部、トリアリルイソシアヌ
レート0.2部、2,5−ジメチル−゛2,5−ジー(
−ブチルオキシ−ヘキサン1.5部をロールによりコン
パウンドとし、2枚のクロムメッキ鋼板間にはさみ15
0℃のヒートプレスにより40に9/dの加圧下に展伸
し、30分間保持して厚さ1.2 mmの透明シートを
得た。中央部から径3cmの円板をきりとり、これを2
40℃のオーブンにより1部分間熱処理すると径が2.
3cmまで収縮した。
テトラフルオロエヂレン(モル比5o:30:20)ポ
リマーセグメント85重冊%およびエチレン/テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレンCモル比4
3:49:8>ポリマーセグメント15重量%から成る
含フツ素熱可塑性ゴム100部、トリアリルイソシアヌ
レート0.2部、2,5−ジメチル−゛2,5−ジー(
−ブチルオキシ−ヘキサン1.5部をロールによりコン
パウンドとし、2枚のクロムメッキ鋼板間にはさみ15
0℃のヒートプレスにより40に9/dの加圧下に展伸
し、30分間保持して厚さ1.2 mmの透明シートを
得た。中央部から径3cmの円板をきりとり、これを2
40℃のオーブンにより1部分間熱処理すると径が2.
3cmまで収縮した。
実施例3
ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピレン〔
モル比78/22)ポリマーセグメント85重量%およ
びテトラフルオロエチレン/ビニリデンフルオライドC
モル比75/25)ポリマーセグメント15重量部から
成る含フツ素熱可塑性ゴム100部に2,2−ビス〔4
−ヒドロキシフェニル)へキサフルオロプロパン0.6
J8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ〔5・4・0
J−7−ウンゾセノニウムクロリド0.35部をロール
で混線配合し170℃でシートを熱板成型する。このシ
ートから中5 mm 、長さ5cm、厚さ1.5 mm
の試験片を作成し中央に長さの方向に2cmの評点をつ
ける。これを延伸機にセットし、長さの方向に150℃
で2倍に延伸後、直ちに流水にて急冷する。延伸機から
取り外したとき評点間寸法はその直後3.4c++で、
これを150℃に−(10分間加熱すると1.8717
1となった。
モル比78/22)ポリマーセグメント85重量%およ
びテトラフルオロエチレン/ビニリデンフルオライドC
モル比75/25)ポリマーセグメント15重量部から
成る含フツ素熱可塑性ゴム100部に2,2−ビス〔4
−ヒドロキシフェニル)へキサフルオロプロパン0.6
J8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ〔5・4・0
J−7−ウンゾセノニウムクロリド0.35部をロール
で混線配合し170℃でシートを熱板成型する。このシ
ートから中5 mm 、長さ5cm、厚さ1.5 mm
の試験片を作成し中央に長さの方向に2cmの評点をつ
ける。これを延伸機にセットし、長さの方向に150℃
で2倍に延伸後、直ちに流水にて急冷する。延伸機から
取り外したとき評点間寸法はその直後3.4c++で、
これを150℃に−(10分間加熱すると1.8717
1となった。
Claims (5)
- (1)含フツ素熱可塑性ゴムからなる熱回復性物品。
- (2)含フツ素熱可塑性ゴムが、少なくとも1種のエラ
ストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも1種
の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り、そ
のうちの少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグメン
トである含フツ素熱可塑性ゴムである特許請求の範囲第
1項記載の熱回復性物品。 - (3)含フツ素熱可塑性ゴムが、エラストマー性ポリマ
ー鎖セグメント40〜95重量部および非エラストマー
性ポリマー鎖セグメント5〜60重量部から成る特許請
求の範囲第2項記載の熱回復性物品。 - (4)含フツ素熱可塑性コムが、加硫剤を配合したもの
である特許請求の範囲第1項記載の熱回復性物品。 - (5)熱収縮性である特許請求の範囲第1項記載の熱回
復性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17144382A JPS5964342A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 熱回復性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17144382A JPS5964342A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 熱回復性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5964342A true JPS5964342A (ja) | 1984-04-12 |
| JPH0156659B2 JPH0156659B2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=15923206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17144382A Granted JPS5964342A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 熱回復性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5964342A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01502676A (ja) * | 1987-03-11 | 1989-09-14 | レイケム・コーポレイション | ポリマー組成物 |
| JPH01255522A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 耐熱耐油熱収縮チューブおよび絶縁電線 |
| JPH0259325A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-02-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 熱収縮チューブ |
| US6281312B1 (en) | 1998-12-25 | 2001-08-28 | Nippon Mektron, Ltd. | Process for producing fluorinated copolymer, fluorinated copolymer, crosslinkable composition containing same and sealant |
| WO2018050688A1 (en) | 2016-09-16 | 2018-03-22 | Solvay Specialty Polymers Italy S.P.A. | Fluorinated thermoplastic elastomer |
| CN109715687A (zh) * | 2016-09-16 | 2019-05-03 | 索尔维特殊聚合物意大利有限公司 | 氟化热塑性弹性体 |
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| JPS4871482A (ja) * | 1971-12-28 | 1973-09-27 | ||
| JPS522428A (en) * | 1975-06-23 | 1977-01-10 | Onkyo Corp | Method of manufacturin fibrine oscillating plate |
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-
1982
- 1982-09-29 JP JP17144382A patent/JPS5964342A/ja active Granted
Patent Citations (5)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0156659B2 (ja) | 1989-11-30 |
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