JPS5955789A - 感圧複写紙用塗被組成物 - Google Patents
感圧複写紙用塗被組成物Info
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- JPS5955789A JPS5955789A JP57166389A JP16638982A JPS5955789A JP S5955789 A JPS5955789 A JP S5955789A JP 57166389 A JP57166389 A JP 57166389A JP 16638982 A JP16638982 A JP 16638982A JP S5955789 A JPS5955789 A JP S5955789A
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- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感圧複写紙用塗被組成物に関する。更に詳しく
は、顔料として微粒子炭酸カルシウムを使用し、接着剤
としては、カルボキシル基変性うテ、クスを主体とする
極めて実用性の高い感圧複写紙用組成物に関する。
は、顔料として微粒子炭酸カルシウムを使用し、接着剤
としては、カルボキシル基変性うテ、クスを主体とする
極めて実用性の高い感圧複写紙用組成物に関する。
顔料、顕色剤等を原紙の内部又は表面に強固に保持する
為に、接着剤(バインダー)としてカゼイン、ポリビニ
ールアルコール、スターチ等の水溶性高分子及び、スチ
レン−ブタジェン共重合体。
為に、接着剤(バインダー)としてカゼイン、ポリビニ
ールアルコール、スターチ等の水溶性高分子及び、スチ
レン−ブタジェン共重合体。
アクリル酸エステル共重合体、酢酸ビニル重合体又は酢
酸ビニル共重合体等のラテックスを使用する感圧複写紙
用顕色紙はよく知られている。しかしながら、従来の顕
色紙はいずれも発色性及び印刷適性が不十分であった。
酸ビニル共重合体等のラテックスを使用する感圧複写紙
用顕色紙はよく知られている。しかしながら、従来の顕
色紙はいずれも発色性及び印刷適性が不十分であった。
これを改良するために顔料の一成分である炭酸カルシウ
ムの粒子径を小さくする等の工夫を試みたが接着剤とし
て公知の上記ラテックスは、微粒子炭酸カルシウムを含
有せしめた組成物においては、接着剤としての機能は満
足したものではなく、印刷適性不良、即ち。
ムの粒子径を小さくする等の工夫を試みたが接着剤とし
て公知の上記ラテックスは、微粒子炭酸カルシウムを含
有せしめた組成物においては、接着剤としての機能は満
足したものではなく、印刷適性不良、即ち。
接着強度不足によるいわゆるピッキングトラブルを引き
起こす原因となシ、そのうえ、塗工時の顔料等の剥離及
び機械的安定性の低下による塗工時のトラブル、いわゆ
る操業性が悪く、商業的生産規模の製造装置での長時間
運転には多くの問題がある。
起こす原因となシ、そのうえ、塗工時の顔料等の剥離及
び機械的安定性の低下による塗工時のトラブル、いわゆ
る操業性が悪く、商業的生産規模の製造装置での長時間
運転には多くの問題がある。
本発明者らは上記問題を解決し、た感圧複写紙用塗被組
成物を得るべく鋭意検討を重ねた結果2本発明に規定す
る微粒子炭酸カルシウムと共重合体ラテックスを用いた
複写紙用塗被組成物は、良好な分散状態が得られ、均一
、てかつ、安定した塗工状態が得られ、極めて優れた印
刷適性と発色率を有する感圧性顕色紙が得られることを
見出した。
成物を得るべく鋭意検討を重ねた結果2本発明に規定す
る微粒子炭酸カルシウムと共重合体ラテックスを用いた
複写紙用塗被組成物は、良好な分散状態が得られ、均一
、てかつ、安定した塗工状態が得られ、極めて優れた印
刷適性と発色率を有する感圧性顕色紙が得られることを
見出した。
本発明の感圧複写紙用塗被組成物は、平均粒子径0.5
μ以下の微粒子炭酸カルシウムを主として含む顔料を使
用し、接着剤として使用するラテックスは(1)脂肪族
共役ジエン30〜60重量%、(2)エチレン系不飽和
カルボン酸2′〜15重量%、(3)(2)以外のエチ
レン系不飽和単量体3〜25重量部の共重合体で、平均
粒子径が0.04〜0.09μで。
μ以下の微粒子炭酸カルシウムを主として含む顔料を使
用し、接着剤として使用するラテックスは(1)脂肪族
共役ジエン30〜60重量%、(2)エチレン系不飽和
カルボン酸2′〜15重量%、(3)(2)以外のエチ
レン系不飽和単量体3〜25重量部の共重合体で、平均
粒子径が0.04〜0.09μで。
かつ、トルエン不溶分が30〜90%であることを特徴
とする。
とする。
尚ここでトルエン不溶分とは、共重合体に含まれるトル
エン不溶分を全弁重体に対して重量百分率で示したもの
であシ、その測定法は実施例に記載のとおシである。
エン不溶分を全弁重体に対して重量百分率で示したもの
であシ、その測定法は実施例に記載のとおシである。
本発明の微粒子炭酸カルシウムは平均粒子径が0.5μ
以下のものでアシ、重質炭酸カルシウムでも沈降性炭酸
カルシウムであってもよい。
以下のものでアシ、重質炭酸カルシウムでも沈降性炭酸
カルシウムであってもよい。
本発明で微粒子炭酸カルシウムと共に使用される顔料と
してはクレー、硫酸バリウム、酸化チタン、サテンホワ
イト、水酸化アルミニウム及び。
してはクレー、硫酸バリウム、酸化チタン、サテンホワ
イト、水酸化アルミニウム及び。
平均粒子径が0.5μを越える炭酸カルシウム等。
通常1紙積紙用組成物に用いられているものが使4!
用できるが、その量は全願料の50重量%未満である0
顔 本発明においては、覇料中に含まれる微粒子炭酸カルシ
ウムは50重量−以上、好ましくは、70重量−以上含
まれていることが、必要である。微粒子炭酸カルシウム
が50重量%未満では塗被紙のインク受理性、白色度、
不透明性及び発色率等が低くなシ好ましくない。
顔 本発明においては、覇料中に含まれる微粒子炭酸カルシ
ウムは50重量−以上、好ましくは、70重量−以上含
まれていることが、必要である。微粒子炭酸カルシウム
が50重量%未満では塗被紙のインク受理性、白色度、
不透明性及び発色率等が低くなシ好ましくない。
顕色剤成分となる電子受容体物質としては、フェノール
系樹脂、フェノール系化合物、サルチル酸誘導体等の有
機物質、更に、酸性白土、活性白土、アタパルジャイト
、ベントナイト、ゼオライト等の無機物質も用いられる
。
系樹脂、フェノール系化合物、サルチル酸誘導体等の有
機物質、更に、酸性白土、活性白土、アタパルジャイト
、ベントナイト、ゼオライト等の無機物質も用いられる
。
一方顕色紙と重ね合わせる紙に塗工される発色剤成分と
なる電子供与性物質としては例えば発色性の優れたクリ
スタルバイオレットラクトンと耐光性の優れたベンゾイ
ルロイコメチレンブルーの組合せが最も一般に使用され
ておシ、これらの発色剤は塩素化ジフェニル系等の溶剤
で溶解させ。
なる電子供与性物質としては例えば発色性の優れたクリ
スタルバイオレットラクトンと耐光性の優れたベンゾイ
ルロイコメチレンブルーの組合せが最も一般に使用され
ておシ、これらの発色剤は塩素化ジフェニル系等の溶剤
で溶解させ。
マイクロカプセル化されている。
本発明の接着剤として使用する共重合体ラテ。
クスは、他の水溶性高分子接着剤2例えばでんぷん、カ
ゼイン、PVA等を1種以上併用して使用することがで
きる。
ゼイン、PVA等を1種以上併用して使用することがで
きる。
これらの接着剤は通常、顔料100重量部に対して、共
重合体ラテックスは3〜25重量部、好ましくは、5〜
18重量部、水溶性高分子接着剤は0〜20重量部、好
ましくは、5〜15重量部使用ン、2−クロル−1,3
ブタジエンなどがあシ特にブタジェンが好ましい。
重合体ラテックスは3〜25重量部、好ましくは、5〜
18重量部、水溶性高分子接着剤は0〜20重量部、好
ましくは、5〜15重量部使用ン、2−クロル−1,3
ブタジエンなどがあシ特にブタジェンが好ましい。
その使用量は共重合体中、30〜60重量%。
好ましくは40〜50重量%である。30重量%未満で
は、硬くてもろい共重合体となシ、一方。
は、硬くてもろい共重合体となシ、一方。
60重量%を越えると柔らかすぎて、塗被紙がロールに
付着する。いわゆるブロッキングトラブルが発生する。
付着する。いわゆるブロッキングトラブルが発生する。
さらに耐水強度が低下する。
エチレン系不飽和カルボン酸は、アクリル酸。
メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、7マール酸、
イタコン酸等のモノ−またはジカルボン酸が用いられる
。これらを混合して使用することもできる、その使用量
は、2−i5重量%の範囲が好適で、2重量%未満では
、塗被紙用組成物の充分な粘度安定性2機械的安定性が
得られず、また。
イタコン酸等のモノ−またはジカルボン酸が用いられる
。これらを混合して使用することもできる、その使用量
は、2−i5重量%の範囲が好適で、2重量%未満では
、塗被紙用組成物の充分な粘度安定性2機械的安定性が
得られず、また。
得られる塗被紙の表面強度が低下するので好ましくない
。一方、15重量%を超えると、塗被紙用組成物の粘度
が上昇し、操業性が低下し、その上。
。一方、15重量%を超えると、塗被紙用組成物の粘度
が上昇し、操業性が低下し、その上。
得られる塗被紙の表面強度も低下するので好ましく々い
。
。
本発明ではエチレン系不飽和酸単量体は他の単量体と同
様に2M合のはじめから全量使用しても良いし、一部、
又は全量を重合の途中で添加して使用してもよい。
様に2M合のはじめから全量使用しても良いし、一部、
又は全量を重合の途中で添加して使用してもよい。
本発明で使用するエチレン系不飽和単量体は。
エチレン系不飽和酸を除く、共重合可能な単量体でアシ
、スチレン、α−メチルスチレン、P−メチルスチレン
、ビニル−トルk y(0+、 m −、p−メチルス
チレンの混合物)等の芳香族ビニル。
、スチレン、α−メチルスチレン、P−メチルスチレン
、ビニル−トルk y(0+、 m −、p−メチルス
チレンの混合物)等の芳香族ビニル。
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、−アクリル酸ブ
チル、メタクリル酸メチル、2−ヒドロキシエチルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等のア
クリル酸又はメタクリル酸エステル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ア
クリロニトリル等がある。これらの使用量は30〜60
重量%である。
チル、メタクリル酸メチル、2−ヒドロキシエチルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート等のア
クリル酸又はメタクリル酸エステル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ア
クリロニトリル等がある。これらの使用量は30〜60
重量%である。
30重量%未満では共重合体の硬さが不足し。
60重量多を越すと硬すぎてもろくなる。
エチレン系不飽和単量体は、芳香族ビニルが30〜90
重量%、残シがアクリル酸又はメタクリル酸エステルの
単量体混合物の使用が好適である。そうすることによシ
共重合体ラテックスの安定性、接着性、耐候性を一層す
ぐれたものにできる。
重量%、残シがアクリル酸又はメタクリル酸エステルの
単量体混合物の使用が好適である。そうすることによシ
共重合体ラテックスの安定性、接着性、耐候性を一層す
ぐれたものにできる。
本発明における共重合体ラテックスの平均粒子径は、0
.04〜0.09μにすることによって、感圧複写紙用
塗被組成物の安定性1作業性が良好ツ、シかも印刷適性
、及び発色性の優れた顕色紙を得ることができる。平均
粒子径が0.04μ以下の共重合体ラテックスを重合し
ようとすると、乳化剤を多量に使用せねばならず、顕色
紙の耐水性が低下する。又、ラテックス共重合体を重合
する際に。
.04〜0.09μにすることによって、感圧複写紙用
塗被組成物の安定性1作業性が良好ツ、シかも印刷適性
、及び発色性の優れた顕色紙を得ることができる。平均
粒子径が0.04μ以下の共重合体ラテックスを重合し
ようとすると、乳化剤を多量に使用せねばならず、顕色
紙の耐水性が低下する。又、ラテックス共重合体を重合
する際に。
粘度の上昇を抑制する為に、ラテックス固形分を低くせ
ねばならないので、経済的に不利であ凱感圧複写紙用塗
被組成物の安定性2作業性が著しく低下する。他方、平
均粒子径が0.09μを超えると2表面強度が低下し2
発色率とのバランスが悪くなる。
ねばならないので、経済的に不利であ凱感圧複写紙用塗
被組成物の安定性2作業性が著しく低下する。他方、平
均粒子径が0.09μを超えると2表面強度が低下し2
発色率とのバランスが悪くなる。
7一
本発明ではトルエン不溶分は、70〜90チの範囲に於
いて良好な表面強度を有し、かつ、顕色剤組成物の機械
的安定性が良好なものが得られる。
いて良好な表面強度を有し、かつ、顕色剤組成物の機械
的安定性が良好なものが得られる。
トルエン不溶分が70チ未満であると2表面強度が低く
、塗被組成物の機械的安定性が悪い。一方、トルエン不
溶分が90%を越えると2表面強度、中でもウェット強
度が著しく低下するので好ましくない。
、塗被組成物の機械的安定性が悪い。一方、トルエン不
溶分が90%を越えると2表面強度、中でもウェット強
度が著しく低下するので好ましくない。
本発明の共重合体ラテックスの使用量は顔料100重量
部゛に対して、3〜25重量部であることが接着強度及
び、塗工操業性の面から好ましい。
部゛に対して、3〜25重量部であることが接着強度及
び、塗工操業性の面から好ましい。
又、顕色剤の使用量は、特に限定される□ものでないが
、顔料100重量部に対して5〜30重量部程度が好適
である。
、顔料100重量部に対して5〜30重量部程度が好適
である。
以下に実施例をあげて2本発明を更に具体的に説明する
が2本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。尚、実施例において示す2部。
が2本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。尚、実施例において示す2部。
及びチは特にことわらない限シ各々2重量部、及び重量
%を意味する。
%を意味する。
8 一
実施例1〜5.比較例1〜フ
イ)カルボキシ変性共重合体ラテックス共重合体ラテッ
クスAは、窒素ガスで置換したオートクレーブ中にブタ
ジェン40部、スチレン46部、メチルメタクリレート
1o部、メタクリル酸3部、イタコン酸1部、過硫酸ア
ンモニウム1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ3
部。
クスAは、窒素ガスで置換したオートクレーブ中にブタ
ジェン40部、スチレン46部、メチルメタクリレート
1o部、メタクリル酸3部、イタコン酸1部、過硫酸ア
ンモニウム1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ3
部。
四塩化炭素2.5部、脱イオン水250部を仕込み。
70℃で15時間反応させたところ重合率は99チに達
した。得られた共重合体ラテックスは、水酸化ナトリウ
ムでP H6,5に調整した後、水蒸気を吹き込んで、
残留モノマーを除去した。この共重合体ラテックスの平
均粒子径は0.045μ、 トルエン不溶分は85%で
あった。その他のカルボキシ変性ラテックスB−Iはモ
ノマー組成、乳化剤。
した。得られた共重合体ラテックスは、水酸化ナトリウ
ムでP H6,5に調整した後、水蒸気を吹き込んで、
残留モノマーを除去した。この共重合体ラテックスの平
均粒子径は0.045μ、 トルエン不溶分は85%で
あった。その他のカルボキシ変性ラテックスB−Iはモ
ノマー組成、乳化剤。
分子量調節剤を表1に記載した部数で上記と同様の重合
条件で重合したところ、いずれも95チ以上の重合率に
達し、それぞれ表1の平均粒子径及びゲル含量を有する
共重合体ラテックスを得た。
条件で重合したところ、いずれも95チ以上の重合率に
達し、それぞれ表1の平均粒子径及びゲル含量を有する
共重合体ラテックスを得た。
口)感圧複写紙用顕色紙の評価
得られた共重合体ラテックスA〜工を用いて。
感圧複写紙用塗被組成物をつ<シ、その評価をした。実
施例1では平均粒子径0.3μの微粒子、炭酸カルシウ
ム(丸尾カルシウム製MP555S)80部、カオリン
クレー20部、顕色剤としてフェノール樹脂20部をポ
リアクリル酸ソーダ0.5部で分散し、接着剤として共
重合体ラテックスA10部と酸化でんぷん10部の割合
で添加して、固形分を55チとなるように塗被組成物を
調製した。
施例1では平均粒子径0.3μの微粒子、炭酸カルシウ
ム(丸尾カルシウム製MP555S)80部、カオリン
クレー20部、顕色剤としてフェノール樹脂20部をポ
リアクリル酸ソーダ0.5部で分散し、接着剤として共
重合体ラテックスA10部と酸化でんぷん10部の割合
で添加して、固形分を55チとなるように塗被組成物を
調製した。
該組成物を53 f%Jの上質原紙に、塗工量5脇を片
面塗工し、乾燥した後、スーパーカレンダー仕上して感
圧複写紙を得た。上記塗被組成物の粘度、及びマロン安
定性、並びに顕色紙の紙質、印刷適性及び9発色性テス
トを行にっだ。実施例2〜5及び比較例1〜8は2表2
及び表3のピグメント組成及び共重合体ラテックスを使
用して、実施例1と同様の方法で塗被組成物を調製し、
同様に塗工して、評価を行なった。実施例1〜5及び比
較例1〜8の評価結果を表4に示した。
面塗工し、乾燥した後、スーパーカレンダー仕上して感
圧複写紙を得た。上記塗被組成物の粘度、及びマロン安
定性、並びに顕色紙の紙質、印刷適性及び9発色性テス
トを行にっだ。実施例2〜5及び比較例1〜8は2表2
及び表3のピグメント組成及び共重合体ラテックスを使
用して、実施例1と同様の方法で塗被組成物を調製し、
同様に塗工して、評価を行なった。実施例1〜5及び比
較例1〜8の評価結果を表4に示した。
実施例及び比較例中の炭酸カルシウム及び2テツクスの
平均粒子径及びゲル含量測定法、並びに評価法は以下の
通りである。
平均粒子径及びゲル含量測定法、並びに評価法は以下の
通りである。
■ 炭酸カルシウムの平均粒子径
恒圧通気式比表面積測定装置で測定された。
■ ラテックスの平均粒子径
共重合体ラテックスをオスミウム酸で処理し、電顕写X
(30,000倍)をとシ1粒子500個の粒子径を測
定し1重量平均して求めた。
(30,000倍)をとシ1粒子500個の粒子径を測
定し1重量平均して求めた。
■ トルエン不溶分
水酸化ナトリウムでPH6〜Bに調整した共重合体ラテ
ックスをメタノールでR固し、洗浄。
ックスをメタノールでR固し、洗浄。
乾燥した後、約0.32の試料をLOOmbのトルエン
に20時間浸漬した後、トルエン不溶分を測定し。
に20時間浸漬した後、トルエン不溶分を測定し。
試料に対する重量襲で示しだ。
■ マロン安定性
マロン安定性試験機を使用し、10Kf荷重で10分間
攪拌後120 mesh金網でロカした凝集物の重量%
で示した。
攪拌後120 mesh金網でロカした凝集物の重量%
で示した。
■ ドライ及びウェット強度
RI印刷試験機で印刷し、印刷状態を目視で判定した。
きわめて良好なものを5.不良を1とし5点法で評価し
た。
た。
■ インキセット
RI印刷試験機で印刷した後、印刷面に白紙を圧押し、
インキの乾燥程度を目視で判定した。
インキの乾燥程度を目視で判定した。
きわめて良好なものを5.不良を1とし、5点法で評価
した。
した。
■ 白色度
ハンター比色光度計でブルーフイルターを使用して測定
し2反射率で示した。
し2反射率で示した。
■ 発色率
クリスタルバイオレット2クトーンを主たる感圧色素と
する市販の上葉紙に上記実施例、比較例で得だ組成物を
塗工した顕色紙の両塗布面を対向させて重ね合わせ、電
動式タイプライタ−で打圧発色させたものについて、一
時間後のタイプ発色度を調べた。ハンター比色光度計を
使用して。
する市販の上葉紙に上記実施例、比較例で得だ組成物を
塗工した顕色紙の両塗布面を対向させて重ね合わせ、電
動式タイプライタ−で打圧発色させたものについて、一
時間後のタイプ発色度を調べた。ハンター比色光度計を
使用して。
タイプ発色前後の顕色シートの白色度を測定し。
以下の式によって算出した。
タイプ発色度(%1l=IO
タイプ発色1時間後の白色度(4)−Itタイプ発色率
(イ)=Dt o It Dt = ×100 ■0 ハ)実施例〜1〜5.比較例−1〜8の評価結果 (1)実施例−1〜5(表−4参照) 本発明の範囲内で共重合体ラテックスのモノマー組成、
トルエン不溶分、平均粒子径及び顔料中の微粒子炭酸カ
ルシウムの粒子径、含有料をそれぞれ変量させた共重合
体ラテックス及び顔料を用いた感圧複写紙用塗被組成物
の塗工液物性及び感圧複写紙用顕色紙の印刷評価(以後
印刷特性と表示する)を行なったものであるが2本発明
の目的とする優れた塗工液物性及び印刷特性のものが得
られた。
(イ)=Dt o It Dt = ×100 ■0 ハ)実施例〜1〜5.比較例−1〜8の評価結果 (1)実施例−1〜5(表−4参照) 本発明の範囲内で共重合体ラテックスのモノマー組成、
トルエン不溶分、平均粒子径及び顔料中の微粒子炭酸カ
ルシウムの粒子径、含有料をそれぞれ変量させた共重合
体ラテックス及び顔料を用いた感圧複写紙用塗被組成物
の塗工液物性及び感圧複写紙用顕色紙の印刷評価(以後
印刷特性と表示する)を行なったものであるが2本発明
の目的とする優れた塗工液物性及び印刷特性のものが得
られた。
(2)比較例−1〜8(表−4参照)
比較例−1;顔料中の微粒子炭酸カルシウム分の含有率
が2本発明範囲の下限に満たな い顔料を用いた例であるが、印刷特性 評価に於いて9発色性及びインキセッ ト性が劣シ好ましくない。
が2本発明範囲の下限に満たな い顔料を用いた例であるが、印刷特性 評価に於いて9発色性及びインキセッ ト性が劣シ好ましくない。
比較例−2;顔料として1本発明の範囲よシ粒子径が大
きい炭酸カルシウムを使用した 例であるが、印刷特性評価に於いて。
きい炭酸カルシウムを使用した 例であるが、印刷特性評価に於いて。
発色性及びインキセット性が劣シ好ま
しくない。
比較例−3;接着剤として使用する共重合体ラテックス
成分の脂肪族共役ジエン単量体 量が本発明の範囲よシ少ない(該単量 体の減量分の補充はエチレン系不飽和 単量体で行なった。)共重合体ラテッ クスを使用した例であシ、印刷特性で は、ドライ強度が劣シ、好ましくない。
成分の脂肪族共役ジエン単量体 量が本発明の範囲よシ少ない(該単量 体の減量分の補充はエチレン系不飽和 単量体で行なった。)共重合体ラテッ クスを使用した例であシ、印刷特性で は、ドライ強度が劣シ、好ましくない。
比較例−4;接着剤として使用する共重合体ラテックス
成分中の脂肪族共役ジエン単量 体が本発明の範囲よシ多い(該単量体 の増量分はエチレン系不飽和単量体量 で調整した。)共重合体ラテックスを 使用した例であシ、印刷特性のウェッ ト強度が劣シ好ましくない。
成分中の脂肪族共役ジエン単量 体が本発明の範囲よシ多い(該単量体 の増量分はエチレン系不飽和単量体量 で調整した。)共重合体ラテックスを 使用した例であシ、印刷特性のウェッ ト強度が劣シ好ましくない。
比較例−5;接着剤として使用する共重合体ラテックス
成分中のエチレン系不飽和カル ボン酸単量体が本発明の範囲よシ少な い共重合体ラテックスを使用した例で あり、塗工液のマロン安定性が劣シ。
成分中のエチレン系不飽和カル ボン酸単量体が本発明の範囲よシ少な い共重合体ラテックスを使用した例で あり、塗工液のマロン安定性が劣シ。
又、印刷特性として、ドライ強度及び
ウェット強度が劣ジ好ましくない。
比較例−6,7;比較例−6は接着剤として使用する共
重合体ラテックスのゲル含率が 本発明の範囲よシ少ない範囲であシ。
重合体ラテックスのゲル含率が 本発明の範囲よシ少ない範囲であシ。
一方比較例−7は逆に多い範囲の共重
合体ラテックスを使用した例である。
比較例−6では、塗工液のマロン安定
性が劣シ、印刷特性として、ドライ強
度が劣る一方比較例−7では印刷特性
として、ドライ強度およびウェット強
度が劣り好ましくない。
比較例−8;接着剤として使用する共重合体ラテックス
の平均粒子径が本発明の範囲よ −1り− シ大き々平均粒子径である共重合体ラ テックスを使用した例であシ印刷特性 としてのドライ強度、ウェット強度が 劣シ好ましくない。
の平均粒子径が本発明の範囲よ −1り− シ大き々平均粒子径である共重合体ラ テックスを使用した例であシ印刷特性 としてのドライ強度、ウェット強度が 劣シ好ましくない。
16−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 平均粒子径0.5μ以下の微粒子炭酸カルシュラムを主
として含む塗被紙用顔料と、顕色剤、並びに接着剤とか
らなる感圧複写紙用組成物において。 接着剤として (1)脂肪族共役ジエン 30−60重量%(
2)エチレン系不飽和カルボン酸2−15重量%(3)
(2)以外のエチレン系不飽和単量体30−60重
量% を共重合したもので、平均粒子径が0.04〜0.09
μであシアトルエン不溶分が70〜90チの共重合体ラ
テックスを使用することを特徴とする感圧複写紙用塗被
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57166389A JPS5955789A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 感圧複写紙用塗被組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57166389A JPS5955789A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 感圧複写紙用塗被組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5955789A true JPS5955789A (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=15830507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57166389A Pending JPS5955789A (ja) | 1982-09-24 | 1982-09-24 | 感圧複写紙用塗被組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5955789A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024992A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-07 | Nippon Zeon Co Ltd | 感圧複写紙用顕色剤塗料組成物 |
JPS61211080A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感圧複写用マイクロカプセルシ−ト |
JPS61273985A (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-04 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 感圧複写紙用塗布組成物 |
JPS6315782A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 感圧複写紙用塗料組成物 |
JPH029679A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 感圧複写紙用呈色紙 |
-
1982
- 1982-09-24 JP JP57166389A patent/JPS5955789A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024992A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-07 | Nippon Zeon Co Ltd | 感圧複写紙用顕色剤塗料組成物 |
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JPH0553634B2 (ja) * | 1985-03-15 | 1993-08-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
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JPH0453190B2 (ja) * | 1985-05-30 | 1992-08-25 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | |
JPS6315782A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-22 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 感圧複写紙用塗料組成物 |
JPH0448350B2 (ja) * | 1986-07-08 | 1992-08-06 | Sumitomo Naugatuck | |
JPH029679A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 感圧複写紙用呈色紙 |
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