JP3082564B2 - 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物 - Google Patents

紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物

Info

Publication number
JP3082564B2
JP3082564B2 JP06064380A JP6438094A JP3082564B2 JP 3082564 B2 JP3082564 B2 JP 3082564B2 JP 06064380 A JP06064380 A JP 06064380A JP 6438094 A JP6438094 A JP 6438094A JP 3082564 B2 JP3082564 B2 JP 3082564B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
weight
ethylenically unsaturated
latex
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06064380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07247327A (ja
Inventor
秀幸 松林
伸一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Zeon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zeon Corp filed Critical Zeon Corp
Priority to JP06064380A priority Critical patent/JP3082564B2/ja
Publication of JPH07247327A publication Critical patent/JPH07247327A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3082564B2 publication Critical patent/JP3082564B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙塗工組成物及び紙塗工
用ラテックスに関し、さらに詳しくは、ドライピック強
度、ウェットピック強度、印刷光沢、白紙光沢、ウェッ
ト着肉性及び耐ブロッキング性に優れ且つそれらのバラ
ンスがよい塗工紙を得るための紙塗工組成物及びこれに
用いるラテックスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷技術の急速な発達に伴い、塗
工紙に要求される性能もきびしくなっており、例えば、
ドライピック強度とウェットピック強度との相矛盾した
特性を両方とも向上させ、さらに印刷光沢、ウェット着
肉性、白紙光沢及び耐ブロッキング性に優れ且つそれら
のバランスのよい塗工紙が求められている。従来、紙塗
工組成物に用いるラテックスとしては、エチレン性不飽
和カルボン酸単量体、共役ジエン単量体及びこれらと共
重合可能な単量体を共重合してなる共重合体ラテックス
の存在下に、メタクリロニトリル及びメタアクリルアミ
ドを共重合して得られる共重合体ラテックス(特開平5
−239113号公報)、エチレン性不飽和カルボン酸
単量体、共役ジエン単量体及びこれらと共重合可能な単
量体を共重合してなる共重合体ラテックスの存在下に、
アクリロニトリル及びブタジエンを共重合して得られる
共重合体ラテックス(特開平5−59693号公報)が
知られている。この共重合体ラテックスを必須成分とす
る塗工組成物では、塗工紙のドライピック強度、ウェッ
トピック強度、白紙光沢、ウェット着肉性などの特性の
いずれかが悪く、塗工紙の各特性のバランスが十分でな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ドラ
イピック強度、ウェットピック強度、印刷光沢、ウェッ
ト着肉性、白紙光沢及び耐ブロッキング性に優れ且つそ
れらのバランスがよい塗工紙を得るための紙塗工組成物
及びこれに用いるラテックスを提供することにある。本
発明者らは、この目的を達成すべく鋭意研究を行った結
果、カルボキシル変性スチレン−ブタジエン系共重合体
ラテックスの存在下に特定のエチレン性不飽和ニトリル
単量体及び共役ジエン単量体を含有する単量体を共重合
して得られる共重合体のラテックスを用いることによっ
て本目的を達成できることを見いだし、この知見に基い
て本発明を完成するに到った。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、共役ジエン単量体30.0〜70.0重量%、エチ
レン性不飽和カルボン酸単量体0.5〜5.0重量%、
芳香族ビニル単量体10.0〜69.5重量%、エチレ
ン性不飽和ニトリル単量体2.0〜20.0重量%及び
これら以外のエチレン性不飽和単量体0.0〜57.5
重量%からなる単量体(a)50〜95重量部を共重合
してなる共重合体ラテックス(A)の存在下に、α置換
α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体20.0重量
%を超え75.0重量%以下、共役ジエン単量体20.
0〜50.0重量%及びその他のエチレン性不飽和単量
体0.0重量%以上60.0重量%未満からなる単量体
(b)50〜5重量部(ただし、単量体(a)と単量体
(b)との合計量が100重量部)を共重合してなるこ
とを特徴とする紙塗工用ラテックスが提供される。ま
た、本発明によれば、前記ラテックスと顔料とを必須成
分とする紙塗工組成物が提供される。
【0005】本発明の紙塗工用ラテックスは、共役ジエ
ン単量体、エチレン性不飽和カルボン酸単量体、芳香族
ビニル単量体、エチレン性不飽和ニトリル単量体及びこ
れら以外のエチレン性不飽和単量体からなる単量体
(a)を共重合してなる共重合体ラテックス(A)の存
在下に、α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量
体、共役ジエン単量体及びその他のエチレン性不飽和単
量体からなる単量体(b)を共重合してなるものであ
る。
【0006】単量体(a)は共役ジエン単量体、エチレ
ン性不飽和カルボン酸単量体、芳香族ビニル単量体、エ
チレン性不飽和ニトリル単量体及びこれら以外のエチレ
ン性不飽和単量体からなるものである。
【0007】単量体(a)を構成する共役ジエン単量体
としては、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−
ジメチル−1,3−ブタジエン、2−エチル−1,3−
ブタジエン、1,3−ペンタジエン及びクロロプレン等
を挙げることができる。これら共役ジエン単量体のうち
1,3−ブタジエンが好適である。共役ジエン単量体の
量の下限は単量体(a)の30.0重量%、好ましくは
40.0重量%であり、上限は単量体(a)の70.0
重量%、好ましくは55.0重量%である。30.0重
量%未満ではドライピック強度が低下する。逆に70.
0重量%を超えるとウェットピック強度及び耐ブロッキ
ング性が低下する。
【0008】単量体(a)を構成するエチレン性不飽和
カルボン酸単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸等のエチレン性不飽和モノカルボン酸;
マレイン酸、イタコン酸等のエチレン性不飽和多価カル
ボン酸、マレイン酸モノメチル等のエチレン性不飽和多
価カルボン酸部分エステル;などが挙げられる。エチレ
ン性不飽和カルボン酸単量体の量の下限は単量体(a)
の0.5重量%、好ましくは1.0重量%であり、上限
は単量体(a)の5.0重量%、好ましくは4.0重量
%である。0.5重量%未満では紙塗工組成物の機械的
安定性が低下する。逆に5重量%を超えるとラテックス
の粘度が高くなって紙塗工組成物の調製が困難になる。
【0009】単量体(a)を構成する芳香族ビニル単量
体としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、モノクロルスチレン、p−メチルスチレン、ヒ
ドロキシメチルスチレン等が挙げられる。これら芳香族
ビニル単量体のうちスチレンが好適である。芳香族ビニ
ル単量体の量の下限は単量体(a)の10.0重量%、
好ましくは20.0重量%であり、上限は単量体(a)
の69.5重量%、好ましくは30.0重量%である。
10.0重量%未満ではウェットピック強度が低下す
る。69.5重量%を超えるとドライピック強度が低下
する。
【0010】単量体(a)を構成するエチレン性不飽和
ニトリル単量体としては、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、2−エチルプロペンニトリル、2−プロピ
ルプロペンニトリル、2−クロロプロペンニトリル、2
−ブテンニトリルなどが挙げられる。これらのエチレン
性不飽和ニトリル単量体のうちアクリロニトリルが好適
である。アクリルニトリルを用いると塗工紙の印刷光
沢、ドライピック強度及びウェットピック強度が高くな
る。エチレン性不飽和ニトリル単量体の量の下限は、単
量体(a)の2.0重量%、好ましくは5.0重量%で
あり、上限は20.0重量%、好ましくは15.0重量
%である。20.0重量%を超えるとラテックスを重合
する際の安定性が低下する。2.0重量%未満では、印
刷光沢が低下する。
【0011】単量体(a)には、上記単量体以外のエチ
レン性不飽和単量体を用いることができる。その具体例
としては、メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル
酸グリシジル、アクリル酸グリシジル等のエチレン性不
飽和カルボン酸エステル単量体;メタクリルアミド、ア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミドなどのエチレン性不飽和カル
ボン酸アミド単量体及びその誘導体;酢酸ビニル等のカ
ルボン酸ビニルエステル単量体;塩化ビニル等のハロゲ
ン化ビニル単量体;などが挙げられる。これらエチレン
性不飽和単量体は、単量体(a)の、57.5重量%以
下、好ましくは34.0重量%以下である。これらの単
量体のうち、塗工紙のインク受理性及び耐候性を高くす
る目的の為にはエチレン性不飽和カルボン酸エステル単
量体が好適に用いられる。またラテックスの機械的及び
化学的安定性を高くして、紙塗工組成物の調製を容易に
するためには、エチレン性不飽和カルボン酸アミド単量
体が好適に用いられる。エチレン性不飽和カルボン酸エ
ステル単量体の量は、単量体(a)の、通常、3.0〜
40.0重量%、好ましくは、5.0〜20.0重量%
である。エチレン性不飽和カルボン酸アミド単量体の量
は、単量体(a)の、通常、0.1〜5.0重量%、好
ましくは0.5〜4.0量%である。エチレン性不飽和
カルボン酸エステル単量体又はエチレン性不飽和カルボ
ン酸アミド単量体の量が多くなると、ラテックスの粘度
が高くなる傾向になる。
【0012】本発明において単量体(b)は、α置換
α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、共役ジエン
単量体及びその他のエチレン性不飽和単量体からなるも
のである。
【0013】単量体(b)を構成するα置換α,β−エ
チレン性不飽和ニトリル単量体は、エチレン性不飽和ニ
トリル単量体のうち、エチレン性不飽和結合を構成する
炭素原子の一方にシアノ基と、炭素原子数1〜4個のア
ルキル基またはハロゲン基、好ましくは炭素数1〜4個
のアルキル基、さらに好ましくはメチル基とが結合して
いるものである。
【0014】α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル
単量体としては、メタクリロニトリル、2−エチルプロ
ペンニトリル、2−プロピルプロペンニトリル、2−ク
ロロプロペンニトリルなどが挙げられる。これらの単量
体のうちメタクリロニトリルが好適である。α置換α,
β−エチレン性不飽和ニトリル単量体の量の下限は、単
量体(b)の20.0重量%を超え、好ましくは30.
0重量%であり、上限は単量体(b)の75.0重量
%、好ましくは70.0重量%である。20.0重量%
以下では、ドライピック強度またはウェットピック強度
が低下する。逆に75.0重量%を超えるとドライピッ
ク強度及びウェット着肉性が低下する。
【0015】α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル
単量体は、この単量体以外のエチレン性不飽和単量体
(以下、非α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単
量体という。)と組み合わせて用いることができる。α
置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体と、非α
置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体との合計
量は、単量体(b)の、通常、30.0〜75.0重量
%、好ましくは40.0〜70.0重量%になる範囲で
ある。α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体
と、非α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体
との合計量が多くなると塗工紙のドライピック強度及び
ウェット着肉性が低下傾向に、逆に少なくなるとウェッ
トピック強度が低下傾向になる。なお、非α置換α,β
−エチレン性不飽和ニトリル単量体の量は、単量体
(b)の、通常、20.0重量%以下、好ましくは1
5.0重量%以下である。非α置換α,β−エチレン性
不飽和ニトリル単量体の量が多くなると塗工紙のドライ
ピック強度及びウェットピック強度が低下傾向になる。
【0016】単量体(b)を構成する共役ジエン単量体
としては、前記単量体(a)を構成する共役ジエン単量
体と同じものが挙げられる。これら共役ジエン単量体の
うち1,3−ブタジエンが好適である。共役ジエン単量
体の量の下限は単量体(b)の20.0重量%、好まし
くは25.0重量%であり、上限は50.0重量%、好
ましくは45.0重量%である。20.0重量%未満で
ドライピック強度が低下する。逆に50.0重量%を超
えるとウェットピック強度が低下する。
【0017】単量体(b)を構成するその他のエチレン
性不飽和単量体としては、前記の非α置換α,β−エチ
レン性不飽和ニトリル単量体の他に、エチレン性不飽和
カルボン酸エステル単量体;エチレン性不飽和カルボン
酸アミド単量体及びその誘導体;芳香族ビニル単量体;
エチレン性不飽和カルボン酸単量体;カルボン酸ビニル
エステル単量体;ハロゲン化ビニル単量体;などが挙げ
られる。これらのエチレン性不飽和単量体の量は、6
0.0重量%未満、好ましくは45.0重量%以下であ
る。なお、塗工紙のインク受理性及び耐候性を高くする
ためにはエチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体が
好適に用いられ、塗工紙のドライピック強度及びウェッ
トピック強度のバランスを良くするためには、芳香族ビ
ニル単量体が好適に用いられ、またラテックスの機械的
及び化学的安定性を高くし、紙塗工組成物の調製を容易
にするためにはエチレン性不飽和カルボン酸アミド単量
体又はエチレン性不飽和カルボン酸単量体が好適に用い
られる。エチレン性不飽和カルボン酸エステル単量体の
量は、単量体(b)の、通常、35.0重量%以下、好
ましくは10.0重量%以下である。エチレン性不飽和
カルボン酸エステル単量体の量が多くなるとドライピッ
ク強度が低下傾向になる。芳香族ビニル単量体の量は、
単量体(b)の、通常、35.0重量%以下、好ましく
は20.0重量%以下である。芳香族ビニル単量体の量
が多くなるとドライピック強度が低下傾向になる。エチ
レン性不飽和カルボン酸単量体の量は、単量体(b)
の、通常、5.0重量%以下、好ましくは4.0重量%
以下である。またエチレン性不飽和カルボン酸アミド単
量体の量は、単量体(b)の、通常、3.0重量%以
下、好ましくは2.0重量%以下である。エチレン性不
飽和カルボン酸単量体またはエチレン性不飽和カルボン
酸アミド単量体の量が多くなるとラテックスの粘度が高
くなるので紙塗工組成物の調製が困難な傾向になる。
【0018】単量体(a)と単量体(b)との重量比率
は、単量体(a)と単量体(b)との合計量100重量
部に対して、単量体(a)の下限が50重量部、好まし
くは60重量部であり、上限が95重量部、好ましくは
90重量部である。単量体(a)が95重量部を超える
と塗工紙のドライピック強度とウェットピック強度との
バランスが悪くなり、耐ブロッキング性が低下する。逆
に単量体(a)が50重量部未満では塗工紙の白紙光沢
及びウェット着肉性が低下する。
【0019】本発明の紙塗工用ラテックスを構成する共
重合体粒子の平均粒子径は、通常、0.06〜0.20
μm、好ましくは0.07〜0.15μmである。平均
粒子径が小さくなると、塗工用ラテックスの粘度が高く
なるので、紙塗工組成物の調製が困難な傾向になる。逆
に平均粒子径が大きくなると塗工紙のドライピック強度
及びウェットピック強度が低下傾向になる。なお、平均
粒子径はラテックスを電子顕微鏡で観察し、撮影した写
真に写るラテックス粒子を無作為に500個選び、粒子
径を測定し、その数平均値で示した値である。
【0020】本発明の紙塗工用ラテックスを構成する共
重合体のガラス転移温度は、通常、−30〜+30℃、
好ましくは−15〜+20℃である。ガラス転移温度が
低くなると、塗工紙のウェットピック強度が低下傾向に
なる。逆にガラス転移温度が高くなると塗工紙のドライ
ピック強度が低下傾向になる。ガラス転移温度はラテッ
クスを枠付きガラス板に流延し、温度20℃、相対湿度
65%の恒温恒湿室に48時間放置してフィルムを得、
このフィルムについて示差走査熱量計(DSC、セイコ
ー電子工業(株)社製:SSC5200)を用いて、開
始温度−100℃、昇温速度5℃/分の条件で測定して
得られる値である。
【0021】本発明の紙塗工用ラテックスを構成する共
重合体のテトラヒドロフラン不溶解分の量は、オフセッ
ト枚葉印刷又はグラビア印刷用の塗工紙においては、通
常、55〜95重量%、好ましくは65〜90重量%で
ある。また、オフセット輪転印刷用の塗工紙において
は、通常、10〜60重量%、好ましくは20〜50重
量%である。なお、テトラヒドロフラン不溶解分の量は
後記の方法で求められる値である。
【0022】本発明において用いる、共重合体(A)の
ラテックスは、通常、単量体(a)を乳化重合して得る
が、転相法で得ることもできる。単量体(b)の重合
は、共重合体(A)のラテックスの存在下で行われる。
具体的には、単量体(a)を重合し、引続き単量体
(b)を添加して重合を行ってもよいし、単量体(a)
を重合して共重合体(A)のラテックスを準備しておい
て、この共重合体(A)のラテックスを所定量、反応器
に移し、単量体(b)を重合してもよい。
【0023】単量体(a)を重合し、引続き単量体
(b)を添加して重合を行う場合は、単量体(a)の重
合転化率が、通常、60%以上、好ましくは70%以上
になってから単量体(b)の重合を開始する。単量体
(a)の重合転化率が低いうちに単量体(b)を添加し
重合すると塗工紙のウェットピック強度及び耐ブロッキ
ング性が低下傾向になる。
【0024】単量体(a)及び単量体(b)の重合にお
ける、単量体又は重合副資材の添加方法としては、初期
一括添加方法、分割添加法、連続添加法などの方法が挙
げられる。また、重合温度は、通常、0〜100℃であ
る。
【0025】単量体(a)及び単量体(b)の重合にお
いて使用する重合副資材としては、例えば、重合開始剤
として過硫酸塩、有機過酸化物、アゾ化合物などが挙げ
られ、分子量調整剤としてメルカプタン類、ジスルフィ
ド類、テルペン類、α−メチルスチレンダイマー、ハロ
ゲン化炭化水素などが挙げられ、また乳化剤としてノニ
オン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤又はカチオン
性界面活性剤、好ましくは重合性のアニオン性界面活性
剤が挙げられる。
【0026】本発明の紙塗工組成物は、前記の紙塗工用
ラテックスと顔料とを必須成分とするものである。
【0027】本発明の紙塗工組成物に用いる顔料として
は、クレー、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、
酸化チタン、サチンホワイト等の無機顔料、プラスチッ
クピグメント等の有機顔料などが挙げられる。本発明の
紙塗工用ラテックスと顔料との比率は、顔料100重量
部に対して紙塗工用ラテックスの固形分が、通常、1重
量部以上、好ましくは3〜20重量部である。
【0028】本発明の紙塗工組成物には、必要に応じ
て、さらに水溶性高分子、pH調製剤、顔料分散剤、耐
水化剤、消泡剤、染料、滑剤、有機溶剤などを配合する
ことができる。
【0029】本発明の紙塗工組成物は、これを紙に塗工
することによって、塗工紙のドライピック強度、ウェッ
トピック強度などを改善することができる。塗工できる
紙としては、板紙、洋紙いずれでもよい。また、塗工で
きる紙は塗工作業を連続的にできるので帯状形状のもの
が好適である。塗工の方法は特に限定されず、例えば、
ブレードコーター、ロールコーター、エアナイフコータ
ー、ショートドウェルコーターなどの塗工装置を用いて
塗工する。塗工量は、通常、組成物が固形分換算で、通
常、3〜30g/m2、好ましくは5〜25g/m2にな
る範囲である。
【0030】本発明の紙塗工用ラテックスにおける好適
な態様を以下に示す。 (1) 単量体(a)及び単量体(b)を構成する共役
ジエン単量体が、1,3−ブタジエンであることを特徴
とする本発明の紙塗工用ラテックス。 (2) 単量体(a)を構成する芳香族ビニル単量体
が、スチレンであることを特徴とする本発明の紙塗工用
ラテックス。 (3) 単量体(a)を構成する共役ジエン単量体、エ
チレン性不飽和カルボン酸、芳香族ビニル単量体及びエ
チレン性不飽和ニトリル単量体以外のエチレン性不飽和
単量体が、エチレン性不飽和カルボン酸エステル及びエ
チレン性不飽和カルボン酸アミド単量体であることを特
徴とする本発明の紙塗工用ラテックス。 (4) 単量体(b)を構成するα置換α,β−エチレ
ン性不飽和ニトリル単量体がメタクリロニトリルである
ことを特徴とする本発明の紙塗工用ラテックス。 (5) 共重合体粒子の平均粒子径が0.06〜0.2
0μmであることを特徴とする本発明の紙塗工用ラテッ
クス。 (6) 共重合体のガラス転移温度が−30〜+30℃
であることを特徴とする本発明の紙塗工用ラテックス。 (7) 共役ジエン単量体40.0〜55.0重量%、
エチレン性不飽和カルボン酸単量体1.0〜4.0重量
%、芳香族ビニル単量体20.0〜30.0重量%、エ
チレン性不飽和ニトリル単量体5.0〜15.0重量%
及びこれら以外のエチレン性不飽和単量体0.0〜3
4.0重量%からなる単量体(a)60〜90重量部を
共重合してなる共重合体ラテックス(A)の存在下に、
α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体30.
0〜70.0重量%、共役ジエン単量体25.0〜4
5.0重量%及びその他のエチレン性不飽和単量体0.
0〜45.0重量%からなる単量体(b)40〜10重
量部(ただし、単量体(a)と単量体(b)との合計量
が100重量部)を共重合してなる紙塗工用ラテック
ス。 (8) 1,3−ブタジエン40.0〜55.0重量
%、エチレン性不飽和カルボン酸単量体1.0〜4.0
重量%、スチレン20.0〜30.0重量%、アクリロ
ニトリル5.0〜15.0重量%及びこれら以外の単量
体としてエチレン性不飽和カルボン酸エステルとエチレ
ン性不飽和カルボン酸アミド単量体とを合計量で0.0
〜34.0重量%から単量体(a)60〜90重量部を
共重合してなる共重合体ラテックス(A)の存在下に、
メタクリルロニトリル30.0〜70.0重量%、1,
3−ブタジエン25.0〜45.0重量%及びその他の
エチレン性不飽和単量体0.0〜45.0重量%からな
る単量体(b)40〜10重量部(ただし、単量体
(a)と単量体(b)との合計量が100重量部)を共
重合してなり、その共重合体粒子の平均粒子径が0.0
6〜0.20μmであり且つ共重合体のガラス転移温度
が−30〜+30℃であることを特徴とする本発明の紙
塗工用ラテックス。
【0031】
【発明の効果】本発明の紙塗工組成物を用いることによ
って、ドライピック強度、ウェットピック強度、印刷光
沢、白紙光沢、ウェット着肉性及び耐ブロッキング性に
優れ且つそれらのバランスがよい塗工紙を得ることがで
きる。この塗工紙は、オフセット枚葉印刷に好適に適用
でき、またオフセット輪転印刷又はグラビア印刷にも適
用できる。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は、実施例に限定されるものでな
い。なお、実施例中の部及び%は重量基準である。
【0033】本実施例において行った評価方法を以下に
説明する。 (テトラヒドロフラン[THF]不溶解分の量)ラテッ
クスのpHを8に調整した後、枠付きガラス板に流延
し、温度20℃、相対湿度65%の恒温恒湿室に48時
間放置して乾燥してフィルムを得た。このフィルム0.
3gを80メッシュの金網のかごに入れて、それを20
℃のテトラヒドロフラン100mlに48時間浸漬した
後、金網のかごに残るフィルムを100℃で減圧乾燥
し、残存率を計算してTHF不溶解分の量を求めた。
【0034】(ドライピック強度)印刷インク(タック
値20)0.4cm3をRIテスター(明石製作所製)
のゴムロールに付着させた後、このRIテスター(明石
製作所製)を用いて塗工紙に4回重ね刷りした。紙面の
剥がれ(ピッキング)状態を観察し5点法で評価した。
点数の高いほうがドライピック強度が高い。
【0035】(ウェットピック強度)塗工紙に、モルト
ンロールで水を塗布し、次に印刷インク(タック値1
4)0.4cm3をゴムロールに付着させたRIテスタ
ーを用いてべた刷りした。紙面の剥がれ(ピッキング)
状態をドライピック強度の評価方法と同様にして5点法
で評価した。点数の高いものほどウェットピック強度が
高い。
【0036】(ウェット着肉性)RIテスターを用い
て、0.3cm3の水を付着させたゴムロールに塗工紙
を通過させた後、印刷インク(東洋インク社製、TKマ
ークV、藍)0.3cm3をベタ刷りした。印刷インク
の付き具合いを肉眼で観察し5点法で評価した。数値が
大きいほどウェット着肉性が高い。
【0037】(白紙光沢)塗工紙について、光沢度計
(村上色彩技術研究所製、GM−26D)を用いて入射
角75度、反射角75度の条件で光沢度を測定した。
【0038】(印刷光沢)印刷インク(東洋インク社
製、TKマークV 藍)0.3cm3をゴムロールに付
着させたRIテスターを用いて、塗工紙に、べた刷り
し、20℃、65%R.H.の恒温恒湿室に24時間放
置した後、光沢度計(村上色彩技術研究所製、GM−2
6D)を用いて入射角75度、反射角75度の条件で光
沢度を測定した。
【0039】(耐ブロッキング性)上質紙にラテックス
を塗布乾燥した後、塗布面にラシャ紙を重ねて、温度8
0℃、線圧30Kg/cmの条件でカレンダー処理を行
った。その後、ラシャ紙を手で剥し、その剥離状態を5
点法で評価する。点数の高いものほど耐ブロッキング性
が高い。
【0040】実施例1 攪拌機付タンクに1,3−ブタジエン52.0部、スチ
レン21.0部、メタクリル酸メチル12.0部、アク
リロニトリル10.0部、アクリルアミド2.0部、イ
タコン酸3.0部、t−ドデシルメルカプタン0.6
部、α−メチルスチレンダイマー1.0部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ0.2部及び軟水60部を仕込
み、攪拌して単量体(a)のエマルジョンを得た。別の
攪拌機付タンクに1,3−ブタジエン42.0部、アク
リロニトリル5.0部、メタクリロニトリル50.0
部、イタコン酸3.0部、t−ドデシルメルカプタン
0.4部、α−メチルスチレンダイマー1.0部、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ0.2部及び軟水60部
を仕込み、攪拌して単量体(b)のエマルジョンを得
た。攪拌機付オートクレーブに軟水60部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ソーダ0.5部、過硫酸カリウム1.
0部を仕込んだ後、単量体(a)のエマルジョン16.
18部を添加し攪拌しながら60℃に加熱し、60℃を
維持して1時間重合した。次にオートクレーブを70℃
に加熱し、単量体(a)のエマルジョン97.08部
を、29部/時間の速度で添加し、単量体(a)の重合
転化率が75%を越えた時点で単量体(b)のエマルジ
ョン48.48部を29部/時間の速度で添加した。そ
の後、オートクレーブを80℃に加熱して、さらに5時
間反応させ、室温に冷却して本発明の紙塗工用ラテック
スを得た。単量体(b)の重合における重合転化率は9
8%以上であった。
【0041】次に、前記紙塗工用ラテックス10部、カ
オリンクレー(エンゲルハルド社製、UW90)60
部、重質炭酸カルシウム(ECC社製、Carbita
l−90)40部、分散剤(東亜合成社製、アロンT−
40)0.2部、水酸化ナトリウム0.15部及び酸化
デンプン3部を混合して攪拌し、固形分濃度65%、p
H10に調整して紙塗工組成物を得た。この紙塗工組成
物を上質紙に塗工量が片面あたり15g/m2となるよ
うに塗布し、塗布直後に120℃の熱風で10秒間乾燥
し、温度20℃、相対湿度65%の恒温恒湿室内に一夜
放置した。その後、温度50℃、線圧100Kg/cm
の条件で2回スーパーカレンダー処理を行って塗工紙を
得た。共重合体粒子の水分散液及び塗工紙の評価結果を
表1に示した。
【0042】実施例2〜5及び比較例1〜4 表1に示す単量体処方に変えた他は実施例1と同様にし
て紙塗工用ラテックス、紙塗工組成物及び塗工紙を得
た。評価結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1から、単量体(b)においてメタクリ
ロニトリルが20.0重量%以下のラテックス(比較例
1)ではドライピック強度及びウェットピック強度が低
下することが、逆に75.0重量%を超えるラテックス
(比較例2)ではドライピック強度及びウェット着肉性
が低下することがわかる。また、単量体(a)のみを重
合して得られるラテックス(比較例3)ではウェット強
度、印刷光沢及び耐ブロキング性が低下することが、逆
に単量体(b)の比率が50重量%を超えるラテックス
(比較例4)では白紙光沢及びウェットピック強度が低
下することがわかる。一方、本発明のラテックスでは、
ドライピック強度、ウェットピック強度、印刷光沢、ウ
ェット着肉性、白紙光沢及び耐ブロッキング性が高く且
つそれらのバランスがよいことがわかる。特に、共役ジ
エン単量体40.0〜55.0重量%、エチレン性不飽
和カルボン酸単量体1.0〜4.0重量%、芳香族ビニ
ル単量体20.0〜30.0重量%、エチレン性不飽和
ニトリル単量体5.0〜15.0重量%及びこれら以外
のエチレン性不飽和単量体0.0〜34.0重量%から
単量体(a)60〜90重量部を共重合してなる共重合
体ラテックス(A)の存在下に、α置換α,β−エチレ
ン性不飽和ニトリル単量体30.0〜70.0重量%、
共役ジエン単量体25.0〜45.0重量%及びその他
のエチレン性不飽和単量体0.0〜45.0重量%から
なる単量体(b)40〜10重量部(ただし、単量体
(a)と単量体(b)との合計量が100重量部)を共
重合してなる紙塗工用ラテックス(実施例1〜3)は、
ドライピック強度、ウェットピック強度、印刷光沢、ウ
ェット着肉性、白紙光沢及び耐ブロッキング性のそれぞ
れがいずれも高く且つそれらのバランスが一段とよいこ
とがわかる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−102025(JP,A) 特開 平7−97414(JP,A) 特開 平5−239113(JP,A) 特開 平5−59693(JP,A) 特開 平3−64597(JP,A) 特開 昭64−4662(JP,A) 特開 昭63−227892(JP,A) 特開 昭63−99395(JP,A) 特開 昭62−117897(JP,A) 特開 昭61−63795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 279/02 C08L 51/04 D21H 19/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共役ジエン単量体30.0〜70.0重
    量%、エチレン性不飽和カルボン酸単量体0.5〜5.
    0重量%、芳香族ビニル単量体10.0〜69.5重量
    %、エチレン性不飽和ニトリル単量体2.0〜20.0
    重量%及びこれら以外のエチレン性不飽和単量体0.0
    〜57.5重量%からなる単量体(a)50〜95重量
    部を共重合してなる共重合体ラテックス(A)の存在下
    に、α置換α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体2
    0.0重量%を超え75.0重量%以下、共役ジエン単
    量体20.0〜50.0重量%及びその他のエチレン性
    不飽和単量体0.0重量%以上60.0重量%未満から
    なる単量体(b)50〜5重量部(ただし、単量体
    (a)と単量体(b)との合計量が100重量部)を共
    重合してなることを特徴とする紙塗工用ラテックス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙塗工用ラテックスと顔
    料とを必須成分とする紙塗工組成物。
JP06064380A 1994-03-09 1994-03-09 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物 Expired - Fee Related JP3082564B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06064380A JP3082564B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06064380A JP3082564B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07247327A JPH07247327A (ja) 1995-09-26
JP3082564B2 true JP3082564B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=13256652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06064380A Expired - Fee Related JP3082564B2 (ja) 1994-03-09 1994-03-09 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3082564B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3565041A4 (en) * 2018-01-04 2020-01-15 LG Chem, Ltd. BINDER COMPOSITION FOR SECONDARY BATTERY, ELECTRODE SLURRY COMPOSITION COMPRISING SAME, AND ELECTRODE AND SECONDARY BATTERY

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3705930B2 (ja) * 1998-06-09 2005-10-12 三井化学株式会社 共重合体ラテックスおよびキャストコート紙用塗料組成物
JP4583026B2 (ja) * 2003-12-24 2010-11-17 旭化成ケミカルズ株式会社 白板紙用重合体ラテックス
JP4863352B2 (ja) * 2005-12-08 2012-01-25 旭化成ケミカルズ株式会社 共重合体ラテックス、該共重合体ラテックスを含有するオフセット紙塗工組成物及び塗工紙
JP5602466B2 (ja) * 2010-03-17 2014-10-08 日本エイアンドエル株式会社 紙塗工用組成物及び塗工紙
JP5613317B1 (ja) * 2013-07-24 2014-10-22 日本エイアンドエル株式会社 共重合体ラテックス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3565041A4 (en) * 2018-01-04 2020-01-15 LG Chem, Ltd. BINDER COMPOSITION FOR SECONDARY BATTERY, ELECTRODE SLURRY COMPOSITION COMPRISING SAME, AND ELECTRODE AND SECONDARY BATTERY
US11817582B2 (en) 2018-01-04 2023-11-14 Lg Chem, Ltd. Binder composition for secondary battery, and electrode slurry composition, electrode and secondary battery including same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07247327A (ja) 1995-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3082564B2 (ja) 紙塗工用ラテックス及び紙塗工組成物
JP2002194036A (ja) 共重合体ラテックス、その製造方法および紙塗工用組成物
JP4123919B2 (ja) 共重合体ラテックス及びその製造方法並びに紙塗工用組成物
JP3829394B2 (ja) 共重合体ラテックスおよび紙塗工用組成物
JP3345977B2 (ja) グラビア印刷紙塗工用ラテックス及びグラビア印刷紙塗工用組成物
JP2643351B2 (ja) 軽量塗被紙
JP2958841B2 (ja) 紙塗工用ラテックス
JP3339124B2 (ja) 共重合体粒子の水分散液及び紙塗被用組成物
JPH0376896A (ja) つや消し塗工紙被覆用組成物
JP2002097204A (ja) 共重合体ラテックス、その製造方法および紙塗工用組成物
JP3345979B2 (ja) オフセット輪転印刷紙塗工用ラテックス及びオフセット輪転印刷紙塗工用組成物
JP3465429B2 (ja) 共重合体ラテックスの製造方法
JP3116597B2 (ja) 紙塗工用共重合体ラテックス
JPH0541757B2 (ja)
JP3345978B2 (ja) オフセット枚葉印刷紙塗工用ラテックス及びオフセット枚葉印刷紙塗工用組成物
JP3975098B2 (ja) 共重合体ラテックス、その製造方法および紙塗工用組成物
JP3169638B2 (ja) 共重合体ラテックスの製造方法
JPS5955789A (ja) 感圧複写紙用塗被組成物
JP3247924B2 (ja) 紙塗工用組成物及び該組成物を塗工して得られる塗工紙
JP2679594B2 (ja) 重合体水分散液及び紙塗被用組成物
JP4806931B2 (ja) 共重合体ラテックス及びその製造方法並びに紙塗工用組成物
JP2006176796A (ja) 共重合体ラテックスおよび紙塗工用組成物
JP3543436B2 (ja) 紙塗工用共重合体ラテックスの製造方法
JP3452099B2 (ja) 紙塗被用ラテックス組成物及び紙塗被用組成物
JP3605981B2 (ja) 共重合体ラテックスおよび紙塗工用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees