JPS5955379A - 穀物の揺動式比重選別装置の横傾斜の自動調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穀物の揺動式比重選別装置の横傾斜の自動調
節装置に係るものである。

穀物の揺動式比重選別装置とは、第１図に示したもので
、■は台枠、２．３は台枠ｌ上に＋１１着した側杆で、
側杆２．３の上端に選別板４を軸着し、偏心輪５を回転
させてＷ矢印方向に斜上下の往復揺動をさせ、選別板４
上の異種程合穀物を分離させる選別装置をいう。

この選別装置は、上刃より見ると第２図のように穀物は
流れる。従って、供給側６と揺下側７の角部に穀物のな
い空白７３Ｔ、ｌ　ｇが形成される。

この空白部８は無駄な面積のため、これが著しく大きい
ようだと能率は下り、これが著しく小さくなると能率が
上るが、あまり小さくしすぎると、揺下側７に穀物は偏
流し過ぎて、むしろ選別能率は下がってくる。

そこで、丁度よい空白部を自動的に形成するようにした
ものである。

本発明は、俯轍形状は角形であり、相対向する一側を供
給側、該供給側に対する他側を排出側、供給側と排出側
を結ぶ方向を縦方向としたときこれと交差する横方向の
一側を揺下側、揺下側に対する他側を揺ｊ二側とし、板
面には無数の凹凸を形成した選別板を、供給側は排出側
より高くして縦傾斜させ、揺上側は揺下側より高くして
横傾斜させ、揺−Ｆ側より揺上側に向って斜め上下動す
る揺動装置を取付け、前記選別板の揺下側には最大空白
部位検知センサーと最小空白部位検知センサーを取付け
、前記センサーを横傾斜調節用モーターと接続した穀物
の揺動式比重選別装置の横傾斜の自動調節装置の構成を
要旨とするものである。

図により説明すると、選別板４は上方より見て四角形に
形成され、相対向する一側が供給側６で、供給側６に対
する他側が排出側９であり・　、供給側６と排出側９を
結ぶ方向がｉｔ力方向ありα角度縦傾斜している。前記
に４Ｙ一方向に対してこれと交差する方向が横方向であ
り、横方向の一側が揺下側７で、揺下側７に対する他側
が揺上側１０であり、揺上側１０は揺下側７より高くβ
角度横傾斜している。選別板４−１−には？、ｆｌ　−
Ｌ：側ｌＯの方向を向いている無数の突起１１が形成さ
れている。排出側９は全幅に亙って開口していて穀物は
全幅より流出するが、その途中に仕切板１２．１３を設
け、仕切板１２．１３によって仕切ることのより籾米取
出口１４、混合米取出［コ１５、玄米取出口１６をそれ
ぞれ形成する。

然して、選別板４は第３図のように多段状に積載され、
その供給側６と揺上側ｉｏの角部に供給口１７か形成さ
れる。選別板４は側杆２．３で台枠１上に取付けられる
が、側杆２．３のうち、揺上側ＩＯの側杆３（側杆３は
前後側に一対増刊けられている）の下の軸着棒１８は上
下に調節できるようになっていて、軸着棒１８には反対
側に傾斜しているアーム１９の上部な固定し、アーム１
９の下端に「形杆２０の」一端を軸止し、「形杆２０の
中間を固定部に軸止２１し、「形杆２０の下端を正逆転
モーター２２の回転軸２３に螺合させる。

然して、供給口１７より供給された穀物は、第２図の矢
印のように流出するが、前記空白部８に臨む部分の穀物
の流下線２４は、前記横傾斜βが急になると矢印イの方
向に移動し、前記横傾斜βがゆるくなると反矢印イの方
向に移動し、最大空白部位に検知センサー２５を最小空
白部位に検知センサー２６をそれぞれ取付ける第４図は
、前記選別装置を籾摺装置に一体的に組付けた実施例て
、２７は籾摺装置の張込ホッパー、２８は籾摺部、２９
は風選部、３０は吸引ブロワ−１３１は昇降機、３２は
貯留タンク、３３は分配供給樋、３４は揺動選別装置、
３５は戻しスロワ−１３６は仕上米取出スロワ−である
。

第５図は前記モーター２２と前記最大空白部位検知セン
サー２５と最小空白部位検知センサー２６とを関連的に
結合した回路図を示している。

次に作用を述べる。

張込ホッパー２７に籾米を供給すると、籾摺部２８で籾
摺されて風選部２９に流入し、軽量の籾殻は吸引ブロワ
−３０で吸引されて除去され、籾摺玄米と構成籾米の混
合米は昇降機３１により揚穀されて貯留タンク３２に流
入し、分配供給樋３３により揺動式比重選別装置３４の
選別板４に供給される。供給された混合米は供給口１７
より第２図のごとく流出し、偏心輪５の回転により揺下
側７より揺上側ＩＯに向って煽り」二げられる往復揺動
を受け、選別されて籾米は籾米取出口１４に流入し、玄
米は玄米取出口１６に流入し、その中間の分離されない
混合米が混合米取出口１５に流入する。このとき、供給
側６と揺下側７との角部には空白部８が形成されるが、
その空白部８が最大に大きくなると流下線２４は最大空
白部位検知センサー２５をオンに作動させ、角度制御コ
ントロールボックスを介して正逆転モーター２２を正転
させ、その回転軸２３を回転させて、「形杆２ｏを第３
図で時計回転させ、アー１．１９を東直に近イ・］けて
横横傾斜を大きくして、１．ｉ＋−ド線２４を矢印イの
方向に移動させる。空白部８が小さくなって流下線２４
が最小空白部位検知センサー２６に達すると、前記の逆
順に作用し、正逆転モーター２２は逆転して横傾斜βを
小さくする。

従来、各取出口から排出される穀物の状態を検知して、
選別板の横傾斜を自動的に調節するようにしたものは公
知だが、取出口より取出された時点で検知して調節する
のでは、タイミングが遅い欠陥があった。

本発明は、俯敵形状は角形であり、相対向する一側を供
給側６、該供給側６　に対する他側を排出側９、供給側
６と排出側９を結ぶ方向を縦方向としたときこれと交差
する構′方向の一側を揺下側７、揺下側７に対する他側
を揺上側ＩＯとし、板面には無数の凹凸１１を形成した
選別板４を、供給側６は排出側９より高くして縦傾斜さ
せ、扛上側１０は揺下側７より高くして横傾斜させ、揺
下側７より拙１−側ｌＯに向って斜め上下動する揺動装
置を取イ」け、前記選別板４の揺下側７には最大空白部
位検知センサー２５と最小空白部位検知センサー２６を
増刊け、前記センサー２５．２６を横領胴調節用モータ
ー２２と接続した穀物の揺動式比重選別装置の横傾斜の
自動調節装置としたから空白部８の状態により選別板４
の横傾斜βを自動調節出来るので前記公知例の欠陥を防
ローし得る特長を右する。

【図面の簡単な説明】

第１図はＬ−Ｐ断面図、第２図は要部の・ｌｉ而面、第
３図は選別板の斜視図、第４図は籾摺装置の側面図、ｆ
５５図はモーター回路図である。 台枠ｌ、側杆２．３、選別板４、偏心輪５、供給側６、
揺下側７、空白部８、排出側９、揺上側１０．突起ｉｉ
、仕切板１２．１３、籾米取出口１４、混合米取出口１
５、玄米取出口１６、供給口１７、軸着棒１８、アーム
１９、「形杆２０、軸止２１、正逆転モーター２２、回
転軸２３、流下線２４、最大空白部位検知センサー２５
、最小空白部位に検知センサー２６、張込ホッパー２７
、籾摺部２８、風選部２９、吸引ブロワ−３０、昇降機
３１、貯留タンク３２、分配供給樋３３、揺動選別装置
３４、戻しスロワ−３５、仕上米取出スロワ−３６゜特
許出願人　　井関農機株式会社 図面の浄書（内容に変更なし） 第２図 Ｉｑ　　　　　Ｌ）　　　　：ｊ　　　　　Ｉｂ第３図 ｆ７ 第４図 第５図 昭和５７年１０月１９日 １、事件の表示 昭和５７年　特許願　　第１６５６４７　　号２、　発
明の名称　穀物の揺動式比重選別装置の横傾斜の３、補
、１．オｔ４省、１１節龍 事件との関係特許出願人 住　所　愛媛県松山市馬木町７００番地氏　名（０１２
）井関農機株式会社 代表者　　井　関　　昌　孝 ４代理人 住　　所　　　〒１６０　　東京都新宿区西新宿６丁目
７番２３号５、補正命令の１」付 （２１本願明細書第９頁８行「タイミング」を１異種粒
が混合してしまいタイミング」と補正する（３１　　同
第１０頁１０？’ｒｒ自動調節出来るので−１を「自動
調節するので、穀物かまた選別板（４）の中程に達して
選別作用を受ける以目１ｊに早くも横傾斜βの異常を検
知して調節するので、各取出口にｙ（種粒か混合して排
出されることは全くなく、−１と補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）俯敵形状は角形であり、相対向する一側を供給側
   、該供給側に対する他側を排出側、供給側と排出側を結
   ぶ方向を縦方向としたときこれと交差する横方向の一側
   を揺下側、揺下側に対する他側を揺上側とし、板面には
   無数の凹凸を形成した選別板を、供給側は排出側より高
   くして縦傾斜させ、揺上側は揺下側より高くして横傾斜
   させ、揺下側より揺上側に向って斜め上下動する揺動装
   置を取付け、前記選別板の揺下側には最大空白部位検知
   センサーと最小空白部位検知センサーを取付け、前記セ
   ンサーを横傾斜調節用モーターと接続した穀物の揺動式
   比重選別装置の横傾斜の自動調節装置。