JPS595154Y2 - タンク載頭型の強制空冷エンジン - Google Patents

タンク載頭型の強制空冷エンジン

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Publication number
JPS595154Y2
JPS595154Y2 JP12860578U JP12860578U JPS595154Y2 JP S595154 Y2 JPS595154 Y2 JP S595154Y2 JP 12860578 U JP12860578 U JP 12860578U JP 12860578 U JP12860578 U JP 12860578U JP S595154 Y2 JPS595154 Y2 JP S595154Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cylinder head
bottom wall
forced air
cooled engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP12860578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5544086U (ja
Inventor
登久市 青山
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シリンダヘッド上部に燃料タンク配設した
タンク截頭型の強制空冷エンジンに関する。
通常、この種のエンジンにおいては、燃料タンクをシリ
ンダヘッドに装着したタンクステーに支持させている。
本考案は、燃料タンクの下方を二枚合わせの取付構にし
てシリンダヘッドに直接支持することにより、タンクを
強固且つ簡単にシリンダヘッドに支持することができる
とともに、シリンダヘッドの外面を覆う状態に燃料タン
クの底壁を形成し、同タンクにヘッドカウリングの機能
を兼ねさせることにより、ヘッドカウリングを省略でき
るものである。
しかも、シリンダヘッドとタンク底壁で冷却風通路を形
成し、ヘッドの冷却フィンで冷却風を強力に方向づけて
冷却を効率的に行なうこともできる。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は汎用強制空冷エンジンの要部破断正面図、第2
図は第1図■■−■■線断面図である。
図において、クランクケース1の前側にはクランク軸2
で駆動される冷却ファン3が配設されており、これから
送出される冷却風をファンケース4で案内して、シリン
ダ5及びシリンダヘッド6を冷却するようにしている。
7,8は冷却フィンである。上記のシリンダヘッド6の
上面には燃料タンク9が配設されている。
この燃料タンク9は、縦断面コ字状のタンク本体10と
、これの下面開口を塞ぐ底板(底壁)11との下端周縁
同士をシーム溶接し、これに注油口12、オイルゲージ
及び燃料取出口(共に図示省略)などを付設して構成さ
れている。
上記のシーム溶接部のうち、左右両壁をそれぞれ下方に
延ばして取付脚部13が形成されている。
この取付脚部13には前後一対のボルト挿通穴14が形
成されており、同挿通穴14に挿通した4本のボルト1
5を、シリンダヘッド6の左右両端部に突設したネジボ
ス16にネジ込む事により、燃料タンク9をシリンダヘ
ッド6に直接支持させている。
第1図及び第2図に示すように、底板11はヘッドカウ
リングを兼ねて、シリンダヘッド6の冷却フィン8の上
面と左右両側とを覆う状態に形成されており、これとシ
リンダヘッド6とで冷却風通路17を形成している。
この冷却風通路17の前端寄り部は、ファンケース4の
上端吹出し口4aと連通される。
尚、シリンダヘッド6の輻射熱によろ温度上昇を防ぐた
めに、底板11のほぼ全面に互って、防熱塗料及び磁器
材料などの断熱効果の高い防熱材21が着設されている
以上説明したようにこの考案では、燃料タンクのタンク
本体及び底壁の下端周辺同士を下方に延設し、二枚合わ
せの取付脚部としたうえで、この脚部をシリンダヘッド
に直接支持させるので、タンクステーやこれを固定する
ネジ等を省略して、部品点数を減らし、その分だけ支持
構造を簡単にできる。
しかも、タンク下方を二枚合わせの状態でシリンダヘッ
ドに固定するので、取付部の強度を著しく高めて、外力
によって折損したり、エンジン振動によって脆化したり
することを確実に防止できる。
又、タンク底壁でシリンダヘッドの少なくとも上面を覆
って、同底壁でシリンダヘッドの冷却風を案内するよう
にしたのでヘッドカウリングを省略することができるう
え、冷却風をヘッドの冷却フィンで強力に方向づけてタ
ンク底面を広い範囲に亙って均−且つ確実に冷却して、
タンク内燃料の温度上昇を効率的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は汎用強制空冷
エンジンの要部破断正面図、第2図は第1図!I −I
I線断面図である。 6・・・・・・シリンダヘッド、9・・・・・・燃料タ
ンク、11・・・・・・9の底壁、13・・・・・・取
付脚部、17・・・・・・冷却風通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘッド6の上部に燃料タンク9を配設し、上記
    シリンダヘッド6の少なくとも上面を燃料タンク9の底
    壁11で覆う状態に形成し、底壁11とシリンダヘッド
    6で冷却風通路17を構成して、タンク本体10及び底
    壁11の下端周縁同士をシーム溶接し、当該周縁同士を
    下方に延設して二枚合わせの取付脚部13とし、取付脚
    部13をシリンダヘッド6に直接支持させた事を特徴と
    するタンク截頭型の強制空冷エンジン。
JP12860578U 1978-09-18 1978-09-18 タンク載頭型の強制空冷エンジン Expired JPS595154Y2 (ja)

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JP12860578U JPS595154Y2 (ja) 1978-09-18 1978-09-18 タンク載頭型の強制空冷エンジン

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JPS5544086U JPS5544086U (ja) 1980-03-22
JPS595154Y2 true JPS595154Y2 (ja) 1984-02-16

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