JPS6134842Y2 - - Google Patents

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JPS6134842Y2
JPS6134842Y2 JP11619480U JP11619480U JPS6134842Y2 JP S6134842 Y2 JPS6134842 Y2 JP S6134842Y2 JP 11619480 U JP11619480 U JP 11619480U JP 11619480 U JP11619480 U JP 11619480U JP S6134842 Y2 JPS6134842 Y2 JP S6134842Y2
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JP
Japan
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engine
control box
generator
electric control
cooling
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JP11619480U
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JPS5741470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空冷エンジンに発電機を直結させ
てなる小型のエンジン発電機に関する。
一般にこの種の発電機では、全体を小型にまと
めるために、発電機の上側に電気制御ボツクスを
配設するようにしているのであるが、従来ではこ
の電気制御ボツクスを直方体に形成していた。と
ころがこの場合、空冷エンジンのシリンダと電気
制御ボツクスとの間に十分な間隔を持たせて配設
しても、電気制御ボツクスのエンジン側に位置す
る壁面がエンジン冷却排風の流れに対して直交す
る状態になるため、エンジン冷却風の円滑な流れ
を阻害するうえ、電気制御ボツクスのエンジン側
壁面に衝突した冷却排風が乱流を起こし、エンジ
ンの冷却風量を減少させ、エンジンの冷却能力を
低下させる。しかも、電気制御ボツクスのエンジ
ン側壁面に衝突した高温の冷却排風で電気制御ボ
ツクス自体が加熱され、内部に収容した電気部品
等が熱による悪影響を受けるという問題があつ
た。
かかる点に鑑み提案されたもので、発電機の上
側空間に配置される電気制御ボツクスのエンジン
側壁面の形状をその下縁に向うほどエンジンに近
づく傾斜面に形成し、この傾斜面でエンジンの冷
却排風を円滑に流れるようにガイドさせるように
したものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図はエンジン発電機の側面図、第2図はそ
の背面図を示し、これはリコイルスタータ1付き
強制空冷縦形エンジン2のクランクケース3の背
面に発電機4を直接固定してエンジン発電機Aを
構成している。エンジン2上に燃料タンク5がタ
ンク支持枠6を介して支持されている。発電機4
上に電気制御ボツクス7が発電機3の上面にほぼ
全長に亘つて配設した支持板8を介して支持させ
てある。この電気制御ボツクス7はエンジン側に
位置する前面壁9の下縁部10をエンジン側に突
出させてその前面壁9を上縁部に向つて上り傾斜
面に形成してあり、この傾斜状前面壁9をエンジ
ン2のシリンダ部11に対向させている。
そして、エンジン発電機Aのほぼ重心位置上方
に提手12が配置してある。この提手12は第3
図に示すように、2板のL字形連結板13,1
3、その上端部同士を連結する通しボルト14、
通しボルト14の両端部に螺合する袋ナツト1
5,15及び通しボルト14を外嵌するパイプ状
把手本体16とからなり、L字形連結板13の下
側延出部17を燃料タンク支持枠6とともにエン
ジン2の上部に締付固定するようになつている。
図中、符号18はエンジン前面を覆うフアンク
ケースである。
以上の構成からなるエンジン発電機Aにおける
冷却風の流れを第4図の概略図により説明する。
エンジン2の前面に配置したフライホールフア
ンFの回転により、フアンケース18内に取入れ
られた冷却風は、シリンダ部11を冷却した後、
背面側に吹き出される。このエンジン背面側に吹
き出された冷却排風は、発電機の上側に取付けら
れた電気制御ボツクス7の傾斜状前面壁9にガイ
ドされて斜め上向きの流れとなり、電気制御ボツ
クス7の傾斜前壁9に沿つて円滑に流れる。
本考案は上述の構成となつているので、エンジ
ンのシリンダ部を冷却した後、エンジン背部へ吹
き出された冷却排風は、電気制御ボツクスのエン
ジン側に位置する傾斜状前壁に案内されてスムー
ズに流れ、乱流化することをなくせる。
これにより、エンジン冷却風の風量が増加し、
エンジンの冷却能力を高めることができる。
また、直方体に形成されていた従来の電気制御
ボツクスに比べて、本考案では電気制御ボツクス
の前壁を、その下縁に向うほどエンジン側に近づ
く傾斜面状に形成して、エンジン側に突出させる
ようにしたので、電子制御ボツクス内の容量を大
きくすることができる。しかも、エンジン背部へ
吹き出された冷却排風は電子制御ボツクスの傾斜
状前壁に沿つてスムーズに流れるので、この傾斜
状前壁をエンジンに近づく側に突出させたもので
あつても、傾斜状前壁は冷却排風で加熱昇温され
にくくなり、制御ボツクス内での熱こもりを少な
くすることができる。これにより、制御機器類に
対する熱影響を小さくして、制御ボツクスの制御
安定性を良くすることができる。
さらに、制御ボツクスはそのエンジン側に位置
する前壁下部が前方に突出しているので、その底
面積が大きくなり、制御ボツクスを発電機に安定
して取付けることができる。これにより、電気制
御ボツクスの揺れを少なくでき、内部に収容した
制御機器類の振動破損を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はエンジ
ン発電機の側面図、第2図は背面図、第3図は提
手の分解斜視図、第4図は冷却風の流れを示す概
略側面図である。 2……強制空冷エンジン、3……2のクランク
ケース、4……発電機、7……電気制御ボツク
ス、9……7のエンジン側壁面、10……9の下
縁、11……2のシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 強制空冷エンジン2の冷却排風をシリンダ11
    の背方へ吹出すようにし、エンジン2のクランク
    ケース3の背面に発電機4を連結し、シリンダ1
    1の背部で発電機4の上側に電気制御ボツクス7
    を固定し、該制御ボツクス7のエンジン2側の壁
    面9の形状をその下縁10に向かうほどエンジン
    2側に近付く傾斜面に形成したことを特徴とする
    エンジン発電機。
JP11619480U 1980-08-15 1980-08-15 Expired JPS6134842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11619480U JPS6134842Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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JP11619480U JPS6134842Y2 (ja) 1980-08-15 1980-08-15

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Publication Number Publication Date
JPS5741470U JPS5741470U (ja) 1982-03-06
JPS6134842Y2 true JPS6134842Y2 (ja) 1986-10-09

Family

ID=29477071

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JPS5741470U (ja) 1982-03-06

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