JPS5951418A - 接点ウエハ−の製造方法 - Google Patents

接点ウエハ−の製造方法

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JPS5951418A
JPS5951418A JP16101282A JP16101282A JPS5951418A JP S5951418 A JPS5951418 A JP S5951418A JP 16101282 A JP16101282 A JP 16101282A JP 16101282 A JP16101282 A JP 16101282A JP S5951418 A JPS5951418 A JP S5951418A
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JP
Japan
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contact
substrate
movable
peripheral
wafer
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Pending
Application number
JP16101282A
Other languages
English (en)
Inventor
松井 保夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Publication of JPS5951418A publication Critical patent/JPS5951418A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、タクトスイッチ等に使用する接点ウェハー
の製造方法に関するものである。
従来、タクトスイッチ等に使用される接点ウェハーは次
のような構成を有する。すなわち、押釦をクリック運動
させるクリックバネを一側の接点、すなわち可動接点と
して使用し、このクリックバネを他側の接点、すなわち
固定接点に対向させて固定配置するのである。そして、
クリックバネとしては周縁に環状のフランジ部を有する
ドーム状の板バネを使用し、また、このドーム状の板バ
ネを固定接点に対して固定配置するに際しては超音波溶
着という手段を採っている。
超音波溶着は固定接点にインサート成形を施して形成し
た合成樹脂面と、板バネのフランジ部に別途インサー1
−成形を施して形成した環状の合成樹脂面との間で行わ
れるが、超音波溶着ではフランジ部全周を完全に溶着す
ることが困粱であるため、溶着部に間隙を生じ、固定接
点と可動接点との間に形成された空間を完全に密封する
ことができない。したがって、プリント基板面に付着し
たハンダフラックスをフレオンやクロロセン等の有機溶
剤で洗浄するに際して、有機溶剤に溶は出したハンダフ
ラックスが溶着部の間隙を通って上記空間内に侵入し、
接点に付着して接点障害を惹き起す場合がある。
また、」ユ記した従来の接点ウェハーの製造方法では、
ドーム状の板バネのフランジ部にインサート成形を施し
て溶着用の環状合成樹脂部を形成する時に板バネが加熱
されるから、板バネの応力緩和現象が発生して反転力が
減少し、クリック感にバラツキを生ずる場合がある。
更に、板バネのフランジ部をその全周に渡って溶着して
しまうと、板バネの反転作用が阻害され、反転量が減少
して固定接点との接触タイミングが合わなくなるという
欠点をも生ずる。
この発明の目的は、固定接点と可動接点との間に形成さ
れる空間に異物が侵入することを確実に防止して接点障
害の発生を排除できると共に、クリック感にバラツキを
生じず、確実なオン−オフ動作を得ることができる接点
ウェハーの製造方法を提供することにある。
この発明の接点ウェハーの製造方法はクリックバネと可
動接点とを各々別体とした接点ウェハーを製造すること
を前提としている。その製造工程を説明すると、先づ、
固定接点と可動接点とはそ3− れぞれ長尺の固定接点基板及び可動接点基板に打抜き・
プレス成形によって形成され、このとき固定接点基板に
は固定接点と連結する端子部が同時成形されることとな
る。この端子部は後の工程で曲げ加工され、接点ウェハ
ーの端子を構成する。
次いで、固定接点の上面が露出するようにして固定接点
基板を接点ウェハー基体にインサート成形し、接点ウェ
ハー基体にはスポット溶接用の電極挿入孔を形成する。
固定接点は中央接点と周辺接点とを有し、また、可動接
点はド」ム状の湾曲部とフランジ部とを有するが、接点
ウェハー基体に可動接点を取付けるため、固定接点基板
と可動接点基板とを直角方向に相対変位させてフランジ
部を周辺接点に当接させ位置決めするのが次工程である
。この位置決めが完了すると、スポット溶接によって可
動接点のフランジ部と周辺接点とを一体化し、可動接点
基板の不用部分を切断する。そして、フランジ部の全周
を成形材で被覆することにより可動接点と中央接点との
間に存する空間を密封し、同時に電極挿入孔も埋設して
接点ウェハ4− 一が完成する。なお、必要な場合には前述のように固定
接点基板の端子部を曲げ加工することになる。
以下、この発明の一実施例を図に従って説明する。
第1図はこの発明によって製造した接点ウェハーをタク
トスイッチに適用した場合の断面図を示し、また、第2
図ないし第7図はこの発明の製造工程を示している。先
づ、製造工程を追って説明すると、第2図示のように、
長尺のベルト状物からなる固定接点基板1に順次プレス
成形・打抜き成形を施して、中央接点1a、周辺接点1
b、 lbを形成すると共に、固定接点基板1を後の工
程でA−A線に沿って切断したとき端子を構成し得るよ
うに端子部1c、 IC,lc’ 、Ic’  を形成
する。接点1a。
lbは接点ウェハーの固定接点を構成し、端子部1cは
周辺接点1bと、また端子部1c’は中央接点1aとそ
れぞれ連結している。
このようにして成形された固定接点基板1は、第3図及
び第4図示のように、接点ウェハー基体2にインサー1
−成形される。このインサート成形に当っては、接点1
a、 lbの」二面を露出させると共に、接点ウェハー
基体2に電極挿入孔2a、2aを形成する。電極挿入孔
2a、2aは接点ウェハー2の下面から周辺接点1b、
 lbの裏面にまで至っている。
一方、可動接点3aは一ヒ記工程と平行して、可動接点
基板3に打抜き・プレス成形を施して形成され、第5図
示のように、その中央部には高さHを有するドーム状の
湾曲部3bが形成されると共に、湾曲部3bの周縁には
平坦なフランジ部3cが形成されている。
次いで、接点ウェハー基体2にインサート成形された固
定接点基板1と可動接点3aを形成された可動接点基板
3とは、第6図示のように、直角方向に相対変位し、可
動接点3のフランジ部3cが周辺接点1b、 lbと一
部重合するようにして位置決めされる。ここで、第7図
示のように、スポラ1−溶接機の」二部電極4a、 4
aをフランジ部3cに圧接すると共に下部電極4b、 
4bを電極挿入孔2a、2aに挿入して周辺接点ib、
 tbの裏面にそれぞれ圧接し、フランジ部3cと周辺
接点1b、 ]、bとをスポット溶接する。これによっ
て、可動接点3aは周辺接点1b、 ]、bと一体化さ
れることになる。
この一体化工程が終了すると、固定接点基板1はA−A
線に沿って切断され(第2図参照)、また可動接点基板
3はB−B線に沿って切断されて(第5図(イ)参照)
、基板1,3の不用部分は除去される。
そして、第1図示のように、インサート成形等によって
フランジ部3cの周縁を全周に渡って成形材4で被覆す
ることにより可動接点3aと中央接点1aとの間の空間
5を密封し、同時に接点ウェハー基体2に形成した電極
挿入孔2a、 2aを埋設する。
更に、必要があるときは、端子部1c、 lc’ をそ
れぞれ曲げ加工して、端子6,6・・・を形成しく第1
図参照)、こうして接点ウェハーは完成する。なお、こ
の実施例では成形材4をもってタクトスイッチ7のケー
スとしたが、必ずしも成形材4でケースを形成させる必
要はなく、要は空間5が密封=7− されれば良い。また、第1図中、8はクリックバネ、9
はステム、10はステム用の係止板、11は係止板の嵌
着部をそれぞれ示す。
以」二説明したように、この発明の接点ウェハーの製造
方法によれば、固定接点と可動接点との間の空間を成形
材によって完全に密封することができるから、ハンダフ
ラックスが溶出した有機溶材等の異物がこの空間内に侵
入することは防止され、接点不良を生じない接点ウェハ
ーを製造することができるという効果を得る。
また、固定接点と可動接点とはそれぞれ独立の基板に並
行して成形されるから、生産効率が向上すると共に、そ
の一体化に当っては両基板は相対的に直角方向に変位さ
せられて位置決めされるから、位置決めが容易であり、
生産性の大巾な向上が達成されるという効果を得る。
更に、この発明の接点ウェハーの製造方法では、固定接
点基板に固定接点を打抜き等によって成形する際に端子
部も形成できるから、端子を取付ける必要性が排除され
るといろ効果を得ることがで8− きる。
そして、この発明によって製造された接点ウェハーをタ
クトスイッチに使用する場合には、可動接点とクリック
バネとは別体として構成されるがら、クリックバネが加
熱されて応力緩和現象を生ずることはなく、クリック感
のバラツキを除去できると共に、確実なオン−オフ動作
が可能になるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によって製造した接点ウェハーをタク
トスイッチに適用した場合のタクトスイッチの縦断面図
、第2図ないし第7図はこの発明の製造工程を表わす図
であって、第2図は固定接点基板の一部平面図、第3図
は固定接点基板を接点ウェハー基体にインサート成形し
たときの平面図、第4図は第3図のmV−TV線に沿う
断面図、第5図(イ)は可動接点基板の一部平面図、(
ロ)は(イ)のC−C線に沿う断面図、第6図はスポッ
ト溶接時の基板相互間の位置関係を表わす平面図、第7
図は第6図の■−■線に沿う断面図である。 ■・・・固定接点基板、1a・・・中央接点(固定接点
)、1b・・・周辺接点(固定接点)、lc、lc’・
・・端子部、2・・・接点ウェハー基体、2a・・・電
極挿入孔、3・・・可動接点基板、3a・・・可動接点
、3b・・・ドーム状の湾曲部、3c・・・フランジ部
、4a・・・スポット溶接機の−L部電極、4b・・・
スポット溶接機の下部電極、5・・・(密封)空間、6
・・・端子。 11− 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 (イ) (0) 手続補正書(帥) 昭和58年7月12日 特許庁長官 殿 1、 事件の表示 昭和57年特許願第1.61012号 2、発明の名称 接点ウェハーの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都大田区雪谷大塚町1番7号名 称 (A
O9)アルプス電気株式会社4、代理人 〒10.(電
話669−4421住 所 東京都中央区日本橋蛎殻町
1−13−125、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄及び図面6、補正の
内容 (1)明細書第9頁第3行目に「止板の・・・・・・示
す。」とあるのを(2)図面中箱5図(ロ)、第6図、
第7図を別紙の通り補正する。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央接点と周辺接点とから成る固定接点を長尺の固定接
    点基板に順次打抜き・プレス成形すると共に、該接点基
    板に前記冑接点とそれぞれ連結する端子部を形成する工
    程と。 前記接点基板を位置決めし、前記両接点の上面をそれぞ
    れ館山させて前記両接点を接点ウニへ−基体にインサー
    1−成形すると同時に、該接点ウェハー基体に前記周辺
    接点の裏面に至る電極挿入孔を形成する工程と、 中央部にドーム状の湾曲部を有し、かつ、該湾曲部の周
    縁にフランジ部を有する可動接点を、長尺の可動接点基
    板に順次打抜き・プレス成形する工程と、 前記固定接点基板と前記接点ウェハーを形成した前記可
    動接点基板とを直角方向に相対変位させ、前記フランジ
    部を前記周辺i点に当接させて位置決めする工程と、 前記周辺接点の上面にスポット溶接機の」二部電極を圧
    接すると共に、前記電極挿入孔に挿入したスポット溶接
    機の下部電極を前記周辺接点の裏面に圧接し、該両電極
    によって前記周辺接点と前記可動電極とを一体化する工
    程と、 前記可動電極基板の不用部分を切断する工程と、前記フ
    ランジ部の全周を成形材で被覆することにより前記可動
    接点と前記中央接点との間の空間を密封すると同時に、
    前記電極挿入孔を埋設する工程と、 前記固定接点基板の不用部分を切断し、前記端子部を曲
    成して端子を形成する工程とを有することを特徴とする
    接点ウェハーの製造方法。
JP16101282A 1982-09-17 1982-09-17 接点ウエハ−の製造方法 Pending JPS5951418A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121213A (ja) * 1984-11-17 1986-06-09 アルプス電気株式会社 スイツチ装置の製造方法
JPS63301432A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Anritsu Corp 接点ブロックの製造方法
KR20140016223A (ko) * 2013-12-30 2014-02-07 (주)한우물 전기분해정수기의 이중전해조

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JPS61121213A (ja) * 1984-11-17 1986-06-09 アルプス電気株式会社 スイツチ装置の製造方法
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