JPH01292999A - 圧電膜式電気音響インサート - Google Patents

圧電膜式電気音響インサート

Info

Publication number
JPH01292999A
JPH01292999A JP1081319A JP8131989A JPH01292999A JP H01292999 A JPH01292999 A JP H01292999A JP 1081319 A JP1081319 A JP 1081319A JP 8131989 A JP8131989 A JP 8131989A JP H01292999 A JPH01292999 A JP H01292999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
insert
clip
piezoelectric
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1081319A
Other languages
English (en)
Inventor
Christian Cognasse
クリスチャン コニャス
Peter Graham
ピーター グラハム
Bernard Maury
ベルナール モーリ
Jean-Claude Walter
ジャン―クロード ワルタ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORLOGERIE PHOTOGRAPHIQUE FR SA
Original Assignee
HORLOGERIE PHOTOGRAPHIQUE FR SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HORLOGERIE PHOTOGRAPHIQUE FR SA filed Critical HORLOGERIE PHOTOGRAPHIQUE FR SA
Publication of JPH01292999A publication Critical patent/JPH01292999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/06Arranging circuit leads; Relieving strain on circuit leads

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、振動素子が、電極を設けられた圧電層からな
り、周囲がインサートケース内で適所に保持される膜か
ら形成される電気音響変換器からなる。
従来の技術 この種のインサートは、古くから公知であり、例えば特
許F R−A −2511570,特許FR−A−23
37480あるいは特許用細工J P −58−202
699に記載されている。
公知のインサートでは、ケースは、周囲が圧電材料層膜
の周囲の支持面を形成する中央空所が設けられた基体か
らなる。ケースはまた、周囲が基体に接続され少なくと
も1つのオリフィスを通じて外側に連通ずる内部凹所が
設けられたカバーを有する。カバーの周囲は、膜の周囲
を基体の空所の周囲に当てがって保持するよう膜の周囲
に載る環状内部隆起を有する。
基体の中央空所は、圧電性膜とともに内部基部空所を形
成する。カバーの内部凹所は、圧電膜とともに内部カバ
ー空所を形成する。電極をなす2つの導電面を分離する
圧電材料層は、電気キャパシタを形成する。圧電変換器
効果により、電極上に圧電材料層が受ける機械的応力が
引き起こす電荷が生じる。
場合により、膜の基層を形成する金属薄膜と、その上に
固定された少なくとも1つの圧電セラミック層とからな
る圧電膜が用いられる。圧電セラミックの外面には金属
被覆がなされて第1の電極が形成され、また基層が第2
の電極を形成する1゜あるいは、膜が電気絶縁薄膜から
形成され、それに両面に金属被覆が設けられた電極とさ
れた少なくとも1つの圧電セラミック層が固定される場
合もある。
電極は、インサートケースの出力端子に電気接続されね
ばならない。膜が導電性基層を有する場合には、接続の
一方は、lliにハンダ付けされた導体によってなすこ
とができる。圧電材料層の外方の金属被1面からなる第
2の′Fi極は、一端が1)口記金属被覆面にハンダ付
けされる金属導体により接続される。
発明が解決しようとする問題点 かかる公知のインサートの製造において、電気接続の形
成が、特に困難で費用がかかる。実際、膜は厚さが非常
に薄く約100乃至200ミク[]ンであるためこわれ
やすい素子である。かかる素子をハンダ付けするのは困
難であり、高価な手段を必要とする。さらに、導体がハ
ンダ付けされるべき面は、特に膜が数層の圧電材料層を
有する場合など容易に取り扱えるとは限らない。かかる
2つの圧電材料層を有する膜は例えば西独特許出願DE
−A−3309851に記載されており、金属薄膜又は
絶縁薄膜である基層の両面に、両面を金属被覆されて電
極が形成されている圧電セラミック層が設けられる。2
つの圧電素子は並列電気接続される必要がある。かかる
膜構造においては接続の形成は特に困難である。
膜はその周囲に沿って封止を行なう手段により適所に保
持されねばならないことから別の困難が生じる。封止は
、インサートの内部基部空所及び内部カバー空所の正し
い音響動作のために必要である。かかる封止は、電極と
インサートの出力端子との間の電気接続をなすハンダ付
けされた導電体の通路と両立しえない。
公知のインサートには、導電体を電極に電気接続するハ
ンダの存在に関連して別の問題がある。
ハンダ付けに必要な加熱が、圧電材料の圧電効果を局部
的に劣化せしめる。またハンダ及び導体により、可動膜
の全質量が増加して効率が相当10なわれ、音響的共鳴
現象が発生する。
文献GB−A−2046554には、圧電膜を有しハン
ダ付けなしに電気接続が設けられる電気音響インサート
が記載されている。G B −A −2046554で
は、膜基層は、半径方向に偏心し当接面と封止どにより
画成される領域から突出する半径方向突出部からなる周
囲領域からなる。絶縁層により絶縁された導電トラック
が半径方向突出部領域を電極へ接続して電気接続をなす
。突出部領域はケース外へ延出して、外部電気接続手段
を直接受容する。ケースを通る通路において基層の半径
方向突出部はケース内に埋め込まれるのでしっかりと保
持される。かかる方法によればハンダは使用せずにすむ
が、幾つかの欠点がある。特に周囲の突出部を壁を通る
通路に埋め込むため、インサートの膜の機械的性質及び
運動が阻害され、膜の伸長の可能性が制限される。また
、外部電気接続手段と半径方向突出部の外端との外部接
続は、半径方向突出部がへの他の部分と同じく非常に薄
いため弱いことにより困難であり、標準的なタグを用い
て外部電気接続をなすことはできない。
本発明の目的は、特に電極の電気接続が大幅に単純化さ
れて、有効膜領域、つまり内部基部空所と内部カバー空
所を振動部分の機械的動作を阻害しない新規の圧電膜イ
ンサート構造を提供することで公知のインサートの欠点
をなくすことにある。
実際、電気接続手段は、ハンダを必要としないが膜の伸
長の可能性を減らさない。
本発明の伯の目的によれば、電極の接続が、部品間の接
触の数を特に少なくしてなされる。接触はインサートケ
ース内部に位置し、外気から保護される。
本発明の他の目的によれば、内部接続は、インサートの
装着中にハンダ付けを要さないようにして行なわれる。
外部接続は、接続素子の損傷の危険なしに標準的なタグ
、例えば1゛フアーストオン」型のタグで行なうことが
できる。その結果組み立てが非常に単純化され、自動化
することもできる。
自動手段は、インサートを構成する素子を積み重ね、同
時に異なる構成要素を位置決めし相互嵌合せしめる単純
な運動により電極を接続するようにすればよい。生産性
の増加は特に大きく、欠陥の危険性は大幅に減る。
本発明の他の目的は、特に平坦なインサート、つまり厚
さが公知のインサートに対し減少したインサートを構成
しうるインサート構造を提供するにある。この利点は、
本発明の電気接続がハンダ付けを要さず、組み立て中挿
入されて電極にハンダ付けされる導電体の通路用に特別
のハウジングを提供する必要がないことによる。
問題点を解決するための手段 前記の及びその他の目的を達成するため、本発明のイン
サートは、例えば公知の種類の電極が設けられ周囲が封
止を行なう弾性シールにより適所に保持される圧電膜か
らなる。膜は、膜を保持する周囲シールにより画成され
る領域から突出する少なくとも1つの偏心領域からなり
、偏心膜部分は、周辺電気接触領域を形成する。偏心膜
部分又は半径方向突出部は、ケース部分のそれぞれの突
出部でインサートケース内に収容される。互いに絶縁さ
れそれぞれ対応する電極に接触する導電面素子は、前記
対応する電極と半径方向突出部領域を接続する。弾性導
電体は、インサートケース内で適所に保持され、各々は
ケースから突出してインサートの接続端子をなす外部舌
状体と、内部クリップ形部分とからなり、外部舌状体と
内部部分とは互いに固定されケースの壁を通る部分によ
り互いに接合される。弾性i?導電体、コネクタをなし
、電極と電気接続をなすようそれぞれの導電面素子にそ
れぞれ接触する。弾性導電体のクリップ形部分は、膜の
各側面に当接して保持されて、電極とインサートの出力
端子との間の電気接続をなす。
ある実施例では、クリップ形弾性導電体が圧電膜の両側
面に制御された接触圧をかけ、クリップの脚部は、組み
立て中にインサートケースの基体及びカバーにより互い
に圧縮して合わされる。その結果、クリップに存在しう
るプレストレス又は初期変形の望ましくない影響は非常
に大幅に低減される。クリップ脚部の電極への当接圧は
、実際には主としてインサートが完全に形成された際に
ケースにより決定される。
実施例 図示される実施例においては、本発明のインサートは圧
電膜1からなる。本発明は、例えば基層に固設される単
一層の圧電材料からなる圧電膜1に適用される。本発明
はまた、二形型斥電膜1、つまり基層が2つの圧電材料
層を支持する圧電膜にも適用される。図示の実施例は、
導電材料製であり、上面と下面にそれぞれ上方圧電セラ
ミック層3と下方圧電セラミック層4とが備えられた中
央基層2からなる工形型膜に関する。上方圧電セラミッ
ク層3の上面5には金属被覆が設けられて第1の電極と
される。下方の圧電セラミック層4の下面6にも金属被
覆が設けられて第2の電極とされる。基層2は2つの圧
電セラミック層に共通の中央電極をなす。
基層2は略円形円盤の形状であり、上方圧電セラミック
層3及び下方圧電セラミック層4も略円形であって、基
層2をなす円盤の半径より小さい半径を有し、基層2に
対し心出しされる、。
膜は、基体7とカバー8の2つの主たる部分からなるケ
ース内に挿入される。基体7は中央空所9を有し、その
周囲は、周囲環状隆起10の形状であって、基層2の周
囲の支持面をなす。基層2の下縁は、環状周囲隆起10
に載置される。
カバー8は、図示される如くカバーの壁において均等に
離間されたオリフィス12等のオリフィスの列を通じて
外部と連通する内部凹所11を有する。カバー凹所11
は、内部カバー空所を形成する。基体の中央空所9は基
体空所を形成する。
内部の空所は、圧電膜1により亙いに分離される。
カバー8の周囲は、基層2の周囲に当接する内部環状隆
起13を有する。図面の実施例では環状隆起13は、弾
性材製の内部弾性Oシールからなる1、カバー8はその
周囲14が基体7に接続される。カバー8と基体7とは
、インサート組み立て中にハンダ付け、ボンディング、
プレス嵌め等の何らかの手段で固定され合うようにでき
る。
図示の実施例では、下方の周囲環状隆起10と上方の周
囲環状隆起は、基層2を、下方及び上方の圧電セラミッ
ク層4及び3により占められる領域外で挾持することで
保持する。基層2は、その周囲の一部に、カバー隆起1
3と基体7の環状周囲隆起10とにより定められる限界
の外側に基層2の取り扱い可能領域をなす半径方向突出
部15を有する。従って、突出部15は、基層2との電
気接点が中央膜部分、つまりケースの隆起1o及び13
により定められる限界内にある部分の礪械的特性を阻害
することなく設けられる領域を形成する。例えば半径方
向突出部15は、第1図に示される如く内部隆起13及
び環状隆起10により定められる円形縁から出る矩形片
をなす。
電気絶縁ワニス16の細片は、特に半径方向突出部15
を被覆し、突出部150縁17と上方圧電セラミック層
3の上面5との間に連続的に絶縁領域を形成する。導電
材料製のトラック18は、ワニス細片16上に形成され
る。トラック18は、絶縁ワニス細片16から突出して
上方圧電セラミック層3の上面5を部分的に被覆するの
で、導電トラック18は、上方の金属被覆面5からなる
電極に電気接続される。トラック18は、半径方向突出
部15の縁17にできる限り近付くよう延在するが、絶
縁ワニス細片16により基層2から完全に絶縁される。
膜1が単一の圧電セラミック層からのみなる実施例にお
いては、外部金属被覆圧電セラミック面5の接続をなす
のには単一のトラック18と少なくとも1つの絶縁ワニ
ス細片16で充分である。
膜1が工形型である実施例では、かかるワニス細片16
0が膜の下面で用いられ、かかるトラック180がワニ
ス細片160の下面に用いられる。この場合、上方トラ
ック18と下方トラック180とは、第1図中において
互いに重なり合って見えるようgllの両側で互いに対
称に配置されるのが好ましい。下記より容易に理解され
る如く膜1と下方トラック180及びワニス細片160
とは、第1図においてトラック18及び細片16と同じ
見え方をする。
基層2の半径方向突出部15は、対応する基体7の突出
部1つとカバー8の突出部20の内に収容される。突出
部19及び20は、ケース内部であって基体の周囲環状
隆起10及び内部カバー隆起13により画成される振動
領域外に周囲区画室21を画成する。周囲区画室21は
、インサートの接続端子と膜との電気接続をなす手段を
受容するためのものである。
図示の実施例では、電気接続はクリップの形式の2つの
金属コネクタ22及び23によりなされる。コネクタ2
2及び23は同・−の形状を有する、。
コネクタ22はケース外へ突出し、周囲区画室21に収
容される内部部分25に、ケースの壁を通る部分により
接続されて一体的な外部舌状体24からなる。図示の如
く、内部部分25は、3つの突起を有するフォーク状に
切り出されてなり、中央の突起26は上方にずらされて
上方のクリップ脚部を形成し、2つの側方突起27及び
28は下方へずらされて下方クリップ脚部を形成する。
各突起は、接続領域から始まって外部舌状体24へ、前
記外部舌状体24が定める平面から離れる部分と、他方
向に湾曲して館記外部舌状体24が定める平面に近付く
端部分とからなる。各端部分は、表面上の当接点及び前
記表面との電気接触を形成するような形状の部分からな
る。コネクタ22及び23は、例えばコネクタ22の対
応する孔30に係合するカバーにおけるスタッド29に
より適所に保持される。コネクタは、基体7とカバー8
とに挟持されることでも適所に保持される。
インサートが組み立てられると、コネクタ22の中央突
起26はその当接点において、半径方向突出領域15に
おける基層2の上面に当接する一方、コネクタ22の下
方突起27及び28はそれらの当接点において、領域1
5における基層の下面に当接する。従ってコネクタ22
は、外部舌状体24により、基層2が形成する中央電極
に接続されるインサートの接続端子を形成する。
同様にコネクタ23の中央突起26は、その当接点にお
いて上方導電トラック18の上面に当接する一方、コネ
クタ23の側方突起は、それらの当接点において膜の下
方導電トラック180に当接する。その結果、上方電極
つまり上方金属被覆面5は、膜の下方電極つまり上方金
属被覆面6に、上方導電トラック18.コネクタ23の
中央及び側方突起及び下方導電トラック180によって
電気的に接続される。またコネクタ23の外部舌状体は
、膜の上方電極5及び下方電極6に同時に接続される出
力端子を形成する。
コネクタ22及び23の脚部26.27及び28は、イ
ンサートの組み立て中に基体7及びカバー8により作動
されるのが好ましい。第3図には、カバーが基体7に嵌
設される以前の装置の形状が破線で示されている。コネ
クタ24の突起26.27及び28からなるクリップの
脚は、比較的大きく離間しているため膜1の脚間への挿
入が容易となる。かかる挿入後カバーが基体7に嵌設さ
れると、外部基体7は、コネクタ24及び23の下方突
起27及び28に当接する上面30からなる一方、カバ
ー8はコネクタの上り突起26に当接する下面31から
なる。面30と31とを組み合わせる動作により、突起
26.27及び28からなるクリップが締まり、膜1へ
のクリップの把持を制御する。
コネクタ23及び24の上方突起26及び下方突起27
及び28の形状は、カバー8を基体7に嵌合してケース
を閉鎖するとクリップから膜の上面と下面とにかかる力
がつりあうようにされるのが好ましい。従ってコネクタ
23及び24があるために膜1の機械的及び音響的動作
が阻害されるということはない。
導電トラック18及び180は、導電性材料ペース]−
のシルクスクリーン印刷で形成することができるが、公
知の他の任意の手段で形成されてもよい。
あるいはまた、圧電セラミック層3及び4自体が、基層
2の領域15に金属被覆突出部を有するようにすること
もできる。その場合コネクタ23と電極5及び6との間
に直接電気接続がなされる。
図示の実施例では、接続の組み立ては単・−の周囲半径
方向突出部15においてなされる。別の好ましい実施例
としては、接続が2つ以上の別々の周囲半径方向突出部
領域において形成されてもよい。
第1図乃至第3図に示される実施例においては、コネク
タ22及び23は、膜の半径方向突出部15の延長上半
径方向に配置される。この実施例には、2つのコネクタ
22及び23を、例えば図示の如くインサートの対称軸
の両側で2つの並列した方向に沿って膜の平面上に位置
決めするという利点がある。かかる実施例は、プラグイ
ンインサートを得ようとする場合に好ましい。その場合
コネクタ22及び23は、軸方向の並進移動により外部
メスコネクタに係合される。
第4図に示される実施例では、コネクタ22及び23は
、半径方向突出部15の進展の半径方向に対し垂直であ
る。第4図においては、コネクタ22及び23は逆方向
にあり、コネクタ22は突出部15の半径方向に対し垂
直な第1の方向に進展するが、コネクタ23は逆方向に
進む。2つのコネクタはやはり膜の平面上にある。第4
図のコネクタ22及び23は、第1図のコネクタ22及
び23と路間−の構成を有する。しかし、第4図では」
ネクタ22及び23が接線方向に配置されているためイ
ンサートの接続手段に必要な半径方向スペースが減少す
る。コネクタの寸法は接線方向に広がるのでインサート
の全体的寸法を増大させることなくコネクタの長さ、特
に各コネクタの突起の長さを増大させることが可能であ
る。第4図には示されていないが突起の長さが増大する
と、インサート突出部の半径方向寸法Eを増大させるこ
となくコネクタの弾性部分の長さを増大せしめうるが、
これは膜へのコネクタの電気接触の正確な制御と信頼性
のため好ましい。
膜が工形型である実施例では、図示の如くコネクタの上
方脚部と下方脚部とは同じ長さを有するのが有利である
。これに対し、基層上の単一圧電材料層からなる膜の場
合、上方脚部と下方脚部の長さが異なるコネクタを用い
、長い方の脚部は圧電材料との接触用とし、短い方の脚
部はMFrとの接触用とすることができる。
以上を要約するに、基層(2)と、外面が電極(5,6
)を形成するよう金属被覆を設けられた2つの圧電材料
層(3,4)とから形成される膜(1)からなる圧電イ
ンサートが提供される。膜は、上面及び下面がコネクタ
(22,23)のクリップ形脚部間に挟持される半径方
向突出部(15)を有する。従って電極の電気接続には
ハンダ付けが不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインサートの第1実施例をカバーをは
ずして示す平面図、第2図は第1図の工−I線に沿う断
面図、第3図は第2図の接点クリップの領域の部分を示
す拡大図、第4図は本発明のインサートの第2実施例を
カバーをはずして示す平面図である。 1・・・圧電膜、2・・・基層、3.4・・・圧電セラ
ミック層、7・・・基体、8・・・カバー、9・・・空
所、10゜13・・・隆起、11・・・凹所、12・・
・オリフィス、14・・・カバーの周囲、15・・・基
層の突出部、16゜160・・・ワニス細片、17・・
・突出部の縁、18゜180・・・トラック、19・・
・基体の突出部、20・・・カバーの突出部、21・・
・区画室、22.23・・・コネクタ、24・・・舌状
体、25・・・内部部分、26゜27.28・・・突起
、29・・・スタッド、30.31・・・面。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インサートケース内で周囲を適所に保持された電
    極(5,2)を有する圧電材料層(3)が設けられた膜
    (1)からなる振動素子を有し、ケースは、周囲(10
    )が膜(1)の周囲に対する当接面をなす中央空所(9
    )が設けられた基体(7)と、基体(7)に周囲(14
    )が接続され少なくとも1つのオリフィス(12)を通
    じて外側と連通する内部凹所(11)からなるカバー(
    8)とからなり、カバー(8)の周囲は、膜の周囲に当
    接して基体(7)の空所の周囲(10)に当てがって保
    持する内部環状隆起(13)からなり、ケースはさらに
    膜(1)の電極(2,5)とインサートの出力端子との
    間を電気接続する導電体を有し、膜(1)は、半径方向
    偏心しインサートケース内で膜の当接面(10,13)
    により画成される領域から突出する少なくとも1つの周
    辺半径方向突出部領域(15)と、互いに絶縁され対応
    する電極(5,2)と該半径方向突出部(15)とを接
    続するよう対応する電極と接触する導電面素子(18,
    180)とからなる圧電膜(1)式電気音響インサート
    であって、半径方向突出部(15)はケース部分のそれ
    ぞれの突出部(19,20)においてケース内に収容さ
    れ、それぞれ少なくとも1つの上方脚部と少なくとも1
    つの下方脚部とからなる少なくとも2つのクリップ形コ
    ネクタ(22,23)が、膜の半径方向突出部領域(1
    5)において上方脚部で膜(1)の上面に弾性的に当接
    し下方脚部で膜(1)の下面に弾性的に当接し、コネク
    タ(22,23)はそれぞれ電極(2,5)の電気接続
    を行なうそれぞれの導電面素子の対応する端部に接触し
    、コネクタ(22,23)はケース内で適所に保持され
    、各々インサートの接続をなす端子を形成する外部舌状
    体(24)と、クリップ形状の内部部分とからなること
    を特徴とする圧電膜式電気音響インサート。
  2. (2)コネクタ(22,23)のクリップはインサート
    ケースにより付勢され、インサートの組み立て中ケース
    本体(7)及びカバー(8)は、クリップ脚部を互いに
    接近せしめることを特徴とする請求項1記載の圧電膜式
    電気音響インサート。
  3. (3)導電面素子(18,180)は、導電材料ペース
    トのシルクスクリーン印刷により形成されることを特徴
    とする請求項2記載の圧電膜式電気音響インサート。
  4. (4)圧電セラミック層(3,4)自体が突出部を有し
    、膜の半径方向突出部領域(15)で金属被覆を設けら
    れ、接続クリップ(23)は電極の半径方向突出部に直
    接当接することを特徴とする請求項1又は2記載の圧電
    膜式電気音響インサート。
  5. (5)全ての電気接触が膜の単一の半径方向突出部(1
    5)にまとめられることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか一項記載の圧電膜式電気音響インサート。
  6. (6)膜は二形型であり、第1のコネクタ(22)は基
    層(2)との電気接続をなし、第2のコネクタ(23)
    は上方膜電極(5)と下方膜電極(6)と同時の電気接
    続をなすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一
    項記載の圧電膜式電気音響インサート。
  7. (7)ケースが閉鎖されるとコネクタ(22,23)の
    クリップは膜の平面の両側でつりあった当接圧を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の
    圧電膜式電気音響インサート。
  8. (8)各コネクタクリップは3つの突起からなり、第1
    の突起(26)はクリップ脚部の1つを形成し、他の突
    起(27,28)は第2のクリップ脚部を形成すること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の圧電
    膜式音響インサート。
JP1081319A 1988-04-01 1989-03-31 圧電膜式電気音響インサート Pending JPH01292999A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8804732A FR2629660B1 (fr) 1988-04-01 1988-04-01 Capsule piezoelectrique a pinces de connection electrique laterales
FR8804732 1988-04-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01292999A true JPH01292999A (ja) 1989-11-27

Family

ID=9365156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1081319A Pending JPH01292999A (ja) 1988-04-01 1989-03-31 圧電膜式電気音響インサート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4947075A (ja)
EP (1) EP0336859A1 (ja)
JP (1) JPH01292999A (ja)
FR (1) FR2629660B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078995A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電音響装置
JP2008079230A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Hokuriku Electric Ind Co Ltd 圧電発音器

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE116782T1 (de) * 1990-05-14 1995-01-15 Alcatel Dial Face Spa Piezoelektrischer wandler.
EP0595514B1 (en) * 1992-10-27 2003-06-25 TDK Corporation Piezoelectric transducer
US6141496A (en) * 1994-06-06 2000-10-31 The Erie Ceramic Arts Company Electrically heated air fresheners
JPH0946794A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電音響装置
JPH0946793A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電要素及び圧電音響装置
JP3824185B2 (ja) * 1996-03-11 2006-09-20 Tdk株式会社 圧電音響変換器
EP0861012A1 (fr) * 1997-02-25 1998-08-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Haut-parleur et appareil téléphonique comprenant un tel haut-parleur
JP3812917B2 (ja) * 1997-05-14 2006-08-23 本田技研工業株式会社 圧電型アクチュエーター
JP2001119795A (ja) * 1999-08-10 2001-04-27 Murata Mfg Co Ltd 圧電型電気音響変換器
US6617042B2 (en) 2002-01-10 2003-09-09 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Dielectric coating for transduction drivers
US20050069158A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Lu Yao Tsun Packaged piezoelectric exciter module
US7333621B2 (en) * 2003-09-25 2008-02-19 Ariose Electronics Co., Ltd. Conductive stub of sound exciter
WO2006009220A1 (ja) * 2004-07-22 2006-01-26 Olympus Corporation 超音波振動子
JP6222185B2 (ja) * 2015-08-11 2017-11-01 Tdk株式会社 圧電発音体
CN110412091B (zh) * 2019-07-10 2024-04-23 宁波大学 一种可重复使用的损伤识别压电传感装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4035672A (en) * 1975-02-06 1977-07-12 Cts Corporation Acoustic transducer with a dual purpose piezoelectric element
US4230383A (en) * 1978-11-09 1980-10-28 Pittway Corporation Integral contact
US4240002A (en) * 1979-04-02 1980-12-16 Motorola, Inc. Piezoelectric transducer arrangement with integral terminals and housing
US4295009A (en) * 1980-03-07 1981-10-13 Amp Incorporated Piezoelectric audio transducer mounting and electrical connector
FR2507424A1 (fr) * 1981-06-05 1982-12-10 Cgr Transducteur piezoelectrique autocollant et dispositif de mise en oeuvre du transducteur
JPS5936697U (ja) * 1982-08-27 1984-03-07 株式会社村田製作所 並列型圧電バイモルフ振動子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003078995A (ja) * 2001-09-03 2003-03-14 Taiyo Yuden Co Ltd 圧電音響装置
JP2008079230A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Hokuriku Electric Ind Co Ltd 圧電発音器

Also Published As

Publication number Publication date
US4947075A (en) 1990-08-07
FR2629660B1 (fr) 1990-08-24
FR2629660A1 (fr) 1989-10-06
EP0336859A1 (fr) 1989-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01292999A (ja) 圧電膜式電気音響インサート
JPH0749914Y2 (ja) 超音波トランスデユ−サ
EP0456968B1 (en) Piezoelectric transducer
EP1696698A2 (en) Condenser microphone and method for manufacturing the same
JPH0946794A (ja) 圧電音響装置
JP3966352B2 (ja) インサート端子付きケースおよびこのケースを用いた圧電型電気音響変換器、インサート端子付きケースの製造方法
JP2004350199A (ja) スピーカ
JPH02124598A (ja) 圧電サウンダーの製造方法
JP2001313214A (ja) 表面実装型小型トランス
JP3309682B2 (ja) 圧電発音体
JPH0510478Y2 (ja)
JP3548193B2 (ja) インダクタの製造方法
JPS62251123A (ja) プラスチツク部材の加締め方法
JPS6312637Y2 (ja)
JPS5934239Y2 (ja) 圧電形電気音響変換器
JPH0735516Y2 (ja) ド−ム型スピ−カの配線構造
JPH0141276Y2 (ja)
JPH10341124A (ja) 圧電部品
JP3044460U (ja) 圧電音響部品及び装置
JPH0418319Y2 (ja)
JPH0717117Y2 (ja) 電気式警音器
JPH0230959Y2 (ja)
JP3916995B2 (ja) 電気音響変換器
JPS5846513Y2 (ja) ヒユ−ズ装置
JPH0445350Y2 (ja)