JP3309682B2 - 圧電発音体 - Google Patents

圧電発音体

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JP3309682B2
JP3309682B2 JP32268295A JP32268295A JP3309682B2 JP 3309682 B2 JP3309682 B2 JP 3309682B2 JP 32268295 A JP32268295 A JP 32268295A JP 32268295 A JP32268295 A JP 32268295A JP 3309682 B2 JP3309682 B2 JP 3309682B2
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case
vibrating plate
piezoelectric vibrating
lead
piezoelectric
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正之 渡辺
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電発音体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4において、1はケースで、このケー
ス1内には圧電振動板2が収納され、圧電振動板2には
二本のリード線3の一端側が半田により接続され、この
リード線3の他端側はケース1外に引出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において問
題となるのは、二本のリード線3を一本ずつ圧電振動板
2に半田により接続しなければならず、接続作業が手間
のかかるものとなるということであった。
【0004】すなわち圧電振動板2は近年の小型化によ
りかなり小さなものとなり、このような小さな圧電振動
板2に二本もリード線3を、しかも一本ずつ保持した後
接続するのは、非常に手間のかかるものとなっていた。
【0005】そこで本発明は接続作業性を良くすること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、ケースと、このケース内に収納され
た圧電振動板と、この圧電振動板に、その一端側が接続
され、他端側が前記ケース外に引出された接続体とを備
え、前記接続体は、重合された絶縁フィルムで構成され
基体と、この基体に並設されるとともに、前記絶縁フ
ィルム間に一端側が前記圧電振動板側に延長され、他端
側がケース外方向に延長された複数本のリードパターン
とを介在させ、このリードパターンの他端側を、前記圧
電振動板に電気的に接続し、これにより初期の目的を達
成するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ケースと、このケース
内に収納された圧電振動板と、この圧電振動板に、その
一端側が接続され、他端側が前記ケース外に引出された
接続体とを備え、前記接続体は、重合された絶縁フィル
ムで構成された基体と、この基体に並設されるととも
に、前記絶縁フィルム間に一端側が前記圧電振動板側に
延長され、他端側がケース外方向に延長された複数本の
リードパターンとを介在させ、このリードパターンの他
端側を、前記圧電振動板に電気的に接続したものであ
る。
【0008】そして以上の構成とすれば、一つの接続体
に複数本のリードパターンが並設されているので、圧電
振動板へのリードパターンの接続は、一つの接続体の保
持を行った状態で、各リードパターンの一端側の圧電振
動板への接続を行えば良く、接続作業性の非常に良いも
のとなる。
【0009】さらに、接続体の基体を重合された絶縁フ
ィルムで構成し、絶縁フィルム間にリードパターンを
在させた圧電発音体であり、リードパターンの位置決め
が容易に行える。
【0010】そして、ケースを上、下に分割し、これら
上、下ケースのそれぞれの接続体引出部は、ケース外方
に延長された延長部を有し、この上、下ケースの延長部
で接続体を挟持し、接続体の保持がこの上、下ケースの
延長部で容易に保持できるものとなる。
【0011】以下、本発明の一実施形態を図1〜図3を
用いて説明する。図1、図2において、4は樹脂製の
上、下ケース4a,4bよりなるケースで、このケース
4内に圧電振動板5が収納されている。
【0012】圧電振動板5は図3に示すごとく金属製で
円形をした振動板6に導電性接着剤によって円形をした
圧電振動子7の一方の電極面を接着することにより構成
されている。
【0013】また振動板6の外周部には接続体8が設け
られている。この接続体8は、図2、図3のごとく2枚
の絶縁フィルム9a,9b間にリードパターン10a,
10bを介在させ、挟着することによって構成され、こ
の内絶縁フィルム9aの方が9bよりも小さくしている
ことによって、リードパターン10a,10bの一端側
と他端側が露出した状態となっている。またリードパタ
ーン10a,10bの内10bの方を10aよりも寸法
を短くしている。
【0014】したがって図3のごとく一方のリードパタ
ーン10aの一端は圧電振動子7の他方の電極面に半田
11により電気的、機械的に接続され、他方のリードパ
ターン10bの一端は振動板5に半田により同じく電気
的、機械的に接続された状態となっている。
【0015】さて上、下ケース4a,4bの接続体引出
部には図1のごとくそれぞれ延長部A,Bが形成されて
おり、よって前記接続体8はこれら延長部A,B部から
ケース4外に引出され、また上、下ケース4a,4bを
合体されることで、延長部A,Bによって接続体8が挟
持されることになる。
【0016】なお上ケース4aの延長部Aの下面側には
突条Cが設けられており、この突条Cによって接続体8
の延長部B側への押圧、挟持がより確実に行われるよう
にしている。
【0017】またこの上ケース4aには放音孔4c、下
ケース4bには音響抵抗孔4dが設けられている。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、ケースと、この
ケース内に収納された圧電振動板と、この圧電振動板
に、その一端側が接続され、他端側が前記ケース外に引
出された接続体とを備え、前記接続体は、重合された絶
縁フィルムで構成された基体と、この基体に並設される
とともに、前記絶縁フィルム間に一端側が前記圧電振動
板側に延長され、他端側がケース外方向に延長された複
数本のリードパターンとを介在させ、このリードパター
ンの他端側を、前記圧電振動板に電気的に接続したもの
である。
【0019】そして以上の構成とすれば、重合された絶
縁フィルムで構成された基体を有し、この絶縁フィルム
間に複数本のリードパターンが並設されているので、
電振動板へのリードパターンの接続は、一つの接続体の
保持を行った状態で、各リードパターンの一端側の圧電
振動板への接続を行えば良く、接続作業性の非常に良い
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図
【図2】図1の組立てた状態を示す斜視図
【図3】図1の圧電振動板を示す斜視図
【図4】従来例の斜視図
【符号の説明】
4 ケース 4a 上ケース 4b 下ケース 5 圧電振動板 8 接続体 10a リードパターン 10b リードパターン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内に収納された圧
    電振動板と、この圧電振動板に、その一端側が接続さ
    れ、他端側が前記ケース外に引出された接続体とを備
    え、前記接続体は、重合された絶縁フィルムで構成され
    基体と、この基体に並設されるとともに、前記絶縁フ
    ィルム間に一端側が前記圧電振動板側に延長され、他端
    側がケース外方向に延長された複数本のリードパターン
    とを介在させ、このリードパターンの他端側を、前記圧
    電振動板に電気的に接続した圧電発音体。
JP32268295A 1995-12-12 1995-12-12 圧電発音体 Expired - Lifetime JP3309682B2 (ja)

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