JP6222185B2 - 圧電発音体 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電振動板の振動により所定の音を発生させる圧電発音体に関する。
例えば、自動車や各種家電製品等には、ブザー音などを発生させる発音体として、圧電発音体を採用しているものがある。圧電発音体は、周期的な電圧信号を圧電振動板に印加することにより圧電振動板を振動させ、使用者等の注意を引く特定の音(例えば警告音など)を発生する。
圧電発音体では、ケース内に圧電振動板が収納されており、圧電振動板へ接続されたリード端子が、ケースに設けられた貫通孔を通ってケース外部に引き出されている(特許文献1参照)。
特開平11−52958号公報
従来の圧電発音体では、リード端子のうちケース外部に引き出された部分に衝撃が加えられると、リード端子のうちケース内部に収納された部分まで衝撃が伝わり、リード端子の位置ずれや、リード端子と他の部品(例えば圧電振動板)との接合部分の損傷や導通不良が発生する問題が生じていた。リード端子の位置ずれや、接合部分の損傷等は、圧電発音体が発生させる音に関する音圧等を変化させる場合があり、圧電発音体の信頼性及び耐久性等の観点から、品質向上が求められている。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、導電端子のうちケース外部に配置された部分に加えられた外力がケース内部に伝わり、ケース内部の部材の位置ずれや接合不良が生じることを防止できる圧電発音体を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る圧電発音体は、圧電振動板と、
前記圧電振動板を内部に収納するケースと、
前記圧電振動板における一方の電極に電気的に接続される第1導電端子と、前記圧電振動板における他方の電極に電気的に接続される第2導電端子と、を有する圧電発音体であって、
前記第1導電端子および前記第2導電端子のうち少なくとも一方は、
前記ケースの内部に配置される第1端子部分と、前記ケースの外部に配置される第2端子部分と、前記第1端子部分と前記第2端子部分とを接続しており前記ケースに形成された端子挿通孔に配置される第3端子部分とを有しており、
第1端子部分は、前記ケースの一部を、前記第2端子部分とで挟持する挟持部を有することを特徴とする。
本発明に係る圧電発音体は、ケース内部に配置される第1端子部と、ケース外部に配置される第2端子部分とでケースの一部を挟持しているため、第2端子部分に衝撃等の外力が加えられても、その外力をケースが好適に受け止めることができる。したがって、第2端子部分に外力が加えられた場合にも、第1端子部分が移動したり、第1端子部分と他の部品との接合部分が損傷したりする問題を防止し、それらに伴う音圧の変化等を防止することができるため、本発明に係る圧電発音体は、高い信頼性及び耐久性能を奏する。
また、例えば、前記第1端子部分は、前記挟持部と同一面上に延びており前記ケースの内壁面に接触するようにカシメ固定されている接触部と、前記接触部と前記圧電振動板とを接続する接点部と、を有しても良い。
挟持部と同一面上に延びる接触部が、ケースの内壁面に固定されていることにより、第2端子部分に衝撃等の外力が加えられても、より好適にケースがその外力を受け止め、接合部に外力が伝えられることを防止し、圧電振動板と接合部との接続が損傷することを防止できる。また、カシメ固定されているため、ケースと接触部との固定が容易であり、かつ信頼性が高い。
また、例えば、前記第1端子部分において、前記挟持部と前記接触部の配列方向を第1方向として、前記挟持部及び前記接触部の配置面の法線方向から前記第1端子部分を平面視した場合、前記接点部は前記第1方向に交差する方向に延びていても良い。
接点部が第1方向に交差する方向に延びていることにより、カシメ固定された部分から接点部の先端までの長さを長くすることが可能であり、これにより接点部に適度なバネ性を持たせることができる。また、カシメ突起が接点部の可動範囲に干渉して不良品が発生する問題を低減できる。
また、例えば、前記接触部は、前記内壁面のうち前記端子挿通孔の一方側に接触しており、
前記挟持部は、前記内壁面のうち前記端子挿通孔を挟んで他方側に接触していても良い。
挟持部は第2端子部との間でケースを挟持し、接触部は内壁面にカシメ固定されるため、このような圧電発音体では、端子挿通孔を挟んで両側に配置される第1端子部分が、いずれもケースに支持されている。したがって、ケースは、第2端子部及び第3端子部を介して伝えられる外力を好適に受け止めることができるため、外力により第1端子部の位置がずれたり、接点部と圧電振動板との接続が解除されたりする問題を、確実に防止することができる。
また、例えば、前記接点部は、前記接触部側から前記圧電振動板側に向かって細くなる形状であってもよい。
接点部が圧電振動板側に向かって細くなる形状とすることにより、接点部の柔軟性を高め、圧電振動板の振動を阻害しない状態で導通を確保することができる。また、ケースが受け止めきれなかった外力が接点部にまで伝えられた場合にでも、細くなっている接点部が弾性変形することで、変形箇所より先端の部分に外力が伝わることを防止し、接点部と圧電振動板との接合部分に損傷等が生じる問題を防止できる。
また、例えば、前記接触部には複数の固定用孔が形成されており、前記接触部を前記内壁面に固定するカシメ突起が、前記固定用孔を挿通していても良い。
カシメ突起が、接触部に形成された複数の固定用孔を挿通する圧電発音体では、固定された端子が外力等により回転する問題を効果的に防止できる。また、導電端子をケースに取り付ける際、先端を変形させる前のカシメ突起を、接触部の固定用孔に挿通させるだけで、簡単に導電端子を正しい位置に配置することができるため、このような圧電発音体は製造が容易である。
また、例えば、前記第2端子部分は、前記挟持部と平行であって前記ケースの外壁部に接触する下方部と、前記第3端子部分と平行であって前記外壁部に接触する側方部と、を有しても良い。
このような圧電発音体の導電端子は、挟持部と下方部との間でケースを挟持するだけでなく、第3端子部分と側方部との間でもケースを挟む形状であるため、接合部を除く第1端子部分と、第2端子部分及び第3端子部分がケースの一部を確実に挟持する。このような圧電発音体は、第2端子部分に外力が加えられても、より好適にケースがその外力を受け止め、接合部に外力が伝えられることを防止し、圧電振動板と接合部との接続が損傷することを防止できる。
また、例えば、前記第3端子部分には、前記挟持部の形状に対応する貫通孔が形成されていてもよい。
このような形状を有する導電端子は、例えば一枚の金属板を機械加工することにより容易に形成することが可能であり、また、溶接等による接合部分を有しないため強度が高く、耐久性に優れている。
また、例えば、前記ケースは、前記第1導電端子および前記第2導電端子が固定される下ケースと、
前記下ケースに対してカシメ固定されており、前記下ケースとの間に前記圧電振動板を挟んで保持する上ケースと、を有してもよい。
上ケースと下ケースとの間に圧電振動板を挟んで保持し、かつ上ケースと下ケースとをカシメ固定した圧電発音体は、ケースの弾性変形を用いて上ケースと下ケースをはめ込む固定方法を採用した従来技術とは異なり、熱が加えられても上ケースと下ケースとの接合が解除される心配がほとんどない。したがって、このような圧電発音体は、リフロー等による表面実装により、基板等に対して効率的な実装が可能である。
図1は本発明の一実施形態に係る圧電発音体の概略図である。 図2は図1に示す圧電発音体の分解断面図である。 図3は図1に示す圧電発音体の下ケース及び導電端子を上方から見た状態を表す概略平面図である。 図4は、図1に示す圧電発音体に用いられる組み立て前の下ケースを表す平面図である。 図5は、図1に示す圧電発音体に用いられる第1導電端子及び第2導電端子を表す平面図である。 図6は、図5に示す第1導電端子の概略斜視図である。 図7は、上ケース、圧電振動板及び下ケースの組み立て状態を表す断面図である。 図8は、導電端子を下ケースに取り付ける工程を説明した概念図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る圧電発音体10の概略斜視図である。図1に示すように、圧電発音体10は、上ケース40と下ケース50で構成されるケース30を有している。ケース30の内部には、図2に示す圧電振動板20と、圧電振動板20の電極に対して電気的に接続される第1導電端子60及び第2導電端子70の一部が収納されている。図1に示すように、第1導電端子60及び第2導電端子70の他の一部は、ケース30の外部に露出している。
図2は、図1に示す圧電発音体10の分解断面図である。圧電振動板20は、円形平板状の外形状を有している。圧電振動板20は、いずれも円形平板状である圧電体22と振動板24とが同心円状に積層された2層構造を有しており、上方に配置される振動板24の方が、下方に配置される圧電体22より直径が大きい。
振動板24は、圧電振動板20の一方の電極として機能する。圧電体22の下面には、圧電振動板20の他方の電極22aが形成されている。また、一方の電極である振動板24と他方の電極22aとは絶縁されており、振動板24と他方の電極22aを介して圧電体22に電圧が印加される。圧電体22の材質は、圧電性材料に電極を形成したものであれば特に限定されないが、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の強誘電体セラミックス等に、Ag等の電極22aを形成して構成される。振動板24の材質も特に限定されないが、例えば黄銅またはNi合金等の金属材料を用いることができる。なお、振動板24は、圧電体22の表面に形成されたAg等の下地電極を介して、圧電体22と接合されていてもよい。
図1及び図2に示すように、上ケース40は、上部中央に放音孔42が形成された略中空円筒状の外形状を有している。図2に示すように、放音孔42の縁部は下方へ突出する筒状部44を構成しており、筒状部44が上ケース40の内部に配置されている。放音孔42の開口径や筒状部44の突出長さは、圧電発音体10が発生する音の高さ等に応じて、適宜調整される。
上ケース40の外周の直径は、特に限定されないが、たとえば10〜30mm程度とすることができる。また、上ケース40の高さも、特に限定されないが、例えば3〜15mm程度とすることができる。
上ケース40の下方端部には、上ケース40の周方向に沿って接触突起45が形成されている。上ケース40、下ケース50及び圧電振動板20の組み立て状態を表す図7に示すように、上ケース40の接触突起45は、圧電振動板20を、下ケース50に形成された下ケース段差部51に押し付けて固定する。なお、図7では、図2に示す第1導電端子60及び第2導電端子70は図示を省略している。
上ケース40の外周部には、外径方向に突出する係合部46a、46bが4箇所に形成されている。各係合部46a、46bには、下ケース50に設けられたケースカシメ突起56を挿通させる挿通孔が形成されている。上ケース40は、ケースカシメ突起56を係合部46a、46bの挿通孔に挿通させてカシメることにより、下ケース50に対して固定されている。
図4は、下ケース50の平面図である。図4に示すように、下ケース50は、上方向から見て略矩形の外形状を有している。下ケース50の4隅には、上ケース40を下ケース50にカシメ固定するためのケースカシメ突起56が設けられている。ケースカシメ突起56は、上方に向かって突出している。
4つのケースカシメ突起56の周辺には、上ケース40の係合部46a、46bが係合するガイド部56a、56bが形成されている。上ケース40の係合部46a、46bと、下ケース50のガイド部56a、56bの形状は互いに対応しており、正しい配置で上ケース40と下ケース50とを組み合わせることで、上ケース40の係合部46a、46bが下ケース50のガイド部56a、56bに係合するとともに、下ケース50のケースカシメ突起56が上ケース40の係合部46a、46bに形成された挿通孔を挿通する。
対応する4組のガイド部56a、56b及び係合部46a、46bのうち、少なくとも1組のガイド部56b及び係合部46bは、他のガイド部56a及び係合部46aとは異なる形状を有している。これにより、誤った配置で上ケース40と下ケース50とを組み合わせようとした場合、係合部46a、46bがガイド部56a、56bに係合できないようになっている(図4及び図7参照)。
図4に示すように、下ケース50の底面には、第1導電端子60(図2、図6(a)参照)が通る第1端子挿通孔54aと、第2導電端子70(図2、図6(b)参照)が通る第2端子挿通孔54bとが形成されている。第1端子挿通孔54a及び第2端子挿通孔54bは、下ケース内壁面52から下ケース50の外壁面である下ケース外壁面53まで、下ケース50を貫通している(図2参照)。
第1端子挿通孔54a及び第2端子挿通孔54bは、略矩形の開口形状を有しており、下ケース50の中心50aを対称軸として、互いに略対称となる位置に配置されている。第1端子挿通孔54aから中心50aまでの下ケース内壁面52である内壁第1部分52aには、第1導電端子60を下ケース50に固定するための端子カシメ突起57aが形成されている。内壁第1部分52aには、端子カシメ突起57aが複数(実施形態では2つ)形成されている。
また、第1端子挿通孔54aの下ケース内壁面52側の開口縁には、補助カシメ突起58aが複数(実施形態では4つ)形成されている。補助カシメ突起58aは、端子カシメ突起57aとともに、第1導電端子60を下ケース50に固定する。
第2導電端子70を下ケース50に固定するための端子カシメ突起57bは、第2端子挿通孔54bから中心50aまでの下ケース内壁面52に形成されている。補助カシメ突起58bは、第2端子挿通孔54bの開口縁に沿って、下ケース内壁面52に複数形成されている。第2導電端子70を固定するための端子カシメ突起57a及び補助カシメ突起58bの数は、第1導電端子60を固定するための端子カシメ突起57a及び補助カシメ突起58aの数と同様である。ただし、端子カシメ突起57a、57b及び補助カシメ突起58a、58bの数は、実施形態に示す数に限定されない。
図2に示すように、下ケース50には、圧電振動板20の外周部分を設置する下ケース段差部51が形成されている。下ケース段差部51は、上ケース40の周方向に沿って形成されており、下ケース段差部51の平面形状は、上ケース40の接触突起45の形状に対応している。図4に示すように、下ケース段差部51は、下ケース50に形成された切り欠き部59によって分断されているため、周方向には連続していない。切り欠き部59は、圧電発音体10が適切に音を発生することができるように設けられた空気孔であるが、空気孔の形状や位置は特に限定されない。
上ケース40及び下ケース50は、例えば、液晶ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の樹脂材料で作製することができ、表面実装時の熱的負荷に耐えられるように、耐熱性の樹脂で作製されることが好ましいが、特に限定されない。
図2に示すように、第1導電端子60は、図1に示すケース30の内部に配置される第1端子部分62と、ケース30の外部に配置される第2端子部分64と、第1端子部分62と第2端子部分64とを接続しており、ケース30の下ケース50に形成された第1端子挿通孔54aに配置される第3端子部分66とを有している。
圧電振動板20が下ケース段差部51に固定された組み立て状態では(図7参照)、第1導電端子60の端子先端部62caは、圧電振動板20の一方の電極である振動板24に電気的に接続されている。図3は、下ケース50に第1導電端子60及び第2導電端子70を固定した状態を表している。第1導電端子60の端子先端部62caは、圧電振動板20のうち下方から振動板24が覗いている部分に接続している。端子先端部62caは、例えば導電性接着剤等を用いて振動板24に固定されているが、圧電振動板20と第1導電端子60の接続方法は特に限定されない。
図5(a)は、第1導電端子60の平面図である。第1導電端子60の第1端子部分62は、接触部62aと、挟持部62bと、接点部62cとを有している。図2及び図6に示すように、接触部62aは、挟持部62bと同一面上に延びている。図5に示すように、接触部62aには、下ケース50の端子カシメ突起57aが挿通する複数(実施形態では2つ)の固定用孔62aaが形成されている。図2及び図3に示すように、接触部62aは、下ケース50の内壁面である下ケース内壁面52に接触するように、端子カシメ突起57a及び補助カシメ突起58aによってカシメ固定されている。
図3及び図5に示すように、第1端子部分62の挟持部62bは、接触部62aの一辺に接続しており、接触部62aより小さく、矩形平板状の外形状を有している。図2に示すように、接触部62aは、下ケース内壁面52のうち、第1端子挿通孔54aに対して中心50a側(一方側)に位置する内壁第1部分52aに接触しており、挟持部62bは、下ケース内壁面52のうち、第1端子挿通孔54aに対して外周側(他方側)に位置する内壁第2部分52bに接触している。なお、図3に示すように、補助カシメ突起58aは、第1端子部分62のうち、接触部62aだけでなく挟持部62bも下ケース50に対してカシメ固定していてもよい。
図2に示すように、内壁第2部分52bの反対側に位置する下ケース外壁面53には、第2端子部分64が下ケース外壁面53に対向するように配置されている。第2端子部分64の少なくとも一部は、下ケース外壁面53に接触しており、内壁第2部分52bに接触する挟持部62bは、下ケース50の一部を、第2端子部分64とで挟持している。
図2に示すように、接点部62cは、接触部62a及び挟持部62bが配置される面に対して上方に向かって伸びている。図5に示すように、接点部62cの基端は接触部62aに接続しており、接点部62cの先端である端子先端部62caは、図2に示す圧電振動板20に固定されている。したがって、接点部62cは、接触部62aと圧電振動板20とを接続している。
図2及び図5に示すように、接点部62cには2箇所の屈曲部が形成されている。また、図2に示すように、第1端子部分62において、挟持部62bと接触部62aとの配列方向を第1方向として、挟持部62bと接触部62aの配置面の法線方向から第1端子部分62を平面視した場合、接点部62cは第1方向に交差する方向に延びている。さらに、接点部62cは、接触部62a側の基端から、圧電振動板20側の端子先端部62caに向かって細くなる形状を有している。
図6に示すように、第3端子部分66は、第1端子部分62の接触部62aに接続している。第3端子部分66は、接触部62aの辺のうち、挟持部62bが接触部62aに接続する辺と同じ辺に接続しているが、挟持部62bが接触部62aと同一面上に配置されるのに対して、第3端子部分66は、接触部62aに対して下方に向かって屈曲している。
図6に示すように、第3端子部分66には、挟持部62bの形状に対応する貫通孔66aが形成されている。なお、貫通孔66aの全体が第3端子部分66に形成されていてもよく、また、貫通孔66aの一部が第2端子部分64まで連続していても良い。
図6に示すように、第3端子部分66は、第1端子部分62と第2端子部分64とを接続している。図2に示すように、第3端子部分66は、下ケース50の第1端子挿通孔54aに配置されている。
図2に示すように、第3端子部分66に対して屈曲して接続する第2端子部分64の下方部64aは、挟持部62bと平行であって少なくとも一部が下ケース外壁面53に接触している。図4において点線で示すように、下ケース外壁面53のうち下方を向く面には下方凹部53aが形成されており、第3端子部分66の下方部64aは、下方凹部53aに配置されている。
第2端子部分64において第3端子部分66に接続する側との反対側の端部は、図2に示す状態から上方に折り曲げられ、図1に示すように側方部64bを構成する。図2に示すように、下ケース外壁面53のうち側方を向く面には側方凹部53bが形成されており、側方凹部53bには、第3端子部分66の側方部64bが配置されている。側方部64bは、第3端子部分66と略平行であって、下ケース50の一部を、第3端子部分66との間で挟んでいる。
図2に示すように、第2導電端子70も、第1導電端子60と同様に、ケース30の内部に配置される第1端子部分72と、ケース30の外部に配置される第2端子部分74と、第1端子部分72と第2端子部分74とを接続しており、ケース30の下ケース50に形成された第2端子挿通孔54bに配置される第3端子部分76とを有している。
図5(b)は、第2導電端子70の平面図である。図5(a)と図5(b)の比較から理解できるように、第2導電端子70は、多くの点で第1導電端子60と共通の特徴を有するため、第2導電端子70の説明は第1導電端子60との相違点を中心に行い、第1導電端子60との共通点については説明を省略する。
圧電振動板20が下ケース段差部51に固定された組み立て状態では(図7参照)、第2導電端子70の端子先端部72caは、圧電振動板20の他方の電極22aに電気的に接続されている。図3に示すように、第2導電端子70の端子先端部72caは、第1導電端子60の端子先端部62caより中心50a側に配置されており、圧電振動板20のうち、圧電体22が振動板24を下方から覆っている部分に接続している。第2導電端子70の端子先端部72caは、導電性接着剤等を用いて他方の電極22aに固定されている。
図6(b)に示すように、第2導電端子70にも、下ケース50の端子カシメ突起57aが挿通する固定用孔72aaが形成されており、第2導電端子70も、端子カシメ突起57b及び補助カシメ突起58bによってカシメ固定されている(図3参照)。
第1導電端子60及び第2導電端子70は、良導体の金属、例えばリン青銅等を用いて作製することができるが、第1導電端子60及び第2導電端子70の材質は特に限定されない。また、第1導電端子60及び第2導電端子70には、Auメッキ、Niメッキ又はSnメッキ等が施されていてもよい。
図1に示す圧電発音体10は、例えば以下のような工程によって製造される。
まず、第1の工程では、図4に示す下ケース50と図5に示す第1導電端子60及び第2導電端子70を準備し、第1導電端子60及び第2導電端子70を下ケース50に取り付ける。なお上ケース40及び下ケース50は、例えば射出成形等の樹脂成形により製造され、第1導電端子60及び第2導電端子70は、例えば表面をメッキした平板状の金属板を、機械加工することにより製造される。
図8は、第1導電端子60を下ケース50に取り付ける様子を表す概念図である。第1導電端子60の下ケース50への取り付けは、図8(a)に示すように、まず、第1導電端子60を傾けた状態で、下ケース50の第1端子挿通孔54aに第1導電端子60を通す。次に、図8(b)に示すように、挟持部62bを下ケース内壁面52に接触させながら、第1導電端子60の傾きを小さくしていき、接触部62aを下ケース内壁面52に近づけていく。
つぎに、図8(c)に示すように、接触部62aに形成された固定用孔62aaに端子カシメ突起57aを通しながら、さらに第1導電端子60の傾きを小さくしていく。最後に、図8(d)に示すように、接触部62aを下ケース内壁面52に接触させることにより、第1導電端子60の下ケース50への取り付けが完了する。第2導電端子70も、第2端子挿通孔54bに通したのち、第1導電端子60と同様にして、下ケース50に取り付けられる。
次に、第2の工程では、第1導電端子60及び第2導電端子70を、下ケース50にカシメ固定する。具体的には、下ケース50の端子カシメ突起57a、57bの先端を加熱して、第1導電端子60及び第2導電端子70の固定用孔62aa、72aaより大きくなるように変形させる。また、補助カシメ突起58a、58bを加熱して、図3に示すように補助カシメ突起58a、58bの一部が、接触部62a、72a及び挟持部62b、72bの上面に接触するように変形させる。これにより、図4に示すように、第1導電端子60及び第2導電端子70が下ケース50にカシメ固定された中間品が作製される。
次に、第3の工程では、第2の工程で作製した中間品と、圧電振動板20と、上ケース40とを準備し、図2及び図7に示すように3つの部材を組み立てる。圧電振動板20は、電極22aを形成した圧電体22を、振動板24に接合させることにより作製される。圧電体22と振動板24との接合は、例えばエポキシ接着剤等で両者を接着することにより行うことができるが、圧電体22と振動板24との接合方法は特に限定されない。
第3の工程では、準備した中間品における第1導電端子60及び第2導電端子70の端子先端部62ca、72caに導電性接着剤を塗布する。次に、圧電振動板20を中間品の上方から近づけ下ケース50の下ケース段差部51に置き、さらに圧電振動板20の上方から、上ケース40を下ケース50に近づけていき、図7に示すように係合部46a、46bを下ケース50のガイド部56a、56bに係合させて、上ケース40と下ケース50とを組み立てる。
なお、上ケース40と下ケース50とを組み立てる前に、圧電振動板20の上面の外周部及び上ケース40の接触突起45の少なくとも一方には、シリコーン等の樹脂が塗布されてもよい。第3工程の後に、塗布されたシリコーンを加熱して硬化させることにより、圧電振動板20と接触突起45との間に空隙が形成される問題を防止し、圧電発音体10が狙いの音を発生できなくなる問題を防止できる。
第4の工程では、ケースカシメ突起56の先端を加熱して、係合部46a、46bに形成された挿通孔の径より大きくなるように変形させることにより、上ケース40を下ケース50に固定する。また、上ケース40を下ケース50に固定した際、圧電振動板20が上ケース40と下ケース50とに挟まれ、ケース30に固定される。さらに、第1導電端子60及び第2導電端子70の端子先端部62ca、72caに塗布してある導電性接着剤が圧電振動板20に接触した後硬化することにより、端子先端部62ca、72caと圧電振動板20が接続される。
このような工程を経て、図1に示す圧電発音体10が製造される。なお、第1導電端子60及び第2導電端子70における第2端子部分64、74の一部を上方に折り曲げ、図1に示すように側方部64bを構成する工程は、第1の工程の最後に行われてもよく、また第1の工程の後に行われる第2〜第4の工程で行われてもよい。
図2及び図3に示すように、圧電発音体10は、ケース30内部に配置される第1導電端子60、70の挟持部62b、72bと、ケース30外部に配置される第2端子部分64、74とで、ケース30の一部を挟持している。また、端子挿通孔54a、54bを挟んで両側に配置される接触部62aと挟持部62bとが、いずれも下ケース内壁面52に支持されている。そのため、第2端子部分64、74に加えられた外力はケース30によって受け止められ、外力により導電端子60、70がケース30内部で移動する問題を防止できる。したがって、圧電発音体10は、外力によってケース30内部で導電端子60、70が移動することにより、圧電振動板20と導電端子60、70との電気的な接続状態が悪化する問題を防止できる。また、外力が加えられた場合でも、導電端子60、70のケース30に対する固定状態が変化し難いため、圧電発音体10は高い信頼性及び耐久性能を奏する。
また、図2に示すように、圧電発音体10は、第1端子部分62、72の挟持部62b、72bと第2端子部分64、74の下方部64a、74aとの間で下ケース50を挟持するだけでなく、第3端子部分66、76と第2端子部分64、74の側方部64bとの間でも下ケース50を挟む形状である。したがって、圧電発音体10は、接点部62c、72cを除く第1端子部分62、72と、第2端子部分64、74及び第3端子部分66、76など、導電端子60、70の多くの部分が様々な方向からケース30に接触しているため、第2端子部分64、74に加えられた外力は、ケース30によって好適に受け止められる。
図3に示すように、圧電発音体10は、挟持部62b、72bと同一面上に延びる接触部62a、72aが、下ケース内壁面52に固定されているため、第2端子部分64、74に加えられた外力を、下ケース50が好適に受け止めることが可能である。したがって、ケース30内部において、接触部62a、72aから上方に延びる接点部62c、72cと圧電振動板20との接合部に外力が伝わり接合部分が損傷する問題を防止できる。また、接触部62a、72aが下ケース50にカシメ固定されているため、下ケース50と接触部62a、72aとの固定が容易であり、かつ信頼性が高い。
また、図3に示すように、圧電発音体10は、端子カシメ突起57a、57bが接触部62a、72aに形成された複数の固定用孔62aa、72aaを挿通することにより、導電端子60、70をカシメ固定しているため、導電端子60、70が外力等により回転する問題を効果的に防止できる。また、導電端子60、70を下ケース50に取り付ける際、先端を変形させる前の端子カシメ突起57a、57bを、接触部62a、72aの固定用孔62aa、72aaに挿通させるだけで、簡単に導電端子60、70を正しい位置に配置することができるため、このような圧電発音体10は製造が容易である。
図5に示すように、圧電発音体10は、導電端子60、70の接点部62c、72cの形状が端子先端部62ca、72caに向かって細くなる形状であるため、接点部62c、72cの柔軟性が高く、圧電振動板20の振動を阻害しない状態で導通を確保することができる。また、ケース30が受け止めきれなかった外力が接点部62c、72cにまで伝えられた場合にでも、細くなっている接点部62c、72cが弾性変形することで変形箇所より先端側に外力が伝わることを防止し、接点部62c、72cと圧電振動板20との接合部分に損傷等が生じる問題を防止できる。
また、図5に示すように、圧電発音体10は、接点部62c、72cが第1方向に交差する方向に延びていることにより、カシメ固定された部分から端子先端部62ca、72caまでの長さを長くすることが可能であり、これにより接点部62cに適度なバネ性を持たせることができる。また、端子カシメ突起57a、57bが接点部62c、72cの可動範囲に干渉して不良品が発生する問題を低減できる。
図6に示すように、導電端子60、70の第3端子部分66、76には、挟持部62b、72bの形状に対応する貫通孔66aが形成されており、このような導電端子60、70は、一枚の金属板を機械加工することにより容易に形成することが可能である。このような導電端子60、70は、溶接や接着等による接合部分を有しないため強度が高く、耐久性に優れている。
以上、本発明に係る圧電発音体を、実施形態を示して説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に係る圧電発音体10に限定されるものではなく、圧電発音体10の一部の構成を変更した様々な変形例も、発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。例えば、上ケース40及び下ケース50の形状、導電端子60、70の形状、端子カシメ突起57a、57bの数及び配置などは、設計条件等に応じて変更することができる。
また、例えば、第1端子挿通孔54aと端子カシメ突起57aとの相対位置は、第2端子挿通孔54bと端子カシメ突起57bとの相対位置とは異ならせてもよい。この場合、端子挿通孔54a、54bと端子カシメ突起57a、57bとの相対位置に応じて、導電端子60、70における固定用孔62aa、62aaの形成位置も、第1導電端子60と第2導電端子70とで異ならせる。このような形状とすることにより、組み立て時に第1導電端子60と第2導電端子70とを誤った位置に配置して組み立ててしまう問題を防止できる。
10…圧電発音体
20…圧電振動板
22…圧電体
22a…他方の電極
24…振動板
30…ケース
40…上ケース
42…放音孔
44…筒状部
45…接触突起
46a、46b…係合部
50…下ケース
50a…中心
51…下ケース段差部
52…下ケース内壁面
52a…内壁第1部分
52b…内壁第2部分
53…下ケース外壁面
53a…下方凹部
53b…側方凹部
54a、54b…端子挿通孔
56…ケースカシメ突起
56a、56b…ガイド部
57a、57b…端子カシメ突起
58a、58b…補助カシメ突起
59…切り欠き部
60、70…導電端子
62、72…第1端子部分
62a、72a…接触部
62aa、72aa…固定用孔
62b、72b…挟持部
62c、72c…接点部
62ca、72ca…端子先端部
64、74…第2端子部分
64a、74a…下方部
64b…側方部
66…第3端子部分
66a…貫通孔

Claims (9)

  1. 圧電振動板と、
    前記圧電振動板を内部に収納するケースと、
    前記圧電振動板における一方の電極に電気的に接続される第1導電端子と、前記圧電振動板における他方の電極に電気的に接続される第2導電端子と、を有する圧電発音体であって、
    前記第1導電端子および前記第2導電端子のうち少なくとも一方は、
    前記ケースの内部に配置される第1端子部分と、前記ケースの外部に配置される第2端子部分と、前記第1端子部分と前記第2端子部分とを接続しており前記ケースに形成された端子挿通孔に配置される第3端子部分とを有しており、
    第1端子部分は、前記ケースの一部を、前記第2端子部分とで挟持する挟持部を有することを特徴とする圧電発音体。
  2. 前記第1端子部分は、前記挟持部と同一面上に延びており前記ケースの内壁面に接触するようにカシメ固定されている接触部と、前記接触部と前記圧電振動板とを接続する接点部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の圧電発音体。
  3. 前記第1端子部分において、前記挟持部と前記接触部の配列方向を第1方向として、前記挟持部及び前記接触部の配置面の法線方向から前記第1端子部分を平面視した場合、前記接点部は前記第1方向に交差する方向に延びていることを特徴とする請求項2に記載の圧電発音体。
  4. 前記接触部は、前記内壁面のうち前記端子挿通孔に対して一方側に位置する部分に接触しており、
    前記挟持部は、前記内壁面のうち前記端子挿通孔に対して他方側に位置する部分に接触していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の圧電発音体。
  5. 前記接点部は、前記接触部側から前記圧電振動板側に向かって細くなる形状であることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の圧電発音体。
  6. 前記接触部には複数の固定用孔が形成されており、前記接触部を前記内壁面に固定するカシメ突起が、前記固定用孔を挿通していることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかに記載の圧電発音体。
  7. 前記第2端子部分は、前記挟持部と平行であって前記ケースの外壁面に接触する下方部と、前記第3端子部分と平行であって前記外壁面に接触する側方部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の圧電発音体。
  8. 前記第3端子部分には、前記挟持部の形状に対応する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の圧電発音体。
  9. 前記ケースは、前記第1導電端子および前記第2導電端子が固定される下ケースと、
    前記下ケースに対してカシメ固定されており、前記下ケースとの間に前記圧電振動板を挟んで保持する上ケースと、を有することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載の圧電発音体。
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