JP4101238B2 - 圧電サウンダ - Google Patents

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本発明は圧電サウンダに関する。
従来、家電等の電化製品には、電化製品の動作に応じたブザー音等の電子音を発する圧電サウンダが設けられている。この圧電サウンダの一形態として、例えば特許文献1に記載されるように、回路基板にそれぞれ接続される端子がベース上面でベースに固定されている。そして端子上方かつベース上方には圧電振動素子を備えた発音部分である圧電振動板が固着され、振動板の更に上方に空室が形成された圧電サウンダが公知となっている。この圧電サウンダでは、空室内で振動板より発せられた電子音が共振され人間が認知可能な音に調音されて、電子音が発されている。
特開平7−114383号公報
近年の電化製品の小型化に伴い、電化製品に取り付けられる回路基板等も小型化し、回路基板に実装される圧電サウンダにも低背化、小型化が望まれている。しかし、圧電サウンダは音量を確保するため空室が必要となり、この空室の上背により全体として高背となっていた。
端子は、ベース上面に配置された状態で、配置部分が熱カシメにより保持され、回路基板への実装箇所であるリード部がベースを貫通して回路基板へ実装される。しかし、端子がベース上面のみで固定された場合では、ベースに対してリード部が相対的に引っ張られた場合に端子のカシメ部分まで引っ張られた影響が及び、カシメ部分が緩む場合があった。カシメ部が緩むことにより、端子がベース上で移動可能となって端子と電極との間の接触不良を生じるおそれがあった。また、ベース上面にカシメ部を設けるとカシメ部の高さが必要になるため、低背化には不利であった。
そこで、本発明は、空室の形状に影響を与えることなく装置本体を低背とすると共に、端子に緩みが発生し難い圧電サウンダ及び圧電サウンダの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第一の発明は、底壁と底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、側壁の自由端部に固設される導電性の振動板と、振動板の底壁に対向する面に接合された圧電振動素子と、圧電振動素子の底壁に対向する面に設けられた電極と、振動板に電気的に接合された第一端子と、電極に電気的に接合された第二端子と、を備えた圧電サウンダを提供する。この圧電サウンダの第一端子は、振動板に電気的に接合する第一アーム部と、基板に実装される第一リード部と、第一アーム部と第一リード部とを接続する第一被固定部と、を備え、第一被固定部は第一アーム部から第一リード部に向かう方向と直交する断面が第一リード部の該方向と直交する断面より大きく構成されており、第二端子は、電極に電気的に接合する第二アーム部と、基板に実装される第二リード部と、第二アーム部と第二リード部とを接続する第二被固定部と、を備え、第二被固定部は第二アーム部から第二リード部に向かう方向と直交する断面が第二リード部の該方向と直交する断面より大きく構成されている。底壁は第一溝画成部を有し、第一溝画成部には、底壁内部に位置すると共に底壁の振動板に対向する面側に開口して第一被固定部を装着する第一溝部が形成されている。第一溝部内には底壁を貫通して第一リード部を挿通させ第一被固定部が挿通不能な第一貫通孔が形成されている。底壁は更に第二溝画成部を有し、第二溝画成部には、底壁内部に位置すると共に底壁の振動板に対向する面側に開口して第二被固定部を装着する第二溝部が形成されている。第二溝部内には底壁を貫通して第二リード部を挿通させ第二被固定部が挿通不能な第二貫通孔が形成されている。第一溝画成部には、熱カシメにより第一溝部内空間を変形させる第一熱変形領域が規定され、第二溝画成部には、熱カシメにより第二溝部内空間を変形させる第二熱変形領域が規定されている。
このような構成によると、ベースの底壁に形成された第一溝内及び第二溝内で第一端子及び第二端子の第一被固定部及び第二被固定部が保持される。よって、底壁表面で端子を保持する必要がなくなり、ベース、振動板及びアーム部のみでベースから振動板へ向かう方向の厚さを規定することが可能となる。ベース上面に端子が付設されないことから、圧電サウンダ全体として低背化することが可能となる。また、熱カシメして第一溝内空間及び第二溝内空間を変形させることにより、第一被固定部及び第二被固定部は第一溝画成部及び第二溝画成部により拘束される。この場合に、例えば第一被固定部は、第一被固定部からリード部が延設される方向と略直交する方向の四方から第一被固定部が拘束されるため、リード線が引っ張られたとしても、第一被固定部で緩みが発生し難くなる。第二端子も第一端子と同様な構成であるため、第二被固定部で緩みが発生し難くなる。よって、第一端子及び第二端子と振動板若しくは電極との間での接触を適当に保ち、接触不良が発生することを抑制することができる。
また上記目的を達成するために、第二の発明は、底壁と底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、側壁の自由端部に固設される導電性の振動板と、振動板の底壁に対向する面に接合された圧電振動素子と、圧電振動素子の底壁に対向する面に設けられた電極と、振動板に電気的に接合された第一端子と、電極に電気的に接合された第二端子と、を備えた圧電サウンダを提供する。この圧電サウンダの第一端子は、振動板に電気的に接合する第一アーム部と、基板に実装される第一リード部と、第一アーム部と第一リード部とを接続する第一被固定部と、を備えており、第二端子は、電極に電気的に接合する第二アーム部と、基板に実装される第二リード部と、第二アーム部と第二リード部とを接続する第二被固定部と、を備えている。底壁は第一溝画成部を有し、第一溝画成部の振動板に対向する面側には第一被固定部を装着する第一溝部が形成されている。第一溝部内には底壁を貫通して第一リード部を挿通させる第一貫通孔が形成されている。底壁は更に第二溝画成部を有し、第二溝画成部の振動板に対向する面側には第二被固定部を装着する第二溝部が形成されている。第二溝部内には底壁を貫通して第二リード部を挿通させる第二貫通孔が形成されている。第一溝画成部には、熱カシメにより第一溝部内空間を変形させる第一熱変形領域が規定され、第二溝画成部には、熱カシメにより第二溝部内空間を変形させる第二熱変形領域が規定されている。第一被固定部は、第一アーム部から第一リード部へと向かう方向に直交する断面が略コの字状に形成されている。第一溝は、第一基部と第一基部の両端から延出される一対の第一脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、第一熱変形領域は、第一基部の反第一脚部側に規定され、熱カシメにより第一溝画成部の第一基部反第一脚部側部分を第一脚部側へと付勢して第一溝内空間を変形させている。第二被固定部は、第二アーム部から第二リード部へと向かう方向に直交する断面が略コの字状に形成されている。第二溝は、第二基部と第二基部の両端から延出される一対の第二脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、第二熱変形領域は、第二基部の反第二脚部側に規定され、熱カシメにより第二溝画成部の第二基部反第二脚部側部分を第二脚部側へと付勢して第二溝内空間を変形させている。
このような構成によると、例えば第一被固定部の略コの字形状と第一溝の略コの字形状とが重なるように第一被固定部が第一溝内に装着され、第一被固定部の略コの字形状端部は、第一溝内第一脚部自由端側の第一溝画成部壁面に押し付けられる。第一被固定部は略コの字形状を成す三部材より構成されるが、押し付けられることにより、第一被固定部を構成する部材が弾性的に変形可能となる。よって、第一被固定部が弾性的に変形して第一端子が第一溝内で第一溝画成部により拘束されるため、リード線が引っ張られた影響で第一被固定部が動いたりしても、第一被固定部と第一溝画成部との間に緩みが発生し難く、第一被固定部の拘束状態を好適に保持することができる。第二端子も第一端子と同様な構成であるため、第二被固定部での緩みも発生し難くなる。よって、第一端子及び第二端子と振動板若しくは電極との間での接触を適当に保ち、接触不良を発生することが更に抑制される。また、第一アーム部及び第二アーム部の延出方向のズレが小さくなり、電気的接続部の位置決めが容易になる。
また、上記構成の圧電サウンダにおいて、第一被固定部は、第一被固定基部と第一被固定基部の両端から延出される一対の第一被固定脚部とにより形状化される略コの字形状を成しており、第二被固定部は、第二被固定基部と第二被固定基部の両端から延出される一対の第二被固定脚部とにより形状化される略コの字形状を成しており、一対の第一被固定脚部の自由端側端部と、一対の第二被固定脚部の自由端側端部とは、鋸歯状を成していることが望ましい。
このような構成によると、例えば第一被固定部において、鋸歯状部分が第一溝画成部に押し付けられ、鋸歯状の尖端部分が第一溝画成部に食い込むことができる。これによりいわゆる投錨効果が得られて、第一被固定部と第一溝画成部との拘束状態がより強固になり、第一被固定部での緩みが発生し難くなる。第二端子も第一端子と同様な構成であるため、第二被固定部での緩みも更に発生し難くなる。よって、第一端子及び第二端子と振動板若しくは電極との間での接触を適当に保ち、接触不良を発生することが更に抑制される。
また、上記目的を達成するために、第三の発明は、底壁と底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、電極を付設した圧電振動素子を接合する導電性の振動板と、第一アーム部と、第一リード部と、第一アーム部と第一リード部との間に設けられ第一アーム部から第一リード部に向かう方向と直交する断面が第一リード部の該方向と直交する断面より大きく構成された第一被固定部と、を有する第一端子と、第二アーム部と、第二リード部と、該第二アーム部と第二リード部との間に設けられ第二アーム部から第二リード部に向かう方向と直交する断面が第二リード部の該方向と直交する断面より大きく構成された第二被固定部と、を有する第二端子と、を備え、底壁は第一溝画成部と第二溝画成部とを有し、第一溝画成部には、底壁内部に位置すると共に側壁延設方向側に開口する第一溝部が形成され、第一溝部内には底壁を貫通し第一被固定部が挿通不能な第一貫通孔が形成され、第二溝画成部には、該底壁内部に位置すると共に該側壁延設方向側に開口する第二溝部が形成され、第二溝部内には底壁を貫通し第二被固定部が挿通不能な第二貫通孔が形成され、第一溝部画成部には、第一熱変形領域が設けられ、第二溝部画成部には、第二熱変形領域が設けられ、樹脂ベース、振動板、第一端子、第二端子を用いる圧電サウンダの製造方法を提供する。圧電サウンダは、第一端子の第一リード部を第一貫通孔に挿通して第一被固定部を第一溝内に装着する第一端子装着工程と、第二端子の第二リード部を第二貫通孔に挿通して第二被固定部を第二溝内に装着する第二端子装着工程と、第一熱変形領域を熱カシメして、第一溝画成部内の空間を変形させる第一端子熱カシメ工程と、第二熱変形領域を熱カシメして、第二溝画成部の空間を変形させる第二端子熱カシメ工程と、振動板を側壁に固着させて、第一アーム部を振動板と電気的に接続させると共に第二アーム部を電極と電気的に接続させる振動板固着工程と、を経て製造される。
また、上記目的を達成するために、第四の発明は、底壁と底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、電極を付設した圧電振動素子を接合する導電性の振動板と、第一アーム部と、第一リード部と、第一アーム部と第一リード部との間に設けられて第一アーム部から第一リード部へと向かう方向の断面形状が略コの字形状を成す第一被固定部と、を有する第一端子と、第二アーム部と、第二リード部と、第二アーム部と第二リード部との間に設けられて第二アーム部から第二リード部へと向かう方向の断面形状が略コの字形状を成す第二被固定部と、を有する第二端子と、を備え、底壁は第一溝画成部と第二溝画成部とを有し、第一溝画成部の側壁延設方向側面側には、第一基部と第一基部の両端から延出される一対の第一脚部とにより形状化される略コの字形状を成す第一溝部が形成され、第一溝部内には底壁を貫通する第一貫通孔が形成され、第二溝画成部の側壁延設方向側面側には、第二基部と第二基部の両端から延出される一対の第二脚部とにより形状化される略コの字形状を成す第二溝部が形成され、第二溝部内には底壁を貫通する第二貫通孔が形成され、第一溝画成部には、第一基部の反第一脚部側に規定される第一熱変形領域が設けられ、第二溝画成部には、第二基部の反第二脚部側に規定される第二熱変形領域が設けられ、樹脂ベース、振動板、第一端子、第二端子を用いる圧電サウンダの製造方法を提供する。圧電サウンダは、第一端子の第一リード部を第一貫通孔に挿通して第一被固定部を第一溝内に装着する第一端子装着工程と、第二端子の第二リード部を第二貫通孔に挿通して第二被固定部を第二溝内に装着する第二端子装着工程と、第一熱変形領域を熱カシメして、第一溝画成部の第一基部反第一脚部側部分を第一脚部側へと付勢することにより、第一被固定部が第一脚部側へと付勢される第一端子熱カシメ工程と、第二熱変形領域を熱カシメして、第二溝画成部の第二基部反第二脚部側部分を第二脚部側へと付勢することにより、第二被固定部が第二脚部側へと付勢される第二端子熱カシメ工程と、振動板を側壁に固着させて、第一アーム部を振動板と電気的に接続させると共に第二アーム部を電極と電気的に接続させる振動板固着工程と、を経て製造される。
本発明の圧電サウンダ及び圧電サウンダの製造方法によれば、空室の形状に影響を与えることなく装置本体を低背とすると共に、端子に緩みが発生し難い圧電サウンダを製造することができる。
本発明の実施の形態による圧電サウンダについて図1から図10を参照しながら説明する。図1に示す圧電サウンダ1は、ベース2と圧電振動板3と、第一端子6と、第二端子7と、ケース8とより主に構成されている。
ベース2は樹脂製であり、図2に示すように、略円形の底壁2Aと、底壁2Aの周縁より延出されている側壁2B(図3)とより構成されている。図2に示すように、底壁2Aには、第一溝画成部21が規定されている。第一溝画成部21には、側壁2Bが延出されている面に開口する第一溝23が形成されている。第一溝23は、第一基部23aと、第一基部23aの両端より延出される一対の第一脚部23bとから、略コの字形状に形状化されている。図2及び図4に示すように、第一基部23aの溝底部分には、底壁2Aを貫通する第一貫通孔25が穿設されている。図2に示すように、第一溝画成部21の第一基部23a近傍であって、第一基部23aから第一脚部23bを延出する方向と反対側である反第一脚部23b側には、第一熱変形領域27が規定されている。図3に示すように、第一熱変形領域27には、底壁2A表面より突出している第一凸部27Aが設けられている。
図2に示すように、底壁2Aの第一溝23が設けられた平面上で、底壁2Aの中心点に対して第一溝画成部21と点対称の位置には、第一溝画成部21と略点対称な形状の第二溝画成部22が規定されている。この第二溝画成部22は、第一溝画成部21と同様な構成及び形状であり、第二溝24を備えている。この第二溝24は、第二基部24aと、第二基部24aの両端より延出される一対の第二脚部24bとから略コの字形状に形状化され、第二基部24aの溝底部分には第二貫通孔26が穿設されている。また、第二溝画成部22は、第一溝画成部21と同様に、第二熱変形領域28を備えており、第二熱変形領域28には、第二凸部28Aが設けられている。
第一端子6は導電性及び弾性を備えた金属板材より切り抜かれて製造され、図5及び図6に示すように、圧電振動板3と接触する接点61Aが設けられた第一アーム部61と、圧電サウンダ1の図示せぬ回路基板実装箇所となる第一リード部63と、第一アーム部61と第一リード部63との間に設けられて、第一端子6のベース2への装着箇所となる第一被固定部62とから構成されている。
第一被固定部62は、板材が曲げ加工されて、図6に示すように、第一被固定基部62Aと第一被固定基部62Aの両端から延出される一対の第一被固定脚部62Bとにより、第一アーム部61から第一リード部63へ向かう方向と略直交する断面が略コの字形状を成すように形成されている。この第一被固定基部62Aより、第一アーム部61と第一リード部63とが延出されている。また第一アーム部61は、図5に示すように、第一被固定基部62Aより延出されると共に、第一被固定部62との接続箇所で、第一被固定脚部62B側へ向けて屈曲されている。一対の第一被固定脚部62Bの自由端側端部には、略鋸歯状の鋸歯部62Cが設けられている。
第二端子7も第一端子6と同様の素材及び構成であり、図5及び図6に示すように、接点71Aを備える第二アーム部71と第二被固定部72と第二リード部73とを備えている。但し、第二アーム部71の第二被固定部72の延出量は、第一端子6の第一アーム部61の延出量に比べて若干短く形成されている。第二被固定部72は、図6に示すように、第二被固定基部72Aと第二被固定基部72Aの両端から延出される一対の第二被固定脚部72Bとにより、第一被固定部62と同様に、断面が略コの字形状を成すように形成されている。図5に示すように、一対の第二被固定脚部72Bの自由端側端部には、略鋸歯状の鋸歯部72Cが設けられている。
圧電振動板3は、図1及び図7に示すように、外径が側壁2Bの外径と略同一の円板状の導電性を備えた金属板より構成され第一端子6と当接している。また図7に示すように、圧電振動板3の一面には、円板状の圧電振動素子4が接合されている。圧電振動素子4は圧電振動板3より小径であり、電力が印加されることによって伸縮して圧電振動板3を振動させることが可能である。圧電振動素子4には円板状の電極5が接合されている。電極5は圧電振動素子4より小径であり、第二端子7と当接している。これら圧電振動板3、圧電振動素子4及び電極5は、それぞれの中心が略同一軸状になっている。
ケース8は、図7に示すように、一端側にベース2との接合部8Cを備える管状の胴部8Aと、胴部8Aの他端側の開口を塞ぐように設けられた頂部8Bより構成されている。接合部8Cは、内径が胴部8Aの内径より大径であると共にベース2の側壁2Bの外径と略同径の管状に形成されており、側壁2Bと嵌合可能である。胴部8Aの内周部分と接合部8Cの内周部分との接続部分には段部8Dが設けられている。頂部8Bの略中心には、貫通孔である放音孔8bが形成されている。
以上の構成からなる圧電サウンダ1の製造方法について説明する。先ず、第一端子6の第一リード部63(図6)をベース2の第一貫通孔25(図2)に挿通して、図8に示すように、第一被固定部62を第一溝23内に装着する(第一端子装着工程)。具体的には、第一基部23aに第一被固定基部62Aが挿入され、一対の第一脚部23bに一対の第一被固定脚部62Bが挿入される。この時に、一対の第一被固定脚部62Bは、鋸歯部62C(図5)がそれぞれ第一脚部23bの自由端側の溝内面に接しながら第一脚部23b内に挿入される。よって第一被固定部62は、一端第一溝23内に装着された後は鋸歯部62Cが引っ掛かった状態になるため、第一溝23内より抜け難くなっている。第二端子7も第一端子6における第一端子装着工程と同様の第二端子装着工程により、第二溝24内に装着される。
次に第一熱変形領域27を熱カシメする(第一端子熱カシメ工程)。具体的には、図8に示す第一凸部27Aを、図示せぬコテで加熱すると共に第一凸部27A頭頂から底壁2Aの方向へと押圧する。この時に、図9に示すように、第一凸部27Aを構成していた樹脂が熱により融解し、同じく融解した第一熱変形領域27内へと圧入される。よって底壁2A部分の第一熱変形領域27が膨張し、第一熱変形領域27の一部である第一基部23a反第一脚部23b側部分が膨らんで第一脚部23b側へと付勢される。
第一基部23a内には第一被固定基部62Aが挿入され、第一脚部23b内には第一被固定脚部62Bが挿入されているため、第一熱変形領域27の一部が第一脚部23b側へと付勢されることにより、第一被固定基部62Aが押圧されて第一被固定脚部62Bと共に第一脚部23bの自由端側へ付勢される。第一被固定脚部62Bの自由端部である鋸歯部62Cは、第一脚部23b内面と当接しているため、第一被固定部62が第一脚部23b側へと付勢されることにより、鋸歯部62Cが第一脚部23b内壁に食い込む。よって、第一被固定部62は第一溝画成部21と強固に接合される。
また、第一被固定基部62A及び一対の第一被固定脚部62Bは、いずれも板材より構成されているため、図9に示すように、第一被固定基部62Aの押圧される箇所と、第一被固定脚部62Bの自由端部である鋸歯部62Cとの間で撓み、弾性変形することが可能である。よって第一被固定部62は、熱カシメが行われた後も第一被固定部62と第一溝画成部21との間に残存応力が残った状態で固定される。従って、第一被固定部62は、これに連続する第一リード部63が引っ張られて動かされた場合にも、第一溝画成部21との間に緩みが生じ難くなる。第二熱変形領域28も、第一熱変形領域27における第一端子熱カシメ工程と同様の第二端子熱カシメ工程により、第二被固定部72をかしめて拘束し、第二端子7を固定する。
次に、図7に示すように、圧電振動板3を、圧電振動素子4及び電極5が底壁2Aと対向するようにベース2の側壁2B端部に担持する。この時に第一端子6の接点61Aと圧電振動板3とが接触し、第二端子7の接点71Aと電極5とが弾性的に接触する。そして、ケース8をベース2に取り付ける。この時に圧電振動板3はケース8の段部8Dに掛止され、この状態で接合部8Cを側壁2Bに嵌合装着する。これにより圧電振動板3は、側壁2B端部に押し付けられて固着される(振動板固着工程)。
この時に、第一アーム部61は圧電振動板3により底壁2A側方向に付勢され、第二アーム部71は、電極5により底壁2A側方向に付勢される。第一アーム部61及び第二アーム部71は、何れも弾性材料より形成されているため、底壁2A側に付勢されることにより、圧電振動板3及び電極5と弾性的に接触する。よって、第一端子6及び第二端子7がベース2で少々動いたとしても、常に圧電振動板3及び電極5と当接した状態を保つことができ、接触不良を起こし難くなる。以上の工程を経て、図10に示す圧電サウンダ1が製造される。
また、従来の圧電サウンダでは、底壁表面で端子を固定し、この固定化所よりアーム部が延出されていたが、本実施の形態の圧電サウンダ1では、底壁2Aの表面より直接延出される形状であるため、底壁2Aから圧電振動板3までの間を薄くすることができ、圧電サウンダ1全体として低背とすることができる。
本発明による圧電サウンダは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第一被固定部62及び第二被固定部72は、略コの字形状に限らず、例えば板状や半円状であっても良い。この場合に、熱カシメを被固定部の面方向及び面方向に直交する方向の四方から行うことにより少なくとも端子を好適に保持すると共に、底壁表面よりアーム部を延出させ、圧電サウンダを低背とすることができる。
本発明の実施の形態に係る圧電サウンダの分解斜視図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダのベースの平面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダのベースの断面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダのベースの底面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダの金属端子の正面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダの金属端子の側面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダの断面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダのベースの金属端子を取り付けた状態の平面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダのベースの金属端子をかしめた状態の平面図。 本発明の実施の形態に係る圧電サウンダの斜視図。
符号の説明
1・・圧電サウンダ 2・・ベース 2A・・底壁 2B・・側壁 3・・圧電振動板
4・・圧電振動素子 5・・電極 6・・第一端子 7・・第二端子 8・・ケース
8A・・胴部 8B・・頂部 8C・・接合部 8D・・段部 8b・・放音孔
21・・第一溝画成部 22・・第二溝画成部 23・・第一溝
23a・・第一基部 23b・・第一脚部 24・・第二溝 24a・・第二基部
24b・・第二脚部 25・・第一貫通孔 26・・第二貫通孔
27・・第一熱変形領域 27A・・第一凸部 28・・第二熱変形領域
28A・・第二凸部 61・・第一アーム部 61A・・接点 62・・第一被固定部
62A・・第一被固定基部 62B・・第一被固定脚部 62C・・鋸歯部
63・・第一リード部 71・・第二アーム部 71A・・接点 72・・第二被固定部
72A・・第二被固定基部 72B・・第二被固定脚部 72C・・鋸歯部
73・・第二リード部

Claims (5)

  1. 底壁と該底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、
    該側壁の自由端部に固設される導電性の振動板と、
    該振動板の該底壁に対向する面に接合された圧電振動素子と、
    該圧電振動素子の該底壁に対向する面に設けられた電極と、
    該振動板に電気的に接合された第一端子と、
    該電極に電気的に接合された第二端子と、を備えた圧電サウンダであって、
    該第一端子は、該振動板に電気的に接合する第一アーム部と、基板に実装される第一リード部と、該第一アーム部と該第一リード部とを接続する第一被固定部と、を備え、該第一被固定部は該第一アーム部から該第一リード部に向かう方向と直交する断面が該第一リード部の該方向と直交する断面より大きく構成され、
    該第二端子は、該振動板に電気的に接合する第二アーム部と、基板に実装される第二リード部と、該第二アーム部と該第二リード部とを接続する第二被固定部と、を備え、該第二被固定部は該第二アーム部から該第二リード部に向かう方向と直交する断面が該第二リード部の該方向と直交する断面より大きく構成され、
    該底壁は第一溝画成部を有し、該第一溝画成部には、該底壁内部に位置すると共に該底壁の該振動板に対向する面側に開口して該第一被固定部を装着する第一溝部が形成され、該第一溝部内には該底壁を貫通して該第一リード部を挿通させ該第一被固定部が挿通不能な第一貫通孔が形成され、
    該底壁は第二溝画成部を有し、該第二溝画成部には、該底壁内部に位置すると共に該底壁の該振動板に対向する面側に開口して該第二被固定部を装着する第二溝部が形成され、該第二溝部内には該底壁を貫通して該第二リード部を挿通させ該第二被固定部が挿通不能な第二貫通孔が形成され、
    該第一溝部画成部には、熱カシメにより該第一溝部内空間を変形させる第一熱変形領域が規定され、
    該第二溝部画成部には、熱カシメにより該第二溝部内空間を変形させる第二熱変形領域が規定されることを特徴とする圧電サウンダ。
  2. 底壁と該底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、
    該側壁の自由端部に固設される導電性の振動板と、
    該振動板の該底壁に対向する面に接合された圧電振動素子と、
    該圧電振動素子の該底壁に対向する面に設けられた電極と、
    該振動板に電気的に接合された第一端子と、
    該電極に電気的に接合された第二端子と、を備えた圧電サウンダであって、
    該第一端子は、該振動板に電気的に接合する第一アーム部と、基板に実装される第一リード部と、該第一アーム部と該第一リード部とを接続する第一被固定部と、を備え、
    該第二端子は、該振動板に電気的に接合する第二アーム部と、基板に実装される第二リード部と、該第二アーム部と該第二リード部とを接続する第二被固定部と、を備え、
    該底壁は第一溝画成部を有し、該第一溝画成部の該振動板に対向する面側には該第一被固定部を装着する第一溝部が形成され、該第一溝部内には該底壁を貫通して該第一リード部を挿通させる第一貫通孔が形成され、
    該底壁は第二溝画成部を有し、該第二溝画成部の該振動板に対向する面側には該第二被固定部を装着する第二溝部が形成され、該第二溝部内には該底壁を貫通して該第二リード部を挿通させる第二貫通孔が形成され、
    該第一溝部画成部には、熱カシメにより該第一溝部内空間を変形させる第一熱変形領域が規定され、
    該第二溝部画成部には、熱カシメにより該第二溝部内空間を変形させる第二熱変形領域が規定され、
    該第一被固定部は、該第一アーム部から該第一リード部へと向かう方向に直交する断面が略コの字状に形成され、
    該第一溝は、第一基部と該第一基部の両端から延出される一対の第一脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、
    該第一熱変形領域は、該第一基部の反第一脚部側に規定され、熱カシメにより該第一溝画成部の該第一基部反第一脚部側部分を該第一脚部側へと付勢して該第一溝内空間を変形させ、
    該第二被固定部は、該第二アーム部から該第二リード部へと向かう方向に直交する断面が略コの字状に形成され、
    該第二溝は、第二基部と該第二基部の両端から延出される一対の第二脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、
    該第二熱変形領域は、該第二基部の反第二脚部側に規定され、熱カシメにより該第二溝画成部の該第二基部反第二脚部側部分を該第二脚部側へと付勢して該第二溝内空間を変形させていることを特徴とする圧電サウンダ。
  3. 該第一被固定部は、第一被固定基部と該第一被固定基部の両端から延出される一対の第一被固定脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、
    該第二被固定部は、第二被固定基部と該第二被固定基部の両端から延出される一対の第二被固定脚部とにより形状化される略コの字形状を成し、
    一対の該第一被固定脚部の自由端側端部と、一対の該第二被固定脚部の自由端側端部とは、鋸歯状を成していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の圧電サウンダ。
  4. 底壁と該底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、
    電極を付設した圧電振動素子を接合する導電性の振動板と、
    第一アーム部と、第一リード部と、該第一アーム部と該第一リード部との間に設けられ該第一アーム部から該第一リード部に向かう方向と直交する断面が該第一リード部の該方向と直交する断面より大きく構成された第一被固定部と、を有する第一端子と、
    第二アーム部と、第二リード部と、該第二アーム部と該第二リード部との間に設けられ該第二アーム部から該第二リード部に向かう方向と直交する断面が該第二リード部の該方向と直交する断面より大きく構成された第二被固定部と、を有する第二端子と、を備え、
    該底壁は第一溝画成部と第二溝画成部とを有し、該第一溝画成部には、該底壁内部に位置すると共に該側壁延設方向側に開口する第一溝部が形成され、該第一溝部内には該底壁を貫通し該第一被固定部が挿通不能な第一貫通孔が形成され、
    該第二溝画成部には、該底壁内部に位置すると共に該側壁延設方向側に開口する第二溝部が形成され、該第二溝部内には該底壁を貫通し該第二被固定部が挿通不能な第二貫通孔が形成され、
    該第一溝部画成部には、第一熱変形領域が設けられ、該第二溝部画成部には、第二熱変形領域が設けられ、該樹脂ベース、該振動板、該第一端子、該第二端子を用いる圧電サウンダの製造方法であって、
    該第一端子の該第一リード部を該第一貫通孔に挿通して該第一被固定部を該第一溝内に装着する第一端子装着工程と、該第二端子の該第二リード部を該第二貫通孔に挿通して該第二被固定部を該第二溝内に装着する第二端子装着工程と、
    該第一熱変形領域を熱カシメして、該第一溝画成部内の空間を変形させる第一端子熱カシメ工程と、該第二熱変形領域を熱カシメして、該第二溝画成部の空間を変形させる第二端子熱カシメ工程と、
    該振動板を該側壁に固着させて、該第一アーム部を該振動板と電気的に接続させると共に該第二アーム部を該電極と電気的に接続させる振動板固着工程と、を備えることを特徴とする圧電サウンダの製造方法。
  5. 底壁と該底壁から延接される側壁とを備える樹脂ベースと、
    電極を付設した圧電振動素子を接合する導電性の振動板と、
    第一アーム部と、第一リード部と、該第一アーム部と該第一リード部との間に設けられて該第一アーム部から該第一リード部へと向かう方向の断面形状が略コの字形状を成す第一被固定部と、を有する第一端子と、
    第二アーム部と、第二リード部と、該第二アーム部と該第二リード部との間に設けられて該第二アーム部から該第二リード部へと向かう方向の断面形状が略コの字形状を成す第二被固定部と、を有する第二端子と、を備え、
    該底壁は第一溝画成部と第二溝画成部とを有し、該第一溝画成部の該側壁延設方向側面側には、第一基部と該第一基部の両端から延出される一対の第一脚部とにより形状化される略コの字形状を成す第一溝部が形成され、該第一溝部内には該底壁を貫通する第一貫通孔が形成され、
    該第二溝画成部の該側壁延設方向側面側には、第二基部と該第二基部の両端から延出される一対の第二脚部とにより形状化される略コの字形状を成す第二溝部が形成され、該第二溝部内には該底壁を貫通する第二貫通孔が形成され、
    該第一溝部画成部には、該第一基部の反第一脚部側に規定される第一熱変形領域が設けられ、該第二溝部画成部には、該第二基部の反第二脚部側に規定される第二熱変形領域が設けられ、該樹脂ベース、該振動板、該第一端子、該第二端子を用いる圧電サウンダの製造方法であって、
    該第一端子の該第一リード部を該第一貫通孔に挿通して該第一被固定部を該第一溝内に装着する第一端子装着工程と、該第二端子の該第二リード部を該第二貫通孔に挿通して該第二被固定部を該第二溝内に装着する第二端子装着工程と、
    該第一熱変形領域を熱カシメして、該第一溝画成部の該第一基部反第一脚部側部分を該第一脚部側へと付勢することにより、該第一被固定部が該第一脚部側へと付勢される第一端子熱カシメ工程と、該第二熱変形領域を熱カシメして、該第二溝画成部の該第二基部反第二脚部側部分を該第二脚部側へと付勢することにより、該第二被固定部が該第二脚部側へと付勢される第二端子熱カシメ工程と、
    該振動板を該側壁に固着させて、該第一アーム部を該振動板と電気的に接続させると共に該第二アーム部を該電極と電気的に接続させる振動板固着工程と、を備えることを特徴とする圧電サウンダの製造方法。
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