JP4258336B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1の電子部品と第2の電子部品とをバネ力を用いた接続部材を介して電気的に接続するようにした電子装置に関する。
従来より、第1の電子部品と第2の電子部品とをバネ力を用いた接続部材を介して電気的に接続するようにした電子装置としては、次に示されるような種々の電子装置が提案されている。
接続部材として単純な形状のバネ板を用いて複数の接続点を一括して電気的に接続する電子装置(特許文献1参照)。
U字状に曲げられたリードの中腹を内側に折り曲げ、端部を基板の孔にさして他のリードと接触させて導通を得る電子装置(特許文献2参照)。このものでは、接続部材としてのリードの中腹の折り曲げ部のバネ力で挟み込むことにより接触を確保している。
弾性接触部材を湾曲させて一端は固定し、他端は接触のみの自由端で構成しており、接続部材としての弾性接触部材のバネ力による挟み込み等により接続性を確保している電子装置(特許文献3参照)。
接続部材としての弾性接触部材を変形させてバネ力で基板とコネクタ部材を挟み込み接続する電子装置(特許文献4参照)。
特開2000−182694号公報 特開2001−143799号公報 特開2001−291542号公報 特開2002−83638号公報
しかしながら、上記したような従来の電子装置においては、いずれも、接続部材はバネ力によって接触を確保するものである。そのため、経時劣化等によるバネ力の低下によって、接触部の接触圧力が低下するなどにより、接続抵抗が増大してしまうという問題がある。
特に、たとえば、自動車用の電子装置として使用するような場合、当該電子装置をエンジンルーム内などで使用するためには、高温で長期間の信頼性を確保する必要がある。そのため、電子装置において、接続抵抗が増大して電気特性が変化することは、極めて重大な不具合につながる。
また、接続圧を高めるためには、接触面積を小さくして単位面積あたりの接触圧を大きくすることが考えられる。
しかし、このようにした場合、部品の熱膨張や振動によって接点がずれるようなときには、さらに、接触抵抗が増大する恐れがあり、高い信頼性を必要とする電子装置には使用することができない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、第1の電子部品と第2の電子部品とをバネ力を用いた接続部材を介して電気的に接続するようにした電子装置において、接続部材のバネ力が劣化しても、両電子部品間の接触抵抗の増大を極力抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1の電子部品(10、20)と、第2の電子部品(30)と、これら第1および第2の電子部品(10、20、30)を電気的に接続する接続部材(40、50、60)とを備える電子装置において、次のような特徴点を有するものである。
・接続部材(40、50、60)は、第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)との間に介在する導電性のバネ部材(40)と、第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)とを一体化して保持するための保持部(60)とを備えるものであること。
・保持部(60)の保持力によってバネ部材(40)が圧縮された状態で第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)とに接触することにより、これら両電子部品(10、20、30)がバネ部材(40)を介して電気的に接続されていること。本発明は、これらの点を特徴としている。
それによれば、バネ部材(40)のバネ力が劣化しても、保持部(60)の保持力によりバネ部材(40)の圧縮状態は確保されるため、バネ部材(40)と両電子部品(10、20、30)との接触面積や接触圧力は確保される。
よって、本発明によれば、第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)とをバネ力を用いた接続部材(40、50、60)を介して電気的に接続するようにした電子装置において、接続部材のバネ力が劣化しても、両電子部品間の接触抵抗の増大を極力抑制することができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、次のような特徴点を有している。
・バネ部材(40)は、第1の電子部品(10、20)および第2の電子部品(30)のどちらか一方の電子部品に固定されているとともに、その固定部(42)から相手側の電子部品に向かって延びる板状の板バネ部(43、44)を有するものであること。
・相手側の電子部品のうちバネ部材(40)に対応した位置に、接続部材としての導電性のバネ部対応部材(50)が設けられていること。
・板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)がバネ部対応部材(50)に接して止まっている状態で、板バネ部(43、44)は、解放端部(43b、44b)と固定端部(43a、44a)との間の部位が圧縮された状態となっていること。本発明は、さらに、これらの点を特徴としている。
上記バネ部材(40)としては、このようなものにできる。それによれば、板バネ部(43、44)の両端部(43a、44a、43a、44b)が固定されているので、板バネ部(43、44)のバネ力が劣化しても、板バネ部(43、44)における圧縮状態の変化は少ない。
つまり、請求項1に記載の発明によれば、接続部材のバネ力の劣化による両電子部品間の接触抵抗の増大を、より好適に抑制することができる。ここで、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電子装置において、保持部は、第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)とを締結するための締結部材(60)であり、保持部の保持力としては、締結部材(60)の締結力であるものにできる。
さらに、請求項に記載の発明では、請求項1または2に記載の電子装置において、バネ部対応部材(50)は、バネ部材(40)に向かって突出する凸部(51)を有しており、板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)は、凸部(51)の側面に接して止まっていることを特徴としている。
それによれば、板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)がバネ部対応部材(50)に接して止まっている状態を適切に実現することができる。
さらに、請求項に記載の発明では、請求項に記載の電子装置において、板バネ部(43、44)は、凸部(51)を挟むように2個設けられており、一方の板バネ部(43)の解放端部(43b)が凸部(51)の一方の側面に接して止まっており、他方の板バネ部(44)の解放端部(44b)が凸部(51)の他方の側面に接して止まっていることを特徴としている。
第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)との間の熱膨張係数の差や振動等によって、板バネ部(43、44)と凸部(51)との位置が相対的にずれる場合がある。
そのような場合、本発明のように、凸部(51)を挟むように板バネ部(43、44)を2個設けた構成とすれば、どちらか一方の板バネ部の解放端部が凸部(51)の側面から離れる方向にずれたとしても、他方の板バネ部の解放端部は、凸部(51)の側面に押しつけられるようになるため、バネ部材(40)とバネ部対応部材(50)との接触を確保することができる。
また、請求項に記載の発明では、請求項または請求項に記載の電子装置において、バネ部対応部材(50)における凸部(51)の先端部がバネ部材(40)の固定部(42)に接触していることを特徴としている。
それによれば、第1の電子部品(10、20)と第2の電子部品(30)との電気的な接触が、凸部(51)の先端部とバネ部材(40)の固定部(42)との間でも行われるため、より優れた接触性を確保することができ、好ましい。
また、請求項に記載の発明では、請求項〜請求項に記載の電子装置において、バネ部対応部材(50)において、板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)と固定端部(43a、44a)との間の部位に対応する部位は、凹状に湾曲した面(52)となっていることを特徴としている。
それによれば、板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)と固定端部(43a、44a)との間の部位を、バネ部対応部材(50)の湾曲した面(52)に沿って湾曲させ、接触させることができるので、より多くの接触面積を確保することができるという点から、好ましい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る電子装置S1の概略断面構成を示す図である。限定するものではないが、この電子装置S1は、たとえば自動車用の電子装置として適用されるものである。
この電子装置S1は、大きくは、第1の電子部品としての基板10、20と、第2の電子部品としてのコネクタ30と、これら第1および第2の電子部品10、20、30を電気的に接続する接続部材40、50、60とを備える。
本実施形態では、基板10、20は2個設けられている。ここでは、図1中の上側に位置する基板10を上側基板10とし、図1中の下側に位置する基板20を下側基板20とする。
ここで、上側基板10は、上側ケース70に接着剤等により固定されており、下側基板20は、下側ケース80に接着剤等により固定されている。そして、上側基板10と下側基板20とは、対向して配置されており、各ケース70、80は、それぞれ各基板10、20の外面に取り付けられている。
これら基板10、20は、プリント基板やセラミック基板等からなる回路基板等により構成されたものである。また、上記ケース70、80は、たとえば金属や樹脂、セラミック等からなるものである。
ここで、上側基板10には、図1に示されるように、半導体チップ11、および、抵抗やコンデンサ等の実装部品12が実装されている。ここで、半導体チップ11は、上側基板10に接着剤等を介して固定され、ボンディングワイヤ13によって上側基板10と電気的に接続されている。
また、実装部品12は、導電性接合部材14によって実装されており、この導電性接合部材14を介して上側基板10と電気的に接続されている。なお、導電性接合部材14としては、はんだや導電性接着剤等を用いることができる。
同様に、下側基板20には、図1に示されるように、半導体チップ21、および、抵抗やコンデンサ等の実装部品22が実装されている。ここで、半導体チップ21は、下側基板20に接着剤等を介して固定され、ボンディングワイヤ23によって下側基板20と電気的に接続されている。また、実装部品22は、導電性接合部材24によって実装されており、この導電性接合部材24を介して下側基板20と電気的に接続されている。
ここで、第2の電子部品としてのコネクタ30は、上側ケース70と下側ケース80との間に介在して設けられている。
このコネクタ30は、導電性のピン31を樹脂部32によってインサート成形してなるものであり、露出するピン31の部分にて、図示しない外部配線部材と接続可能となっている。つまり、コネクタ30は、両基板10、20と外部とを接続部材40、50を介して電気的に接続するものである。
また、接続部材40、50、60は、上側基板10および下側基板20とコネクタ30との対向する部位に介在して設けられた導電性のバネ部材40および導電性のバネ部対応部材50と、これら基板10、20とコネクタ30とを一体化して保持するための保持部60とを備えるものである。
なお、図1では、上側ケース70と下側ケース80との間に介在部材90が介在して設けられている。
この介在部材90と両基板10、20との対向する部位にも、同様のバネ部材50およびバネ部対応部材60が設けられ、また、介在部材90と各基板10、20とは、保持部60により一体に保持されている。なお、この介在部材90側の接続部材40、50、60は、コネクタ30側のそれと同様であるので、説明は省略する。
ここで、図2は、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50の詳細構成を示す図であり、(a)はバネ部材40およびバネ部対応部材50が接続を完了した状態を示す拡大断面図、(b)はバネ部材40の単体斜視図である。この図2も参照して、接続部材40、50、60について説明する。
バネ部材40は、本例では、図2に示されるように、板状のバネを三角形に折り曲げて形成されたもので、この三角形の一角が切り欠かれた開口部41となっている形状を有するものである。
そして、バネ部材40においては、この開口部41に対向する三角形の辺42の部分が、図2に示されるように、コネクタ30に対してはんだや導電性接着剤等の導電性接合部材45を介して固定されている。なお、図1では、導電性接合部材45は省略してある。ここで、バネ部材40における固定された辺42をバネ部材40のコネクタ30への固定部42とする。
また、バネ部材40を固定する導電性接合部材45は、コネクタ30のピン31に対して電気的に接続されており、それによって、バネ部材40とコネクタ30のピン31とは、電気的に接続されている。
そして、バネ部材40は、この固定部42から相手側の電子部品である基板10、20に向かって延びる板状の板バネ部43、44を有するものである。つまり、開口部41を挟んで隣り合う2辺43、44が、バネ部材40における板バネ部43、44を構成している。
そして、図2(b)に示されるように、このバネ部材40における板バネ部43、44では、固定部42に一体に連結されて固定されている端部43a、44aが固定端部43a、44aとして構成され、開口部41側の端部が解放端部43b、44bとして構成されている。つまり、板バネ部43、44における開口部41側の端部は、自由端43b、44bとなっている。
また、バネ部対応部材50は、基板10、20のうちバネ部材40に対応した位置に、導電性接合部材45を介して固定されている。なお、図1では、導電性接合部材45は省略してある。ここでは、バネ部対応部材50は、バネ部材40に向かって突出する凸部51を有したものである。
この凸部51は、バネ部材40の開口部41に対応した位置に設けられており、図2(a)に示されるように、バネ部対応部材50の凸部51は、バネ部材40の開口部41に入り込んだ形となっている。
そして、図2(a)に示されるように、板バネ部43、44の解放端部43b、44bは、凸部51の側面に接して止まっている。そして、この状態すなわち板バネ部43、44における固定端部43a、44aと解放端部43b、44bの両端部が固定された状態にて、板バネ部43、44は、解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位が圧縮された状態となっている。
特に、本例では、図1、図2に示されるように、板バネ部43、44は、凸部51を挟むように2個設けられている。
そして、これら2個の板バネ部43、44のうち一方の板バネ部43の解放端部43bが凸部51の一方の側面に接して止まっており、他方の板バネ部44の解放端部44bが凸部51の他方の側面に接して止まっている。
また、本例では、図1、図2に示されるように、バネ部対応部材50の凸部51の先端部がバネ部材40の固定部42に接触している。もちろん、この接触部分においても、バネ部材40とバネ部対応部材50とは電気的に接続している。
また、接続部材としての保持部60は、本実施形態では、締結部材としてのネジ部材60である。このネジ部材60は、コネクタ30および各ケース70、80に形成されたネジ孔を介して、ネジ締めされており、それによって、コネクタ30と各基板10、20とが締結されて一体に保持されている。
そして、接続部材40〜60においては、保持部であるネジ部材の保持力すなわち締結力によってバネ部材40が圧縮された状態で、コネクタ30および各基板10、20に接触しており、これら両電子部品30と10および20とがバネ部材40を介して電気的に接続されている。
本実施形態では、バネ部材40は、コネクタ30に対しては導電性接合部材45を介して接触しており、基板10、20に対してはバネ部対応部材50および導電性接合部材45を介して接触している。
このようにして、各基板10、20とコネクタ30とは、バネ部材40およびバネ部対応部材50を介して電気的に接続されている。
そして、このバネ部材40およびバネ部対応部材50は、図示されてはいないが、各基板10、20について複数個設けられている。具体的には、各々の基板10、20について、図示しない端子部が図1中の紙面垂直方向に所定の配列ピッチで配列されており、これら各端子部の個々のものに対応して、バネ部材40およびバネ部対応部材50が設けられている。
ここで、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50は、真鍮やリン青銅等の金属を用いて形成することができる。さらに、酸化や腐食を防止する目的で、NiメッキやAuメッキ等を施してもよい。
さらに、バネ部材40は、バネ性を確保するために、主に真鍮等の硬い金属を用い、板厚を0.5〜1mm程度にし、板幅は上記端子部の配列ピッチに合わせた大きさとすることが好ましい。
また、バネ部対応部材50の凸部51の幅W2(図2(a)参照)は、加工性を考慮した寸法としており、たとえば1mm程度にすることができる。また、バネ部対応部材50における凸部51の両側の平坦部の幅W3は、組み付け精度等を考慮したものとし、たとえば2mm程度にすることができる。
一方、バネ部材40の開口部41の幅寸法W1(図2(b)参照)は、バネ部材40とバネ部対応部材50との組み付け精度や、各基板10、20とコネクタ30とを対向して組み付けるときの組み付け精度等を考慮して決めることができ、たとえば3mm程度にすることができる。なお、上記した各寸法は、あくまで一例であり、これに限定されるものではない。
また、バネ部材40とバネ部対応部材50とを比べた場合、どちらか一方の部材を他方の部材よりも硬い材質から構成することによって、両部材40、50が接触する部位にて柔らかい方の部材を変形させるか、もしくは硬い方の部材を柔らかい方の部材に食い込ませることが可能である。
それによって、バネ部材40とバネ部対応部材50との接触抵抗をより低くすることが可能となる。望ましくは、バネ部材40の方をバネ部対応部材50よりも硬い材質とすることにより、凸部51の側面に板バネ部43、44の解放端部43b、44bを食い込ませることがよい。
次に、図3を参照して、本実施形態の電子装置S1の組み付け方法について説明する。図3は、本電子装置の組み付け方法における接続部材40、50の接続方法を示す工程図である。
まず、各基板10、20を用意する。ここで、上側基板10および下側基板20には、上記図1に示されるように、あらかじめ、各種の実装部品11、12、21、22が、それぞれ、ボンディングワイヤ13、23および導電性接合部材14、24を用いて実装されている。
また、上側基板10を上側ケース70に、下側基板20を下側ケース80に、それぞれ接着等により固定するとともに、各基板10、20に対して、導電性接合部材45を介してバネ部対応部材50を取り付ける。
そして、各基板10、20を、図1に示されるように、対向させて配置するとともに、これら両基板10、20の間に、バネ部材40が取り付けられたコネクタ30および介在部材90を介在させる。そして、これら各部材10、20、30、90の位置あわせを行う。
次に、ネジ部材60によるネジ締めを行い、各部材10、20、30、90を一体化する。このネジ締めの工程において、図3に示されるような状態を経て、接続部材40〜60による接続が行われる。
まず、図3(a)、(b)に示されるように、上記の位置あわせによって、バネ部対応部材50の凸部51がバネ部材40の開口部41に挿入され、さらにネジ締めの進行に伴い、バネ部対応部材50の平坦部に対して、バネ部材40における板バネ部43、44の解放端部43b、44bが接触する。
さらに、ネジ締めを続けていき、コネクタ30と基板10、20とを互いに近づけていくと、図2(c)に示されるように、バネ部材40における板バネ部43、44の解放端部43b、44bが、バネ部対応部材50の平坦部をすべり、中心の凸部51に向かって移動する。
この状態からネジ締めを続けていき、さらにコネクタ30と基板10、20とを互いに近づけていくと、図2(d)に示されるように、バネ部対応部材50の凸部51の先端部がバネ部材40の固定部42に接触する。こうして、本実施形態における組み付けが完了し、電子装置S1ができあがる。
なお、上記図2(c)に示される状態で板バネ部43、44とバネ部対応部材50との接触面積が十分確保されていれば、この図2(c)に示される状態で接続を完了させてもよい。
しかしながら、本実施形態では、バネ部対応部材50の凸部51の先端部がバネ部材40の固定部42に接触するまで、ネジ締めを行うことにより、複数個の接続部が存在する場合に、接続点数の増加による接触抵抗の低下、および、各接続部における接触状態のばらつきを軽減できるという利点がある。
ところで、本実施形態によれば、第1の電子部品である基板10、20と、第2の電子部品であるコネクタ30と、これら第1および第2の電子部品10、20、30を電気的に接続する接続部材40、50、60とを備える電子装置S1において、接続部材40〜60は、両電子部品10、20、30の間に介在する導電性のバネ部材40と、両電子部品10、20、30を一体化して保持するための保持部としてのネジ部材60とを備えるものであり、保持部60の保持力によってバネ部材40が圧縮された状態で両電子部品10、20、30に接触することにより、両電子部品10、20、30がバネ部材40を介して電気的に接続されていることを特徴とする電子装置S1が提供される。
それによれば、バネ部材40のバネ力が劣化しても、保持部60の保持力によりバネ部材40の圧縮状態は確保されるため、バネ部材40と両電子部品10、20、30との接触面積や接触圧力は確保される。
よって、本実施形態によれば、第1の電子部品10、20と第2の電子部品30とをバネ力を用いた接続部材40〜60を介して電気的に接続するようにした電子装置S1において、接続部材40〜60のバネ力が劣化しても、両電子部品10、20、30間の接触抵抗の増大を極力抑制することができる。
なお、上記図1に示した例では、保持部は、基板10、20とコネクタ30とを締結するための締結部材としてのネジ部材60であり、保持部の保持力はその締結力であったが、本実施形態に用いられる保持部としては、このネジ部材60に代えてかしめや接着を用いたものでもよい。
たとえば、ケース70、80とコネクタ30とをかしめたり、接着したりすることにより、そのかしめ力や接着力を保持力として、両電子部品10、20、30を一体化して保持するとともに、バネ部材40が圧縮された状態を実現するようにしてもよい。
また、上記した例では、バネ部材40は、コネクタ30に設けられ、バネ部対応部材50は基板10、20に設けられていた。しかしながら、バネ部材40とバネ部対応部材50との配置関係は、この逆であってもよい。
つまり、バネ部対応部材50を導電性接合部材45を介してコネクタ30に設け、バネ部材40を導電性接合部材45を介して上側基板10、下側基板20に設けるようにしてもよい。
つまり、本実施形態の電子装置S1においては、バネ部材40は、両電子部品10、20、30どちらか一方の電子部品に固定部42にて固定されているとともに、その固定部42から相手側の電子部品に向かって延びる板状の板バネ部43、44を有するものであればよい。
そして、相手側の電子部品のうちバネ部材40に対応した位置には、導電性のバネ部対応部材50が設けられており、板バネ部43、44の解放端部43b、44bがバネ部対応部材50に接して止まっている状態で、板バネ部43、44は、解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位が圧縮された状態となっている。
それによれば、板バネ部43、44の両端部43a、44aおよび43b、44bが固定されているので、板バネ部43、44のバネ力が劣化しても、板バネ部43、44における圧縮状態の変化は少ない。
つまり、本実施形態によれば、接続部材40のうちバネ力を発揮する板バネ部43、44のバネ力が劣化することによる、両電子部品10、20、30間の接触抵抗の増大を、より好適に抑制することができる。
特に、上述した例では、バネ部対応部材50は、バネ部材40に向かって突出する凸部51を有しており、板バネ部43、44の解放端部43b、44bは、凸部51の側面に接して止まっている(図2参照)。それにより、板バネ部43、44の解放端部43b、44bがバネ部対応部材50に接して止まっている状態を適切に実現できている。
さらに、上記した例では、板バネ部43、44は、凸部51を挟むように2個設けられており、一方の板バネ部43の解放端部43bが凸部51の一方の側面に接して止まっており、他方の板バネ部44の解放端部44bが凸部51の他方の側面に接して止まっている(図2参照)。
第1の電子部品である基板10、20と第2の電子部品であるコネクタ30との間の熱膨張係数の差や電子装置S1に加わる振動等によって、板バネ部43、44と凸部51との位置が相対的にずれる場合がある。
そのような場合、本例のように、凸部51を挟むように板バネ部43、44を2個設けた構成とすることによって、どちらか一方の板バネ部の解放端部が凸部51の側面から離れる方向にずれたとしても、反対側の他方の板バネ部の解放端部は、凸部51の側面に押しつけられるようになる。そのため、バネ部材40とバネ部対応部材50との接触を確保することができる。
また、上記した例では、バネ部対応部材50の凸部51の先端部がバネ部材40の固定部42に接触している(図2参照)。
それによれば、両電子部品10、20と30との電気的な接触が、バネ部材40における板バネ部43、44とバネ部対応部材50における凸部51の側面および平坦部との間だけでなく、凸部51の先端部とバネ部材40の固定部42との間でも行われる。そのため、より優れた接触性を確保することができ、好ましい。
なお、上記した例(図2参照)では、バネ部材40およびバネ部対応部材50はそれぞれ、電子部品10、20、30とは別部材であって導電性接合部材45によって固定されたものであったが、これらバネ部材およびバネ部対応部材は、各電子部品と一体に成形されたものであってもよい。
また、図4は本実施形態の一変形例を示す図である。この図4に示されるように、接続高さについては、バネ部対応部材50の凸部51に高さにて調整することが可能であり、接続高さを高く採りたい場合には、凸部51の高さを高くすればよい。
(第2実施形態)
図5(a)、(b)は、本発明の第2実施形態に係る接続部材40、50を示す概略断面図である。本実施形態は、第1実施形態と比べて、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50を変形したものである。
図5に示されるように、ここでは、バネ部対応部材50において、板バネ部43、44の解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位に対応する部位を、凹状に湾曲した面すなわち湾曲凹面52としている。
上記第1実施形態では、バネ部対応部材50において、板バネ部43、44の解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位に対応する部位は、平坦面となっていた(上記図2参照)。
それに対して、本実施形態では、バネ部対応部材50における板バネ部43、44の解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位に対応する部位、すなわち、バネ部対応部材50における板バネ部43、44の解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位が接触する部位を、湾曲凹面52としている。
それによれば、板バネ部43、44の解放端部43b、44bと固定端部43a、44aとの間の部位を、バネ部対応部材50の湾曲凹面52に沿って湾曲させ、且つ接触させることができる。そのため、板バネ部材40とバネ部対応部材50との間において、より多くの接触面積を確保することができるという点から、好ましい。
特に、図5(b)に示される例では、バネ部材40の板バネ部43、44において、解放端部43b、44bがバネ部材40側に戻るように大きく回り込んだ形で湾曲している。そのため、経時劣化による接触抵抗の増大や、熱膨張や振動によるずれを、より低減することができる。
なお、図5に示される例では、バネ部対応部材50の凸部51の先端部が、バネ部材40の固定部42に接触していないが、もちろん接触していてもよい。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る接続部材の概略断面図である。本実施形態は、第1実施形態と比べて、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50を変形したものである。
図6に示されるように、ここでは、バネ部材40において、板バネ部43、44の湾曲方向を内側としている。上記第1実施形態では、板バネ部43、44の湾曲方向は外側であった。すなわち、板バネ部43、44は両端部43a、44aと43b、44bとの間の部位が外側に膨らむように湾曲していた。それに対して、本実施形態は、その反対方向に湾曲したものである。
この場合、バネ部対応部材50には、中央部の凸部51の根元部周辺を凹曲面とすることにより、板バネ部43、44の湾曲をうながし、バネ部対応部材50の両端部に第2の凸部51aを設けることにより、この第2の凸部51aの側面に、板バネ部43、44の解放端部43b、44bが接して止まるようにしている。
このようにすることにより、本実施形態では、バネ部材40がバネ部対応部材50に押しつけられる力を、より大きくすることができる。
なお、図6に示される例では、バネ部対応部材50の凸部51の先端部が、バネ部材40の固定部42に接触していないが、もちろん接触していてもよい。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係る接続部材の概略断面図であり、(a)はバネ部材40およびバネ部対応部材50の接続状態を示す図、(b)はバネ部材40の単体斜視図である。本実施形態は、第1実施形態と比べて、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50を変形したものである。
図7に示されるように、ここでは、バネ部対応部材50において、2つの板バネ部43、44の解放端部43b、44b同士がかみ合うような形状としている。たとえば、図7(b)に示されるように、一方の解放端部43bに切り欠き部、他方の解放端部44bにはこの切り欠き部にはまり込むような突起を設けている。
そして、バネ部対応部材50には、上記した凸部は存在せず、代わりに、かみ合った解放端部43b、44b同士が入り込むような凹部53が形成されており、各解放端部43b、44bは、この凹部53に入って接して止まるようになっている。
この本実施形態独自の効果として、2つの板バネ部43、44の解放端部43b、44b同士が、かみ合っているため、板バネ部43、44が横方向(図7(a)中の紙面垂直方向)にずれることを防止することができる。
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態に係る接続部材の概略断面図である。本実施形態は、第1実施形態と比べて、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50を変形したものである。
図8に示されるように、ここでは、バネ部対応部材50におけるバネ部材40側の面を三角形の凹凸面としており、形状の簡素化が図られている。そして、図に示されるように、バネ部材40の板バネ部43、44が湾曲することにより、多くの接続面積を得ることが可能となっている。
(第6実施形態)
図9は、本発明の第6実施形態に係る接続部材の概略断面図であり、(a)はバネ部材40およびバネ部対応部材50の接続状態を示す図、(b)はバネ部材40の単体斜視図である。本実施形態は、第1実施形態と比べて、接続部材におけるバネ部材40およびバネ部対応部材50を変形したものである。
図9に示されるように、ここでは、バネ部材40とバネ部対応部材50との接触部、すなわち、バネ部材40における板バネ部43、44の解放端部43b、44b、または、バネ部対応部材50の凸部51の先端部を、凹凸形状としている。図示例では、ノコギリ歯形状の凹凸形状としている。
なお、このような凹凸形状とすることは、バネ部材40における板バネ部43、44の解放端部43b、44bおよびバネ部対応部材50の凸部51の先端部の両方にて行ってもよいし、どちらか一方のみ行ってもよい。
それによれば、この凹凸部分が相手側の部材と接触したときに、当該凹凸部分自身が潰れるか、または、相手側の部材へ食い込むようにすることができ、接触面積を多くすることができる。そのため、組み付け時の傾き等が存在しても、バネ部材40とバネ部対応部材50との接触面積を確保しやすくできる。
(第7実施形態)
図10は、本発明の第7実施形態に係る電子装置S2の概略断面構成を示す図である。ここでは、1個の基板10にコネクタ30を接続する例を示している。
基板10には、各種の実装部品11、12が、ボンディングワイヤ13および導電性接合部材14を用いて実装されている。そして、この基板10はケース70の上に搭載され、接着剤等により固定されている。そして、コネクタ30とケース70に形成されたネジ孔を介して、保持部材としてのネジ部材60がネジ締めされている。
このネジ部材60の締結力によって、コネクタ30とケース70との間に基板10が挟まれた形となっている。それにより、コネクタ30と基板10とが締結されて一体に保持されている。
そして、基板10とコネクタ30との間には、上記第1実施形態と同様に、バネ部材40およびバネ部対応部材50が介在しており、その接続形態も、上記第1実施形態と同様である。こうして、基板10とコネクタ30とは、バネ部材40およびバネ部対応部材50を介して電気的に接続されている。
そして、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、その他の上記各実施形態を、本実施形態と組み合わせて採用することも、もちろん可能である。
(第8実施形態)
図11は、本発明の第8実施形態に係る電子装置S3の概略断面構成を示す図である。
ここでは、2個の基板10、20により放熱板100が挟まれ、これら3個の板部材10、20、100が積層された構成としている。また、ここでは、2個の基板10、20の両方に、実装部品11、12が、ボンディングワイヤ13および導電性接合部材14を用いて実装されている。
この放熱板100には、基板10、20が入り込むことが可能な溝(凹部)110が形成されており、この溝110によって、放熱板100への基板10、20の組み付け時における位置あわせが精度よく行える。
また、図11において、コネクタ30は、上下の両基板10、20のそれぞれについて設けられており、ここでは、上下のコネクタ30がネジ部材60によって締結されている。そして、一体化された基板10、20および放熱板100は、上下のコネクタ30の間に介在して設けられている。
また、コネクタ30には、放熱板100の端部が入り込むことが可能な溝33が設けられており、この溝33によって、コネクタ30への放熱板100の組み付け時における位置あわせが精度よく行える。
また、図11からわかるように、本実施形態においても、基板10、20とコネクタ30とは、ネジ部材60の締結力によって一体化して保持されている。
そして、その締結力によってバネ部材40が圧縮された状態で基板10、20とコネクタ30とに接触することにより、これら両電子部品10、20、30がバネ部材40を介して電気的に接続されている。
つまり、本実施形態においても、基板10とコネクタ30との間に介在するバネ部材40およびバネ部対応部材50によって、上記第1実施形態と同様の接続形態が実現されている。。
こうして、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができ、また、その他の上記各実施形態を、本実施形態と組み合わせて採用することも、もちろん可能である。
(他の実施形態)
なお、本発明は、第1の電子部品と第2の電子部品と、これら第1および第2の電子部品を電気的に接続する接続部材とを備える電子装置に対して、適用可能であり、各電子部品は、上記した基板やコネクタに限定されるものでないことはもちろんである。
また、バネ部材についても、上述した実施形態に述べられているものに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る電子装置の概略断面構成を示す図である。 第1実施形態の接続部材におけるバネ部材およびバネ部対応部材の詳細構成を示す図であり、(a)は拡大断面図、(b)はバネ部材の単体斜視図である。 第1実施形態の接続部材を用いた接続方法を示す工程図である。 第1実施形態の一変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る接続部材の概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る接続部材の概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る接続部材の概略断面図である。 本発明の第5実施形態に係る接続部材の概略断面図である。 本発明の第6実施形態に係る接続部材の概略断面図である。 本発明の第7実施形態に係る電子装置の概略断面構成を示す図である。 本発明の第8実施形態に係る電子装置の概略断面構成を示す図である。
符号の説明
10、20…第1の電子部品としての基板、
30…第2の電子部品としてのコネクタ、40…接続部材としてのバネ部材、
42…バネ部材の固定部、43、44…バネ部材の板バネ部、
43a、44a…板バネ部の固定端部、43b、44b…板バネ部の解放端部、
50…バネ部対応部材、51…バネ部対応部材の凸部、
52…湾曲凹面、60…接続部材における保持部材としてのネジ部材。

Claims (6)

  1. 第1の電子部品(10、20)と、第2の電子部品(30)と、これら第1および第2の電子部品(10、20、30)を電気的に接続する接続部材(40、50、60)とを備える電子装置において、
    前記接続部材(40、50、60)は、前記第1の電子部品(10、20)と前記第2の電子部品(30)との間に介在する導電性のバネ部材(40)と、
    前記第1の電子部品(10、20)と前記第2の電子部品(30)とを一体化して保持するための保持部(60)とを備えるものであり、
    前記保持部(60)の保持力によって前記バネ部材(40)が圧縮された状態で前記第1の電子部品(10、20)と前記第2の電子部品(30)とに接触することにより、これら両電子部品(10、20、30)が前記バネ部材(40)を介して電気的に接続されており、
    前記バネ部材(40)は、前記第1の電子部品(10、20)および前記第2の電子部品(30)のどちらか一方の電子部品に固定されているとともに、その固定部(42)から相手側の電子部品に向かって延びる板状の板バネ部(43、44)を有するものであり、
    前記相手側の電子部品のうち前記バネ部材(40)に対応した位置に、前記接続部材としての導電性のバネ部対応部材(50)が設けられており、
    前記板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)が前記バネ部対応部材(50)に接して止まっている状態で、前記板バネ部(43、44)は、前記解放端部(43b、44b)と固定端部(43a、44a)との間の部位が圧縮された状態となっていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記保持部は、前記第1の電子部品(10、20)と前記第2の電子部品(30)とを締結するための締結部材(60)であり、
    前記保持部の保持力は、前記締結部材(60)の締結力であることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記バネ部対応部材(50)は、前記バネ部材(40)に向かって突出する凸部(51)を有しており、
    前記板バネ部(43、44)の解放端部(43b、44b)は、前記凸部(51)の側面に接して止まっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記板バネ部(43、44)は、前記凸部(51)を挟むように2個設けられており、 一方の前記板バネ部(43)の解放端部(43b)が前記凸部(51)の一方の側面に接して止まっており、
    他方の前記板バネ部(44)の解放端部(44b)が前記凸部(51)の他方の側面に接して止まっていることを特徴とする請求項に記載の電子装置。
  5. 前記バネ部対応部材(50)における前記凸部(51)の先端部が前記バネ部材(40)の前記固定部(42)に接触していることを特徴とする請求項またはに記載の電子装置。
  6. 前記バネ部対応部材(50)において、前記板バネ部(43、44)の前記解放端部(43b、44b)と前記固定端部(43a、44a)との間の部位に対応する部位は、凹状に湾曲した面(52)となっていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の電子装置。
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