JPS5950526B2 - 車両用空気調和装置の吹出口選択制御システム - Google Patents
車両用空気調和装置の吹出口選択制御システムInfo
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- JPS5950526B2 JPS5950526B2 JP54147065A JP14706579A JPS5950526B2 JP S5950526 B2 JPS5950526 B2 JP S5950526B2 JP 54147065 A JP54147065 A JP 54147065A JP 14706579 A JP14706579 A JP 14706579A JP S5950526 B2 JPS5950526 B2 JP S5950526B2
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- door
- negative pressure
- selector
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00842—Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B11/00—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
- F15B11/08—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor
- F15B11/12—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor providing distinct intermediate positions; with step-by-step action
- F15B11/121—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor providing distinct intermediate positions; with step-by-step action providing distinct intermediate positions
- F15B11/126—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with only one servomotor providing distinct intermediate positions; with step-by-step action providing distinct intermediate positions by means of actuators of the standard type with special circuit controlling means
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/185—Control of temperature with auxiliary non-electric power
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両用空気調和装置において、例えば暖房、
冷房あるいはデフロスタ時にヒータユニット内で形成し
た調和空気を所定の吹出口より吹出せるようにした吹出
口選択制御システムの改良に関する。
冷房あるいはデフロスタ時にヒータユニット内で形成し
た調和空気を所定の吹出口より吹出せるようにした吹出
口選択制御システムの改良に関する。
一般に車両用空気調和装置は、第1図に示すように、外
気導入と内気循環とを切換えるエアインテークドア1と
ファン2とを内蔵したエアインテークボックスIと、冷
房装置のコンプレッサ(図示せず)が作動しているとき
に冷媒が循環するエバポレータ3を収納するクーリング
ユニットCOと、ヒータユニットHとから成っており、
このヒータユニツ)H内にはエンジンで加熱した冷却水
を循環させるヒータコア4を配設すると共に、このヒー
タコア4を通過する風量を制御するエアミックスドア5
を設け、このエアミックスドア5の開度に応じてヒータ
コア4を通過した温風とヒータコア4を迂回した冷風と
をヒータユニットH内に形成したミックスチャンバ内で
混合させて適温風を形成し、この適温風を車室内の各所
へ通ずる吹出口Bw、例えばベンチレータ吹出口6、ヒ
ータ吹出ロアあるいはデフロスタ吹出口8等より吹出さ
せるようになっている。
気導入と内気循環とを切換えるエアインテークドア1と
ファン2とを内蔵したエアインテークボックスIと、冷
房装置のコンプレッサ(図示せず)が作動しているとき
に冷媒が循環するエバポレータ3を収納するクーリング
ユニットCOと、ヒータユニットHとから成っており、
このヒータユニツ)H内にはエンジンで加熱した冷却水
を循環させるヒータコア4を配設すると共に、このヒー
タコア4を通過する風量を制御するエアミックスドア5
を設け、このエアミックスドア5の開度に応じてヒータ
コア4を通過した温風とヒータコア4を迂回した冷風と
をヒータユニットH内に形成したミックスチャンバ内で
混合させて適温風を形成し、この適温風を車室内の各所
へ通ずる吹出口Bw、例えばベンチレータ吹出口6、ヒ
ータ吹出ロアあるいはデフロスタ吹出口8等より吹出さ
せるようになっている。
尚、9はベンチレータドア、10はフロアドアである。
ところで、この種の空気調和装置においては、例えば、
冷房時、暖房時等の各モード毎に所定の吹出口Bwを選
択する必要があり、従来の吹出口選択制御システムを模
式的に説明すると、実開昭53−98447号公報に開
示され、第2図に示すように、ヒータユニットH内に各
吹出口Bを開閉するためのドアDr、例えば、ベンチレ
ータ吹出口6に対してベンチレータドア9、ヒータ吹出
ロアに対してフロアドア10、デフロスタ吹出口8に対
してデフロスタドア11を夫々設け、これらのドア9,
10.11の開閉動作を夫夫別個に設けたバキュームア
クチュエータ12,13,14がら成る駆動装置Kによ
って制御していた。
冷房時、暖房時等の各モード毎に所定の吹出口Bwを選
択する必要があり、従来の吹出口選択制御システムを模
式的に説明すると、実開昭53−98447号公報に開
示され、第2図に示すように、ヒータユニットH内に各
吹出口Bを開閉するためのドアDr、例えば、ベンチレ
ータ吹出口6に対してベンチレータドア9、ヒータ吹出
ロアに対してフロアドア10、デフロスタ吹出口8に対
してデフロスタドア11を夫々設け、これらのドア9,
10.11の開閉動作を夫夫別個に設けたバキュームア
クチュエータ12,13,14がら成る駆動装置Kによ
って制御していた。
即ち、これらのバキュームアクチュエータ12. 13
. 14は、いずれも一対のバキュームタップa’、
b’。
. 14は、いずれも一対のバキュームタップa’、
b’。
c’、 d’、 e’、 f’を有し、一系統の操作信
号に対して二段作動するようになっており、これらのバ
キュームタップa’、 b’、 c’、 d’、 e’
、 f’ヘノ負圧の供給はバキュームセレクタ15によ
って行なわれている。
号に対して二段作動するようになっており、これらのバ
キュームタップa’、 b’、 c’、 d’、 e’
、 f’ヘノ負圧の供給はバキュームセレクタ15によ
って行なわれている。
そして、このバキュームセレクタ15は、ドラム状に形
成してあり、八個のポジションS′。
成してあり、八個のポジションS′。
V’、 A’、 B’、 C’、 D’、 E’、 F
’を有し、ポジションS′をエンジンのマニホールド負
圧のバキューム源16に、ポジションA’、 B’、
C’、 D’、 E’、 F’を夫々バキュームタップ
a’、 b’、 C’、 d’、 e’、 f’ニハイ
ピングを介して連結すると共に、ポジションV′を大気
に開放したものであって、ポジションA’、 B’、
C’、 D’、 E’、 F’はいずれも負圧導通状態
かあるいは大気開放状態のいずれかの状態をとるように
なっており、バキュームセレクタ15は所定のプログラ
ムに基づいてモードセレクタ17と連動して作動し、所
定のバキューム回路を決定するようになっている。
’を有し、ポジションS′をエンジンのマニホールド負
圧のバキューム源16に、ポジションA’、 B’、
C’、 D’、 E’、 F’を夫々バキュームタップ
a’、 b’、 C’、 d’、 e’、 f’ニハイ
ピングを介して連結すると共に、ポジションV′を大気
に開放したものであって、ポジションA’、 B’、
C’、 D’、 E’、 F’はいずれも負圧導通状態
かあるいは大気開放状態のいずれかの状態をとるように
なっており、バキュームセレクタ15は所定のプログラ
ムに基づいてモードセレクタ17と連動して作動し、所
定のバキューム回路を決定するようになっている。
更に、このシステムを具体的に示すと、例えば、第1表
乃至第3表に示す如きになる。
乃至第3表に示す如きになる。
第1表は、モードセレクタ17の各モード、即ち、ベン
チレータモード(VENT)、パイレベルモード(BI
−LEVEL )、ヒートモード(HEAT)、デフロ
スタモード(DEF)のいずれかを選択した場合のバキ
ュームセレクタ]5の各ポジションS’、 V’、 A
’、 B’、 C’、 D’、 E’、 F’の状態を
表わすプログラムを示し、第2表は、各モードに対する
バキュームアクチュエータ12,13.14の供給タッ
プal b、 c、 a、 e、 fへの負
圧信号の入力状態を示し、更に第3表は各モードに対す
る各ドア9,10.11の開閉状態を示すものである。
チレータモード(VENT)、パイレベルモード(BI
−LEVEL )、ヒートモード(HEAT)、デフロ
スタモード(DEF)のいずれかを選択した場合のバキ
ュームセレクタ]5の各ポジションS’、 V’、 A
’、 B’、 C’、 D’、 E’、 F’の状態を
表わすプログラムを示し、第2表は、各モードに対する
バキュームアクチュエータ12,13.14の供給タッ
プal b、 c、 a、 e、 fへの負
圧信号の入力状態を示し、更に第3表は各モードに対す
る各ドア9,10.11の開閉状態を示すものである。
これらの表に於いて例えば、モードをベンチレータモー
ド(VENT)に設定した場合を例にとって説明すると
、第1表に示すように、バキュームセレクタ15のポジ
ションA’、 B’、 E’、 F’はバキューム源1
6と導通する一方、ポジションC’、 D’は大気開放
しているので、第2表及び第3表に示すように、バキュ
ームアクチュエータ12及び14の供給タップa’、
b’及びe’、 f’に負圧信号を供給し、バキューム
アクチュエータ12及び14は夫々二段作動し、ベンチ
レータドア9を全開すると共に、テ゛フロスタドア11
を全閉する一方、バキュームアクチュエータ13の供給
タップc’、 d’には負圧信号を供給せず、バキュー
ムアクチュエータ13は作動することなくフロアドア1
0を全閉状態に維持できるようになっている。
ド(VENT)に設定した場合を例にとって説明すると
、第1表に示すように、バキュームセレクタ15のポジ
ションA’、 B’、 E’、 F’はバキューム源1
6と導通する一方、ポジションC’、 D’は大気開放
しているので、第2表及び第3表に示すように、バキュ
ームアクチュエータ12及び14の供給タップa’、
b’及びe’、 f’に負圧信号を供給し、バキューム
アクチュエータ12及び14は夫々二段作動し、ベンチ
レータドア9を全開すると共に、テ゛フロスタドア11
を全閉する一方、バキュームアクチュエータ13の供給
タップc’、 d’には負圧信号を供給せず、バキュー
ムアクチュエータ13は作動することなくフロアドア1
0を全閉状態に維持できるようになっている。
尚、例えば゛、ヒートモード(HEAT)時に於いて、
第2表及び第3表に示すように、テ゛フロスタドア11
駆動用のバキュームアクチュエータ14の供給タップe
’、 fにはその一方e′のみに負圧信号を供給するの
で、バキュームアクチュエータ14は一段作動し、テ゛
フロスタドア11を半開状態に設定する。
第2表及び第3表に示すように、テ゛フロスタドア11
駆動用のバキュームアクチュエータ14の供給タップe
’、 fにはその一方e′のみに負圧信号を供給するの
で、バキュームアクチュエータ14は一段作動し、テ゛
フロスタドア11を半開状態に設定する。
然しなから、この種の吹出選択制御システムに於いては
、四種のモードに対応した吹出口Bwを選択する手段と
して、王台のバキュームアクチュエータ12.13,1
4と、八個のポジションS’、 V’、 A’、 B’
、 C’、 D’、 E’、 F’を備えたバキューム
セレクタ15を必要とするので、バキューム信号系の配
管が多岐に亘るほか、バキュームセレクタ15の各ポジ
ションS/、 V/、 A/、 B/、 C/。
、四種のモードに対応した吹出口Bwを選択する手段と
して、王台のバキュームアクチュエータ12.13,1
4と、八個のポジションS’、 V’、 A’、 B’
、 C’、 D’、 E’、 F’を備えたバキューム
セレクタ15を必要とするので、バキューム信号系の配
管が多岐に亘るほか、バキュームセレクタ15の各ポジ
ションS/、 V/、 A/、 B/、 C/。
D’、 E’、 F’の各モードに対する状態を設定す
るプログラムが複雑となり、バキュームセレクタ15自
体の構造も単に機械的な導通孔の重ね合せによっては困
難となって、例えば、三方向のバキューム電磁弁をプロ
グラムスイッチによる電気信号で制御するという如き高
度な制御機構を必要とし、このため、その取付個所の制
約を受けると共に、コストが嵩むという不具合があった
。
るプログラムが複雑となり、バキュームセレクタ15自
体の構造も単に機械的な導通孔の重ね合せによっては困
難となって、例えば、三方向のバキューム電磁弁をプロ
グラムスイッチによる電気信号で制御するという如き高
度な制御機構を必要とし、このため、その取付個所の制
約を受けると共に、コストが嵩むという不具合があった
。
本発明は以上の観点に立って為されたものであって、そ
の目的とするところは、吹出口を選択するドアを作動さ
せる駆動装置としてシフトアクチュエータを使用し、こ
のシフトアクチュエータの作動を一方向の負圧信号のみ
によって制御すると共に、このシフトアクチュエータの
作動をリンク機構を介して各ドアに伝達させることによ
り、バキューム信号系の配管の減少化及びバキュームセ
レクタの構造の簡略化を図り、もってバキューム信号系
を単純化した車両用空気調和装置の吹出口選択制御シス
テムを提供することにある。
の目的とするところは、吹出口を選択するドアを作動さ
せる駆動装置としてシフトアクチュエータを使用し、こ
のシフトアクチュエータの作動を一方向の負圧信号のみ
によって制御すると共に、このシフトアクチュエータの
作動をリンク機構を介して各ドアに伝達させることによ
り、バキューム信号系の配管の減少化及びバキュームセ
レクタの構造の簡略化を図り、もってバキューム信号系
を単純化した車両用空気調和装置の吹出口選択制御シス
テムを提供することにある。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説
明する。
明する。
第3図に示す実施例に於いて、吹出口選択制御システム
は、モードセレクタ17と連動して作動するバキューム
セレクタ15と、このバキュームセレクタ15によって
選択した負圧信号の供給により作動するシフトアクチュ
エータ20と、このシフトアクチュエータ20の出力を
所定の状態で各ドア9,10,11に伝達するリンク機
構21とから成っている。
は、モードセレクタ17と連動して作動するバキューム
セレクタ15と、このバキュームセレクタ15によって
選択した負圧信号の供給により作動するシフトアクチュ
エータ20と、このシフトアクチュエータ20の出力を
所定の状態で各ドア9,10,11に伝達するリンク機
構21とから成っている。
この実施例において、バキュームセレクタ15は、第3
図に示すように、四個のバキュームスイッチ22,23
,24,25がら成っており、夫々のバキュームスイッ
チ22. 23. 24. 25は一つの入力ポジショ
ンSユ、S2.S3.S4と、二つの出力ポジションA
、81′、B、 S2’、C,S3’、D、S4′とを
有し、バキュームスイッチ22の入力ポジションS1を
エンジンのマニホールド負圧のバキューム源16に接続
すると共に、出力ポジションS□′、S2’5 S3’
を夫々入力ポジションS2.S3゜S4に接続したもの
であり、モードセレクタ]7のモード選択ボタン、即ち
ベンチレータボタン26、パイレベルボタン27、ヒー
トボタン28、デフロスタボタン29のいずれもがオフ
状態にある場合には、出力ポジション81′、82′、
83′、84′が負圧導通状態になると共に、例えば、
ヒートボタン28をオン状態にした場合には出力ポジシ
ョンCのみが負圧導通状態になるように形成している。
図に示すように、四個のバキュームスイッチ22,23
,24,25がら成っており、夫々のバキュームスイッ
チ22. 23. 24. 25は一つの入力ポジショ
ンSユ、S2.S3.S4と、二つの出力ポジションA
、81′、B、 S2’、C,S3’、D、S4′とを
有し、バキュームスイッチ22の入力ポジションS1を
エンジンのマニホールド負圧のバキューム源16に接続
すると共に、出力ポジションS□′、S2’5 S3’
を夫々入力ポジションS2.S3゜S4に接続したもの
であり、モードセレクタ]7のモード選択ボタン、即ち
ベンチレータボタン26、パイレベルボタン27、ヒー
トボタン28、デフロスタボタン29のいずれもがオフ
状態にある場合には、出力ポジション81′、82′、
83′、84′が負圧導通状態になると共に、例えば、
ヒートボタン28をオン状態にした場合には出力ポジシ
ョンCのみが負圧導通状態になるように形成している。
又、シフトアクチュエータ20は、第4図に示すように
、各ドアDrを駆動する駆動装置にであり、主バキュー
ムシリンダ部30aとディストリビュータシリンダ部3
0bとに分離したバキュームシリンダ30と、夫々のシ
リンダ部30a、30b内を摺動自在に移動するピスト
ン31 (この実施例では31a、31b)とから成っ
ており、夫々のピストン31a、31bのピストンロッ
ド31a’、 3 lb’の基端を連結板35によっ
て連結し、相互のピストン31a、31bの動きを連携
させている。
、各ドアDrを駆動する駆動装置にであり、主バキュー
ムシリンダ部30aとディストリビュータシリンダ部3
0bとに分離したバキュームシリンダ30と、夫々のシ
リンダ部30a、30b内を摺動自在に移動するピスト
ン31 (この実施例では31a、31b)とから成っ
ており、夫々のピストン31a、31bのピストンロッ
ド31a’、 3 lb’の基端を連結板35によっ
て連結し、相互のピストン31a、31bの動きを連携
させている。
そして、ディストリビュータシリンダ部30bにはピス
トン31bの停止位置を決定する供給孔36,37,3
8,39を開設し、これらの供給孔36,37,38,
39には夫夫供給タップa5 b、 c、 dを
取付け、これらの供給タップa、b、C5dと第3図に
示すバキュームセレクタ15のポジションA、B、C7
Dトヲパイピングを介して接続しており、所定のポジシ
ョンA、 B、 CあるいはDが負圧供給状態にある場
合には所定の供給タップa、 l)、 cあるいは
dより負圧信号をディストリビュータシリンダ部30b
内に供給するようになっている。
トン31bの停止位置を決定する供給孔36,37,3
8,39を開設し、これらの供給孔36,37,38,
39には夫夫供給タップa5 b、 c、 dを
取付け、これらの供給タップa、b、C5dと第3図に
示すバキュームセレクタ15のポジションA、B、C7
Dトヲパイピングを介して接続しており、所定のポジシ
ョンA、 B、 CあるいはDが負圧供給状態にある場
合には所定の供給タップa、 l)、 cあるいは
dより負圧信号をディストリビュータシリンダ部30b
内に供給するようになっている。
一方、主バキュームシリンダ部30aはその上下端に圧
力検出室40.41を有し、これらの圧力検出室40゜
41は負圧導入孔42を介してディストリビュータシリ
ンダ部30b内に連通すると共に、導入通路43を介し
て主バキュームシリンダ部30a内に連通しており、こ
れらの圧力検出室40.41内には夫々同一構造の大気
開放弁44a、44bを配設している。
力検出室40.41を有し、これらの圧力検出室40゜
41は負圧導入孔42を介してディストリビュータシリ
ンダ部30b内に連通すると共に、導入通路43を介し
て主バキュームシリンダ部30a内に連通しており、こ
れらの圧力検出室40.41内には夫々同一構造の大気
開放弁44a、44bを配設している。
そして、この大気開放弁44a゛又は44bは、第5図
a、 l)に示すように、受圧ダイアフラム45と、
この受圧ダイアフラム45に固定シた二一ドルバルフ゛
46と、このニードルバルブ46によって閉塞し、かつ
大気側に開口した弁座47と、上記ニードルバルブ46
を受圧ダイアフラム45側に付勢するスプリング48と
で構成したものである。
a、 l)に示すように、受圧ダイアフラム45と、
この受圧ダイアフラム45に固定シた二一ドルバルフ゛
46と、このニードルバルブ46によって閉塞し、かつ
大気側に開口した弁座47と、上記ニードルバルブ46
を受圧ダイアフラム45側に付勢するスプリング48と
で構成したものである。
尚、49は負圧信号を主バキュームシリンダ部30a内
に導入するためにニードルバルブ46に開設したブリー
ドポートであり、50は大気を主バキュームシリンダ部
30a内に導入するためにニードルバルブ46に開設し
た大気導通孔である。
に導入するためにニードルバルブ46に開設したブリー
ドポートであり、50は大気を主バキュームシリンダ部
30a内に導入するためにニードルバルブ46に開設し
た大気導通孔である。
更に、この大気開放弁44a又は44bの作動について
説明すると、第5図aに示すように、負圧導入孔42へ
の負圧信号の供給を遮断している場合には、負圧導入圧
力室51の圧力P1と、受圧ダイアフラム45と主バキ
ュームシリンダ30aとの間に形成した負圧室52の圧
力P2とは、ブリードポート49によって相互に等圧関
係にあり、この状態において、スプリング48の付勢力
によってニードルバルブ46が図中矢印方向に移動して
弁座47から大気を導入する状態となり、大気はニード
ルバルブ46の大気導入孔50及び導入通路43を通っ
て主バキュームシリンダ部30a内に充満し、ピストン
31aの移動を停止させる。
説明すると、第5図aに示すように、負圧導入孔42へ
の負圧信号の供給を遮断している場合には、負圧導入圧
力室51の圧力P1と、受圧ダイアフラム45と主バキ
ュームシリンダ30aとの間に形成した負圧室52の圧
力P2とは、ブリードポート49によって相互に等圧関
係にあり、この状態において、スプリング48の付勢力
によってニードルバルブ46が図中矢印方向に移動して
弁座47から大気を導入する状態となり、大気はニード
ルバルブ46の大気導入孔50及び導入通路43を通っ
て主バキュームシリンダ部30a内に充満し、ピストン
31aの移動を停止させる。
又、第5図すに示すように、負圧導入孔42に負圧信号
を供給している場合には、負圧導入圧力室51の圧力P
1はバキューム源16の圧力Psと略等しいのに対し、
受圧室52の圧力P2はブリードポート49を通して減
圧されることになるが、ブリードポート49の通気抵抗
によって圧力P1と圧力P2とは常にP2〉Plの関係
となり、この状態に於いて、受圧ダイアフラム45には
P2〜P1の差圧がスプリング48の付勢力に抗する方
向に作用し、この差圧による作用力がスプリング48の
付勢力より大きくなった場合には受圧ダイアフラム45
が変位すると共に、ニードルバルブ46が図中矢印方向
に移動して、弁座47を閉塞し、大気導入を遮断する状
態となり、負圧導入孔42から供給した負圧信号は主バ
キュームシリンダ30a内の圧力を減圧し、ピストン3
1aを作動させる。
を供給している場合には、負圧導入圧力室51の圧力P
1はバキューム源16の圧力Psと略等しいのに対し、
受圧室52の圧力P2はブリードポート49を通して減
圧されることになるが、ブリードポート49の通気抵抗
によって圧力P1と圧力P2とは常にP2〉Plの関係
となり、この状態に於いて、受圧ダイアフラム45には
P2〜P1の差圧がスプリング48の付勢力に抗する方
向に作用し、この差圧による作用力がスプリング48の
付勢力より大きくなった場合には受圧ダイアフラム45
が変位すると共に、ニードルバルブ46が図中矢印方向
に移動して、弁座47を閉塞し、大気導入を遮断する状
態となり、負圧導入孔42から供給した負圧信号は主バ
キュームシリンダ30a内の圧力を減圧し、ピストン3
1aを作動させる。
従って、このシフトアクチュエータ20によれば、第3
図に示すように、例えば、モードセレクタ17のヒート
ボタン28をオン状態にした場合には、バキュームセレ
クタ15のバキュームスイッチ24のポジションCが負
圧導入状態となり、供給タップCよりディストリビュー
タシリンダ部30b内に一方向の負圧信号を供給するこ
とになる。
図に示すように、例えば、モードセレクタ17のヒート
ボタン28をオン状態にした場合には、バキュームセレ
クタ15のバキュームスイッチ24のポジションCが負
圧導入状態となり、供給タップCよりディストリビュー
タシリンダ部30b内に一方向の負圧信号を供給するこ
とになる。
この状態において、一方の大気開放弁44bは第5図す
に示すように、大気導入遮断状態にあり、かつディスト
リビュータシリンダ部30bと主バキュームシリンダ部
30aとは連通しているので、上記供給タップCの位置
するディストリビュータシリンダ部30b及び主バキュ
ームシリンダ部30a内は負圧状態となり、ピストン3
1a、31bが供給タップCの位置する方向に吸引作動
を受ける一方、他方の大気開放弁44aは、第5図aに
示すように、大気開放状態にあり、この大気開放弁44
a側のディストリビュータシリンダ部30b及び主バキ
ュームシリンダ部30a内は大気と等圧関係になってピ
ストン31a、31bを供給タップCの位置する方向に
押圧する。
に示すように、大気導入遮断状態にあり、かつディスト
リビュータシリンダ部30bと主バキュームシリンダ部
30aとは連通しているので、上記供給タップCの位置
するディストリビュータシリンダ部30b及び主バキュ
ームシリンダ部30a内は負圧状態となり、ピストン3
1a、31bが供給タップCの位置する方向に吸引作動
を受ける一方、他方の大気開放弁44aは、第5図aに
示すように、大気開放状態にあり、この大気開放弁44
a側のディストリビュータシリンダ部30b及び主バキ
ュームシリンダ部30a内は大気と等圧関係になってピ
ストン31a、31bを供給タップCの位置する方向に
押圧する。
このため、ピストン31a、31bは供給タップC位置
まで相互に連携して移動していき、ピストン31bが供
給タップC位置に到達した場合にはこのピストン31b
によって供給タップCの供給孔38が塞がれ、この供給
タップCからの負圧信号の導入を遮断する。
まで相互に連携して移動していき、ピストン31bが供
給タップC位置に到達した場合にはこのピストン31b
によって供給タップCの供給孔38が塞がれ、この供給
タップCからの負圧信号の導入を遮断する。
このとき、一方の大気開放弁44aは、第5図aに示す
ように、大気開放状態となり、ディストリビュータシリ
ンダ部30b及び主バキュームシリンダ部30a内は総
て大気と等圧状態となり、ピストン31a、31bの移
動が停止する。
ように、大気開放状態となり、ディストリビュータシリ
ンダ部30b及び主バキュームシリンダ部30a内は総
て大気と等圧状態となり、ピストン31a、31bの移
動が停止する。
このように、このシフトアクチュエータ20によれば、
所定のモードに対応してピストン31a、31bの位置
制御を行うことが可能となる。
所定のモードに対応してピストン31a、31bの位置
制御を行うことが可能となる。
即ち、ベンチレータモード(VENT)を選択した場合
にはピストン31a。
にはピストン31a。
31bを供給タップa位置に、パイレベルモード(B/
L)を選択した場合にはピストン31a。
L)を選択した場合にはピストン31a。
31bを供給タップb位置に、ヒートモード(HEAT
)を選択した場合にはピストン31a。
)を選択した場合にはピストン31a。
31bを供給タップC位置に、デフロスタモード(DE
F)を選択した場合にはピストン31a、31bを供給
タラ1d位置に夫々設定できるようになり、夫々の場合
ピストンロッド31a′の基端部は図中イ99ロ、ハ二
の位置に設定できる。
F)を選択した場合にはピストン31a、31bを供給
タラ1d位置に夫々設定できるようになり、夫々の場合
ピストンロッド31a′の基端部は図中イ99ロ、ハ二
の位置に設定できる。
更に、各ドア9,10.11を連動させるリンク機構2
1は、第6図及び第7図に示すように、ヒータユニット
Hの外側面に取付けたベースプレート53と、このベー
スプレート53に軸54aにて回動自在に軸支した回動
リンク54と、この回動リンク54の回転運動に連動し
、かつ上記ベースプレート53に回動自在に軸支した第
一乃至第三の回動レバー55,56,57とで構成して
あり、これらの回動レバー55,56,57の一端はベ
ンチレータドア9、フロアドア10、デフロスタドア1
1の回動軸に固定した係合片58゜59.60に連結し
である。
1は、第6図及び第7図に示すように、ヒータユニット
Hの外側面に取付けたベースプレート53と、このベー
スプレート53に軸54aにて回動自在に軸支した回動
リンク54と、この回動リンク54の回転運動に連動し
、かつ上記ベースプレート53に回動自在に軸支した第
一乃至第三の回動レバー55,56,57とで構成して
あり、これらの回動レバー55,56,57の一端はベ
ンチレータドア9、フロアドア10、デフロスタドア1
1の回動軸に固定した係合片58゜59.60に連結し
である。
そして、回動リンク54、回動レバー55,56,57
及び係合片58.59,60は夫々所定形状のスリット
に係合ピンを嵌合させることにより所定の作動をするよ
うになっている。
及び係合片58.59,60は夫々所定形状のスリット
に係合ピンを嵌合させることにより所定の作動をするよ
うになっている。
又、上記シフトアクチュエータ20は上記ベースプレー
ト53に回動自在に保持しており、このシフトアクチュ
エータ20のバキュームシリンダ部30aのピストンロ
ッド31a′の先端を上記回動リンク54に連結して、
上記ピストンロッド31a′の作動に応じてリンク機構
21を所定の状態に作動させる。
ト53に回動自在に保持しており、このシフトアクチュ
エータ20のバキュームシリンダ部30aのピストンロ
ッド31a′の先端を上記回動リンク54に連結して、
上記ピストンロッド31a′の作動に応じてリンク機構
21を所定の状態に作動させる。
例えば、第3図に示すように、モードセレクタ17をベ
ンチレータモード(VENT)に設定した場合には、シ
フトアクチュエータ20のピストン31a、31bは供
給タップaの位置まで移動し、このため、ピストンロッ
ド31a’、 3 lb’の先端は図中イの位置まで
移動する。
ンチレータモード(VENT)に設定した場合には、シ
フトアクチュエータ20のピストン31a、31bは供
給タップaの位置まで移動し、このため、ピストンロッ
ド31a’、 3 lb’の先端は図中イの位置まで
移動する。
このとき、ピストンロッド31a′の作動はリンク機構
21を介して各係合片58.59,60へ伝達されて各
係合片58,59.60を第7図中実線で示す状態に維
持し、ベンチレータドア9及びフロアドア10を全開状
態にすると共に、デフロスタドア11を全閉状態にする
。
21を介して各係合片58.59,60へ伝達されて各
係合片58,59.60を第7図中実線で示す状態に維
持し、ベンチレータドア9及びフロアドア10を全開状
態にすると共に、デフロスタドア11を全閉状態にする
。
又、第3図に示すように、モードセレクタ17をデフロ
スタモード(DEF)に設定した場合には、シフトアク
チュエータ20のピストン31a、31bは供給タップ
dの位置まで移動してピストンロッド31a′の先端は
図中二の位置まで“移動する。
スタモード(DEF)に設定した場合には、シフトアク
チュエータ20のピストン31a、31bは供給タップ
dの位置まで移動してピストンロッド31a′の先端は
図中二の位置まで“移動する。
このとき、各係合片58. 59. 60は、第7図中
二点鎖線で示すような状態となり、ベンチレータドア9
及びフロアドア10を全閉状態にすると共に、デフロス
タドア11を全閉状態にする。
二点鎖線で示すような状態となり、ベンチレータドア9
及びフロアドア10を全閉状態にすると共に、デフロス
タドア11を全閉状態にする。
内地のモードの場合にも同様の原理により各ドア9,1
0.11を所定の状態に設定する。
0.11を所定の状態に設定する。
従って、この実施例に係る吹出口選択制御システムによ
れば、各ドア9,10.11を各モード毎に所定の状態
に設定する場合にはそのプログラムを第4表乃至第6表
に示す如きにすればよい。
れば、各ドア9,10.11を各モード毎に所定の状態
に設定する場合にはそのプログラムを第4表乃至第6表
に示す如きにすればよい。
第4表乃至第6表は従来の吹出口選択制御システムを示
す第1表乃至第3表に夫々対応したものであり、第4表
は、モードセレクタ17の各モードのいずれかを選択し
た場合のバキュームセレクタ15のポジションA、
B、 C,Dの状態を表わすプログラムを示し、第5
表はシフトアクチュエータ20の供給タップa、b、C
5dへの負圧信号の入力状態を示し、更に、第6表は各
モードに対する各ドア9,10,11の開閉状態を示す
ものである。
す第1表乃至第3表に夫々対応したものであり、第4表
は、モードセレクタ17の各モードのいずれかを選択し
た場合のバキュームセレクタ15のポジションA、
B、 C,Dの状態を表わすプログラムを示し、第5
表はシフトアクチュエータ20の供給タップa、b、C
5dへの負圧信号の入力状態を示し、更に、第6表は各
モードに対する各ドア9,10,11の開閉状態を示す
ものである。
これらの表に於いて、例えば、ベンチレータモード(V
ENT)を選択した場合を例にとって説明すると、第4
表に示すように、バキュームセレクタ15のバキューム
スイッチ22のポジションAか′負圧導通状態となり、
第5表及び第6表に示すように、シフトアクチュエータ
20の供給タップaに負圧信号を供給し、この結果、シ
フトアクチュエータ20は上記供給タップaに対応した
位置までシフト作動し、リンク機構21を介してベンチ
レータドア9及びフロアドア10を全開させると共に、
デフロスタドア11乞会閉させることになる。
ENT)を選択した場合を例にとって説明すると、第4
表に示すように、バキュームセレクタ15のバキューム
スイッチ22のポジションAか′負圧導通状態となり、
第5表及び第6表に示すように、シフトアクチュエータ
20の供給タップaに負圧信号を供給し、この結果、シ
フトアクチュエータ20は上記供給タップaに対応した
位置までシフト作動し、リンク機構21を介してベンチ
レータドア9及びフロアドア10を全開させると共に、
デフロスタドア11乞会閉させることになる。
尚、他のモードを選択した場合にも同様な原理により各
ドア9,10.11を所定の状態に設定できる。
ドア9,10.11を所定の状態に設定できる。
このように、この吹出口選択制御システムによれば、ベ
ンチレータ等四種のモードに対応した吹出口Bwを選択
する手段として、バキュームセレクタ15は、モードの
数に応じたポジションA、 B、 C,Dを備えていれ
ば足り1、これらのポジションA、 B、 C,Dは
そのいずIcかが負圧導通状態をとり得ればよく、大気
開放状態をとる必要はなくなるので、バキュームセレク
タ15の各ポジションA、 B、 C,Dの各モード
に対する状態を設定するプログラムが容易になると共に
、バキュームセレクタ15をバキュームスイッチ22,
23,24.25群で構成することが可能となり、この
ため、モードセレクタ17を押ボタン式のものに構成す
ることも可能となる。
ンチレータ等四種のモードに対応した吹出口Bwを選択
する手段として、バキュームセレクタ15は、モードの
数に応じたポジションA、 B、 C,Dを備えていれ
ば足り1、これらのポジションA、 B、 C,Dは
そのいずIcかが負圧導通状態をとり得ればよく、大気
開放状態をとる必要はなくなるので、バキュームセレク
タ15の各ポジションA、 B、 C,Dの各モード
に対する状態を設定するプログラムが容易になると共に
、バキュームセレクタ15をバキュームスイッチ22,
23,24.25群で構成することが可能となり、この
ため、モードセレクタ17を押ボタン式のものに構成す
ることも可能となる。
又、バキュームセレクタ15のポジションA、 B、
C,Dの数に対応してバキューム信号系の配管は四本
ですみ、第2図に示す従来例に比べ、配管数を減少でき
る。
C,Dの数に対応してバキューム信号系の配管は四本
ですみ、第2図に示す従来例に比べ、配管数を減少でき
る。
更に、ドアDrを駆動する駆動装置にとしてバキューム
アクチュエータ12等に代えてシフトアクチュエータ2
0を用いたのて゛、一方向の負圧信号の供給のみで多段
位置制御が可能となり、しかもこのシフトアクチュエー
タ20の作動をリンク機構21を介して各ドア9.10
.11に伝達させているので、シフトアクチュエータ2
0は一台で足り、制御システムを単純化している。
アクチュエータ12等に代えてシフトアクチュエータ2
0を用いたのて゛、一方向の負圧信号の供給のみで多段
位置制御が可能となり、しかもこのシフトアクチュエー
タ20の作動をリンク機構21を介して各ドア9.10
.11に伝達させているので、シフトアクチュエータ2
0は一台で足り、制御システムを単純化している。
尚、モード数を増加する場合にはその分シフトアクチュ
エータ20の位置制御段数を増加し、かつリンク機構2
1を適宜設計変更すればよい。
エータ20の位置制御段数を増加し、かつリンク機構2
1を適宜設計変更すればよい。
以上の通り、本発明に係る車両用空気調和装置の吹出選
択制御システムによれば、吹出口を選択するドアを作動
させる駆動装置としてシフトアクチュエータを使用し、
このシフトアクチュエータの作動を一方向の負圧信号の
みによって多段位置制御すると共に、このアクチュエー
タの変位をリンク機構を介して各ドアに伝達させたので
、従来構造のように各ドアを作動させるために夫々バキ
ュームアクチュエータを用いる必要がなく、バキューム
セレクタの構造を複雑にする必要がなくなり、バキュー
ム信号系の配管を減少させることができると共に、バキ
ュームセレクタの構造の簡略化を図ることができ、シス
テム全体を単純化することができる。
択制御システムによれば、吹出口を選択するドアを作動
させる駆動装置としてシフトアクチュエータを使用し、
このシフトアクチュエータの作動を一方向の負圧信号の
みによって多段位置制御すると共に、このアクチュエー
タの変位をリンク機構を介して各ドアに伝達させたので
、従来構造のように各ドアを作動させるために夫々バキ
ュームアクチュエータを用いる必要がなく、バキューム
セレクタの構造を複雑にする必要がなくなり、バキュー
ム信号系の配管を減少させることができると共に、バキ
ュームセレクタの構造の簡略化を図ることができ、シス
テム全体を単純化することができる。
第1図は車両用空気調和装置の概略を示す説明図、第2
図は従来の車両用空気調和装置の吹出口選択制御システ
ムの一例を示す模式図、第3図は本発明に係る車両用空
気調和装置の吹出口選択制御システムの一実施例を示す
模式図、第4図は第3図に示すシフトアクチュエータの
構造を示す断面図、第5図a、 l)は大気開放弁の
作動状態を示し、第5図aは大気開放状態を示し、第5
図すは大気開放遮断状態を示す断面図、第6図はリンク
機構及びシフトアクチュエータの取付位置を示す斜視図
、第7図はリンク機構とシフトアクチュエータとの連動
状態を示す断面図である。 H・・・ヒータユニット、Bw・・・吹出口、Dr・・
・ドア、K・・・駆動装置、6・・・ベンチレータ吹出
口、7・・・ヒータ吹出口、8・・・デフロスタ吹出口
、9・・・ベンチレータドア、10・・・フロアドア、
11・・・デフロスタドア、15・・・バキュームセレ
クタ、A。 B、 C,D・・・ポジション、16・・・バキューム
源、20・・・シフトアクチュエータ、21・・・リン
ク機構、30・・・バキュームシリンダ、30a・・・
主バキュームシリンダ部、30b・・・ディストリビュ
ータシリンダ部、a、b、C5d・・・供給タップ、3
1a、31b・・・ピストン。
図は従来の車両用空気調和装置の吹出口選択制御システ
ムの一例を示す模式図、第3図は本発明に係る車両用空
気調和装置の吹出口選択制御システムの一実施例を示す
模式図、第4図は第3図に示すシフトアクチュエータの
構造を示す断面図、第5図a、 l)は大気開放弁の
作動状態を示し、第5図aは大気開放状態を示し、第5
図すは大気開放遮断状態を示す断面図、第6図はリンク
機構及びシフトアクチュエータの取付位置を示す斜視図
、第7図はリンク機構とシフトアクチュエータとの連動
状態を示す断面図である。 H・・・ヒータユニット、Bw・・・吹出口、Dr・・
・ドア、K・・・駆動装置、6・・・ベンチレータ吹出
口、7・・・ヒータ吹出口、8・・・デフロスタ吹出口
、9・・・ベンチレータドア、10・・・フロアドア、
11・・・デフロスタドア、15・・・バキュームセレ
クタ、A。 B、 C,D・・・ポジション、16・・・バキューム
源、20・・・シフトアクチュエータ、21・・・リン
ク機構、30・・・バキュームシリンダ、30a・・・
主バキュームシリンダ部、30b・・・ディストリビュ
ータシリンダ部、a、b、C5d・・・供給タップ、3
1a、31b・・・ピストン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空気調和装置のヒータユニツ)Hに温調空気を車室
内の各所へ吹出させるための吹出口Bwを開設すると共
にこれらの吹出口Bwには温調空気の吹出量を制御する
ドアDrを設ける一方、バキューム源16とドアDrを
駆動する駆動装置にとをバキュームセレクタ15を介し
て接続し、このバキュームセレクタ15の選択により所
定の状態で駆動装置Kを作動させると共に、この駆動装
置Kによって上記ドアDrの開度を制御できるようにし
た空気調和装置の吹出口選択制御システムに於いて、上
記駆動装置Kをバキュームシリンダ30とピストン3]
とから成るシフトアクチュエータ20で構成し、一方バ
キュームセレクタ15には複数個の選択ボタン26,2
7.28及び29とそれに対応したバキュームスイッチ
22,23.24及び25を設は上記バキュームシリン
ダ30にはバキュームセレクタ15の選択ボタンを押す
ことにより得られる所定のポジションA。 B、 C,Dに対応した位置のみに一方向の負圧信号の
みを供給する複数個の供給タップa、b。 c、 dを設け、選択ボタンを押さないときは、いず
れの供給タップa、 l)、 c及びdへも負圧信
号を供給せず、いずれの供給タップa、 1)、
c又はdに負圧信号を供給した場合には、上記ピストン
31が所定の位置までシフト運動するようにし、さらに
、ピストン31の運動をリンク機構21を介して各種ド
アDrに伝達させ、上記シフトアクチュエータ20の作
動に応じて各種ドアDrを所定の状態に設定するように
したことを特徴とする車両用空気調和装置の吹出口選択
制御システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54147065A JPS5950526B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 車両用空気調和装置の吹出口選択制御システム |
US06/206,260 US4350289A (en) | 1979-11-15 | 1980-11-12 | Selectively controlled air conditioner outlet system of a vehicle |
FR8024311A FR2470701B1 (fr) | 1979-11-15 | 1980-11-14 | Systeme de commande selective de sorties de conditionneur d'air pour un vehicule |
DE3043020A DE3043020C2 (de) | 1979-11-15 | 1980-11-14 | Wählsteuereinrichtung für die Luftauslässe einer Klimaanlage für die Fahrgasträume von Fahrzeugen |
GB8036856A GB2064824B (en) | 1979-11-15 | 1980-11-17 | Vehicle air conditioner or heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54147065A JPS5950526B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 車両用空気調和装置の吹出口選択制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5671615A JPS5671615A (en) | 1981-06-15 |
JPS5950526B2 true JPS5950526B2 (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=15421684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54147065A Expired JPS5950526B2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 車両用空気調和装置の吹出口選択制御システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4350289A (ja) |
JP (1) | JPS5950526B2 (ja) |
DE (1) | DE3043020C2 (ja) |
FR (1) | FR2470701B1 (ja) |
GB (1) | GB2064824B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE436112B (sv) * | 1981-04-01 | 1984-11-12 | Saab Scania Ab | Klimatsystem for fordon |
JPS5893618A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Toho Gas Kogyo Kk | 自動車用空気調和装置の制御法 |
JPS6150821A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
IT1179116B (it) * | 1984-09-11 | 1987-09-16 | Foggini Progetti | Dispositivo di erogazione dell'aria di climatizzazione negli autoveicoli con mezzi di orientamento e parzializzazione del flusso telecomandati |
DE3529940C3 (de) * | 1985-08-21 | 1999-11-04 | Valeo Klimasysteme Gmbh | Heiz- und Klimagerät für Kraftfahrzeuge |
EP0337382B1 (de) * | 1988-04-15 | 1993-01-20 | Behr GmbH & Co. | Belüftungsanlage für ein Kraftfahrzeug |
DE10138112A1 (de) * | 2001-08-03 | 2002-10-24 | Daimler Chrysler Ag | Klima-oder Heizungsanlage für Fahrzeuge |
KR100427602B1 (ko) * | 2002-02-26 | 2004-04-28 | 김명석 | 다중바닥을 구비한 주방용기와 그 제조방법 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2895455A (en) * | 1958-04-10 | 1959-07-21 | Shakespeare Products Co | Vacuum control and motor |
US2986125A (en) * | 1959-07-30 | 1961-05-30 | Gen Motors Corp | Vacuum motor |
US3072108A (en) * | 1961-10-02 | 1963-01-08 | Bendix Corp | Multi-position vacuum motor |
FR1361319A (fr) | 1962-11-14 | 1964-05-22 | Cadillac Gage Co | Servo-mécanisme binaire de commande |
US3229588A (en) * | 1963-08-05 | 1966-01-18 | Weston Hydraulics Ltd | Control system |
FR1402736A (fr) | 1964-08-04 | 1965-06-11 | Weston Hydraulics | Système de contrôle pour dispositifs de commande |
US3377022A (en) * | 1965-12-16 | 1968-04-09 | Gen Motors Corp | Thermomechanical automatic control system for heating and cooling air |
US3373934A (en) * | 1967-01-26 | 1968-03-19 | Gen Motors Corp | Automotive temperature control system with inside and outside air temperature sensing |
FR1534738A (fr) | 1967-04-20 | 1968-08-02 | Ferodo Sa | Dispositif de réglage d'une dépression pneumatique |
FR2211893A7 (ja) | 1972-12-20 | 1974-07-19 | Fiat Spa | |
JPS49128995U (ja) | 1973-03-07 | 1974-11-06 | ||
FR2300921A1 (fr) | 1975-02-12 | 1976-09-10 | Dba | Verin numerique a deux etages |
DE2512137A1 (de) | 1975-03-20 | 1976-10-14 | Daimler Benz Ag | Pneumatische verstellvorrichtung |
FR2310513A1 (fr) | 1975-05-05 | 1976-12-03 | Ferodo Sa | Perfectionnements aux appareils de distribution d'ecoulements de fluides |
FR2376981A1 (fr) | 1977-01-11 | 1978-08-04 | Renault | Distributeur pneumatique a boutons poussoirs notamment pour les commandes de climatisation d'un vehicule automobile |
US4262738A (en) * | 1978-03-18 | 1981-04-21 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Air conditioning apparatus for vehicle |
-
1979
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1980
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