JPS5950134A - アルミニウム保持炉の溶湯流出防止方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウムを溶解あるいは保温するために
使用する保持炉の溶湯流出防止方法に開゛丈るものであ
る。

アンダーヒート型保持炉のヒーター【よ溶湯中に浸漬し
−Ｃいる。この浸漬ヒーターはｄ熱体を保護するパイプ
状のヒーター保護管と発熱体により構成されている。浸
漬ヒーターの両端はヒーター保護管目通孔を通って炉外
部に出ている。

従来、溶湯流出防止方法は、ヒーター保護管肖通孔の隙
間に詰め物を覆る方法が行われていた。例えばヒーター
保護管とヒーター保護管用通孔の隙間にセラミックファ
イバー等を詰め込む方法が行われていた。

しかし、従来の方法だどヒーター保護管及び炉が熱膨張
するため、シールが低下Ｊる欠点があった。このため、
シール部分は伸縮性にする必要があった。また、ヒータ
ー保護管回通孔周辺の耐火物が傷み易かった。

本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、ヒーター
保２％及び炉が熱膨張してもシール部分が破損すること
なく、しかも安価で簡単にシールすることができるアル
ミニウム保持炉の溶湯流出防止り法を提供することを目
的とする。

本発明のシール方法は、保持炉内壁面のヒーター保護管
貫通孔周辺に前記保持炉内側に向って聞いた円錐台形の
穴を設け、カーボンクロスにアスベストクロスあるいは
セラミックファイバークロスを裏打ちしたシール部［１
スをメガホン形状に形成し、前記シールクロスの大開口
部側の端部を前記穴に入れ、前記シール部［］スの内側
からプラグブリックを前記やアクリ穴に嵌合して前記シ
ール部０スを挾み、ヒーター保護管を前記ヒーター保護
管貫通孔及び前記シールクロスに通して、前記シールク
ロスの小開１］部側の端部が前記ヒーター保護管に接触
りることにより、前記ヒーター保護管貫通孔をシールづ
−ることを１ｚ１徴どづるものである。

本発明のシール方法は、」：記のような特徴を有づるの
で、ヒーター保護管は拘束されずに自由に動くことがで
きる。しかも、シールクロスは十分な弾性があるので、
破ｔｉＪ　？ｌ’ることがない。弾性のあるシールクロ
スに溶融アルミニウムによる圧力がかかるので、十分に
シールすることができる。まｌｃ１ヒーター保護管貫通
孔周辺の耐火物があまり傷まない。

傷んでも耐火物の交換が容易である。ざらに、炉に溶融
アルミニウムを入れたままヒーター保護管を交換Ｊ−る
ことができる。

以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説
明する。

第１図は、本発明のシール方法を施した保持炉の一例を
示１Ｊ断面図である。

アンダー上−１〜型の保持炉ぐは、ヒーター保護管４は
、耐火物３に聞（）られたヒーター保護管用通孔７及び
８で支持される。ヒーター保護管貫通孔７．８と保護管
４との間隔は少なくとも５ｍｍあける。これはヒーター
保護管４と耐火物３の膨張率の差によってヒーター保護
管４が破損するのを防ぐためである。

ヒーター保護管４の中に発熱体を入れ、溶融アルミニウ
ム１を加熱する。発熱体の両端は保持炉外部にあり、電
源に接続されている。

但し、第１図では発熱体は省略されている。

９は炉殻である。

保持炉の内壁面２には穴１０．１１が形成されている。

穴１０．１１は、ヒーター保護管貫通孔７，８の周辺に
形成されている。穴１０．１１は保持炉内側に向って開
いた円錐台形に形成する。

シール部［１ス５，６はメガホン形状をしている。シー
ル部］」ス５５，６はカーボンク〔１スにアスベストク
ロスあるいはレラミツクファイバーク［１スを裏打ちし
て形成する。シール部［１ス５，６の弾性率がシールク
ロス５．６の繊維方向にＪ：り違いが生じる場合は、シ
ールクロス５．６を作る際にｗｃＩＥ方向に十分ｔｔ意
しなければならない。第１図に示す実施例においては、
シール部ロス５．６の横糸はシールクロス５，６の端部
５ａ、（３ａあるいは端部５ｂ、６ｂと平行になってい
る。

カーボンは溶融アルミニウム１どの濡れが少ない。しか
し、カーボンは酸化し易い。このため、アスベストクロ
スあるいはセラミックファイバークロスを裏打ちするの
である。

シール部Ｃ」ス５，６の厚さく、１３０１ｍ以十が望１
しい。シールクロス５，６は弾性が優れているので、膨
張差による破１１を防ぐことができる。

シールクロス５．６の大間［」部側の端部５ａ、６ａを
、穴１０．１１に入れる。ぞして、シール部１コス５，
６の内側から１ラグＪリック１２．１３を穴１０．１１
に嵌合さｕ１シールクロス５，６を挾む。プラグブリッ
ク１２．１３は穴１０．１１に合わけて円錐台形に形成
する。ヒーター保護管１はヒーター保Ｗ！ｆ！Ｘ貫通孔
７，８及びシールク［１ス５，６を通って保持される。

シールク［Ｉス５，６の小開［」部側の端部５ｂ、６ｂ
はヒーター保護管４に接触して溶融アルミニウム１の漏
れを防止する。

シールクロス５．６の内部には石綿を詰めてもよい。シ
ールグロス５，６の内部に石綿を詰めると、貫通孔７，
８からの熱放散を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシール方法を施した保持炉の一例を承
り断面図である。 ′１・・・・・・溶融アルミニウム ２・・・・・・保持炉内壁面 ４・・・・・・ヒーター保護管 ５．６・・・・シールクロス ７．８・・・・ヒーター保護管貫通孔 ９・・・・・・炉殻 １０．１１・・穴 １２．１３・・プラグブリック 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウムを溶解あるいは保温するために使用するア
   ンダーヒート型保持炉において、前記保持炉内壁面のヒ
   ーター保護管貫通孔周辺に前記保持炉内側に向って開い
   た円錐台形の穴を段（ブ、カーボンクロスにアスベスト
   クロスあるいはセラミックファイバークロスを裏打ちし
   たシールクロスをメガホン形状に形成し、前記シールク
   ロスの大１７ｔ１ロ部側の端部をｔｉＩＪ記穴に入れ、
   前記シールクロスの内側からプラグプリッタを前記穴に
   嵌合して前記シールクロスを挾み、ヒーター保護管を前
   記ヒーター保：Ｊｔ管ｎ通孔及び前記シールクロスに通
   して、前記シールクロスの小開口部側の端部が前記ヒー
   ター保護管に接触することにより、前記ヒーター保護管
   貫通孔をシールすることを特徴とするアルミニウム保持
   炉の溶湯流出防止方法。