JPH022933B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022933B2 JPH022933B2 JP16102282A JP16102282A JPH022933B2 JP H022933 B2 JPH022933 B2 JP H022933B2 JP 16102282 A JP16102282 A JP 16102282A JP 16102282 A JP16102282 A JP 16102282A JP H022933 B2 JPH022933 B2 JP H022933B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection tube
- tapered threaded
- heater protection
- heater
- threaded portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミニウムを溶解あるいは保温す
るために使用する保持炉に関するものである。
るために使用する保持炉に関するものである。
従来のアンダーヒータ型の保持炉は、ヒータ保
護管貫通孔がストレートであつた。このため、従
来のヒータ保護管貫通孔のシール方法はは、スト
ートの隙間にただ単純にセラミツクフアイバーや
黒鉛フイルム等の詰め物をするだけであつた。
護管貫通孔がストレートであつた。このため、従
来のヒータ保護管貫通孔のシール方法はは、スト
ートの隙間にただ単純にセラミツクフアイバーや
黒鉛フイルム等の詰め物をするだけであつた。
しかし、従来の方法だとヒータ保護管及び炉が
熱膨脹するため、シールが破損し易い欠点があつ
た。
熱膨脹するため、シールが破損し易い欠点があつ
た。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、
ヒータ保護管及び炉が熱膨脹してもシールが破損
することなく、しかも安価で簡単にシールするこ
とができる保持炉を提供することを目的とする。
ヒータ保護管及び炉が熱膨脹してもシールが破損
することなく、しかも安価で簡単にシールするこ
とができる保持炉を提供することを目的とする。
本発明においては、保持炉の側壁にテーパーネ
ジ部又は段部を有するヒータ保護管貫通孔を形成
し、ヒータ保護管をヒータ保護管貫通孔に通して
保持する。前記ヒータ保護管と前記テーパーネジ
部又は段部の間にシール材を充填し、前記シール
材を前記テーパーネジ部又は段部にくい込ませ
て、前記ヒータ保護管と前記テーパーネジ部の隙
間をシールする。シール面積がテーパーネジ部や
複数の段部によつて大変広くなる。そのようなシ
ール接触面積の増加により、シールが確実にでき
るとともに、シール強度が増す。さらに、ヒータ
保護管が熱膨脹してもシール材はテーパーネジ部
や段部にくい込まれる結果となり、より完壁にシ
ールすることができ、しかもシール材の抜け防止
が完全となる。
ジ部又は段部を有するヒータ保護管貫通孔を形成
し、ヒータ保護管をヒータ保護管貫通孔に通して
保持する。前記ヒータ保護管と前記テーパーネジ
部又は段部の間にシール材を充填し、前記シール
材を前記テーパーネジ部又は段部にくい込ませ
て、前記ヒータ保護管と前記テーパーネジ部の隙
間をシールする。シール面積がテーパーネジ部や
複数の段部によつて大変広くなる。そのようなシ
ール接触面積の増加により、シールが確実にでき
るとともに、シール強度が増す。さらに、ヒータ
保護管が熱膨脹してもシール材はテーパーネジ部
や段部にくい込まれる結果となり、より完壁にシ
ールすることができ、しかもシール材の抜け防止
が完全となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第１図の例を説明すれば、保持炉の最内層の耐
火物性の両側壁１に１対のテーパーネジ部２，３
が対向して形成されている。１対のテーパーネジ
部２，３は炉内部に向つて開いている。もちろ
ん、炉外部に向つてテーパーネジ部２，３を開く
ようにしてもよい。ヒータ保護管４をテーパーネ
ジ部２，３及びヒータ保護管貫通孔９，１０を通
て保持する。ヒータ保護管４内には発熱手段が挿
入され、溶湯５を加熱する。発熱手段には電気、
ガス等の方式を採用する。
火物性の両側壁１に１対のテーパーネジ部２，３
が対向して形成されている。１対のテーパーネジ
部２，３は炉内部に向つて開いている。もちろ
ん、炉外部に向つてテーパーネジ部２，３を開く
ようにしてもよい。ヒータ保護管４をテーパーネ
ジ部２，３及びヒータ保護管貫通孔９，１０を通
て保持する。ヒータ保護管４内には発熱手段が挿
入され、溶湯５を加熱する。発熱手段には電気、
ガス等の方式を採用する。
第２図はテーパーネジ部の一例を示す断面図で
ある。
ある。
ネジピツチＰは（20±５）mmが望ましい。ネジ
の谷の深さＤはネジピツチＰの半分位が望まし
い。これはテーパーネジ部に強度を持たせるため
である。第２図に示す実施例においては、ネジピ
ツチＰは20mmで、谷の深さＤは10mmであつた。
の谷の深さＤはネジピツチＰの半分位が望まし
い。これはテーパーネジ部に強度を持たせるため
である。第２図に示す実施例においては、ネジピ
ツチＰは20mmで、谷の深さＤは10mmであつた。
また、テーパー角度は１〜30℃が望ましい。テ
ーパー角度は、シール材６，７（第１図参照）の
充填施工のやり易さ、あるいはシール材６，７の
性能等により色々と代わつてくる。第２図に示す
実施例においては、テーパー角度は9.5℃であつ
た。また、実施例において山の角度Ｘは30℃、山
の円孤の半径Ｒは10mmであつた。
ーパー角度は、シール材６，７（第１図参照）の
充填施工のやり易さ、あるいはシール材６，７の
性能等により色々と代わつてくる。第２図に示す
実施例においては、テーパー角度は9.5℃であつ
た。また、実施例において山の角度Ｘは30℃、山
の円孤の半径Ｒは10mmであつた。
第１図の例のように、対向する両側壁１に貫通
孔９，１０を形成する場合は、テーパーネジ部
２，３は逆向きに形成するのが望ましい。すなわ
ち、テーパーネジ部２を左ネジに形成したら、テ
ーパーネジ部３を右ネジに形成する。ヒータ保護
管４を片持式に支持する場合は、もちろん一方の
側壁１に貫通孔９又は１０を形成すればよい。
孔９，１０を形成する場合は、テーパーネジ部
２，３は逆向きに形成するのが望ましい。すなわ
ち、テーパーネジ部２を左ネジに形成したら、テ
ーパーネジ部３を右ネジに形成する。ヒータ保護
管４を片持式に支持する場合は、もちろん一方の
側壁１に貫通孔９又は１０を形成すればよい。
さて、第１図の例において、テーパーネジ部
２，３にヒータ保護管４を通したら、テーパーネ
ジ部２，３とヒータ保護管４の隙間にシール材
６，７を充填する。溶融アルミニウム５は少しの
隙間でも簡単に漏れてしまう。このため、シール
材６，７としては溶融アルミニウム５が漏れにく
い材質のものを使用しなければならない。例え
ば、シール材６，７としてはセラミツクフアイバ
ーや黒鉛フイルムで作られたバルク、フエルト、
ガスケツトあるいはペースト状のものが好まし
い。
２，３にヒータ保護管４を通したら、テーパーネ
ジ部２，３とヒータ保護管４の隙間にシール材
６，７を充填する。溶融アルミニウム５は少しの
隙間でも簡単に漏れてしまう。このため、シール
材６，７としては溶融アルミニウム５が漏れにく
い材質のものを使用しなければならない。例え
ば、シール材６，７としてはセラミツクフアイバ
ーや黒鉛フイルムで作られたバルク、フエルト、
ガスケツトあるいはペースト状のものが好まし
い。
第１図の例では、テーパーネジ部２，３は両側
壁で逆向きに形成されているので、ヒータ保護管
４を一方に廻すとシール材６，７はテーパーネジ
部２，３にくい込まれていき、テーパーネジ部
２，３とヒータ保護管４の隙間はシール材６，７
によつて充填される。尚、第１図はシール材６，
７がくい込まれる前の段階を示す。従つて、この
段階では実際には溶湯５は入れられていない。
壁で逆向きに形成されているので、ヒータ保護管
４を一方に廻すとシール材６，７はテーパーネジ
部２，３にくい込まれていき、テーパーネジ部
２，３とヒータ保護管４の隙間はシール材６，７
によつて充填される。尚、第１図はシール材６，
７がくい込まれる前の段階を示す。従つて、この
段階では実際には溶湯５は入れられていない。
このとき、ヒータ保護管４とシール材６，７と
を確実に一緒に回転させるために、シール材６に
対して摩擦抵抗を増すような形にヒータ保護管４
を構成するのが好ましい。あるいは、ヒータ保護
管４の表面に接着剤や他のコーテイング剤を塗布
しておくのも望ましい。また、ヒータ保護管４を
はずすときには、ヒータ保護管４を逆向きに廻せ
ばシール材６，７を出すことができる。
を確実に一緒に回転させるために、シール材６に
対して摩擦抵抗を増すような形にヒータ保護管４
を構成するのが好ましい。あるいは、ヒータ保護
管４の表面に接着剤や他のコーテイング剤を塗布
しておくのも望ましい。また、ヒータ保護管４を
はずすときには、ヒータ保護管４を逆向きに廻せ
ばシール材６，７を出すことができる。
第４Ａ図、第４Ｂ図、第４Ｃ図は、テーパーネ
ジ部２，３を形成した最内層の耐火物製の側壁１
の一例を示す断面図である。第４Ａ図は第４Ｃ図
に示す実施例のＡ−Ａ断面図、第４Ｂ図は第４Ａ
図に示す実施例のＢ−Ｂ断面図、第４Ｃ図は第４
Ａ図に示す実施例のＣ−Ｃ第面図である。この実
施例では、ヒータが３本使用されている。
ジ部２，３を形成した最内層の耐火物製の側壁１
の一例を示す断面図である。第４Ａ図は第４Ｃ図
に示す実施例のＡ−Ａ断面図、第４Ｂ図は第４Ａ
図に示す実施例のＢ−Ｂ断面図、第４Ｃ図は第４
Ａ図に示す実施例のＣ−Ｃ第面図である。この実
施例では、ヒータが３本使用されている。
テーパーネジ部の向きはどちらでもよく、第５
図に示すようにテーパーネジ部の代りに複数の段
部を採用してもよい。第５図に示す例では、テー
パーネジ部の代りに階段状の貫通孔８が形成され
ている。このような階段状の貫通孔でもシール材
６の接触面積が広くなる。
図に示すようにテーパーネジ部の代りに複数の段
部を採用してもよい。第５図に示す例では、テー
パーネジ部の代りに階段状の貫通孔８が形成され
ている。このような階段状の貫通孔でもシール材
６の接触面積が広くなる。
第１図は本発明による保持炉の最内層耐火物の
一例のシール前の状態を示す部分断面図第２図は
本発明による保持炉のテーパーネジ部の一例を示
す断面図、第３図は本発明に使用するヒータ保護
管の一例を示す部分図、第４Ａ図〜第４Ｃ図はテ
ーパーネジ部を形成した最内層の耐火物の一例を
示す断面図、第５図は本発明による保持炉の段部
の例を示す断面図である。 １……最内層の耐火物製の側壁、２，３……テ
ーパーネジ部、４……ヒータ保護管、５……溶
湯、６，７……シール材、８……貫通孔。
一例のシール前の状態を示す部分断面図第２図は
本発明による保持炉のテーパーネジ部の一例を示
す断面図、第３図は本発明に使用するヒータ保護
管の一例を示す部分図、第４Ａ図〜第４Ｃ図はテ
ーパーネジ部を形成した最内層の耐火物の一例を
示す断面図、第５図は本発明による保持炉の段部
の例を示す断面図である。 １……最内層の耐火物製の側壁、２，３……テ
ーパーネジ部、４……ヒータ保護管、５……溶
湯、６，７……シール材、８……貫通孔。
Claims (1)
- １ アルミニウムを溶解あるいは保温するための
アンダーヒーター型の保持炉において、前記保持
炉の側壁にテーパーネジ部又は段部を有するヒー
タ保護管貫通孔を形成し、ヒータ保護管の端部を
そのヒータ保護管貫通孔に通して保持し、ヒータ
保護管とテーパーネジ部又は段部の間にシール材
を充填したことを特徴とする保持炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16102282A JPS5967327A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 保持炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16102282A JPS5967327A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 保持炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5967327A JPS5967327A (ja) | 1984-04-17 |
| JPH022933B2 true JPH022933B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=15727096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16102282A Granted JPS5967327A (ja) | 1982-09-17 | 1982-09-17 | 保持炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5967327A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016185625A1 (ja) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | 株式会社トウネツ | 溶湯保持炉用ヒータ保護管 |
| WO2016185624A1 (ja) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | 株式会社トウネツ | 溶湯保持炉 |
-
1982
- 1982-09-17 JP JP16102282A patent/JPS5967327A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016185625A1 (ja) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | 株式会社トウネツ | 溶湯保持炉用ヒータ保護管 |
| WO2016185624A1 (ja) * | 2015-05-15 | 2016-11-24 | 株式会社トウネツ | 溶湯保持炉 |
| US10356850B2 (en) | 2015-05-15 | 2019-07-16 | Tounetsu Co., Ltd | Heater protective tube for molten metal holding furnace |
| US10462851B2 (en) | 2015-05-15 | 2019-10-29 | Tounetsu Co., Ltd. | Molten metal holding furnace |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5967327A (ja) | 1984-04-17 |
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