JPS6133422Y2 - - Google Patents

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JPS6133422Y2
JPS6133422Y2 JP19665581U JP19665581U JPS6133422Y2 JP S6133422 Y2 JPS6133422 Y2 JP S6133422Y2 JP 19665581 U JP19665581 U JP 19665581U JP 19665581 U JP19665581 U JP 19665581U JP S6133422 Y2 JPS6133422 Y2 JP S6133422Y2
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JP
Japan
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mounting bracket
sheath tube
tube
center electrode
wire
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JP19665581U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は内燃機関の予熱に用いるための二線式
グロープラグに関する。
[従来の技術] 先端が閉じた金属製のシーズチユーブ内に棒状
中心電極を挿入し、該中心電極先端と前記シーズ
チユーブ底との間を発熱線で接続し、前記シーズ
チユーブ内に絶縁材を充填して前記中心電極およ
び発熱線を固定してなる発熱チユーブを、中空の
取付金具内に同軸的おに挿貫するとともに電気的
に絶縁した状態で固着してなる二線式グロープラ
グが存在し(例えば実公昭45−4089号公報参
照)、従来品は第1図に示す如く、取付金具1と
発熱チユーブ2との環状間隙4にガラスシール材
5を充填し、加熱して該ガラスシール材を溶融し
融着して形成されていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかるにガラスシールによつて絶縁を施したこ
の種の二線式グロープラグに於いては、発熱チユ
ーブ2は通常ステンレス鋼(たとえば
SUS310S)で熱膨脹係数が160〜165(×10-5
℃)であるのに対し、ガラスの熱膨脹係数は50〜
110(×10-5/℃)程度であるため、高温と低温
のくり返し状態で使用していると、熱膨脹差によ
り経時的に接合面が剥離しシールの不良が生じや
すい。
本考案の目的は、ステンレス鋼とガラスの熱膨
脹差によるシール性の低下が確実に防止できる二
線式グロープラグの提供にある。
[実施例] つぎに本考案を第2図に基づき説明する。
1は外周に機関への取付ねじ12が形成された
中空の取付金具、2は発熱チユーブであり、先端
21Aが閉じ前記取付金具の内径より幾分小さい
外径を有する耐熱SUS310Sなど金属製のシーズ
チユーブ21の中心に金属製中心電極22を挿設
し、その先端22Aと前記シーズチユーブ21の
底壁21Bとの間にニクロム線を螺巻した発熱線
23を溶接して接続し、シーズチユーブ21内に
前記中心電極22および発熱線23を固定するた
めマグネシア、アルミナ、ベリリアなどの電気絶
縁性セラミツク粉末24が加圧状態で充填され、
その開口端はガラスシール25により保持され形
成されている。3は、シーズチユーブの中間部外
周に耐熱性無機接着剤または、耐熱性無機コーテ
ング剤を付着または塗布し、常温で16時間以上放
置した後摂氏150度で1時間以上加熱し、硬化さ
せることによりシーズチユーブの外周面に被着さ
せたセラミツクコーテング層であり層の厚さは
100〜300μ程度であることが望ましい。耐熱性無
機接着剤またはコーテング剤とは、アルミナ、ム
ライト、シリカ、ジルコニアなどの耐火性セラミ
ツクスと無機ポリマーを主成分としたもので、耐
熱性は摂氏1300度位まであり、熱膨脹係数は主成
分のセラミツクス材によつて変わり、約80〜130
(×10-5/℃)位程度のシーズチユーブ21とガ
ラスとの中間の熱膨脹係数のものを選定する。こ
の場合セラミツク材の熱膨脹係数をB、発熱チユ
ーブの熱膨脹係数をA、ガラスの熱膨脹係数をC
としたときB(A+B)/2であることが望ま
しいが少なくとも(A+3C)/4≦B≦(3A+
C)/4の範囲内にあることが必要である。前記
取付金具1と発熱チユーブ2との嵌着は、発熱チ
ユーブ2を取付金具1の中心に挿貫するとともに
芯出しをしながら取付金具1の内周壁と発熱チユ
ーブ2の外周面に施したセラミツクコーテイング
層間の環状間隙4の先端がわ部にガラスシール材
5を充填し、しかる後加熱して該ガラスシール材
5を溶誘させシーズチユーブ21外周壁と取付金
具内周壁とを接着してなされる。前記環状間隙4
が狭いときはペースト状にしたガラスシール材を
発熱チユーブ外周壁または取付金具内周壁に塗布
してから両者を嵌合してもよく、さらにはガラス
パイプを嵌め込む方法によつてもよい。6はシー
ズチユーブの後端に圧入またはろう付けされたリ
ング状端子、7は端子6と取付金具1後端面14
との間に介在された樹脂製絶縁リングである。
[考案の効果] 以上の如く本考案の二線式グロープラグは、前
記発熱チユーブと取付金具との固着が、シーズチ
ユーブの外周にシーズチユーブ材料とガラスシー
ル材との中間の熱膨脹係数を有するセラミツクコ
ーテング層を形成した、該セラミクコーテング層
と取付金具の内周壁との環状間隙をガラスシール
することによりなされているので、取付金具と発
熱チユーブとの嵌着面のシールおよび電気的絶縁
が強固にでき、外部からガラスシール面に水が侵
入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二線式グロープラグの断面図、
第2図は本考案の二線式グロープラグの断面図で
ある。 1……取付金具、2……発熱チユーブ、3……
セラミツクコーテング層、4……ガラスシール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端が閉じた金属製のシーズチユーブ内に棒状
    中心電極を挿入し、該中心電極先端と前記シーズ
    チユーブ底との間を発熱線で接続し、前記シーズ
    チユーブ内に絶縁材を充填して前記中心電極およ
    び発熱線を固定してなる発熱チユーブを、中空の
    取付金具内に同軸的に挿貫するとともに電気的に
    絶縁した状態で固着してなる二線式グロープラグ
    において、 前記発熱チユーブと取付金具とは、シーズチユ
    ーブの外周にシーズチユーブ材料とガラスシール
    材との中間の熱膨脹係数を有するセラミツクコー
    テング層を形成し、該セラミツクコーテング層と
    取付金具の内周壁との環状間隙をガラスシールに
    より固着したことを特徴とする二線式グロープラ
    グ。
JP19665581U 1981-12-28 1981-12-28 二線式グロ−プラグ Granted JPS58119047U (ja)

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JPS58119047U JPS58119047U (ja) 1983-08-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19920758C1 (de) * 1999-05-05 2000-12-21 Beru Ag Glühkerze und Verfahren zur Herstellung derselben
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