JPS59500129A - 長鎖アルカノ−ル及び酸化防止剤を含有する皮脂抑制性化粧剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 長鎖アルカノール及び酸化防止剤を含有する皮脂抑制性化粧剤 技術分野 本発明は、長鎖アルカ／−ル及び酸化防止剤を含有する髪及び皮膚の油しみてき たない外観を改善するための外用化粧剤に関する。

背景技術 最近の美容法は、皮脂腺及び頭皮の過度の分泌によって起った油じみてほとんど 美しくない髪の外観を減らそうと努力している。従って適当な薬剤によって皮脂 腺の分泌を正常化して髪に再びその健康な外観を与えることが何度も試みられた 。毛髪のある頭部の脂漏症の撲滅のために硫黄、水銀又はタールの添加物を含む 化粧用養毛剤が使用された。しかも、こ九ら公知の抗脂漏症添加物は長期間の適 用の場合にはしばしば副作用をもたらし、効能及び実用性に関しては実際に満足 すべき成果は得られないことが判明した。西独国特許出願公開第２９２６２６７ 号明細書には脂肪分泌を正常化するために化粧用養毛剤に対する添加物として３ ．７．１１−）リメテル−２，６，１０−）’デカトリエンー１−オルー誘導体 が記載されている。しかしこれらの化合物は極めて小さい抗脂漏効果しか示さな いことが判明した。

発明の開示 符表昭５９−５００１２９　（２＞ 本発明の目的に、人体に不利な結果をもたらすことなく、公知製剤に対して強化 された効果を有する化粧剤を提供することである。

ところで意外にも、長鎖アルツｒ　／−ルと酸化防止剤とを組合せることによっ て極めて少ない用量でも抜群の抗脂漏効果の得られることが発見された。

本発明によれば炭素原子１２〜２５個を有し、場合によっては不飽和であっても よいアルカノールが使用される。好ましくは分子中に１個以上の枝分ｉｆ有する 脂肪族アルカノールである。例えば２−メチル−ウィト−ルが極めて良好に使用 されうることか判った。

本発明により使用される適当な酸化防止剤は、就中、エノール（ＢＨＡ）、）コ フエロール（例えばＤＬ　−α−トコフェロール、ビタミンＥ）　、１９ｅ　食 子酸−ｒ−、ｙ、　７　ルである。しかし酸化防止剤として公知のｆヒ合物ばす へて使用することができる。

前記アルカメール及び酸化防止剤は商業的に入手できる。本発明による皮脂抑制 性作用物質組成物は十分に皮膚及び粘膜許容性であって、種々の化粧用調剤、す なわち水性又はアルコール性溶液、油類、懸濁液、ゲル、エマルジョン、軟膏又 はエーロノル中に混和することができる。これらの調剤は、脂漏する皮膚及び油 しみた髪を処理するためには、常用のすべての適用−ション又は振盪混合物で使 用することができる。好寸しくＩ′ｉ養毛剤中で使用さ朴る。本発明による化粧 剤は前記作用物質組成物の他に、常用のキャリア及び助剤、すなわち水、有機溶 剤、表面活性化合物、油類、脂肪類、ロウ、香料、染料保存剤等を含有していて もよい。新規皮脂抑制剤は、有利にはアルカノール００１〜５．０重量％、好ま しくは０．０５〜１重量％及びほぼ同し濃度の酸化防止剤を含有する。

酸化防止剤との組合せにおけるアルカメールの抗脂漏効果は下記の動物実験によ って詳細にテストされた実験動物としては体重２２０〜２３０ｇの雄のライスタ ル（Ｗｉｓｔａｒ　）ラソトヲ用いた。背中の毛を刈りとったラットの背中の褐 色化を視覚で判定した。褐色化は褐色の皮膚表面の脂質′によって惹起される１ 、このテストは、界面活性剤溶液及び脂質溶剤を用いて洗浄した後の若い雌及び 雄のラット及び系統的にエストロゲンで処理した雄のラットは刈取り後の正常な 明るい淡紅色の皮膚のみを有するという観察から出発する。

これと平行して切断した毛髪からはもう比較的微少量の脂質量しか抽出すること ができない。

効能の判定のために、アルコール性溶液中のス験物質をその都度６匹のラットの 背毛上の片側に塗布した。他方の側は作用物質を含寸ない溶剤のみで処理した１ ４日の実験期間の間に合計９日毎日Ｔ回適用した。他の対照には全く処理してな い６匹の群のラットヲ用いた。実験の終わりにラットの背中及び横腹の毛を刈り 取って、判定者パネル（６人）とけ無関係に二重盲検条件下に視覚により評価し た。

評価方法 判定方法１としては、多数の判定者が処理した測を正しく識別したかどうかが評 価され、この際よのような段階をつけた 判定方法２として（牝、右側と左側と、つ間Ｏ＋異か評価され、判定者及び動物 ごとにその都度１点が炊のようにして勺えられた 暗い側　１点 明るい側　０点 同程度の場合両側　０５点 第二のｒ＋２価方法による未処理の側と処理した側との顕著な差異は物質の局所 的効力を示す。

更に判定方法３としては、褐色の強さの差異が次の段階に従って評価された。

強い褐色　３点 中度の褐色　２点 弱い褐色　１点 褐色変化なし　０点 第三の評価方法によれば、対照動物と実験動物の処理側及び未処理側とのそれぞ れの合計点の差が得られ、この際対照動物と実験動物の処理側との間の顕著な差 は物質の効果を明示する。

またこれと平行して一般には実験動物群の未処理側と処理側との間の明瞭な差異 も認められる。しかしこの差異は対照動物と処理側との間の差異はど必ずしも明 瞭ではない。それには種々の理由があるであろう、例えば一方の側から他方の側 への物質の機械的移行又は溶剤の影響である。

判定方法２及び３による効果の段階をつけるためには次の基阜を使用した。

千手　極めて大きい（確率２９９９％）著しい（確率２９５％） １！１表昭５９−５００１２９　（３）（確率〈９５％） 酸化防止剤及びアルコールをそれぞれ単独で、欣に同一条件で酸化防止剤及びア ルコールの組合せを皮脂抑制効果について試験した。表１に結果を総括しである 。

皮脂減少率 皮脂減少率は、点差から次のようにして計算さ扛る点差△Ｐ及び対照群の点数Ｐ ｋ　から商を出し、得られた値を％で表わす 次に本発明による薬剤の処方例を記載する。

例１ 油しみた髪のシャンプー ２８％洗浄活性剤を含む ・・テクサポン（Ｔｅｘａｐｏｎ　）Ｎ　”　４２．５重責部ヤシ油脂肪酸エタ ノールアミド　３０７／ＤＬ−α−トコフェロール　０．１７ 例２ 高級飽和脂肪酸の千ノ／ジグリ セリドとステアリン酸カリウム・ デヒダーク（Ｄｅｈｙｄａｇ　）との自己乳化性混合物　１６０重量部 約１２　ｍｏｌのエチレンオキシド を有するセチルステアリルアル コール　１０　〃 ２−オクチルドデカノール　６．Ｏ〃 イソプロピルミリステート　４０　〃 グリセリン　６．０〃 フアルネノール　０１　／／ 例３ ヘアトニック（Ｈａａｒｋｕｒ　） ダリ七リンモノ−及びジステア レート〔デギシ（Ｔｅｇｉｎ　）Ｍ　］　００．７重量部陽イオン界活性剤　２ ０Ｉ！ 乳化剤〔エムルガルデ （Ｅｍｕｌｇａｒｄｅ　）Ａ　’］　８．０　〃２−オクチルードデカノールー １〔オイタｙ　−ル（Ｅｕｔａｎｏｌ）Ｇ　］　０．１　ｌＩ水（脱塩）　８８ ．２　ｌ／ １！ｆ表”ａ５９−５００１２９（４）第１頁の続き （７望発　明　者　ギーデ・カール ドイツ連邦共和国４０１０ヒルデン・シュレーエンヴエーク１２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　炭素原子１２〜２６個を有する少なくとも１種のアルカメール及び少なくと も１種の酸化防止剤を含有することを特徴とする皮脂抑制性化粧剤。 ２　分子中に１個以上の枝分ｎを有する少なくとも１種の脂肪族アルコールの含 有された請求の範囲第１項記載の化粧剤。 ３２−メチル−ウンデカノール、２−メチル−テトラデカメール、２−ブチルー オクタンール、２−へキシル−デカノール、２−オクチル−ドデカノール、イン オクタデシルアルコール、２−（１，３，３−トリメチルブチル）−５，７，７ −ドリメチルーオクタノール、ファルネノール、フィトールの群から選択された 少なくとも１種のアルコールの含有された請求の範囲第１項記載の化粧剤。 ４２．６−ジーｔ−ブチル−４−メチルフェノール（ＢＨＴ　）、２．６−ジー ｔ−ブチル−４−メトキシ−フェノール（ＢＨＡ）、）コフエロール又ハ没食子 酸エステルの群から選択された少なくとも１種の酸化防止剤の含有された請求の 範囲第１〜３項のいづれ請求の範固亀へ〜各項佼へ糞へか１項に記載の化粧剤。 ５、アルカメール０．０１〜５重量％、好ましくは００５〜１００５〜１０重量 ％止剤０．０１〜５０重量％、好ましくは０．０５〜１０重量％を含有する請求 の範囲第１〜４項のいづれか１項に記載の化粧剤。 ６、脂漏症の治療のための請求の範囲第１〜５項のいづれか１項に記載の化粧剤 の使用。